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見せつけ焦らしプレイ (水月×アキ・フタ・ミタマ)

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耳、口、胸を重点的に責めた。全身くまなく愛撫してやったりもした、縛ったままだけれど。

「……飽きたのぅ。みっちゃん、ワシ何か他のことしたいぞぃ。ワシ後ろ向いとるからふーちゃんの反応も全く見れんしつまらん」

俺は夢中でフタを責め立てていたけれど、尻尾を揺らし続けているだけのミタマは退屈だったらしい。

「あー……もう何十分も経ったのかぁ。夢中になっちゃってたな。レイもつまんなかったか? そろそろ映すもん変えるかぁ」

レイにもらった一般的なサイズのテディベアに話しかける。大きなテディベアを抱えているセイカはまだまだ予習復習の真っ最中、真面目なことだ。

「あーぁ、フタさん涙と涎と俺の精液で顔べっちょべちょ」

ミタマとアキに引いてもらい、俺も少し引いてフタの様子を観察する。刺青で分からなくなっているところ以外、顔だけでなく手も喉も赤くなっている。触れてみると体温がかなり上がっていることが分かる。眉尻を下げ潤んだ目で俺を見つめ、勃った陰茎が苦しいのか腰を中心に身体をよじっている。

「そろそろ顎だるくなっちゃいましたよね、ごめんなさい。外しますね」

フタの舌の上にたっぷり出してやった白濁液はフタの唾液によって押し流されて、もう口内のところどころにゼリー状の物が二、三残るばかりとなっていた。そんなフタの口から開口具を外してやり、フタの言葉を待つ。

「フタさん、どうです? 顎痛くないですか?」

「いたいよぉ……なんか口ん中苦いしぃ……ベロ、めっちゃ疲れてるしぃ……身体熱いしぃ……」

「フタさんが今嫌だなって感じてること全部俺がやったんですよ」

「え? みつきが……? えー、なんでぇ……俺、みつき怒らせたぁ?」

「はい、フタさんは俺にすっごく嫌なことしました。だから俺は、フタさんに小さい嫌なことをいっぱいして、お返ししてます」

「……そっかぁ。うん……じゃあ、みつきがもういいやってなるまでやってよ。俺、色々……全然ダメで、みつきに嫌なことばっかしちゃう…………みつき、ごめんね、俺に何してもいいから、俺のこと嫌いにならないでね」

「…………大好きです」

「何が?」

「俺、フタさんのこと」

「そっかぁ……へへ」

フタは心底嬉しそうに緩んだ顔を俺に見せた。

「……ね~みつきぃ、これ外せない? どうにかなんない? 動けないんだけど~」

「無理ですねぇ。フタさん他にして欲しいことないですか?」

「無理かぁ、他ぁ? 他……ん~…………ぁ、ちんちん痛い。なんかねぇ、あのー、朝なるヤツ? なんだよねー多分。ぱんぱんって言うか、ぎちぎちって言うかぁ……ねぇみつきぃ、俺の代わりにさぁ、えっと~……握ってさぁ~、あーでも強くは握んないでねぇ、動かしたら手ぇ動く感じでぇ、んで握って……?」

手コキをして欲しいって言ってるんだよな? 説明下手だなぁ。可愛い。

「えーっとぉー…………何話してたっけ、俺……」

フタの必殺技、話している最中に何を話していたか忘れる、が炸裂したな。たまらない、萌えが止まらない、可愛過ぎる。

「……ふふ」

「ふーちゃん大好き~っちゅう顔じゃのぅ。みっちゃんはええ顔するわぃ。どうするんじゃ? ほどいてズコバコか?」

「ズコバコってコンちゃん……まぁ、そうだね。ズコバコするよ。でも縄はほどかない」

「む……? 縛ったままという仕方があるのは知っとるが、ふーちゃんのコレは一度ほどかんと脱がせないんじゃないかのぅ」

ミタマはフタのデニムをカリカリと引っ掻きながら言った。

「フタさんはもう少し焦らす。だってさぁ、こんなに可愛いけどコンちゃん殺しかけたんだし……もう少し、要るでしょ」

「罰がか? くふふっ、みっちゃん厳しいのぅ」

ミタマが緩過ぎるんじゃないか? 死にかけたんだよな? そこまで大したことじゃなかったのか? 俺達はあんなに大騒ぎしたのに? い、いや、いやいや……ミタマは寛大なんだ、人間とは違って。ミタマに対して気味悪がったり苛立ったりするのは違う。

「アキ、えっちしようか」

「……! えっちするです? するです! にぃに!」

「なるほど! ふーちゃんとズコバコではなく、ふーちゃんの前でズコバコヤってふーちゃんを羨ましがらせてやるんじゃな?」

「うん、そんな感じ。そろそろズコバコやめて?」

意外で下品な言い回しも繰り返されると飽きてくる。天丼ネタにおいて間隔と回数の調整は必須だ。

「にーにぃ、えっちするですぅ」

しなを作って俺に擦り寄るアキの表情は、すっかり発情した雌のものだった。フタを責めたことで興奮していたのだろう、唇を重ねながら服の上から胸を撫でてみると乳首が勃っていることが分かった。

「んんっ……にーにぃ」

甘えた声で俺を呼びながら下着ごとズボンを下ろしていく。自ら脱ぎ始めたアキの頭を撫で、俺は彼のシャツを脱がすことにした。

《兄貴早く、早く突っ込んで》

生まれたままの姿になったアキは俺の太腿に股間を擦り付けながら、俺のズボンの紐に手をかけた。今履いているのは部屋着なので紐を結んで留めるタイプなのだ、片手で簡単に紐をほどかれてズボンがずり落ちるとアキは俺の太腿に股間を擦り付けるのをやめ、下着に手をかけた。
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