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無表情デフォルト (水月+ミタマ・サキヒコ・荒凪)
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目を固く閉じ、数秒経ってから目を開けた。自宅だ。自宅の廊下だ。ベッドじゃない。ため息をつきながら起き上がり、現実を受け止めようとする俺の耳にぺたぺたと湿った裸足の足音が聞こえてきた。
「あっ……」
少年……人間にしか見えないけれど妖怪らしい少年が玄関扉を見つめる。
「…………?」
少年は首を傾げる。右に、左に、より深く右に……可愛い。動物っぽい。
「あのお兄さんなら帰ったよ」
「……?」
振り返り、また首を傾げる。
「今日から君はこの家で預かることになったんだ、君もきっと振り回されてる側だよね……俺もだから、あんまり俺に当たらないでね。俺も君に文句言わないようにする。被害者同士仲良くしようよ」
俺をそのまま映し返す、まんまるの大きな瞳。何を考えているのか、俺の話を聞いていたのか、言葉を理解出来ているのかすら分からない。
「……コンちゃん、生まれたての妖怪って言葉分かるの?」
「知らん。ワシ物心芽生えた時から神社の像じゃったんじゃぞ、神社に妖怪が来て妖怪の生態を詳しゅう話してくれる思うか?」
思わない。
「サキヒコくん……も、ダメだよね」
「すまない、力になれそうにない」
「そうだサキヒコくん、感情を色で読めるんだよね? 話しかけた時の反応教えてくれないかな」
「反応……いや、ずっと同じ感情が見えている。全くブレていない」
「なになに?」
「……憎悪、だと思う」
「えっ……置いてかれたから?」
「いや、ずっとだ。りびんぐに居る時からずっと」
「ワシも家に入った時から気味悪い気配がすると思っとったんじゃ。みっちゃん……本当に預かるんか? 関わらん方がええと思うんじゃが」
サキヒコもミタマも怯えたような顔つきだ。そんなに恐ろしい存在なのか……憎悪がどうとか言うのは妖怪だからなのか? それとも何か酷い目に遭った?
「関わるなって言ったって置いて帰られたんだからしょうがないよ……放り出す訳にはいかないし。おいで」
手を差し伸べると少年は素直に俺の手を取った。
「触って大丈夫なのか!?」
「ソレはおぞましい力の塊じゃぞみっちゃん……下手に触るな」
「そ、そんなこと言われても……俺次第で良い妖怪になるってあの人言ってたし。妖怪の気配は怖いものってだけじゃないの? 猛獣は牙鋭いみたいな感じでさ」
二人は顔を見合わせ「妖怪は初めて見たから分からない」と言った。
「……あんまり怖がったり、近寄るなとか言わないでね、育てろって任されたんだから……頑張って面倒見てあげないと」
もう預けた者は帰ってしまったんだから、断れない。なら尽力するしかないだろう。俺は少年の手を引いてダイニングに戻った、母はコーヒー片手に書類を読んでいた。パソコンではなく紙の仕事とは珍しい。
「水月、ちょっといい?」
「うん、俺も話したいと思ってたし。この子のことだよね?」
「ええ……さっきはお金もらえるからって言ったけど、もちろんそれだけが理由じゃないわ。今現在我が家はサキヒコくんやコンちゃんっていう強力なオカルト的存在のせいで霊的に随分目立ってるらしいのよね。二人からのお零れ霊力目当てに色々集まってくるとか言ってたかしら。浮遊霊なら二人でどうにでも出来るでしょうけど、ガチもんの怪異が来るとまずいわ。ってことで結界を張ってもらえることになったのよ」
「結界ですか……」
「そ。霊的に目立たなくなるんだってさ。本来結界の維持には月数百万かかるんだけど……その子を預かるんなら、その子も隠さなきゃいけないからタダでいい上に世話代出すって。だから引き取ったの」
「結局金じゃねぇか!」
「……あら? そうね」
「まぁ、月数百万じゃ受け入れるしかないけど……母さんは何か聞いてないの? この子について」
「結構聞いたわよ」
「名前とか分かる?」
「ええ、でも自己紹介は自分でしてもらった方がいいんじゃないかしら」
母もあの男と似たようなことを言う……
「……話せるんだよね? 生まれたてとか聞いたから、言葉から教えなきゃかと思ってたんだけど。えっと……俺は水月、水月だよ、よろしく。君は?」
「ぁ、ら…………なぎ」
喋った!
「ここに載ってるわよ、名前」
母が見せてきた書類には「荒凪」と書かれていた。
「なんか矛盾って感じの名前……これ、あの人が付けたの?」
「名乗ったらしいわよ。漢字の特定も一応やったって言ってたから、漢字も分かるんでしょうね。これ読んだ感じ、意思疎通に問題はないみたいよ」
「俺もそれ読みたい……」
「私がもう一回読んでからね」
「……なんていう妖怪なの? 俺知ってるかな、和風ホラー結構好きだから妖怪の名前は知ってる方だと思うんだけど」
「超有名よ」
「へぇー……あ、待って、一旦待って、言わないで」
じっと少年を──荒凪を見つめる。うねる黒髪に深い海色のインナーカラー、瞬きの少ないまんまるな目、幼さを感じさせる整った顔立ち、広がり始めの肩幅と細いままの腰から漂う危うい少年らしさ、デニム越しにも分かる尻と太腿の肉付きは肩や腕と見比べても良く、下半身をよく使うタイプだと分かる。
「騎乗位上手いと思う」
「妖怪の名前当てじゃなかったの? 人魚よ、人魚」
「あっ」
当てるつもりだったのに言われてしまった。人魚か……なるほど。
「濡らすと変身が解けちゃうんだって。だから結界の外で濡らしちゃダメ、でも水に入れないと体調崩すから一日何時間かは泳がせること……ウチにプールあるから押し付けてきたわねアイツ」
「……身体の一部食べちゃうと永遠に呪われるかもってのは、八百比丘尼伝説的な?」
人魚を食べると不老不死になる、よく聞く話だ。
「ええ、そうね、でもアイツ……この子が本当に人魚かどうかは微妙って言ってたのよね」
「え……?」
「何ページだったかしら……あ、あったあった。えー……人魚にしては霊力が禍々しい、警戒心が薄い、海にそれほど拘りがない、音楽を流しても歌わない、だって。けどまぁこれは、養殖だからってのが理由かもしれないし、真の姿がどう見ても人魚だし人魚に似た妖怪に心当たりがないから多分人魚、だってさ」
「……妖怪の天然と養殖って何?」
「…………アンタもこれ読むのよね? じゃあいいか、確か後ろの方のページ……あったわ。ここね」
少々言いにくそうにした母はコーヒーを一口飲み、口を開いた。
「物品に霊力や負の感情などを注ぐ付喪神法。数を集めて殺し合いをさせる蠱毒法。裏切りや飢えなどで対象の負の感情を高めさせて殺す犬神法。その他にも依代法とか都市伝説法とか色々載ってるんだけど……その子の気配の禍々しさから考えて、蠱毒法か犬神法じゃないかって。方法の詳しい解説は長いから後で勝手に読みなさい」
「……天然の妖怪捕まえてきて、産ませるとかじゃないんだ」
「それじゃ珍しい動物じゃないのよ」
「妖怪は珍しい動物だと思ってたんだよ……そっか、やっぱりなんか酷い目に遭ったんだね。もう大丈夫だからね、荒凪くん」
荒凪の手を両手で握り、微笑みかける。けれど彼の表情筋はピクリともしなかった。
「あっ……」
少年……人間にしか見えないけれど妖怪らしい少年が玄関扉を見つめる。
「…………?」
少年は首を傾げる。右に、左に、より深く右に……可愛い。動物っぽい。
「あのお兄さんなら帰ったよ」
「……?」
振り返り、また首を傾げる。
「今日から君はこの家で預かることになったんだ、君もきっと振り回されてる側だよね……俺もだから、あんまり俺に当たらないでね。俺も君に文句言わないようにする。被害者同士仲良くしようよ」
俺をそのまま映し返す、まんまるの大きな瞳。何を考えているのか、俺の話を聞いていたのか、言葉を理解出来ているのかすら分からない。
「……コンちゃん、生まれたての妖怪って言葉分かるの?」
「知らん。ワシ物心芽生えた時から神社の像じゃったんじゃぞ、神社に妖怪が来て妖怪の生態を詳しゅう話してくれる思うか?」
思わない。
「サキヒコくん……も、ダメだよね」
「すまない、力になれそうにない」
「そうだサキヒコくん、感情を色で読めるんだよね? 話しかけた時の反応教えてくれないかな」
「反応……いや、ずっと同じ感情が見えている。全くブレていない」
「なになに?」
「……憎悪、だと思う」
「えっ……置いてかれたから?」
「いや、ずっとだ。りびんぐに居る時からずっと」
「ワシも家に入った時から気味悪い気配がすると思っとったんじゃ。みっちゃん……本当に預かるんか? 関わらん方がええと思うんじゃが」
サキヒコもミタマも怯えたような顔つきだ。そんなに恐ろしい存在なのか……憎悪がどうとか言うのは妖怪だからなのか? それとも何か酷い目に遭った?
「関わるなって言ったって置いて帰られたんだからしょうがないよ……放り出す訳にはいかないし。おいで」
手を差し伸べると少年は素直に俺の手を取った。
「触って大丈夫なのか!?」
「ソレはおぞましい力の塊じゃぞみっちゃん……下手に触るな」
「そ、そんなこと言われても……俺次第で良い妖怪になるってあの人言ってたし。妖怪の気配は怖いものってだけじゃないの? 猛獣は牙鋭いみたいな感じでさ」
二人は顔を見合わせ「妖怪は初めて見たから分からない」と言った。
「……あんまり怖がったり、近寄るなとか言わないでね、育てろって任されたんだから……頑張って面倒見てあげないと」
もう預けた者は帰ってしまったんだから、断れない。なら尽力するしかないだろう。俺は少年の手を引いてダイニングに戻った、母はコーヒー片手に書類を読んでいた。パソコンではなく紙の仕事とは珍しい。
「水月、ちょっといい?」
「うん、俺も話したいと思ってたし。この子のことだよね?」
「ええ……さっきはお金もらえるからって言ったけど、もちろんそれだけが理由じゃないわ。今現在我が家はサキヒコくんやコンちゃんっていう強力なオカルト的存在のせいで霊的に随分目立ってるらしいのよね。二人からのお零れ霊力目当てに色々集まってくるとか言ってたかしら。浮遊霊なら二人でどうにでも出来るでしょうけど、ガチもんの怪異が来るとまずいわ。ってことで結界を張ってもらえることになったのよ」
「結界ですか……」
「そ。霊的に目立たなくなるんだってさ。本来結界の維持には月数百万かかるんだけど……その子を預かるんなら、その子も隠さなきゃいけないからタダでいい上に世話代出すって。だから引き取ったの」
「結局金じゃねぇか!」
「……あら? そうね」
「まぁ、月数百万じゃ受け入れるしかないけど……母さんは何か聞いてないの? この子について」
「結構聞いたわよ」
「名前とか分かる?」
「ええ、でも自己紹介は自分でしてもらった方がいいんじゃないかしら」
母もあの男と似たようなことを言う……
「……話せるんだよね? 生まれたてとか聞いたから、言葉から教えなきゃかと思ってたんだけど。えっと……俺は水月、水月だよ、よろしく。君は?」
「ぁ、ら…………なぎ」
喋った!
「ここに載ってるわよ、名前」
母が見せてきた書類には「荒凪」と書かれていた。
「なんか矛盾って感じの名前……これ、あの人が付けたの?」
「名乗ったらしいわよ。漢字の特定も一応やったって言ってたから、漢字も分かるんでしょうね。これ読んだ感じ、意思疎通に問題はないみたいよ」
「俺もそれ読みたい……」
「私がもう一回読んでからね」
「……なんていう妖怪なの? 俺知ってるかな、和風ホラー結構好きだから妖怪の名前は知ってる方だと思うんだけど」
「超有名よ」
「へぇー……あ、待って、一旦待って、言わないで」
じっと少年を──荒凪を見つめる。うねる黒髪に深い海色のインナーカラー、瞬きの少ないまんまるな目、幼さを感じさせる整った顔立ち、広がり始めの肩幅と細いままの腰から漂う危うい少年らしさ、デニム越しにも分かる尻と太腿の肉付きは肩や腕と見比べても良く、下半身をよく使うタイプだと分かる。
「騎乗位上手いと思う」
「妖怪の名前当てじゃなかったの? 人魚よ、人魚」
「あっ」
当てるつもりだったのに言われてしまった。人魚か……なるほど。
「濡らすと変身が解けちゃうんだって。だから結界の外で濡らしちゃダメ、でも水に入れないと体調崩すから一日何時間かは泳がせること……ウチにプールあるから押し付けてきたわねアイツ」
「……身体の一部食べちゃうと永遠に呪われるかもってのは、八百比丘尼伝説的な?」
人魚を食べると不老不死になる、よく聞く話だ。
「ええ、そうね、でもアイツ……この子が本当に人魚かどうかは微妙って言ってたのよね」
「え……?」
「何ページだったかしら……あ、あったあった。えー……人魚にしては霊力が禍々しい、警戒心が薄い、海にそれほど拘りがない、音楽を流しても歌わない、だって。けどまぁこれは、養殖だからってのが理由かもしれないし、真の姿がどう見ても人魚だし人魚に似た妖怪に心当たりがないから多分人魚、だってさ」
「……妖怪の天然と養殖って何?」
「…………アンタもこれ読むのよね? じゃあいいか、確か後ろの方のページ……あったわ。ここね」
少々言いにくそうにした母はコーヒーを一口飲み、口を開いた。
「物品に霊力や負の感情などを注ぐ付喪神法。数を集めて殺し合いをさせる蠱毒法。裏切りや飢えなどで対象の負の感情を高めさせて殺す犬神法。その他にも依代法とか都市伝説法とか色々載ってるんだけど……その子の気配の禍々しさから考えて、蠱毒法か犬神法じゃないかって。方法の詳しい解説は長いから後で勝手に読みなさい」
「……天然の妖怪捕まえてきて、産ませるとかじゃないんだ」
「それじゃ珍しい動物じゃないのよ」
「妖怪は珍しい動物だと思ってたんだよ……そっか、やっぱりなんか酷い目に遭ったんだね。もう大丈夫だからね、荒凪くん」
荒凪の手を両手で握り、微笑みかける。けれど彼の表情筋はピクリともしなかった。
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