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物騒な時短 (水月+ノヴェム・歌見・スイ・ミタマ・サキヒコ)
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スマホを見つめ、ネイからの返信をじっと待つ。
「ネイさん……まだかな……」
「……ねい? おとーさん?」
「ん? あぁ、うん……そう、お父さんだね」
俺の独り言にノヴェムが反応した。彼は丸一日以上父親に会っていない、恋しく思っているだろう。
「ネイさんに連絡取ってるのか?」
「あ、はい……返事なくて」
「子供預けといて返事もなしか、まともそうな人だと思ったんだけどな」
「忙しいんだと思います」
「その子、公安の子供なんですか?」
「うわっ」
部屋の隅に座っていたはずの秘書が俺と歌見の間に顔を突っ込んできた。
(イケメンなんですが、虹彩ないのか瞳孔しかないのかってレベルで黒目小さ過ぎて……三白眼どころか四白眼な上、微妙に目合わなくて怖いんですよな……この人)
ギョロギョロと目だけを動かし、俺と俺の傍に来ているノヴェムを順番に見る。
「は、はい……ネイさんの息子です、けど」
「…………ふぅーん」
興味があるのかないのかよく分からない反応を残し、部屋の隅に戻った。一体何なんだ。
「……ぁ、電話っ、もしもし?」
電話がかかってきた。相手も確認せずに通話ボタンをタップし、スマホを耳に当てる。
『もしもし、水月くん?』
ネイの声だ。優しげで落ち着いた、親らしい声。何度も聞いたし、虜になったこともあった。
『秋風くんが刺されたというのは本当ですか? 具合はどうなんです』
「ぁ……えっ、と、命に別状はない感じです」
安堵のため息が聞こえる。ネイが開口一番にアキについて聞いてくれたこと、本気で心配したのだと分かる吐息を聞かせてくれたことが、酷く嬉しい。第一声で荒凪について聞いてきていたら、またネイへの信頼度が下がるところだった。まぁ、搬送済みのアキより行方知れずの荒凪の方が深刻と判断することもあるかもしれないけれど、ネイの場合は荒凪に言及すると仕事感が出る。
『よかった……とも、言い切れませんよね。荒凪くんが攫われたというのは?』
「アキがそう言ってて……実際見つかってません」
『誘拐……誘拐犯から何らかの要求や連絡はありましたか?』
「……何も。多分、犯人は物部だろうって話なんですけど、ネイさん何か知りませんか?」
『何か……私はあなたからのメッセージで初めて今回の事件を知った身です、何も知りません』
「違います、その……物部について。本拠地、とか……荒凪くんが連れて行かれてそうなところ、分かりませんか? 一緒に死体に会いましたよね、調べるって言ってましたよね、何か分かりましたか? なんでもいいんです、なんでも、県レベルのざっくりでもいいんです、教えてください」
『…………それを知ってどうする気です? 荒凪くんが心配なのは分かりますが、あなたの周囲のお化け達や霊能力者だけで立ち向かえる相手じゃないのは分かったでしょう。結界とやらがあるにも関わらず今回襲撃を受けた、つまり結界……オカルトが役に立たない物質的な武力を備えた相手ということでしょう。教えられませんね』
「何か知ってるんですね!? 教えてくださいお願いします! 俺だけじゃないんです、えっと、真尋さん……も、居ます。その手下的な人達も!」
『……裏社会の猟犬共? そいつらと共に荒凪くんを取り返しに行くために私に情報を渡せと? バカを言わないでください、神秘の会は公安で片付けなければならないテロ組織です。下手につついて地下に潜られたくない』
「荒凪くんを諦めろって言うんですか!?」
『……違います。私達が正当な手段で会を解体させるのを待ってください。幸い、荒凪くんは既に怪異……人間が殺されて怪異に変えられかねないと言うならまだしも、彼に真に迫った危機は訪れ得ない。そうでしょう? 荒凪くんは私達が必ず保護します、それまで待っていてください』
感情的な暴言を吐きかけたその時、スマホが奪われた。
「お電話変わりました若神子製薬社長秘書、若神子雪也でございま~す。なんか情報掴んでんなら大人しく渡せや公安様よ」
フラフラと部屋の中を歩き回りながら、秘書は俺のスマホでネイと話す。スピーカー機能をオンにしていなかったため、ネイの返事は聞こえない。
「荒凪は地震を始めとした災害を引き起こせるえげつねぇオカルト兵器だ。物部の狙いが荒凪を他国に売り飛ばすことなら猶予はありますが、もしテロルなら今この時にでも日本が国として立ち行かなくなるレベルの災害が起こってもおかしくない」
ノヴェムが不安げに秘書を目で追っている。
「国を守りたいなら、超法規的な対処が出来る俺に任せた方がいいのでは?」
秘書はにんまりと笑っていたが、不意にスンッと真顔に戻り、俺にスマホを投げ渡した。
「ビデオ通話に変えろ」
冷たく言い放つと胸元から拳銃を取り出し、もう片方の手でノヴェムを捕まえた。
「なっ……おい!」
「動くな。動いたら、分かりますね? 定番のアレですよ」
銃口がノヴェムの頭に押し付けられる。
「何してるんですか!? コ、コンちゃんっ! サキヒコくん、何とか……!」
「無茶言うな、下手に動いたり姿を消したりしたら撃ちそうじゃぞ」
「……彼はずっと感情が凪いでいて、何をするか全く分からない。怖い……ミツキ、ここはひとまず従おう」
秘書は壁に背を預け、ガタガタと震えているノヴェムの頭をくしゃくしゃと撫でている。その表情は優しく見えるが、無感情な瞳のせいで今すぐにでも発砲しそうに思える。俺は震える手でビデオ通話に切り替え、ネイに事態を知らせた。
『は……? なっ、何してるんですか!?』
「心当たりを教えろ」
『その子に銃を向けるな! ふざけるなっ、お前……お前は! 子供の味方じゃなかったのか!?』
「…………じゅーう、きゅーう」
「……!? な、何そのカウントダウン怖いっ……ど、どうしよ、どうしよ先輩っ」
『脅しに屈しては、公権力として……』
「なーな、ろーく」
『……っ、分かった! 前回私が遭遇した動く死体っ、それを運んできた車の動き! 私が掴めた情報はそれだけだ……すぐに送るっ、だからノヴェムを、私の子を、離して……お願い』
「……! 秘書さん! なんか来ました! ネイさんからメッセで、なんか、暗い動画!」
「…………ふふっ」
秘書は拳銃をノヴェムの頭から少し離し、引き金を引いた。
「……っ!?」
ポンッ、という軽い音と共に、小さな星条旗が銃口から飛び出した。
「……………………は?」
「ノヴェム? くんだっけ、あげる」
「……? ぇ……? ぁ…………ぁ、り……がと……?」
「どういたしまして!」
「…………」
「おみつちゃんスマホ貸して。おーい、こうあ~ん? 一旦電話切りますね。動画確認したらまた電話します、詳細聞きたいんで。じゃ」
通話を切られたスマホが返ってきた。
「俺車に戻ってますね。フタ連れて来てください」
「…………は、はい」
秘書が部屋を出た瞬間、ノヴェムが堰を切ったように泣き出した。
「ゔえぇえええ~んっ、ゔあぁあ……ふぇええ……」
「ぁ……ノ、ノヴェムくんっ。大丈夫? 怖かったね、怖かった……ほんと怖かったぁ……なんなんだよあの人」
「ぅゔぅ……ぐすっ、ふ……ひっく……ひっく……」
「…………あ、あの、歌見先輩、俺もう行かなきゃ。ノヴェムくんお願いしていいですか?」
「お、おぉ……」
「……!? ゃあぁ……おにぃぢゃ……」
「ナ、ナナお兄ちゃんだぞ~? ナナお兄ちゃん嫌か?」
「スイおねっ、お兄ちゃんも居るよ!」
ノヴェムを二人に託し、プールで待たせているフタの元へ急いだ。
「ネイさん……まだかな……」
「……ねい? おとーさん?」
「ん? あぁ、うん……そう、お父さんだね」
俺の独り言にノヴェムが反応した。彼は丸一日以上父親に会っていない、恋しく思っているだろう。
「ネイさんに連絡取ってるのか?」
「あ、はい……返事なくて」
「子供預けといて返事もなしか、まともそうな人だと思ったんだけどな」
「忙しいんだと思います」
「その子、公安の子供なんですか?」
「うわっ」
部屋の隅に座っていたはずの秘書が俺と歌見の間に顔を突っ込んできた。
(イケメンなんですが、虹彩ないのか瞳孔しかないのかってレベルで黒目小さ過ぎて……三白眼どころか四白眼な上、微妙に目合わなくて怖いんですよな……この人)
ギョロギョロと目だけを動かし、俺と俺の傍に来ているノヴェムを順番に見る。
「は、はい……ネイさんの息子です、けど」
「…………ふぅーん」
興味があるのかないのかよく分からない反応を残し、部屋の隅に戻った。一体何なんだ。
「……ぁ、電話っ、もしもし?」
電話がかかってきた。相手も確認せずに通話ボタンをタップし、スマホを耳に当てる。
『もしもし、水月くん?』
ネイの声だ。優しげで落ち着いた、親らしい声。何度も聞いたし、虜になったこともあった。
『秋風くんが刺されたというのは本当ですか? 具合はどうなんです』
「ぁ……えっ、と、命に別状はない感じです」
安堵のため息が聞こえる。ネイが開口一番にアキについて聞いてくれたこと、本気で心配したのだと分かる吐息を聞かせてくれたことが、酷く嬉しい。第一声で荒凪について聞いてきていたら、またネイへの信頼度が下がるところだった。まぁ、搬送済みのアキより行方知れずの荒凪の方が深刻と判断することもあるかもしれないけれど、ネイの場合は荒凪に言及すると仕事感が出る。
『よかった……とも、言い切れませんよね。荒凪くんが攫われたというのは?』
「アキがそう言ってて……実際見つかってません」
『誘拐……誘拐犯から何らかの要求や連絡はありましたか?』
「……何も。多分、犯人は物部だろうって話なんですけど、ネイさん何か知りませんか?」
『何か……私はあなたからのメッセージで初めて今回の事件を知った身です、何も知りません』
「違います、その……物部について。本拠地、とか……荒凪くんが連れて行かれてそうなところ、分かりませんか? 一緒に死体に会いましたよね、調べるって言ってましたよね、何か分かりましたか? なんでもいいんです、なんでも、県レベルのざっくりでもいいんです、教えてください」
『…………それを知ってどうする気です? 荒凪くんが心配なのは分かりますが、あなたの周囲のお化け達や霊能力者だけで立ち向かえる相手じゃないのは分かったでしょう。結界とやらがあるにも関わらず今回襲撃を受けた、つまり結界……オカルトが役に立たない物質的な武力を備えた相手ということでしょう。教えられませんね』
「何か知ってるんですね!? 教えてくださいお願いします! 俺だけじゃないんです、えっと、真尋さん……も、居ます。その手下的な人達も!」
『……裏社会の猟犬共? そいつらと共に荒凪くんを取り返しに行くために私に情報を渡せと? バカを言わないでください、神秘の会は公安で片付けなければならないテロ組織です。下手につついて地下に潜られたくない』
「荒凪くんを諦めろって言うんですか!?」
『……違います。私達が正当な手段で会を解体させるのを待ってください。幸い、荒凪くんは既に怪異……人間が殺されて怪異に変えられかねないと言うならまだしも、彼に真に迫った危機は訪れ得ない。そうでしょう? 荒凪くんは私達が必ず保護します、それまで待っていてください』
感情的な暴言を吐きかけたその時、スマホが奪われた。
「お電話変わりました若神子製薬社長秘書、若神子雪也でございま~す。なんか情報掴んでんなら大人しく渡せや公安様よ」
フラフラと部屋の中を歩き回りながら、秘書は俺のスマホでネイと話す。スピーカー機能をオンにしていなかったため、ネイの返事は聞こえない。
「荒凪は地震を始めとした災害を引き起こせるえげつねぇオカルト兵器だ。物部の狙いが荒凪を他国に売り飛ばすことなら猶予はありますが、もしテロルなら今この時にでも日本が国として立ち行かなくなるレベルの災害が起こってもおかしくない」
ノヴェムが不安げに秘書を目で追っている。
「国を守りたいなら、超法規的な対処が出来る俺に任せた方がいいのでは?」
秘書はにんまりと笑っていたが、不意にスンッと真顔に戻り、俺にスマホを投げ渡した。
「ビデオ通話に変えろ」
冷たく言い放つと胸元から拳銃を取り出し、もう片方の手でノヴェムを捕まえた。
「なっ……おい!」
「動くな。動いたら、分かりますね? 定番のアレですよ」
銃口がノヴェムの頭に押し付けられる。
「何してるんですか!? コ、コンちゃんっ! サキヒコくん、何とか……!」
「無茶言うな、下手に動いたり姿を消したりしたら撃ちそうじゃぞ」
「……彼はずっと感情が凪いでいて、何をするか全く分からない。怖い……ミツキ、ここはひとまず従おう」
秘書は壁に背を預け、ガタガタと震えているノヴェムの頭をくしゃくしゃと撫でている。その表情は優しく見えるが、無感情な瞳のせいで今すぐにでも発砲しそうに思える。俺は震える手でビデオ通話に切り替え、ネイに事態を知らせた。
『は……? なっ、何してるんですか!?』
「心当たりを教えろ」
『その子に銃を向けるな! ふざけるなっ、お前……お前は! 子供の味方じゃなかったのか!?』
「…………じゅーう、きゅーう」
「……!? な、何そのカウントダウン怖いっ……ど、どうしよ、どうしよ先輩っ」
『脅しに屈しては、公権力として……』
「なーな、ろーく」
『……っ、分かった! 前回私が遭遇した動く死体っ、それを運んできた車の動き! 私が掴めた情報はそれだけだ……すぐに送るっ、だからノヴェムを、私の子を、離して……お願い』
「……! 秘書さん! なんか来ました! ネイさんからメッセで、なんか、暗い動画!」
「…………ふふっ」
秘書は拳銃をノヴェムの頭から少し離し、引き金を引いた。
「……っ!?」
ポンッ、という軽い音と共に、小さな星条旗が銃口から飛び出した。
「……………………は?」
「ノヴェム? くんだっけ、あげる」
「……? ぇ……? ぁ…………ぁ、り……がと……?」
「どういたしまして!」
「…………」
「おみつちゃんスマホ貸して。おーい、こうあ~ん? 一旦電話切りますね。動画確認したらまた電話します、詳細聞きたいんで。じゃ」
通話を切られたスマホが返ってきた。
「俺車に戻ってますね。フタ連れて来てください」
「…………は、はい」
秘書が部屋を出た瞬間、ノヴェムが堰を切ったように泣き出した。
「ゔえぇえええ~んっ、ゔあぁあ……ふぇええ……」
「ぁ……ノ、ノヴェムくんっ。大丈夫? 怖かったね、怖かった……ほんと怖かったぁ……なんなんだよあの人」
「ぅゔぅ……ぐすっ、ふ……ひっく……ひっく……」
「…………あ、あの、歌見先輩、俺もう行かなきゃ。ノヴェムくんお願いしていいですか?」
「お、おぉ……」
「……!? ゃあぁ……おにぃぢゃ……」
「ナ、ナナお兄ちゃんだぞ~? ナナお兄ちゃん嫌か?」
「スイおねっ、お兄ちゃんも居るよ!」
ノヴェムを二人に託し、プールで待たせているフタの元へ急いだ。
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