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お盆
よっかめ、きゅう
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痒み薬を性感帯に塗布され、強制連続絶頂機なんて名前からしてとんでもない物を使わされ、俺は朝まで喘がされた。
「ふわぁ……よく寝た」
「イった……もぉっ、何百回もイったってばぁあっ! ぁあっ! あぁあーっ! イぐっ、イっでりゅゔっ! も、やしゅまへてぇっ、ひんじゃうっ、おしりなくなりゅうっ!」
「……わ、イヤホン外すとうるさい」
乳首を責める吸引回転ブラシローター、会陰を押し潰して震えるバイブ、後孔を激しく掘削する上に回転するイボだらけの歪なディルド、どれも止まるどころか動きが鈍ることすらない。淡々と俺を朝まで責め続けた。
「イぐっ、イゔうぅっ……! も、やらぁっ、おかひくなるっ……」
快楽に浸され続けた頭はもう何も考えられない。二度とまともに機能しないんじゃないかとすら思えて、怖くて、もう力が入らなくなった手をピクピクと震わせた。
「イイ声でのモーニングコールありがとう、ポチ」
カチッと小さな音がした瞬間、ディルドが俺を突き上げた位置で止まり、会陰を責める振動も止まった。
「こっちも外してあげるね」
乳首の吸引とブラシの回転も止まり、ちゅぽんっと音を立ててその玩具が胸から離れた。
「わ、すっごい真っ赤……またおっきくなった? 腫れた? 成長?」
玩具から解放された乳首は真っ赤に充血してぷるぷると震えている。いつも以上に大きくなったように見えるのは気のせいではないはずだ。
「痛い?」
「ひぁっ! ぁ、あぁあ……きもち、ぃっ……んんっ! ん、ぅっ……イっ、くぅっ!」
加虐欲なんて少しも出さず、赤紫の瞳を心配の色に染めて雪兎がその白魚のような指で乳輪を優しく撫でてくれた。
それだけで俺は射精しそうなほどの快楽を得て、もう動いていないディルドを強く締め付けて勝手に絶頂を迎えてしまった。
「……ポチ?」
「ご、め……なひゃいぃ……も、全身……敏感、で」
「謝らなくていいよ、怒ってないから。でもこんなことでイっちゃう身体になったんだね」
「す、すごい形のディルド……入れっぱなしだから、です」
「そっか、じゃあ抜いてからどれくらい敏感になってるのか調べてみようか」
そう言うと雪兎は俺の足と機械を繋ぐ拘束具を外し、ニコニコと微笑んで俺を見つめた。見ていてやるからさっさと立てということだろう。
「……っ、あ……ぁああっ! やっ、ぱ……形っ、えぐいれすってこりぇえっ! いぼいぼっ、ナカひっかいてぇっ……ぐねぐね曲がってんのっ、その通りに穴動かしゃれてぇっ、それが前立腺にっ……しゅごっ、効くっ、イくっ、イくぅっ、イくぅゔぅぅっ!」
イボだらけで歪なディルドに腸壁をまた引っ掻き回された末に、その全てのイボやうねりに前立腺を弾かれる。抜けていく置き土産が多い。
「ぅあっ……ぁあぁっ……は、ぁ……はぁっ……抜け、まひたぁ……ゆきしゃま」
根性で立ち上がって機械から離れた直後、足の力が抜けて膝から崩れ落ち、床にうつ伏せに寝転がった。その衝撃で軽くイった。
「大丈夫? よしよし……ちょっと休んでからでいいよ」
今日は特に優しい、絶頂禁止の最終日だからだろうか? そう思っていたが、背筋をくすぐるように辿る雪兎の撫で方は少しも優しくなんてなかった。
「ぁ……あっ、はっ、ぁ、あぁあっ……!」
「……ポチぃ? どうしたの?」
「せな、かっ……ぞわぞわひてっ……イくっ、イっちゃうっ、嘘ぉっ、こんなっ、ちょっと撫でられただけでぇっ! イくぅうっ!」
脊椎を駆け巡る快楽刺激を増幅させるような撫で方だった。俺の絶頂を確認すると雪兎は背を撫でるのをやめ、仰向けになるよう言って微笑んだ。
「ふわぁ……よく寝た」
「イった……もぉっ、何百回もイったってばぁあっ! ぁあっ! あぁあーっ! イぐっ、イっでりゅゔっ! も、やしゅまへてぇっ、ひんじゃうっ、おしりなくなりゅうっ!」
「……わ、イヤホン外すとうるさい」
乳首を責める吸引回転ブラシローター、会陰を押し潰して震えるバイブ、後孔を激しく掘削する上に回転するイボだらけの歪なディルド、どれも止まるどころか動きが鈍ることすらない。淡々と俺を朝まで責め続けた。
「イぐっ、イゔうぅっ……! も、やらぁっ、おかひくなるっ……」
快楽に浸され続けた頭はもう何も考えられない。二度とまともに機能しないんじゃないかとすら思えて、怖くて、もう力が入らなくなった手をピクピクと震わせた。
「イイ声でのモーニングコールありがとう、ポチ」
カチッと小さな音がした瞬間、ディルドが俺を突き上げた位置で止まり、会陰を責める振動も止まった。
「こっちも外してあげるね」
乳首の吸引とブラシの回転も止まり、ちゅぽんっと音を立ててその玩具が胸から離れた。
「わ、すっごい真っ赤……またおっきくなった? 腫れた? 成長?」
玩具から解放された乳首は真っ赤に充血してぷるぷると震えている。いつも以上に大きくなったように見えるのは気のせいではないはずだ。
「痛い?」
「ひぁっ! ぁ、あぁあ……きもち、ぃっ……んんっ! ん、ぅっ……イっ、くぅっ!」
加虐欲なんて少しも出さず、赤紫の瞳を心配の色に染めて雪兎がその白魚のような指で乳輪を優しく撫でてくれた。
それだけで俺は射精しそうなほどの快楽を得て、もう動いていないディルドを強く締め付けて勝手に絶頂を迎えてしまった。
「……ポチ?」
「ご、め……なひゃいぃ……も、全身……敏感、で」
「謝らなくていいよ、怒ってないから。でもこんなことでイっちゃう身体になったんだね」
「す、すごい形のディルド……入れっぱなしだから、です」
「そっか、じゃあ抜いてからどれくらい敏感になってるのか調べてみようか」
そう言うと雪兎は俺の足と機械を繋ぐ拘束具を外し、ニコニコと微笑んで俺を見つめた。見ていてやるからさっさと立てということだろう。
「……っ、あ……ぁああっ! やっ、ぱ……形っ、えぐいれすってこりぇえっ! いぼいぼっ、ナカひっかいてぇっ……ぐねぐね曲がってんのっ、その通りに穴動かしゃれてぇっ、それが前立腺にっ……しゅごっ、効くっ、イくっ、イくぅっ、イくぅゔぅぅっ!」
イボだらけで歪なディルドに腸壁をまた引っ掻き回された末に、その全てのイボやうねりに前立腺を弾かれる。抜けていく置き土産が多い。
「ぅあっ……ぁあぁっ……は、ぁ……はぁっ……抜け、まひたぁ……ゆきしゃま」
根性で立ち上がって機械から離れた直後、足の力が抜けて膝から崩れ落ち、床にうつ伏せに寝転がった。その衝撃で軽くイった。
「大丈夫? よしよし……ちょっと休んでからでいいよ」
今日は特に優しい、絶頂禁止の最終日だからだろうか? そう思っていたが、背筋をくすぐるように辿る雪兎の撫で方は少しも優しくなんてなかった。
「ぁ……あっ、はっ、ぁ、あぁあっ……!」
「……ポチぃ? どうしたの?」
「せな、かっ……ぞわぞわひてっ……イくっ、イっちゃうっ、嘘ぉっ、こんなっ、ちょっと撫でられただけでぇっ! イくぅうっ!」
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