冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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アイドルのお世話全部する (〃)

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浴室で抜かずの二発目に突入、カミア自ら俺の手で口を塞がせたので息苦しさなどを不快に思ってはいないのだろうと安心し、先程よりも遠慮なく口元を押さえる。

「んっ、んっ、くぅぅっ……!」

「……っ、はぁ……よし、勃ったぞカミア。フル勃起。ナカで勃たせるって結構な技じゃないか? ふふ、俺の周りに居るのはネコちゃんばっかりだから分かんないな」

「ん、んんっ……」

ローションを後孔の最奥までたっぷり注ぐのは実は難しい。だが今回は先程出した精液がローションの代理を果たしてくれる、一発目じゃないからそれほど濃くもなくダマもなく、潤滑油として有用なはず。

「カミア、分かるか? ここ、ほら、奥、ちゅぱちゅぱしてる」

とちゅ、とちゅっ、と結腸口を突く。

「んっ! んんんっ!」

突く度にカミアは普段よりも低い声を漏らす。あぁ、ちゃんと喘ぎ声が聞きたい。感想を聞きたい、快楽で頭と口が回らなくなってまともに話せなくなり、そのうちただ喘ぎ声を張り上げるだけになっていく過程がたまらなく好きなのだ。

「お腹……この辺かな」

「んんんんんっ!」

左腕で臍の辺りを強く締め付ける。カミアの身体が強く仰け反り、彼の後頭部が俺の顔を襲う。

(いったぁ!?)

声には出さない。セックスを中断するほどの痛みではないし、そんなことでカミアに気を遣わせたくない。

(頭打ったカミアたんは大丈夫でしょうか)

カミアは変わらず喘いでいる。打ったと気付いてすらいないようだ。

「んっ、んんっ、んっ……」

「……っ、は……なぁ、カミア、気付いてるか? かなり緩くなってきてる、もう奥に、入れるっ……! ん、まだダメだな、もう少しっ」

腰をくねらせ、結腸口をぐりぐりと責める。カミアの足がピンと伸びた。

「んんーっ!? んっ、ゔぅんっ! んんんっ!」

「もう少し、もう、少しっ……! 入った!」

結腸口がようやく俺を迎え入れてくれた。腸壁の中で一際大きな弁を突破した。下腹周りがカミアの尻に密着する、カミアをより近くに感じる。

「んっ……ん、ぅ……ん、んん」

カミアは大声は出さず、全身を微かに震わせている。静かに深い絶頂を迎えたカミアが可愛くて、自然と彼を捕まえた両手の力が強まる。

「ようやく全部入れられた……カミア、分かるか? 今当たってるのが本当の行き止まりだ」

腸の曲がり始め、直腸と結腸の境目、陰茎で突ける最後の腸壁をぐーっと押す。カミアの足が激しく震え、上半身は強く仰け反る。

「……っ、こらこら……暴れ過ぎだぞカミア」

先程から後孔も締め付けを強め、痙攣し続けている。そろそろ最後の追い込みにかかってもいいかもしれない。

「カミア、苦しくなったらすぐ俺の手叩くんだぞ。離してやるから」

「ぅ……?」

鏡越しに見たカミアの目は潤んでいる、視界は涙で滲んでいるだろう。快楽と酸素不足で意識もぼんやりしているかもしれない。それでも俺の言葉を聞こうとしてくれている、そんな健気なカミアの鼻を俺は塞いだ。

「……っ!?」

手のひらで口を塞いだまま、親指と人差し指で鼻をつまむ。呼吸を禁じられたカミアは唸ることすら出来ない。

「んっ、しょ……よし」

腰を上げ、胡座から膝立ちへと体勢を変える。カミアを片腕で抱えたままというのは辛かったが、鍛えた身体には不可能ではなかったしその確信があった。だがあまり長くは持たない、左腕への負荷が重いし床が硬くて膝が痛い。

「……っ、ぅ…………っ!」

激しく腰を打ち付ける。肉同士がぶつかる音が浴室に響く。

「はぁっ……やばい、カミア、抜こうとするとっ……すっごい吸い付いてきて、入れてくと押し返して……たまんないよ」

何度も何度も結腸口を出入りし、最奥の腸壁を滅多打ちにする。

「カミア、カミアっ、カミア……!」

カミアの耳の真後ろでうわ言のように彼の名を繰り返し、本能のまま腰を振り続ける。

「……っ、ふ……カミア、カミアっ、出るっ……! カミアっ!」

腰を叩き付けて最奥で果てる。精液を流し込んだ雄としての達成感を味わいながら、脱力しカミアの口を塞いでいた右手を下ろした。

「ふーっ……」

また胡座の姿勢に戻る。両手でカミアの腰を掴んでゆっくりと持ち上げ、萎えた陰茎を抜いた。小ぶりな尻から垂れていく白濁液を眺めていると、カミアにマーキングしてやった気分になった。

「…………カミア、大丈夫か?」

「ん……」

ビクビクと痙攣している身体を横抱きにする。

「……みー、くん?」

「うん。俺だよ」

「…………きも、ち……ぃ」

「気持ちよかったか? そっか、よかった……」

射精して冷静になった頭は「呼吸禁止プレイはやり過ぎじゃね?」と言い出していたから、カミアの正直な感想に安堵した。

「ち、が……」

「えっ、違うの?」

「……きも、ちぃの。ずっと……おなか、おなかに、しんぞ……ある」

「あぁ……余韻に浸ってくれてるのか、嬉しいよ。ちょっと休んだらシャワー浴びようと思ってたけど、立てなさそうか? 俺が洗ってやる感じでいいかな」

「みぃくん……してくれるの? うれし……えへへ」

ふにゃりとした笑顔はどんな雑誌やテレビに載った笑顔よりもずっとずっと愛らしい。就寝まで全ての世話を焼こう、朝食を食べさせてやってもいい、それくらい尽くしてもお釣りの方が多いくらいの可愛い笑顔だった。
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