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ゆるゆるお喋りフェラ (〃)
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断り切れず、フェラを受け入れてしまった。朝、思い付いた時からセイカとのセックスではゴムを付けようと思っていた、だから登校中に射精した後の処理を怠った。時間がないのもあって、ゴムを外した後は軽く拭いただけで洗いはしなかった。蒸れやすい部位だから、普段はもちろん舐めてもらう前や行為前には特に念入りに洗っている。
「ん……本当に、普段よりちょっと臭い」
行為後の処理を終え、下着とズボンを履いたセイカは俺の股間に顔を押し付けてすんすんと鼻を鳴らした。
「だろ? やめてもいいけど」
「やる」
半ば意地になっているんじゃないだろうか。
「ん…………んっ? おい、大きくするなよ咥えにくい」
「そんな可愛い顔でフェラしといて無茶言うなよぉ」
文句を言いながらもセイカはセックスの余韻で蕩けたままの顔を更に緩めて、嬉しそうだ。何が嬉しいんだろう、匂いが濃いこと? まさか自分のフェラで俺が興奮しているのが嬉しいなんて殊勝なことを考えているのだろうか。
「……な、セイカ、さっきシてた時な、俺セイカが入院してた頃のこと思い出したよ」
お掃除フェラという名目通り、カリ首を始めとした微かな溝や括れに残った精液が舌先で舐め取られていく。ちろちろと弱い刺激はくすぐったい、もっと深く咥えて全体を刺激して欲しくなる。
「保健室って全体的に白いし、病院と匂いが似てるからかな。ぁっ……吸うの、ヤバいかも」
尿道に精液が残っていたのだろうか、それとも新たな先走りの汁だろうか、亀頭をちゅうっと吸われた。丁寧なフェラを止めないままながら俺の話を真面目に聞こうとしているセイカの上目遣いがたまらなくて、俺の手は自然とセイカの髪や頬を愛でた。
「……セイカ、変わったよ。髪はまぁ美容院行ったし当然なんだけど……そうじゃなくてさ、身体の方」
刈り上げた側頭部を逆撫でし、チクチクとした感触を楽しむ。生えている方向に沿って撫でればつるつるとした手触りの良さもある。手を少し上にやればパーマをあてた髪に指を絡めて遊べる。
「肉付きが良くなったよ。傷跡も薄くなってきたし……まぁ、一部の縫い目は残りそうだけど。血色も、肌ツヤも、良くなった……」
セイカは目を閉じ、亀頭ばかり舐めしゃぶるのをやめて俺の陰茎を半分ほど咥え込んだ。
「んっ…………な、俺のおかげって思っていいかな? 俺が勇気出して誘拐したから……俺が恥捨ててママに泣きついたから、一緒に暮らせて……セイカ、良くなったんだって。俺がセイカの健康状態改善出来たんだって、思ってていいよな」
「ん、はぁっ……当たり前だろ」
話しかけ続けているとセイカは俺の陰茎から口を離して顔を上げ、手コキに切り替えつつ返事をくれた。
「俺が今生きてんのはお前の功績。俺の全部お前のもの、いつ何しても、何させてもいい、可愛がったって殺したってお前の自由」
大袈裟だ、言い過ぎだ、そんな返事は声にならなかった。真剣な瞳に気圧された。
「……水月」
「…………ん?」
「大好き。いつも生意気ばっかでごめんな。なんか、えっちなことしてると……っていうか、腹? がぽかぽかして、ふわふわした気分だと……素直に、なれる」
「……そっか。じゃ、今後もセイカの素直なとこ見たい時は結腸までハメることにするよ」
「うん……普段からもう少し素直にもの言えるように頑張るけど、奥まで入れるの好きだからアレは毎回やって欲しい」
「腰立たなくなるくせにぃ~」
「俺を運ぶの好きなんだろ」
「……敵わないなぁ」
俺が眉尻を下げるのをくすくす笑ったセイカは笑顔のままフェラを再開した。セイカの左手による愛撫ですっかり射精寸前に至った陰茎がまた口内に収められ、指とは違うぬるぬるとした舌による愛撫に自然と熱い吐息が漏れる。
「ぁっ……なぁセイカ、左手も随分器用になったんじゃないか? 前は手コキもっと下手だった気がする」
「んっ、は……お前なぁ、フェラ続けて欲しいなら返事がいる話ばっかすんなよ……そりゃ左手しか使えないんだから利き手じゃないなんていつまでも言ってらんないし、上達もするよ」
「ごめんごめん……そうだよな」
「ぁむ……んっ、んん……むぁに、れかい……ん、んっ……ふ……」
「奥突かれんの好きなくせに無駄にデカいはないだろ? おっきくて素敵って言えよ」
「ふふ……おっひふへ、しゅれきぃ~」
「んっ、やっぱ咥えたまんま喋んないで。はぁ……やば、出そう……かも。ん、ゃ、もう出る……ぅっ、あ……」
射精が近いことを伝えるとセイカは楽しそうに目元を歪ませ、ぢゅう~っと俺の陰茎を強く吸った。汚れを舐め取ったばかりなのに、また汚してたまるかとでも思ったのだろうか。俺の精液は残らず吸い奪われた。
「…………っ、ふー……」
「んっ、んん……はぁっ、今日はもう三発目のくせに濃い」
「良質なタンパク質ってことだ、しっかり吸収しとけ」
「……なんか、こんだけ絶倫だと精子も強そう。胃液をゆうゆうと泳いでそう」
「誰がピロリ菌生産者だって?」
俺が人間を超えているのは顔の良さだけだ。精子がそんなに強くてたまるか。
「いや、でもさ……お前のママ上お前そっくりじゃん? 秋風もお前そっくりで…………な?」
「な? じゃないよ。全く……そろそろ授業戻ろうか」
「あ、そうだな。忘れてた。腹とか太腿とか辛いから立てない。車椅子まで運んでくれ」
「ふふ、うん」
両手を広げたセイカを抱き上げる。体勢によっては腹に力が入って快感がぶり返すようで、車椅子に座らせるまでに微かな喘ぎ声が何度か聞こえた。
「ん……本当に、普段よりちょっと臭い」
行為後の処理を終え、下着とズボンを履いたセイカは俺の股間に顔を押し付けてすんすんと鼻を鳴らした。
「だろ? やめてもいいけど」
「やる」
半ば意地になっているんじゃないだろうか。
「ん…………んっ? おい、大きくするなよ咥えにくい」
「そんな可愛い顔でフェラしといて無茶言うなよぉ」
文句を言いながらもセイカはセックスの余韻で蕩けたままの顔を更に緩めて、嬉しそうだ。何が嬉しいんだろう、匂いが濃いこと? まさか自分のフェラで俺が興奮しているのが嬉しいなんて殊勝なことを考えているのだろうか。
「……な、セイカ、さっきシてた時な、俺セイカが入院してた頃のこと思い出したよ」
お掃除フェラという名目通り、カリ首を始めとした微かな溝や括れに残った精液が舌先で舐め取られていく。ちろちろと弱い刺激はくすぐったい、もっと深く咥えて全体を刺激して欲しくなる。
「保健室って全体的に白いし、病院と匂いが似てるからかな。ぁっ……吸うの、ヤバいかも」
尿道に精液が残っていたのだろうか、それとも新たな先走りの汁だろうか、亀頭をちゅうっと吸われた。丁寧なフェラを止めないままながら俺の話を真面目に聞こうとしているセイカの上目遣いがたまらなくて、俺の手は自然とセイカの髪や頬を愛でた。
「……セイカ、変わったよ。髪はまぁ美容院行ったし当然なんだけど……そうじゃなくてさ、身体の方」
刈り上げた側頭部を逆撫でし、チクチクとした感触を楽しむ。生えている方向に沿って撫でればつるつるとした手触りの良さもある。手を少し上にやればパーマをあてた髪に指を絡めて遊べる。
「肉付きが良くなったよ。傷跡も薄くなってきたし……まぁ、一部の縫い目は残りそうだけど。血色も、肌ツヤも、良くなった……」
セイカは目を閉じ、亀頭ばかり舐めしゃぶるのをやめて俺の陰茎を半分ほど咥え込んだ。
「んっ…………な、俺のおかげって思っていいかな? 俺が勇気出して誘拐したから……俺が恥捨ててママに泣きついたから、一緒に暮らせて……セイカ、良くなったんだって。俺がセイカの健康状態改善出来たんだって、思ってていいよな」
「ん、はぁっ……当たり前だろ」
話しかけ続けているとセイカは俺の陰茎から口を離して顔を上げ、手コキに切り替えつつ返事をくれた。
「俺が今生きてんのはお前の功績。俺の全部お前のもの、いつ何しても、何させてもいい、可愛がったって殺したってお前の自由」
大袈裟だ、言い過ぎだ、そんな返事は声にならなかった。真剣な瞳に気圧された。
「……水月」
「…………ん?」
「大好き。いつも生意気ばっかでごめんな。なんか、えっちなことしてると……っていうか、腹? がぽかぽかして、ふわふわした気分だと……素直に、なれる」
「……そっか。じゃ、今後もセイカの素直なとこ見たい時は結腸までハメることにするよ」
「うん……普段からもう少し素直にもの言えるように頑張るけど、奥まで入れるの好きだからアレは毎回やって欲しい」
「腰立たなくなるくせにぃ~」
「俺を運ぶの好きなんだろ」
「……敵わないなぁ」
俺が眉尻を下げるのをくすくす笑ったセイカは笑顔のままフェラを再開した。セイカの左手による愛撫ですっかり射精寸前に至った陰茎がまた口内に収められ、指とは違うぬるぬるとした舌による愛撫に自然と熱い吐息が漏れる。
「ぁっ……なぁセイカ、左手も随分器用になったんじゃないか? 前は手コキもっと下手だった気がする」
「んっ、は……お前なぁ、フェラ続けて欲しいなら返事がいる話ばっかすんなよ……そりゃ左手しか使えないんだから利き手じゃないなんていつまでも言ってらんないし、上達もするよ」
「ごめんごめん……そうだよな」
「ぁむ……んっ、んん……むぁに、れかい……ん、んっ……ふ……」
「奥突かれんの好きなくせに無駄にデカいはないだろ? おっきくて素敵って言えよ」
「ふふ……おっひふへ、しゅれきぃ~」
「んっ、やっぱ咥えたまんま喋んないで。はぁ……やば、出そう……かも。ん、ゃ、もう出る……ぅっ、あ……」
射精が近いことを伝えるとセイカは楽しそうに目元を歪ませ、ぢゅう~っと俺の陰茎を強く吸った。汚れを舐め取ったばかりなのに、また汚してたまるかとでも思ったのだろうか。俺の精液は残らず吸い奪われた。
「…………っ、ふー……」
「んっ、んん……はぁっ、今日はもう三発目のくせに濃い」
「良質なタンパク質ってことだ、しっかり吸収しとけ」
「……なんか、こんだけ絶倫だと精子も強そう。胃液をゆうゆうと泳いでそう」
「誰がピロリ菌生産者だって?」
俺が人間を超えているのは顔の良さだけだ。精子がそんなに強くてたまるか。
「いや、でもさ……お前のママ上お前そっくりじゃん? 秋風もお前そっくりで…………な?」
「な? じゃないよ。全く……そろそろ授業戻ろうか」
「あ、そうだな。忘れてた。腹とか太腿とか辛いから立てない。車椅子まで運んでくれ」
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