冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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アイドルはいじめられたい (〃)

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虐められるのが好き、それがカミアの趣味だ。但し痛みを欲しがるリュウのような嗜好とは違う、リュウと違って放置も嫌いだ。Mにも色々あるんだな。

「ひぁああっ!? あっあぁんっ! んっ、ん、ふっ……ゔあっ! はっ、あぁあ……イっちゃう、イっちゃうぅ…………んぁんっ! イくっ、イっ、くぅうっ!」

カミアは悪戯されるのが好きなのだ。大好きな兄にくだらないイタズラといじわるで構われたから、それが一番の愛情表現として刷り込まれている……のか? そこまではよく分からない。俺はそんな深い分析が出来る人間じゃない。

「ひきゅっ! んんっ、あぁああっ……ぎゅーってするのやらぁあっ! 終わんにゃっ、終わんにゃいぃっ! きもぢぃのどまんなぁあぁ~っ……!」

カンナはリュウを言葉で刺したり、カミアのモノマネでハルを腰砕けにするのが好きだ。イタズラ好きだけれど嫌がることはしていない。それがカミアには虫の模型を使ったイタズラやくすぐりなどを行ったというのは……幼かったから? それともカミアがそれを本心では嫌がらないと分かっていたから?

「イぐぅゔぅう~っ……」

「足ピンイキはよくないって言うぞ?」

「ふっ、ふぅっ……みぃ、ぐんっ……きらいぃ?」

「ううん、大好き」

「ならいいじゃん……んぁっ!? イったばっかのこりこりしちゃやらぁ、ぁんっ、んぁっ、やらって言ってるのにぃっ、ひんっ! ひっ、ぃいっ、あぁっ、あっ!」

結論は出ない、多分双子達本人に聞いても出ない、彼らが共に育つ過程で育った嗜好であってどっちがどっちに影響を与えた……なんて話じゃないのだろう。なんて思考放棄して、自分の中だけで完結させてみたりして。

「ぁゔ、あぁああっ、あぁ、ひっ、ィくっ! イぐぅっ! イっ……ぅあぁあああっ!? あっ、ぁ……? なんっ、れぇ、急に、ぉぐぅ……ぜ、りつしぇっ……いじめて、あそんれるんじゃ、なかったのぉ……?」

「奥して欲しいって言ってたろ? 安心しろよ、奥責めに変えたって前立腺はどーせ潰されてぐりゅっぐりゅ捏ね回されるんだから、奥に慣れるまではそっちでイけるって」

「んゔっ! ぉぐ、やらぁ……きもちぃのおもたい……ひっ! ぃ……んぅっ! ぉ、ゔっ……へんな、声……れるぅっ」

腰を落とし、まだ何の侵入も許したことのない結腸口を緩く小突く。

「……っ、んん、ぐっ……ぅ、んんんっ!」

とちゅ、とちゅ、と同じところを同じ力で丁寧に突きほぐしていく。俺を少しも持ち上げることが出来ない力ながらにカミアは仰け反っている、奥まで挿入しても上手く快感を拾えているようだ。いや、陰茎の幹部分で轢き潰している前立腺由来の快楽だろうか?

「ふゔーっ、ふゔぅーっ……! ふ、ゔぅぐっ……んんんっ! んんゔぅううんっ……!」

奥まで挿入してからというもの、カミアの声がくぐもって聞こえにくい。声が聞きたい俺は一旦律動を止め、カミアの肩を掴んで枕に押し付けている顔をそっと上げさせた──枕が少し持ち上がった。枕を噛んでいるようだ。

「カミア、こんなの口に入れちゃダメだろ? 誰が寝てるか分かったもんじゃない、洗濯はしてご家庭の枕より綺麗ではあるんだろうけどさ」

「ん、んぅ……ふっ、んん……」

「ほら、口開けて」

顎を右手で押さえて左手で枕を引っ張り、離させようとするも上手くいかない。

「カミア、離せ。ほら」

声をかけてもダメだ。となると残された手段は一つ、俺はカミアの可愛らしい巻き髪を一束指に絡め取り、形のいい耳に引っ掛けた。さっきもやったことだ、いつの間にかまた髪が下りて耳を隠していたけれど、小さくて可愛らしい耳をまた拝めた。

(たまんね~! ちょっと息吹きかけるだけのつもりでしたが我慢出来ませんな、食べちゃお)

はむ、と丸い耳に噛み付く。もちろん歯を唇で包むようにして、だ。

「……んひゃんっ!?」

枕がベッドに落ちる。俺はすかさずカミアの口を右手で覆い、耳を噛むのをやめて囁いた。

「妬けるなぁ、何か噛みたいなら俺にしろよ」

親指の付け根よりも下の辺りをカミアの口に押し付ける。手の中ではここが一番噛みやすそうだと思う、某漫画でもこの辺噛んで巨人化してたし。

「ほら、あーん」

カミアの唇の感触を楽しむつもりだったが、彼はすぐに顔を背けてしまった。噛まないだろうとは予想していたけれど、こんな断られ方をするとはな。

「ゃ、らぁっ……」

「なんで?」

「かん、だりゃあ……みーくんっ、いひゃい……」

「でも俺枕に嫉妬しちゃうよ」

「まく、ぁ……噛まな……からぁ……」

心優しいカミアならそう言うと思った。そんな予想を立てていたとカミアに悟らせないよう、俺は感激したフリをする。

「そうか? 優しいなぁカミアは……何か噛んでないと我慢出来ないほど辛いとか、そういう訳じゃないのか? もしそうなんだったら俺こんなワガママ言わないよ?」

「……っ、うぅ…………ぉ、奥……されると、勝手に、その……へんな、声……出ちゃう。そ、それっ、それがすごく、はずかしくて……声、出ないようにって」

それを白状するのも恥ずかしいのだろう、カミアの後孔は俺の陰茎をきゅうきゅう締め付けている。

「ふぅん……? 変な声ってどんな声だ?」

尋ねると同時に、どぢゅっと結腸口を強めに突く。

「んぉおゔっ!? ゔっ、ぉ……急にっ、ずるなんでぇ……ひりょ、いぃ」

「……変な声聞こえなかったぞ?」

「ぉゔっ! ゔっ、ぁあっ!? がっ、ひっ、ゃらぁっ! へんなっ、ごえぇっ……れるんっ、らっでぇっ! ゃ、えっ……ゃえっ、へぇっ……ぉっ、イぐっ、イぐぅゔゔ~っ……!」

「可愛い声しか聞こえないなぁ」

「……っ!? ゔっ、しょおっ、ゔぞっ、らぁっ、ぎだにゃっ、ごぇっ、らもんっ!」

優しく結腸口を小突き続けているが、見事全ての音に濁点が付いている。愛おしくてたまらない、辛抱が効かなくなった俺はカミアを強く抱き締めて腰を振りたくった。もちろん、喘ぎ声を恥じるカミアに「可愛いよ」と囁き続けるのを忘れずに。
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