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お盆
せんじょう、ご
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若神子一族の者の精液でも幽霊の血を落とせるのなら、何時間もかけて滝行なんてしなくてもよかったのではないかと思ってしまう。だが、冷静に考えれば180弱の長身でガタイのいい俺の身体にくまなく精液をかければ雪兎が干からびてしまうと分かる。
つまり、雪兎の行動は全てが正しく合理的なのだ。流石ご主人様、俺とは頭の出来が違う。
「これ使うからね」
雪兎は軽いプラスチックのコップと歯ブラシを持ってきた。乳首や陰茎を磨くプレイ用のブラシが柔らかいものではなく、歯を磨くための本物の歯ブラシだ。
雪兎は歯ブラシを咥え、口をもごもごと動かした後、その歯ブラシで俺の上前歯を軽く擦った。
「……唾液じゃやっぱり霊力が薄いか。ごめんねポチ、雪風なら霊力の移動とか調整上手いから唾液に霊力込めて……とかも出来るんだけど、僕不器用だから」
「ぅい、え、ぁいよぶ、れふ」
いえ、大丈夫です。と言ったつもりなのだが合っているだろうか。
「精子は生命の源になるものだから、精液は体液の中でも霊力が濃い方なんだ。精液なら多分その血落とせると思うから、ちょっと待ってね」
「ぁい」
雪兎が可愛い声で「精子」「精液」と言っているのにたまらなく興奮する。
「ポチのこと見ながらするから、ポチも僕のこと見ててね」
そう言うと雪兎は身体の割には大きな陰茎を扱き始めた。どちらも雪兎のものなのに、小さな白い手が凶悪な陰茎を扱く様子には背徳感を覚えた。
「うぅっ……!」
雪兎が俺の目の前で俺をオカズにして自慰を始めた。
「ぁうっ、うぅうっ」
「どうしたの? ポチ……ポチに擦り付けたりしないよ、ポチ見て、ポチで色々妄想はするけどっ……一人で、する。その方が興奮するってこともあるだろ?」
「ぅうう……」
確かにそうだ。どうせなら胸などを使って欲しいけれど、雪兎に視姦される快感や羞恥はもちろん、雪兎も羞恥心を膨らませているだろうという予想による興奮もある。
「ぁうっ、うぅう」
「ふふ……なんて言ってんのか全然分かんない」
先走りの汁を垂らす陰茎、手淫による快感に歪む表情、どちらを見ればいいのか分からない。拘束されているのに触れられず自慰のオカズにされるのは奇妙な感覚だ。
「自分でするのも、たまには悪くないけど……ん、やっぱりポチの中のが好き、かな」
赤紫色の視線が下腹に注がれる。俺を抱く想像をしているのか、記憶を漁っているのか、どちらにせよ雪兎の頭の中で俺が雪兎に突かれて乱れているのは変わらない。
「んっ……ん、ん」
雪兎の想像する俺が羨ましい。雪兎の視線から俺を頭の中でどうしているかを推測し、抱かれた記憶を蘇らせて後孔をヒクヒクと震えさせる。
「ポチ、腹筋ピクピクしてない? どうしたの?」
「んっ、ゆぃ、ぁ……」
「……ユキって言った? 必死に話そうとして……可愛いね。はぁ……もう、出そうっ」
雪兎はプラスチック製のコップを掴み、その中に精液を放った。凶悪な大きさと形をした陰茎が縮み、垂れる。
「ふぅ……ポチ、舌出して」
「ぁ……? ぅ、あ……ぁぅ」
精液を溜めたコップを置き、俺の舌先をつまんで引っ張り出し、舌の腹に亀頭を擦り付けた。陰茎に付着したままの精液を拭うティッシュのような扱いを受けて興奮し、唾液の分泌量が上がる。
「ん、拭けた」
萎えた陰茎をぶらぶら揺らしておくのは恥ずかしいのか、雪兎は下着だけを履き直してコップと歯ブラシを持った。
「さ、お口綺麗にしようね」
「んぅ……? ぁう」
「普通の歯磨きみたいにもするけど、歯以外も磨くからね。プレイ用ほどじゃないけど、一応ブラシ柔らかめのヤツなんだよ。でも痛かったらすぐに言ってね、今は痛がらせたい訳じゃないから」
「ぅうぅ……」
言えと言われても開口具を付けられたままでは話せない。歯磨きが始まったら更に話しにくくなるだろう、雪兎は分かっていて言っているのだろうか? プレイの可能性も天然の可能性もあり、指摘しにくい。話せなくてよかった。
つまり、雪兎の行動は全てが正しく合理的なのだ。流石ご主人様、俺とは頭の出来が違う。
「これ使うからね」
雪兎は軽いプラスチックのコップと歯ブラシを持ってきた。乳首や陰茎を磨くプレイ用のブラシが柔らかいものではなく、歯を磨くための本物の歯ブラシだ。
雪兎は歯ブラシを咥え、口をもごもごと動かした後、その歯ブラシで俺の上前歯を軽く擦った。
「……唾液じゃやっぱり霊力が薄いか。ごめんねポチ、雪風なら霊力の移動とか調整上手いから唾液に霊力込めて……とかも出来るんだけど、僕不器用だから」
「ぅい、え、ぁいよぶ、れふ」
いえ、大丈夫です。と言ったつもりなのだが合っているだろうか。
「精子は生命の源になるものだから、精液は体液の中でも霊力が濃い方なんだ。精液なら多分その血落とせると思うから、ちょっと待ってね」
「ぁい」
雪兎が可愛い声で「精子」「精液」と言っているのにたまらなく興奮する。
「ポチのこと見ながらするから、ポチも僕のこと見ててね」
そう言うと雪兎は身体の割には大きな陰茎を扱き始めた。どちらも雪兎のものなのに、小さな白い手が凶悪な陰茎を扱く様子には背徳感を覚えた。
「うぅっ……!」
雪兎が俺の目の前で俺をオカズにして自慰を始めた。
「ぁうっ、うぅうっ」
「どうしたの? ポチ……ポチに擦り付けたりしないよ、ポチ見て、ポチで色々妄想はするけどっ……一人で、する。その方が興奮するってこともあるだろ?」
「ぅうう……」
確かにそうだ。どうせなら胸などを使って欲しいけれど、雪兎に視姦される快感や羞恥はもちろん、雪兎も羞恥心を膨らませているだろうという予想による興奮もある。
「ぁうっ、うぅう」
「ふふ……なんて言ってんのか全然分かんない」
先走りの汁を垂らす陰茎、手淫による快感に歪む表情、どちらを見ればいいのか分からない。拘束されているのに触れられず自慰のオカズにされるのは奇妙な感覚だ。
「自分でするのも、たまには悪くないけど……ん、やっぱりポチの中のが好き、かな」
赤紫色の視線が下腹に注がれる。俺を抱く想像をしているのか、記憶を漁っているのか、どちらにせよ雪兎の頭の中で俺が雪兎に突かれて乱れているのは変わらない。
「んっ……ん、ん」
雪兎の想像する俺が羨ましい。雪兎の視線から俺を頭の中でどうしているかを推測し、抱かれた記憶を蘇らせて後孔をヒクヒクと震えさせる。
「ポチ、腹筋ピクピクしてない? どうしたの?」
「んっ、ゆぃ、ぁ……」
「……ユキって言った? 必死に話そうとして……可愛いね。はぁ……もう、出そうっ」
雪兎はプラスチック製のコップを掴み、その中に精液を放った。凶悪な大きさと形をした陰茎が縮み、垂れる。
「ふぅ……ポチ、舌出して」
「ぁ……? ぅ、あ……ぁぅ」
精液を溜めたコップを置き、俺の舌先をつまんで引っ張り出し、舌の腹に亀頭を擦り付けた。陰茎に付着したままの精液を拭うティッシュのような扱いを受けて興奮し、唾液の分泌量が上がる。
「ん、拭けた」
萎えた陰茎をぶらぶら揺らしておくのは恥ずかしいのか、雪兎は下着だけを履き直してコップと歯ブラシを持った。
「さ、お口綺麗にしようね」
「んぅ……? ぁう」
「普通の歯磨きみたいにもするけど、歯以外も磨くからね。プレイ用ほどじゃないけど、一応ブラシ柔らかめのヤツなんだよ。でも痛かったらすぐに言ってね、今は痛がらせたい訳じゃないから」
「ぅうぅ……」
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