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対策に苦悩する (水月+スイ・荒凪・セイカ)
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動画を撮り終えたことを知らせると荒凪はプールに戻り、俺が贈った遊園地土産のサメのオモチャで遊び始めた。
「きゅーうぅ~、きゅるるる……」
水中で自由自在に泳ぎ回り、楽しそうな鳴き声を上げている。そんな荒凪を横目に俺はスマホを弄っていた。
『まだかなり混乱してるんだけど』
『とりあえず明日みっつん無視しろってことでいいの?』
『巻き込まれたないからって他人のフリするなんてごめんやけど』
『人質にされて水月の足引っ張る方が嫌や』
『しゃーないな』
『寂しい』
『早く捕まるといいね』
『分かったっす。しばらくせんぱいの家行かないっす』
『全部終わったら埋め合わせしてもらうっすからね!』
『オカルト系じゃ手助けのしようもないな』
『はがゆいよ』
『ネザメ様はもうお休みになられている。明日ミフユから伝えておく』
『しばらく昼食は自分で用意するんだな?』
『分かりました。何か出来ることがあれば言ってください』
『フタでも部下でも何でも使いたければ教えてください』
『荒凪くんの本当の見た目ボク分かんないんだけど』
『まぁボクから行くことはあんまりないし、変わらないかな』
『全部終わったら家に遊びに来てよ、荒凪くんも連れてさ』
彼氏達からの返信に目を通し、理解を得られたことに安堵する。俺の役に立とうとむしろ俺に接し巻き込まれてしまう展開を考えていたが、みんな理性的だ。一昔前の洋画の厄介なヒロインのような真似はしない。
「既読付いてないのは、えーと、五人かな」
返信のないシュカとネザメとフタとカサネとカミアだろう。ネザメはミフユいわくもう寝てしまったらしい、フタも寝てるのかな、風呂中かも。まぁ彼らにはミフユとヒトがそれぞれ伝えてくれるだろう。
「シュカやばいな……」
厄介な事態に巻き込んでしまわないよう、問題が解決するまで俺に関わるな。明日までに絶対にそう伝えなくてはならないのはまず五人だ。
「カンナ、リュウ、シュカ、ハル、レイ……最低限この四人には絶対に言わなきゃなのに」
俺が生徒会室に行かなければいいだけのネザメとミフユ、ひとまず水曜日はバイトが休みだから会うことのない歌見は、後日でもいい。他の彼氏達もまず電話やメッセージで会う約束を取り付けてから会うものなので、彼らも後日でいい。
だが、学校で会う四人と、いつ会いに来てくれるか分からないレイには素早い連絡が求められる。
「シュカ……」
寝ているのか? 早朝に電話すればどうにかなるか? 荒凪を奪うため物部は俺の大切な人を利用するかもしれない、大切な人が誰なのか知られてはいけない、強い霊能力者であるヤツはどこから俺を監視するか分からない。安心出来るのは我が家の結界内だけだ、外でスマホを操作すれば覗かれるかもしれない。だからシュカとの連絡は明日家を出るまでに済ませたいのだが、今は電話にも出ない。
「はぁ~……シュカ、ホントさぁ……」
連絡取れないこと多いよ、シュカ。何のためにスマホ持ってるんだよ。
「水月、どうした?」
「ん……何でもないよ。ごめんね。俺ちょっと家に戻るよ、今夜はここで寝ると思うからそれまで待っててくれる?」
「きゅ! 待ってる」
荒凪に手を振り、リビングに戻る。アキとスイが対戦ゲームで遊び、セイカはスマホを眺めていた。
「……ただいま。セイカ、メッセ読んでくれた?」
「あぁ」
「セイカどうしようなぁ……この家から出たら俺の関係者だって丸分かりだよな、てかもうバレてるかも」
「…………もし俺が捕まって、返して欲しけりゃ荒凪寄越せとか言われたら、俺見捨てりゃいい。って俺は思うんだけど……お前はダメだよな、そういうの」
「うん……ダメだよ、そんなことになったら俺……荒凪くん、差し出すかも。もちろん荒凪くんを軽く見てるとかじゃなくてさっ」
荒凪は捕まっても殺されはしないだろう、道具として利用されるのは惨いことだが秘書やネイに頼れば救出の算段は立てられる。だが、荒凪と交換するために捕まえられた彼氏は、俺が荒凪を差し出さなければ人質の価値なしとして殺される可能性が高い。
「分かってるよ、平等だろ」
「うん…………あっ、ヤバい。あの、スイさんちょっといいですか?」
「なに~?」
スイはテレビ画面から目を離さず、緩い声で応えた。
「今思い至っちゃったんですけど、物部がコンちゃんみたいな占いを行う可能性ってありますかね。俺今彼氏達に俺にしばらく関わるなって言ったんですけど……こんなの物理的な監視の対策にしかなりませんよね、コンちゃんは占えば何でも見破れるんです」
「ん~……あの狐のは超限定的な天眼通なのよ、まぁ神霊だけが使える手だと思っていいし、アイツいわく消費も重いみたいね」
「あぁ、言ってますね。占う対象の情報が多い方が消費軽くて済むから知ってる限り情報言えとか。天眼通って何です?」
「……千里眼の強い版だと思ってくれていいわ」
遠く離れた土地のこと、未来のこと、人の心の中のこと、あらゆるものを見通すのが千里眼だ。その更に強化版? 分からないことがないじゃないか。
「物部は出来ないって考えていいんですかね」
「いいと思うわ。単なる占いなら誰でも出来るけど、そんなの怖がらなくていい。古代ならまだしも現代の占いなんて単なる統計学、人の無意識の念によって支えられている面が大きいのよオカルトは。誰も占いを本気で信じちゃいない今、占いに大した力はない……でも」
「で、でも?」
「さっき言った千里眼や、予知夢なんかは特殊能力として持ってる人間も居る。まぁそういう人らはそれ以外ほぼ出来ないから、物部は違うと思う。でも、子供使って怪異作るようなヤツのところに、そういう人材が居ないって考えるのは……希望的観測って感じもするわね」
「…………じゃあ、終わるまで関わるなじゃなくて……終わるまでこの家に全員すし詰め、が正しい……んですかね」
「まぁそうだけど現実的じゃないでしょ。学校だって何日も休めば色々不利になるのに、学生だけじゃないんでしょ? ナルちゃんの彼氏」
「大人達の方がフリーな仕事してて都合つきそうな人が多いです……ヒトさんは、まぁ、上が秘書さんだし……歌見先輩はちょっとキツいかもだけど、大学も高校より自由度高いって言うし……」
「そうなの? じゃあもう全員呼んだら?」
「…………アイドルが居ます。遠距離恋愛の上、超多忙な」
「あら……」
「……で、でも、人に囲まれてるアイドルさらってくるなんて、霊能力者でも厳しいですよねっ」
「別にわざわざさらわなくても呪いかけるぞって脅しでもよくない? 早く荒凪渡さなきゃ呪いで死ぬかもなぁげっへっへ、みたいな」
「そんなのもうどうしようもない!」
「相手の手札が分からないし、ナルちゃん彼氏多過ぎだし……完璧な対策はちょっと厳しいかもね」
「そんなぁ……! どうしよう、俺どうすれば……みんなを遠ざければいいんですか、みんなを家に閉じ込めればいいんですか!? どうしよう……どう……」
「一つだけ、ナルちゃんの彼氏達に手を出させない方法はあるけど」
「……! 何ですか!? 早く教えてください!」
「荒凪くんを渡しちゃうのよ」
「なっ……本末転倒じゃないですか」
「そうね。でも荒凪くんを連れて行くヤツを追うのは、荒凪くんに呪わせてその残滓を追うよりよっぽど確実よ」
「……でも」
「…………ナルちゃん、こういうのは多分、ナルちゃんが考えることじゃないわ。あのネイって警察の人や、秘書って荒凪くんを渡してきた人の指示、待ってもいいんじゃない?」
それを待っている間に彼氏に何かあったら?
「……分かり、ました。俺もう休みます……ぁ、スイさんの寝間着、用意しておきますね。誰か泊まった時用にって新品のフリーサイズの部屋着と下着常備してるんです、ベッドの上置いときます」
「うん……ゆっくり休んでね?」
もし俺の大切な人に目をつけられても、すぐ殺される訳じゃない。荒凪を引き渡せば解放してくれるだろうし……これなら、スイの案である荒凪を先に渡してしまうよりは時間を稼げる。秘書の到着やネイの準備、何よりミタマの回復を待てる。
「…………クズ」
合理的に考え過ぎだ。彼氏達を駒として扱うなんてやってはならない。俺のことならいくらでも犠牲にしていいのに、物部にとって俺にはその価値がない。いい策が思い付かない。
「……! 水月! おかえり!」
頭が痛くなってきた。
「水月?」
服を脱ぎ全て捨て、俺は全裸でプールに飛び込んだ。
「きゅーうぅ~、きゅるるる……」
水中で自由自在に泳ぎ回り、楽しそうな鳴き声を上げている。そんな荒凪を横目に俺はスマホを弄っていた。
『まだかなり混乱してるんだけど』
『とりあえず明日みっつん無視しろってことでいいの?』
『巻き込まれたないからって他人のフリするなんてごめんやけど』
『人質にされて水月の足引っ張る方が嫌や』
『しゃーないな』
『寂しい』
『早く捕まるといいね』
『分かったっす。しばらくせんぱいの家行かないっす』
『全部終わったら埋め合わせしてもらうっすからね!』
『オカルト系じゃ手助けのしようもないな』
『はがゆいよ』
『ネザメ様はもうお休みになられている。明日ミフユから伝えておく』
『しばらく昼食は自分で用意するんだな?』
『分かりました。何か出来ることがあれば言ってください』
『フタでも部下でも何でも使いたければ教えてください』
『荒凪くんの本当の見た目ボク分かんないんだけど』
『まぁボクから行くことはあんまりないし、変わらないかな』
『全部終わったら家に遊びに来てよ、荒凪くんも連れてさ』
彼氏達からの返信に目を通し、理解を得られたことに安堵する。俺の役に立とうとむしろ俺に接し巻き込まれてしまう展開を考えていたが、みんな理性的だ。一昔前の洋画の厄介なヒロインのような真似はしない。
「既読付いてないのは、えーと、五人かな」
返信のないシュカとネザメとフタとカサネとカミアだろう。ネザメはミフユいわくもう寝てしまったらしい、フタも寝てるのかな、風呂中かも。まぁ彼らにはミフユとヒトがそれぞれ伝えてくれるだろう。
「シュカやばいな……」
厄介な事態に巻き込んでしまわないよう、問題が解決するまで俺に関わるな。明日までに絶対にそう伝えなくてはならないのはまず五人だ。
「カンナ、リュウ、シュカ、ハル、レイ……最低限この四人には絶対に言わなきゃなのに」
俺が生徒会室に行かなければいいだけのネザメとミフユ、ひとまず水曜日はバイトが休みだから会うことのない歌見は、後日でもいい。他の彼氏達もまず電話やメッセージで会う約束を取り付けてから会うものなので、彼らも後日でいい。
だが、学校で会う四人と、いつ会いに来てくれるか分からないレイには素早い連絡が求められる。
「シュカ……」
寝ているのか? 早朝に電話すればどうにかなるか? 荒凪を奪うため物部は俺の大切な人を利用するかもしれない、大切な人が誰なのか知られてはいけない、強い霊能力者であるヤツはどこから俺を監視するか分からない。安心出来るのは我が家の結界内だけだ、外でスマホを操作すれば覗かれるかもしれない。だからシュカとの連絡は明日家を出るまでに済ませたいのだが、今は電話にも出ない。
「はぁ~……シュカ、ホントさぁ……」
連絡取れないこと多いよ、シュカ。何のためにスマホ持ってるんだよ。
「水月、どうした?」
「ん……何でもないよ。ごめんね。俺ちょっと家に戻るよ、今夜はここで寝ると思うからそれまで待っててくれる?」
「きゅ! 待ってる」
荒凪に手を振り、リビングに戻る。アキとスイが対戦ゲームで遊び、セイカはスマホを眺めていた。
「……ただいま。セイカ、メッセ読んでくれた?」
「あぁ」
「セイカどうしようなぁ……この家から出たら俺の関係者だって丸分かりだよな、てかもうバレてるかも」
「…………もし俺が捕まって、返して欲しけりゃ荒凪寄越せとか言われたら、俺見捨てりゃいい。って俺は思うんだけど……お前はダメだよな、そういうの」
「うん……ダメだよ、そんなことになったら俺……荒凪くん、差し出すかも。もちろん荒凪くんを軽く見てるとかじゃなくてさっ」
荒凪は捕まっても殺されはしないだろう、道具として利用されるのは惨いことだが秘書やネイに頼れば救出の算段は立てられる。だが、荒凪と交換するために捕まえられた彼氏は、俺が荒凪を差し出さなければ人質の価値なしとして殺される可能性が高い。
「分かってるよ、平等だろ」
「うん…………あっ、ヤバい。あの、スイさんちょっといいですか?」
「なに~?」
スイはテレビ画面から目を離さず、緩い声で応えた。
「今思い至っちゃったんですけど、物部がコンちゃんみたいな占いを行う可能性ってありますかね。俺今彼氏達に俺にしばらく関わるなって言ったんですけど……こんなの物理的な監視の対策にしかなりませんよね、コンちゃんは占えば何でも見破れるんです」
「ん~……あの狐のは超限定的な天眼通なのよ、まぁ神霊だけが使える手だと思っていいし、アイツいわく消費も重いみたいね」
「あぁ、言ってますね。占う対象の情報が多い方が消費軽くて済むから知ってる限り情報言えとか。天眼通って何です?」
「……千里眼の強い版だと思ってくれていいわ」
遠く離れた土地のこと、未来のこと、人の心の中のこと、あらゆるものを見通すのが千里眼だ。その更に強化版? 分からないことがないじゃないか。
「物部は出来ないって考えていいんですかね」
「いいと思うわ。単なる占いなら誰でも出来るけど、そんなの怖がらなくていい。古代ならまだしも現代の占いなんて単なる統計学、人の無意識の念によって支えられている面が大きいのよオカルトは。誰も占いを本気で信じちゃいない今、占いに大した力はない……でも」
「で、でも?」
「さっき言った千里眼や、予知夢なんかは特殊能力として持ってる人間も居る。まぁそういう人らはそれ以外ほぼ出来ないから、物部は違うと思う。でも、子供使って怪異作るようなヤツのところに、そういう人材が居ないって考えるのは……希望的観測って感じもするわね」
「…………じゃあ、終わるまで関わるなじゃなくて……終わるまでこの家に全員すし詰め、が正しい……んですかね」
「まぁそうだけど現実的じゃないでしょ。学校だって何日も休めば色々不利になるのに、学生だけじゃないんでしょ? ナルちゃんの彼氏」
「大人達の方がフリーな仕事してて都合つきそうな人が多いです……ヒトさんは、まぁ、上が秘書さんだし……歌見先輩はちょっとキツいかもだけど、大学も高校より自由度高いって言うし……」
「そうなの? じゃあもう全員呼んだら?」
「…………アイドルが居ます。遠距離恋愛の上、超多忙な」
「あら……」
「……で、でも、人に囲まれてるアイドルさらってくるなんて、霊能力者でも厳しいですよねっ」
「別にわざわざさらわなくても呪いかけるぞって脅しでもよくない? 早く荒凪渡さなきゃ呪いで死ぬかもなぁげっへっへ、みたいな」
「そんなのもうどうしようもない!」
「相手の手札が分からないし、ナルちゃん彼氏多過ぎだし……完璧な対策はちょっと厳しいかもね」
「そんなぁ……! どうしよう、俺どうすれば……みんなを遠ざければいいんですか、みんなを家に閉じ込めればいいんですか!? どうしよう……どう……」
「一つだけ、ナルちゃんの彼氏達に手を出させない方法はあるけど」
「……! 何ですか!? 早く教えてください!」
「荒凪くんを渡しちゃうのよ」
「なっ……本末転倒じゃないですか」
「そうね。でも荒凪くんを連れて行くヤツを追うのは、荒凪くんに呪わせてその残滓を追うよりよっぽど確実よ」
「……でも」
「…………ナルちゃん、こういうのは多分、ナルちゃんが考えることじゃないわ。あのネイって警察の人や、秘書って荒凪くんを渡してきた人の指示、待ってもいいんじゃない?」
それを待っている間に彼氏に何かあったら?
「……分かり、ました。俺もう休みます……ぁ、スイさんの寝間着、用意しておきますね。誰か泊まった時用にって新品のフリーサイズの部屋着と下着常備してるんです、ベッドの上置いときます」
「うん……ゆっくり休んでね?」
もし俺の大切な人に目をつけられても、すぐ殺される訳じゃない。荒凪を引き渡せば解放してくれるだろうし……これなら、スイの案である荒凪を先に渡してしまうよりは時間を稼げる。秘書の到着やネイの準備、何よりミタマの回復を待てる。
「…………クズ」
合理的に考え過ぎだ。彼氏達を駒として扱うなんてやってはならない。俺のことならいくらでも犠牲にしていいのに、物部にとって俺にはその価値がない。いい策が思い付かない。
「……! 水月! おかえり!」
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