1,861 / 1,971
雌雄両方味わって (〃)
しおりを挟む
俺の陰茎を根元まで咥え込んで痙攣している締まりのいい穴。静かに快楽に耐えているシュカの呼吸に合わせて収縮している。
「……っ、ふ…………ふぅ……ふぅ……」
「シュカぁ、アツアツとろとろ痙攣深イキ穴に突っ込んだまま待機って辛いんだけど」
「る、せぇ…………うご……たら…………ろ、すっ……」
「分かった分かった落ち着くの待ってるよ。怖いこと言うなよなぁ」
力なく俺を睨むシュカの背に左腕を回し、ぐんにゃりとした身体を支えつつ、右手で彼の頬を撫でる。
「ん……」
片目を閉じて眉間の皺を消した、俺の愛撫を心地好く思ってくれているのだろうか。そう喜びながら無作為に頬肉の柔らかさを楽しんでいた手に少しずつ指向性を持たせていく。親指はシュカの目を切り付けた傷跡をなぞり、その他の指は耳を掠らせる。
「……っ、う……? ぁっ……」
四本の指で雑に撫で、耳たぶを弾き、軟骨をくすぐる。くすぐったさに身をよじったシュカは無意識のうちに腹に力を入れ、俺の陰茎に後孔の最奥を抉らせて喘いだ。
「しっかし、イって力抜いた瞬間結腸入っちゃうなんてなぁ。いつも入れてたから緩くなってるのかな?」
「ぁ……あっ、んむ……んっ、んん……?」
だらしなく開いて唾液を垂らしていた口の中に親指を押し込む。親指の腹と舌の腹を密着させ、親指を根元から揺らしてぐちゅぐちゅと音を立てる。
「んっ、ん、ふぅっ、んんんっ……!」
シュカの舌は立派な性感帯だ。きゅうきゅうと呼吸に合わせて収縮するばかりだった後孔がぎゅうぅっと締まり始める。
「……っ、んん!」
「いっ……!? たぁ……!」
ガリッ、と嫌な音がした。シュカに親指を噛まれたのだ。反射的に手を引き、歯型を確かめた後シュカの顔に視線を戻すと、ぼんやりと胡乱だった目に確かな怒りが宿っていた。
「ふぅっ……ふぅーっ…………うご、くな……っつった、ろ」
まぁ、潤んだ瞳から感じられるのは九割方が発情だから、大して変わらないけれど。
「一瞬だったのに結構しっかり歯型ついたなぁ。犬歯のとこかな? ちょっとだけだけど血ぃ出てるし」
「てめ……が、悪い」
「…………指輪みたいで萌えるからどうせなら薬指につけてくれよ」
「んぐっ……!? ふっ、ゔぅっ、えっ……ぐっ」
薬指をシュカの口に無理矢理突っ込んだ。絶頂の余韻が未だ続き、今もなお強い快楽に浸されているシュカの口の締まりは悪い。あっさり入れられた、口蓋垂を指先でつついてしまった。
「ぁ、ごめん」
嘔吐いたシュカに思わず謝った俺は、下腹に触れているシュカの陰茎が微かに反応したのを感じた。ビクッと震えたそこに目をやれば、ぴゅるぴゅると勢いのない射精が行われていた。
「……のどちんこ触られてイっちゃった? えぇー、そんなに口開発出来てたんだ……やば、嬉しい」
口蓋垂に触れてしまった直後から折り曲げていた薬指を伸ばし、もう一度口蓋垂に触れる。弾いたりなんて乱暴にはしない、ゆっくりと撫でてやるのだ。
「んゔぅっ!? ぉ、えぇっ……ぇふっ、ぉっ、かはっ、ぁ、え、ぇっ……」
とろとろと普段よりも熱い唾液が溢れてくる。腰もピクピク跳ねて、腸壁も気持ちよさそうにうねっている。なんて可愛いんだ。
「っと、やり過ぎちゃ苦しいよな。ごめんごめん」
「……っ、けほっ、けほ……はぁっ、はぁ…………て、めぇっ……ぇほっ……」
「薬指噛んで欲しかったけど、お口ゆるゆるになっちゃったな。可愛かったよ」
「ふざ、けんな……きもちわりぃマネ、しやがって……んなの、悦ぶの……あの金髪ドMクソ野郎くらいだろ、相手……まちがえやがって」
「間違えてないよ、気持ちよかっただろ?」
「……よく、ねぇ」
返事が少し遅れたのは快楽でボヤけた頭では嘘をつく逡巡が長くなるから、とかじゃないかな? 単に息を整えていただけ? 前者だと仮定して、ガンガン攻めよう。
「絶対気持ちよかったって。だってお腹ピクピクしてたぞ?」
右手のひらを下腹に押し当てる。背を支えていた左腕を少し下げて、今度はしっかりと腰を支える。左腕と右手のひらでシュカの胴を挟む形だ。
「……っ!? ゔあっ……!?」
「あの痙攣は気持ちいい証拠だと思うんだけどなぁ」
「ゃ、めっ……それっ、それいやっ……」
「それ? それって何? 俺のちんぽぶっすり挿さってるお腹を俺の手でぎゅーってサンドすること?」
「わがっでんっ、にゃらぁっ……しゃっしゃと、ぉっ!? ほっ、ぉ……ゔ……くっ…………」
ぎゅーっと挟んだまま右手をゆっくりと左右に揺らし、シュカの腹の方から俺の陰茎にぐりゅぐりゅと押し付けさせてみると、シュカはまた絶頂したようだ。
「……お? ドライ?」
「………………」
「今日は無言イキ多いな~。そういうのもえっちでイイよ! なんか、堪能してるって感じしてさ、ふふっ……俺の、気持ちいい?」
「…………きも、ひぃ……」
「……! 好き?」
「ひゅ、き……」
「可愛い~! よーしシュカ、ドライばっかじゃ悔しいだろうから、ちゃんと男らしくカッコよく射精もさせてやるよ。えっと……この辺かな?」
臍の握りこぶし一つ分下辺りをぐっと押してみる。前立腺はもう少し下かな? ナカからならすぐに分かるのだが、外からとなると途端に難しい。
「ひゔっ!?」
「会陰……は俺にぴったりくっついてて触りにくいし、普通にシコシコしよっか」
半勃ちで震えていたシュカの陰茎をきゅっと握る。彼が今までに溢れさせた精液をローション代わりに、ごく普通に扱いていく。
「あっ、あっ!? やっ、ぁあーっ……ぁ、やぁっ、みひゅきっ、しょれっ、いらにゃっ」
「遠慮するなって。あぁそれとも、今日はずーっと俺のメスで居たい気分?」
ビンビンに勃ち上がって、射精寸前だろうところで手を止める。俺の手に包まれたままの陰茎が脈打っているのがよく分かる。
「……っ、ぁ…………とめる、な……しょこまでっ、やったんならぁ……イか、せろっ……」
そう言うと思っていた。手を止めてすぐの一瞬だけだけれど見られた、シュカの残念そうな顔がたまらなく可愛かった。その気持ちをぶつけるように激しく扱き、先程のお漏らし射精を払拭するような勢いのいい射精を遂げさせてやった。
「……っ、ふ…………ふぅ……ふぅ……」
「シュカぁ、アツアツとろとろ痙攣深イキ穴に突っ込んだまま待機って辛いんだけど」
「る、せぇ…………うご……たら…………ろ、すっ……」
「分かった分かった落ち着くの待ってるよ。怖いこと言うなよなぁ」
力なく俺を睨むシュカの背に左腕を回し、ぐんにゃりとした身体を支えつつ、右手で彼の頬を撫でる。
「ん……」
片目を閉じて眉間の皺を消した、俺の愛撫を心地好く思ってくれているのだろうか。そう喜びながら無作為に頬肉の柔らかさを楽しんでいた手に少しずつ指向性を持たせていく。親指はシュカの目を切り付けた傷跡をなぞり、その他の指は耳を掠らせる。
「……っ、う……? ぁっ……」
四本の指で雑に撫で、耳たぶを弾き、軟骨をくすぐる。くすぐったさに身をよじったシュカは無意識のうちに腹に力を入れ、俺の陰茎に後孔の最奥を抉らせて喘いだ。
「しっかし、イって力抜いた瞬間結腸入っちゃうなんてなぁ。いつも入れてたから緩くなってるのかな?」
「ぁ……あっ、んむ……んっ、んん……?」
だらしなく開いて唾液を垂らしていた口の中に親指を押し込む。親指の腹と舌の腹を密着させ、親指を根元から揺らしてぐちゅぐちゅと音を立てる。
「んっ、ん、ふぅっ、んんんっ……!」
シュカの舌は立派な性感帯だ。きゅうきゅうと呼吸に合わせて収縮するばかりだった後孔がぎゅうぅっと締まり始める。
「……っ、んん!」
「いっ……!? たぁ……!」
ガリッ、と嫌な音がした。シュカに親指を噛まれたのだ。反射的に手を引き、歯型を確かめた後シュカの顔に視線を戻すと、ぼんやりと胡乱だった目に確かな怒りが宿っていた。
「ふぅっ……ふぅーっ…………うご、くな……っつった、ろ」
まぁ、潤んだ瞳から感じられるのは九割方が発情だから、大して変わらないけれど。
「一瞬だったのに結構しっかり歯型ついたなぁ。犬歯のとこかな? ちょっとだけだけど血ぃ出てるし」
「てめ……が、悪い」
「…………指輪みたいで萌えるからどうせなら薬指につけてくれよ」
「んぐっ……!? ふっ、ゔぅっ、えっ……ぐっ」
薬指をシュカの口に無理矢理突っ込んだ。絶頂の余韻が未だ続き、今もなお強い快楽に浸されているシュカの口の締まりは悪い。あっさり入れられた、口蓋垂を指先でつついてしまった。
「ぁ、ごめん」
嘔吐いたシュカに思わず謝った俺は、下腹に触れているシュカの陰茎が微かに反応したのを感じた。ビクッと震えたそこに目をやれば、ぴゅるぴゅると勢いのない射精が行われていた。
「……のどちんこ触られてイっちゃった? えぇー、そんなに口開発出来てたんだ……やば、嬉しい」
口蓋垂に触れてしまった直後から折り曲げていた薬指を伸ばし、もう一度口蓋垂に触れる。弾いたりなんて乱暴にはしない、ゆっくりと撫でてやるのだ。
「んゔぅっ!? ぉ、えぇっ……ぇふっ、ぉっ、かはっ、ぁ、え、ぇっ……」
とろとろと普段よりも熱い唾液が溢れてくる。腰もピクピク跳ねて、腸壁も気持ちよさそうにうねっている。なんて可愛いんだ。
「っと、やり過ぎちゃ苦しいよな。ごめんごめん」
「……っ、けほっ、けほ……はぁっ、はぁ…………て、めぇっ……ぇほっ……」
「薬指噛んで欲しかったけど、お口ゆるゆるになっちゃったな。可愛かったよ」
「ふざ、けんな……きもちわりぃマネ、しやがって……んなの、悦ぶの……あの金髪ドMクソ野郎くらいだろ、相手……まちがえやがって」
「間違えてないよ、気持ちよかっただろ?」
「……よく、ねぇ」
返事が少し遅れたのは快楽でボヤけた頭では嘘をつく逡巡が長くなるから、とかじゃないかな? 単に息を整えていただけ? 前者だと仮定して、ガンガン攻めよう。
「絶対気持ちよかったって。だってお腹ピクピクしてたぞ?」
右手のひらを下腹に押し当てる。背を支えていた左腕を少し下げて、今度はしっかりと腰を支える。左腕と右手のひらでシュカの胴を挟む形だ。
「……っ!? ゔあっ……!?」
「あの痙攣は気持ちいい証拠だと思うんだけどなぁ」
「ゃ、めっ……それっ、それいやっ……」
「それ? それって何? 俺のちんぽぶっすり挿さってるお腹を俺の手でぎゅーってサンドすること?」
「わがっでんっ、にゃらぁっ……しゃっしゃと、ぉっ!? ほっ、ぉ……ゔ……くっ…………」
ぎゅーっと挟んだまま右手をゆっくりと左右に揺らし、シュカの腹の方から俺の陰茎にぐりゅぐりゅと押し付けさせてみると、シュカはまた絶頂したようだ。
「……お? ドライ?」
「………………」
「今日は無言イキ多いな~。そういうのもえっちでイイよ! なんか、堪能してるって感じしてさ、ふふっ……俺の、気持ちいい?」
「…………きも、ひぃ……」
「……! 好き?」
「ひゅ、き……」
「可愛い~! よーしシュカ、ドライばっかじゃ悔しいだろうから、ちゃんと男らしくカッコよく射精もさせてやるよ。えっと……この辺かな?」
臍の握りこぶし一つ分下辺りをぐっと押してみる。前立腺はもう少し下かな? ナカからならすぐに分かるのだが、外からとなると途端に難しい。
「ひゔっ!?」
「会陰……は俺にぴったりくっついてて触りにくいし、普通にシコシコしよっか」
半勃ちで震えていたシュカの陰茎をきゅっと握る。彼が今までに溢れさせた精液をローション代わりに、ごく普通に扱いていく。
「あっ、あっ!? やっ、ぁあーっ……ぁ、やぁっ、みひゅきっ、しょれっ、いらにゃっ」
「遠慮するなって。あぁそれとも、今日はずーっと俺のメスで居たい気分?」
ビンビンに勃ち上がって、射精寸前だろうところで手を止める。俺の手に包まれたままの陰茎が脈打っているのがよく分かる。
「……っ、ぁ…………とめる、な……しょこまでっ、やったんならぁ……イか、せろっ……」
そう言うと思っていた。手を止めてすぐの一瞬だけだけれど見られた、シュカの残念そうな顔がたまらなく可愛かった。その気持ちをぶつけるように激しく扱き、先程のお漏らし射精を払拭するような勢いのいい射精を遂げさせてやった。
36
お気に入りに追加
1,225
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
▼毎日18時投稿予定
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
兄たちが弟を可愛がりすぎです~こんなに大きくなりました~
クロユキ
BL
ベルスタ王国に第五王子として転生した坂田春人は第五ウィル王子として城での生活をしていた。
いつものようにメイドのマリアに足のマッサージをして貰い、いつものように寝たはずなのに……目が覚めたら大きく成っていた。
本編の兄たちのお話しが違いますが、短編集として読んで下さい。
誤字に脱字が多い作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる