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キスハメがお気に入り (〃)

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俺の陰茎は熱く蕩けた穴の中でじっと耐えているのに、シュカの陰茎を扱いたからか、射精欲が先程までより高まっている。

「……シュカぁ、動いていい?」

羨ましくも射精の余韻に浸ってボーッとしているシュカにダメ元で聞いてみると、彼は俺の首に絡めたままだった腕に力を込め、ぐんにゃりとした身体を頑張って数センチ引き寄せ、俺の唇に唇を押し付けた。

「ん……」

ちゅ、と触れ合うだけのキスを終えるとシュカはまた脱力し、俺の腕に身を任せた。

「……いいですよ。水月……好きに、動いてください」

「…………いいの!?」

「私の……んっ、気が、変わらないうちに……どーぞ。はぁ……喋るのも、気持ちよくて……キツい、ですね……」

「わぁ……! やったありがとう!」

シュカの言う通り、彼の気が変わらないうちにヤってしまおう。

「んっ、あっ、ぁあっ!」

経験人数は多いくせして小ぶりな尻を鷲掴みにして持ち上げる。対面座位で下側が動くのは疲れるのだが、三発出すまではこの体位でと約束してしまったのだから仕方ない。

「ぁあっ、ぁ、ひっ、あぁああっ……! はっ、はっ……みつき、水月ぃ……ナカ、抉ってく、えげつねぇカリ……だいすき」

「嬉しいな。じゃあ、えーと……お腹側擦るようにした方がいいかな?」

「ひっ……ぐぅっ! んんっ、ぉっ!? ぉ、えしゅじ……ぐぽ、て、すき」

「うんうん、最初にシた時に教えてくれたよな。分かってる、よっ……!」

「ぉ、おぉっ!? ゔっ、ぁあっ! あぁあっ! ひっ、ィぐっ、イっ……んゔぅっ! ゔぐっ、ふ、ぅあぁあーっ!?」

「……っ、く……」

シュカは完全に脱力している訳ではない、俺の手に合わせて腰を振ってくれている。いつまで続くかは分からないが、初めの頃の精細さを失った腰振りは何だか愛おしく感じる。その軌道を俺の手で修正してやっているのも、イイ。

「ごれっ、ごれ、ずぎっ、イぐっ、イゔぅっ! んんっ、んっ、おっ、ぉおっ、ほ……ひっ、イくっ、イぐぅうっ……!」

首に絡んでいるだけだったはずのシュカの手は、絶頂を繰り返すようになってから俺の肩や背に爪を立てるようになった。

(シュカたまこの癖あるんですよな~。背中の引っ掻き傷は男の勲章と考えてはいますが、この季節外出ると汗かくので染みて痛いのでそ)

この痛みのおかげで少し快楽が紛れて早漏を脱することが出来ているのかもしれない、物事は良い方に考えよう。

「みしゅきっ、みひゅぎぃっ、えしゅじもっと、もっとしろぉっ!」

「あぁっ、やってる……よっ、はぁ……締まり、良過ぎるっ……!」

後孔の深く、直腸と結腸の境目を何度も往復する。ぐぽぐぽと出入りすれば亀頭の圧迫と解放を繰り返されて、俺の言葉尻も跳ねる。

「はっ、はっ……もう無理っ、出るっ……!」

「ひぐっ、ぅゔっ……んっ、ん……? ぁ……? は、は……ははっ、搾ってやったぁ……みつき、へへ……」

「ふーっ……」

「よさそうなツラ、しやがって」

「実際よかったからな。ホント最高だよシュカは。んっ……出したばっかだってのに、すっごい締めてくるし、ぁっ……ちょっと待って、緩めてっ……」

快楽で緩んだ顔のままながら、シュカはにーっと口角を上げた。

「もっとイイ顔、見せてみろよっ……んっ、ん、くっ……! ふっ……ははっ」

腰を上げるほどの余裕はないのか、シュカは腰を前後に揺らした。ローションと精液が混ざった液体が穴と陰茎の隙間から漏れ、ぐちゅぐちゅと淫猥な音を鳴らす。

「ぅあっ……ちょ、待って、待っ、止まっ、ぁ」

射精を果たし縮んで柔らかくなったばかりの陰茎が絶頂を繰り返した極上の肉穴で揉みほぐされる。最高だ、最高だけど最悪だ、声を抑えていられない。

「もっと喘いで、みせろっ……ぉっ!? ほ……ふぅっ、いきなり、デカくしやがってぇ……!」

「……っ、こんな刺激されたらそりゃすぐ大きくなっちゃうよ!」

「インターバル、短ぇんだよっ……てめぇ」

「好きだろ?」

じっと俺を睨み、ため息をついて目を閉じると、静かに頷いた。

「動いていい?」

「……あぁ」

「やった。後一発出したら体位変えような」

「好きにしっ、ろぉおっ……!? ほっ、待っ、ぁあっ! ひっ、ぎ、んんっ!」

抽挿を再開したがシュカ自身が腰を持ち上げる力がかなり弱くなっている。つまり、俺の腕の負担が増えた。

「ぁんっ! んっ、ぉおっ……!? ふっ、ぅぐっ、みぢゅぎっ、奥ばっかぁっ」

見せることにばかり固執して鍛えた俺の腕力は大したことがない、しっかりと鍛えていて体重のあるシュカを持ち上げるのは辛く、穴の浅くまで抜くことが出来ず奥をねちっこく攻めることになってしまっている。

「おっ、んんっ! んっ、ふ、イく……イっ、くぅゔっ! はぁっ、あっ、あぁーっ……」

なら、激しく抜き挿しすることは考えず、奥攻めをすればいい。シュカの尻を掴んで、左右や前後に揺らしたり、ゆっくりと回したり、亀頭で最奥の腸壁を押し撫でるのだ。

「……んおぉっ!? ぉ、おっ……! ぉ、あぁ~っ……! ぁ、はっ、はぐっ、ゔぅ……? みひゅ、ぎぃっ……みひゅきっ」

「気持ちいい? 動かし方さっきと変えてみてるんだ」

「あ、だまっ……ぢかっ、ぢがっ、すりゅっ、ぎもぢっ……これ、すきっ」

「好き? よかった」

結腸口を越えた先、強く吸い付く腸壁をぐーっと押し上げる。

「んぉ、おおっ……! イぐっ、イっで、ぁあ~っ! 終わんないっ! イぐの止まんにゃっ、あぁああっ!」

「ぐーって押すの好き?」

「ごんっなのぉっ、おがひぐっ、なるっ!」

「なっちゃえなっちゃえ。ほら、背中側もぐーって」

「あっ、ぁ、あぁーっ!」

「ひだり~……みぎ~……ぐるーっと」

濡れた瞳を見つめて囁きながら、言った通りに動かしてみる。普段クールな優等生を演じている顔が、快楽でぐちゃぐちゃに蕩けていくのを眺めるのはたまらない。

「イっ、でるゔぅっ! ゔっ、ん、んぉおおっ! おっ、ゔ……ふっ、ふぅっ、ふゔっ」

「お、呼吸整えてる? ちょっと落ち着いたらキスハメにしよっか」

「ふーっ、ふっ、ぅ、イくっ、ゔぅう……ふぅ、ふ……は、ぁ……」

歯を食いしばって快楽に耐えていたシュカは、俺が腰を動かすのを止めると甘イキを繰り返しながらも少しずつ呼吸を整え、口を開けてくれた。

「……ありがとう」

舌を絡めながらのセックスを気に入ってくれているようだ。それが嬉しくて、自然と礼を告げていた。

「ん……んっ、んぅゔっ!」

シュカの口内を愛撫しながら彼の後孔の奥深くもじっくりと刺激する。全身に伝わるシュカの痙攣が、喉にまで響くシュカの嬌声が、愛おしくて仕方なかった。
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