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留学後の性活

おかずのどうが、よん

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雪兎が悦ぶと信じてスーツに着替え、カメラ付きヘルメットを被ったマネキンの前で床に座る。床にどっかりと尻をつけて、足を大きく広げる。

「スーツって動きにくいイメージありましたけど、このスーツは動きやすいですね。見てくださいよ、肩は問題なく回りますし、足もほら……開いても、膝の曲げ伸ばししても余裕でしょ」

脚を開いたまま腰をひねったりして、黒いスラックスを押し上げる股間の膨らみを静かに主張する。

「えっと……それで、ぁっ、上……」

シャツをはだけさせようとボタンに指をかけたその時、マネキンの隣に置いた携帯端末から通知音が鳴った。雪兎からのメッセージだ。

『全然ダメ、指示するから再現して』

そういえば部屋に監視カメラがあるんだったな、俺がちゃんとしたものを撮れるかどうか見ていたのだろう。
数十秒後に送られてきた長文の命令を読み、俺はそれを実行するためベッド下の収納を漁り、雪兎に指示された玩具などを取り出した。

「……えーっと、見てるんですねユキ様。監視カメラどこにあるか知りませんけど……こう撮れって言ったってことは、その動画欲しいってことですよね? 位置はこのままでいいんですよね」

マネキンに見下ろされながら膝立ちになり、ベルトを外してスラックスと下着を太腿の中程までずり下ろす。

「ぅわ……すっごい勃ってる。カメラで映りますかね、汁ダラダラ……はは」

黒革の拘束具を太腿に巻き、ベルト型のそれをぎゅっと締める。雪兎の要望で唯一脂肪を落とさずにいる俺の太腿はムチッとしていて、雪兎の要望で黒革のベルトを強く締めると肉がベルトに乗った。

「ん……やっぱ、締められんのいいなぁ……血ぃ止まる感じ最高」

左右の太腿に巻いたベルトは繋がっており、足をほとんど開けなくなる。左右のベルトの繋ぎ目から上に向かって真っ直ぐに腰のベルトと繋がる黒革があり、そこにはディルド固定用の留め具がある。

「腰は骨盤に引っかかる感じに……ぁー、筋肉邪魔かも……」

腰のベルトも巻いたら割れ目を隠すように太腿のベルトと繋がった部分をズラし、送られてきたばかりの雪兎の陰茎を模したディルドを後孔に入れなければならない。

「ローションに浸けといたし……じゃ、入れますね」

腕を使って反転し、マネキンに背を向ける。膝を床についたまま上体を床に落とし、猫が伸びをするような体勢になる。

「んっ……ぅ……あっ、ぁああっ! ふ、とっ……ぃっ、んんっ……! ぁ、あっ、なが、いぃっ……」

疼いていた後孔はディルドを容易に飲み込んでいくが、その圧迫感は雪兎の陰茎そのもので、ぱくぱくと口を開けて空気を求めてしまう。

「は、ふぅっ……ん、んんっ、んっ……んぁあっ! は、ぁっ……全部、入った……?」

全て入ったら黒革の拘束具の尻の割れ目に重なる部分にディルドの持ち手を留め、ディルドを固定する。

「ふぅっ、ふぅっ……すご……も、イきそ……」

ごりごりと腸壁を擦られている感覚を味わいながら下着とスラックスを履き直し、ベルトもしっかり締める。

「ユキ様……ユキ様ぁ、このディルドすごいです……ユキ様の思い出しちゃう」

マネキンの太腿に手を置き、背を伸ばしてカメラを間近で見つめる。潤んだ三白眼のどこがいいのか知らないが、雪兎は気に入ってくれるはずだ。

「本当、ユキ様のそっくりっ……ユキ様に作ってもらった俺の弱点、ぐりぐりされちゃうっ……これずっと入れてたいです、これ入れてたら寂しくないかも……」

言いながら自分に手錠をかける。この手錠は左右の手首を繋ぐ鎖が長く、かなり自由がある。

「これで? えーっと、手首を後ろに回すんですね」

床に置いた携帯端末を見て指示を確認する。
鎖が長いので縄跳びの要領で拘束されたまま手を後ろに回せる。

「……これでいいんですか? 確かに……入れっぱなしでかなり気持ちいいんですけど、せめて電源入れないとイくの時間かかりますよ? 手首もこれ……拘束してるんだかしてないんだか分かんないレベルですし」

マネキンの前でぶつぶつ呟いていると手錠の鎖が短くなる、ガーッと巻き取るような音と共に一般的な手錠と同程度の鎖の長さになり、手を前に回せなくなった。

「は……!?」

困惑しながらも床に置いた携帯端末を覗く。雪兎からの新しいメッセージが送信されていた。

『その手錠、鎖の長さ変えられるやつなんだ。改造して時限式にしてたんだ。上手くいってよかったよ。もたつかずに後ろに回してくれてありがと、ポチお尻大きいから前に回せないよね?』

その通りだ、雪兎の要望で脂肪を落としていない尻はそれなりに大きく、手錠で拘束された腕を前に回すのは不可能だ。

『それと、そのディルドは遠隔操作出来るんだ。流石に海外から直接は無理だけど、中継器置いてるから僕に起動できるんだよ』

ディルドはまだ動いていない、しかし雪兎の気分ひとつで自力では手錠もディルドも外せない俺は快楽に嬲られることになる。

『じゃ、強弱と動きはランダムに設定してスイッチ入れておくね。僕は明日も早いしもう寝るよ、また今度ポチがとんでもないことになってる動画見て感想送るね』

それ以降雪兎からのメッセージはなく、携帯端末の画面は勝手に暗転した。ほどなくして挿入しているディルドが弱い振動を始めた、まだまだ耐えられるが雪兎は寝ると言っていた。一体いつ解放されるのか俺には分からない。
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