1,277 / 1,942
この街のトップ
しおりを挟む
デカい。レイの元カレはとにかくデカい。俺は184センチと高身長の部類なのに、俺はヤツを見上げている。ヒトフタサンの三兄弟よりもデカいんじゃないか?
「おっ、おい、お前」
彼氏の手前、元カレにへりくだる訳にはいかず、俺は強気に呼びかけた。
「…………ん?」
ギョロ、と歌見の比じゃない異常なまでの三白眼、いやもはや四白眼と呼ぶべき目が、俺を鋭く射抜いた。
「ピッ」
気付けば俺は路上で土下座をしていた。
「無言で俺見るのやめて欲しいっすくーちゃん、俺とアンタはもう他人っすよ」
「…………いや、コレ……お前の、今カレ」
「せんぱいの奇行は今に始まった話じゃないっす」
「そんなことないだろ!? っていうか今のは奇行じゃない! 犬が格上見て腹見せるようなもんだ!」
カッコつけていたかったけれど、無理だ。ヤツはレイの元カレとはいえ今は協力を要請している立場なのだから、多少へりくだってもいいのではないか?
「ごめんなさいホント……えっと、か、形州……くん!」
「…………歳下だろ、お前」
「形州さん! おっきいですね~、俺も結構背ぇ高い方なんですがぁ……何センチですか?」
「……二メートルと、少し」
「大台乗ってるぅ~……日本人って二メーター超出来るんですね。ハーフだったり?」
「…………知らん。多分、違う」
世間話一つするだけで怖過ぎる。デカいからか? 目付きが悪いからか? 一回ボロ雑巾みたいにされたからか? 手が震えている。ウケる。録ってSNSに上げちゃお、あっスマホ持つ方の手も震えてるや、アハハハ……危ない危ない恐怖のあまり現実逃避し始めていた。
「いやぁ、すごいなぁ、それだけ大きかったら出来ないことないでしょ。羨ましいなぁ」
俺に元カレくらいの体格があれば歌見だってサンだって楽に介抱出来るだろう。やはり彼氏としては愛しい恋人にお姫様抱っこをしてあげたいのだ。
「…………出来ないことの方が多い」
「え、たとえば?」
「……兄ちゃんの膝に座れなくなったし……抱っこも、してもらえなくなった」
「へ、へぇ……確かに、その身長じゃ無理かもですね」
「…………でも代わりに、兄ちゃんを膝に座らせられるし、兄ちゃんを抱えられる。から……まぁ、一長一短、だな」
「ほへぇ~……」
声が上から降ってくるのは穂張三兄弟などで経験済みだが、その声がこんなに大人しくて小さいのは初めてだな。
「ふんっ……そのブラコン治さないと、まともな恋人なんか一生出来るもんか」
レイが小声で悪口を言っている。元カレの視線はレイに一瞬向いた、聞こえていたのだろう。
「…………駅に着いたが、まだ俺の用心棒は必要か? 駅で襲われたと聞いたが……駅さえ越えればいいんじゃないのか?」
「一応俺ん家までお願いするっす。交通費は後であげるっすし、家に着いたら水道水くらいは飲ませてあげるんで」
「……人使いが荒い」
「私はすごく感謝してるよ。夏休みの昼前なんて、きっと友達とかと遊んでる真っ最中だったでしょうに、いきなり呼び出したのに来てくれて……すごく優しいのね! 君はいい子だからきっと次の恋もすぐ見つかる、頑張ってね!」
ヤツにとっては元カレの今カレである俺が友人と嘘をついただけで喜ぶほど友人飢えているのに、こんなことを言われたら腹が立つだけだろう。
(……表情読めねぇですな)
無表情だ。怒ってはいないのかな? 義母には発言に気を配って欲しいものだ。
電車内ではお静かに、なんてポスターの言いつけを守る気はなかったけれど、誰も誰とも話す気になれなかったらしく俺達はとても静かだった。
「ここで降りるの? この駅……唯乃にあんまり近付くなって言われてるところよ」
ヤクザが居るからかな、と穂張組がこの街に居る理由である穂張組ボスの大切な従弟こと元カレをジロっと見つめる。
「まぁ、治安は悪いっすからね。でもそのボスがここに居るんで安心っすよ」
「そ、そうなの~……」
義母はそっと元カレから距離を取った。しかし前方から明らかに不良らしき少年達がやって来たので元カレの背後に隠れた。
「あっ、先輩! お疲れ様です!」
怪我が目立つ少年達は元カレを見つけるとハッとして頭を深く下げた。
「……あぁ」
「失礼します!」
「…………待て。お前ら……こっちに行くんだな?」
「は、はい……そうっすけど」
「……ついでに頼まれてくれないか?」
少年達は怯えた顔でコクコクと頷く。ヤツの頼みを断れる人間なんて居ないだろう。
「…………俺より少し背は低く、俺よりも太い……んだよな?」
アキの父親のことを聞いているんだよな? そのつもりで返事をするぞ?
「あっ、はい。筋肉の上に脂肪乗ってる感じでした」
元カレは脂肪はあまりなさそうだ。歌見とは違い、袖のある服を着て谷間も見せていないから正確には分かりにくいけど。
「……だそうだ。そんな……白人?」
「はい、金髪の……目が青い人」
「…………そう、白人。顔を隠したりはしているかもしれない……そいつを見つけたら連絡しろ、接触はしなくていい、盗撮は……バレないように出来る自信があれば、やれ」
「分かりました……理由を聞いても?」
少年達の視線は元カレだけでなく、俺やレイにも向いている。俺達が何故一緒に居るか分からないのだろう、俺もよく分からない。
「………………何故?」
「え……なぜ、って」
「……理由を聞かないと出来ないのか?」
「そんなことは……」
「…………聞く必要はないんだな?」
「は、はい……必要は、ないです。失礼しました……あっ、今の話他のヤツにも広めときますねっ。で、では……」
少年達は足早に去っていった。
「……これでヤツがこの街に入れば俺に連絡が来るようになった。目撃情報はお前に送る、それでいいな?」
「ありがとうございます……?」
「流石くーちゃん! 頼りになるっすねぇ」
「オワァ……!? レイレイレイレイぃ! お、俺っ、俺……おんぶしようか!?」
「アキくん誘導してるんでいいっす……なんすか急に」
元カレに対してそんなことを言うのを、今カレの俺が許容出来る訳ないじゃないか。しかし頼り甲斐の出し方なんて分からない、いや、数々の乙女ゲームやBLゲームをプレイしてきた俺なら分かる。
(攻略キャラの頼り甲斐が見られるイベント、それはプレイヤーがナンパされた時でそ。外出時に一定確率でナンパされて、それを追い払ってくれるというイベントが……されねぇよ! ナンパされねぇのよレイどのは!)
そもそも男がナンパされることは少ない上に、レイはピンク髪に紫パーカーというナンパしにくい奇抜な色をし、この街ではレイは「形州のオンナ」的な立ち位置……
(そもそもナンパ追い払うのって頼り甲斐あります? 女性がナンパされていて、それを守る男性はそりゃ頼り甲斐あるかもしれませんが……レイどのが男性にナンパされるならともかく、女性の逆ナンだったら追い払っても別に頼り甲斐ないし……逆ナンなら多分わたくしの方がされますし……逆ナンって、されて断ってもなんか、ちょい浮気みたいな態度取られるんですよな……なんで?)
ぶつぶつと心の中で呟いていると、元カレのスマホが鳴った。スマホを確認した彼は立ち止まり、ため息をついた。
「くーちゃん?」
「…………尾行されていたらしいな。馬鹿正直に真っ直ぐ家に向かったのは失敗だった」
「え……?」
「……着く前に知れてよかった。潰してくる」
スマホをポケットに戻し、元カレは踵を返し来た道を戻り始めた。
「おっ、おい、お前」
彼氏の手前、元カレにへりくだる訳にはいかず、俺は強気に呼びかけた。
「…………ん?」
ギョロ、と歌見の比じゃない異常なまでの三白眼、いやもはや四白眼と呼ぶべき目が、俺を鋭く射抜いた。
「ピッ」
気付けば俺は路上で土下座をしていた。
「無言で俺見るのやめて欲しいっすくーちゃん、俺とアンタはもう他人っすよ」
「…………いや、コレ……お前の、今カレ」
「せんぱいの奇行は今に始まった話じゃないっす」
「そんなことないだろ!? っていうか今のは奇行じゃない! 犬が格上見て腹見せるようなもんだ!」
カッコつけていたかったけれど、無理だ。ヤツはレイの元カレとはいえ今は協力を要請している立場なのだから、多少へりくだってもいいのではないか?
「ごめんなさいホント……えっと、か、形州……くん!」
「…………歳下だろ、お前」
「形州さん! おっきいですね~、俺も結構背ぇ高い方なんですがぁ……何センチですか?」
「……二メートルと、少し」
「大台乗ってるぅ~……日本人って二メーター超出来るんですね。ハーフだったり?」
「…………知らん。多分、違う」
世間話一つするだけで怖過ぎる。デカいからか? 目付きが悪いからか? 一回ボロ雑巾みたいにされたからか? 手が震えている。ウケる。録ってSNSに上げちゃお、あっスマホ持つ方の手も震えてるや、アハハハ……危ない危ない恐怖のあまり現実逃避し始めていた。
「いやぁ、すごいなぁ、それだけ大きかったら出来ないことないでしょ。羨ましいなぁ」
俺に元カレくらいの体格があれば歌見だってサンだって楽に介抱出来るだろう。やはり彼氏としては愛しい恋人にお姫様抱っこをしてあげたいのだ。
「…………出来ないことの方が多い」
「え、たとえば?」
「……兄ちゃんの膝に座れなくなったし……抱っこも、してもらえなくなった」
「へ、へぇ……確かに、その身長じゃ無理かもですね」
「…………でも代わりに、兄ちゃんを膝に座らせられるし、兄ちゃんを抱えられる。から……まぁ、一長一短、だな」
「ほへぇ~……」
声が上から降ってくるのは穂張三兄弟などで経験済みだが、その声がこんなに大人しくて小さいのは初めてだな。
「ふんっ……そのブラコン治さないと、まともな恋人なんか一生出来るもんか」
レイが小声で悪口を言っている。元カレの視線はレイに一瞬向いた、聞こえていたのだろう。
「…………駅に着いたが、まだ俺の用心棒は必要か? 駅で襲われたと聞いたが……駅さえ越えればいいんじゃないのか?」
「一応俺ん家までお願いするっす。交通費は後であげるっすし、家に着いたら水道水くらいは飲ませてあげるんで」
「……人使いが荒い」
「私はすごく感謝してるよ。夏休みの昼前なんて、きっと友達とかと遊んでる真っ最中だったでしょうに、いきなり呼び出したのに来てくれて……すごく優しいのね! 君はいい子だからきっと次の恋もすぐ見つかる、頑張ってね!」
ヤツにとっては元カレの今カレである俺が友人と嘘をついただけで喜ぶほど友人飢えているのに、こんなことを言われたら腹が立つだけだろう。
(……表情読めねぇですな)
無表情だ。怒ってはいないのかな? 義母には発言に気を配って欲しいものだ。
電車内ではお静かに、なんてポスターの言いつけを守る気はなかったけれど、誰も誰とも話す気になれなかったらしく俺達はとても静かだった。
「ここで降りるの? この駅……唯乃にあんまり近付くなって言われてるところよ」
ヤクザが居るからかな、と穂張組がこの街に居る理由である穂張組ボスの大切な従弟こと元カレをジロっと見つめる。
「まぁ、治安は悪いっすからね。でもそのボスがここに居るんで安心っすよ」
「そ、そうなの~……」
義母はそっと元カレから距離を取った。しかし前方から明らかに不良らしき少年達がやって来たので元カレの背後に隠れた。
「あっ、先輩! お疲れ様です!」
怪我が目立つ少年達は元カレを見つけるとハッとして頭を深く下げた。
「……あぁ」
「失礼します!」
「…………待て。お前ら……こっちに行くんだな?」
「は、はい……そうっすけど」
「……ついでに頼まれてくれないか?」
少年達は怯えた顔でコクコクと頷く。ヤツの頼みを断れる人間なんて居ないだろう。
「…………俺より少し背は低く、俺よりも太い……んだよな?」
アキの父親のことを聞いているんだよな? そのつもりで返事をするぞ?
「あっ、はい。筋肉の上に脂肪乗ってる感じでした」
元カレは脂肪はあまりなさそうだ。歌見とは違い、袖のある服を着て谷間も見せていないから正確には分かりにくいけど。
「……だそうだ。そんな……白人?」
「はい、金髪の……目が青い人」
「…………そう、白人。顔を隠したりはしているかもしれない……そいつを見つけたら連絡しろ、接触はしなくていい、盗撮は……バレないように出来る自信があれば、やれ」
「分かりました……理由を聞いても?」
少年達の視線は元カレだけでなく、俺やレイにも向いている。俺達が何故一緒に居るか分からないのだろう、俺もよく分からない。
「………………何故?」
「え……なぜ、って」
「……理由を聞かないと出来ないのか?」
「そんなことは……」
「…………聞く必要はないんだな?」
「は、はい……必要は、ないです。失礼しました……あっ、今の話他のヤツにも広めときますねっ。で、では……」
少年達は足早に去っていった。
「……これでヤツがこの街に入れば俺に連絡が来るようになった。目撃情報はお前に送る、それでいいな?」
「ありがとうございます……?」
「流石くーちゃん! 頼りになるっすねぇ」
「オワァ……!? レイレイレイレイぃ! お、俺っ、俺……おんぶしようか!?」
「アキくん誘導してるんでいいっす……なんすか急に」
元カレに対してそんなことを言うのを、今カレの俺が許容出来る訳ないじゃないか。しかし頼り甲斐の出し方なんて分からない、いや、数々の乙女ゲームやBLゲームをプレイしてきた俺なら分かる。
(攻略キャラの頼り甲斐が見られるイベント、それはプレイヤーがナンパされた時でそ。外出時に一定確率でナンパされて、それを追い払ってくれるというイベントが……されねぇよ! ナンパされねぇのよレイどのは!)
そもそも男がナンパされることは少ない上に、レイはピンク髪に紫パーカーというナンパしにくい奇抜な色をし、この街ではレイは「形州のオンナ」的な立ち位置……
(そもそもナンパ追い払うのって頼り甲斐あります? 女性がナンパされていて、それを守る男性はそりゃ頼り甲斐あるかもしれませんが……レイどのが男性にナンパされるならともかく、女性の逆ナンだったら追い払っても別に頼り甲斐ないし……逆ナンなら多分わたくしの方がされますし……逆ナンって、されて断ってもなんか、ちょい浮気みたいな態度取られるんですよな……なんで?)
ぶつぶつと心の中で呟いていると、元カレのスマホが鳴った。スマホを確認した彼は立ち止まり、ため息をついた。
「くーちゃん?」
「…………尾行されていたらしいな。馬鹿正直に真っ直ぐ家に向かったのは失敗だった」
「え……?」
「……着く前に知れてよかった。潰してくる」
スマホをポケットに戻し、元カレは踵を返し来た道を戻り始めた。
1
お気に入りに追加
1,213
あなたにおすすめの小説
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
小さい頃、近所のお兄さんに赤ちゃんみたいに甘えた事がきっかけで性癖が歪んでしまって困ってる
海野
BL
小さい頃、妹の誕生で赤ちゃん返りをした事のある雄介少年。少年も大人になり青年になった。しかし一般男性の性の興味とは外れ、幼児プレイにしかときめかなくなってしまった。あの時お世話になった「近所のお兄さん」は結婚してしまったし、彼ももう赤ちゃんになれる程可愛い背格好では無い。そんなある日、職場で「お兄さん」に似た雰囲気の人を見つける。いつしか目で追う様になった彼は次第にその人を妄想の材料に使うようになる。ある日の残業中、眠ってしまった雄介は、起こしに来た人物に寝ぼけてママと言って抱きついてしまい…?
犬用オ●ホ工場~兄アナル凌辱雌穴化計画~
雷音
BL
全12話 本編完結済み
雄っパイ●リ/モブ姦/獣姦/フィスト●ァック/スパンキング/ギ●チン/玩具責め/イ●マ/飲●ー/スカ/搾乳/雄母乳/複数/乳合わせ/リバ/NTR/♡喘ぎ/汚喘ぎ
一文無しとなったオジ兄(陸郎)が金銭目的で実家の工場に忍び込むと、レーン上で後転開脚状態の男が泣き喚きながら●姦されている姿を目撃する。工場の残酷な裏業務を知った陸郎に忍び寄る魔の手。義父や弟から容赦なく責められるR18。甚振られ続ける陸郎は、やがて快楽に溺れていき――。
※闇堕ち、♂♂寄りとなります※
単話ごとのプレイ内容を12本全てに記載致しました。
(登場人物は全員成人済みです)
ポチは今日から社長秘書です
ムーン
BL
御曹司に性的なペットとして飼われポチと名付けられた男は、その御曹司が会社を継ぐと同時に社長秘書の役目を任された。
十代でペットになった彼には学歴も知識も経験も何一つとしてない。彼は何年も犬として過ごしており、人間の社会生活から切り離されていた。
これはそんなポチという名の男が凄腕社長秘書になるまでの物語──などではなく、性的にもてあそばれる場所が豪邸からオフィスへと変わったペットの日常を綴ったものである。
サディスト若社長の椅子となりマットとなり昼夜を問わず性的なご奉仕!
仕事の合間を縫って一途な先代社長との甘い恋人生活を堪能!
先々代様からの無茶振り、知り合いからの恋愛相談、従弟の問題もサラッと解決!
社長のスケジュール・体調・機嫌・性欲などの管理、全てポチのお仕事です!
※「俺の名前は今日からポチです」の続編ですが、前作を知らなくても楽しめる作りになっています。
※前作にはほぼ皆無のオカルト要素が加わっています、ホラー演出はありませんのでご安心ください。
※主人公は社長に対しては受け、先代社長に対しては攻めになります。
※一話目だけ三人称、それ以降は主人公の一人称となります。
※ぷろろーぐの後は過去回想が始まり、ゆっくりとぷろろーぐの時間に戻っていきます。
※タイトルがひらがな以外の話は主人公以外のキャラの視点です。
※拙作「俺の名前は今日からポチです」「ストーカー気質な青年の恋は実るのか」「とある大学生の遅過ぎた初恋」「いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました」の世界の未来となっており、その作品のキャラも一部出ますが、もちろんこれ単体でお楽しみいただけます。
含まれる要素
※主人公以外のカプ描写
※攻めの女装、コスプレ。
※義弟、義父との円満二股。3Pも稀に。
※鞭、蝋燭、尿道ブジー、その他諸々の玩具を使ったSMプレイ。
※野外、人前、見せつけ諸々の恥辱プレイ。
※暴力的なプレイを口でしか嫌がらない真性ドM。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる