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4Pなのか3Pか
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バイブをずっと持っていた右手も、バイブの先端を押さえていた手も、じんわりと痺れたような感覚がある。
「アーキっ、そろそろパイセン離してくれ」
スティックバイブを置き、手に絡み付いたローションを拭き、セイカに翻訳してもらって歌見を取り返す。
「はぁ……はぁ……」
「わたくしの弟の手はどうでした、パイセン」
「どうって……別にっ、ひんっ……!」
赤く熟れた陥没乳首を真下から弾くように擦っただけで、歌見はビクンッと身体を震わせた。
「乳首避けられてたように見えましたが、物足りなかったのでは?」
曲げた指で陥没乳首の横長の穴をくすぐる。バイブで丹念にほじくったせいか、いつもぴっちりと閉じている穴は僅かに開いていて、俺の指に媚びてきた。
「ひっ、ぁ、あぁっ……! ゃ、めっ、だめだっ!」
「ふふ……はい、分かりました」
パッと手を離すと歌見は物欲しそうな目を一瞬俺に向けたが、すぐに目を伏せた。
「……ねぇパイセン、そろそろ休憩は終わりにして……わたくしとシましょ? まだ結腸ハメろくに出来てませんし」
「…………あ、あぁ……うん、どう……しようか」
「わたくし一つアイディアがありまして」
俺はベッドとベッドのすぐ隣の床にバスタオルを敷き、上半身をベッドに預けさせた中途半端な四つん這いになってもらった。
「腰もう少し上げていただいて……そうです」
「……な、なぁ、これ……胸が、擦れるんだが」
「腕立て伏せの要領で頑張ってくだされば防げますぞ」
「お前とヤるのにそんな力入れてられる訳ないだろ……」
「嬉しいこと言ってくれますなぁ」
注射器型のローション注入器にローションを入れながら返事をしていると、アキが歌見の顔の前に座り直すのが見えた。その陰茎は俺と同じく反り返っている。
《ナーナっ、しゃぶって》
「えっと……歌見、口でしてって言ってる」
「何となく分かるよ……してやるとは言ったが、あんまり上手くはないからな? もうちょいこっちおいで、届かないよ」
アキが歌見に近付き、彼の肩に足を乗せる。歌見はアキの腰に腕を回し、陰茎に唇を触れさせた。
「アキぃ、パイセンは喉イキ出来る名器だぞ」
「え、喉で? すごい……」
「か、勝手を言うな! そんなことっ……で、出来るのは、出来るけどなぁっ……上手くはないからな」
念押しをしながら歌見はアキの陰茎をそっと咥える。これで歌見は振り返れなくなったから、俺が見られるのはアッシュグレーに染められた髪だけだ。表情を楽しむのならアキの方かと視線を上げれば、赤く美しい瞳が支配欲に歪んでいくのが分かった。
「セイカも喉もっと敏感にしたいか? 今度ゆっくり開発しようなぁ」
「うーん……まぁ、気が向いたら。ん……何?」
アキの隣に座っているだけのセイカにタオルケットを被せた。
「ヤってないと寒いだろ? 何かし始めて暑くなったら置けばいいよ」
「……ありがとう」
興奮したアキの熱い吐息と、拙いフェラチオの微かな水音。セイカが話し終えるとそれらが強く耳に届き始めた、俺は薄ら笑いを抑えずに歌見の後孔に注射器型の注入器をそっと当て、ローションを注いだ。
「んっ……んむっ、ゔぅ……」
《ナナ……フェラ下手くそだな。歯ぁ当たってんだけど。ま、いいや噛まなきゃ。拙いのも萌えるぜ》
冷たさに反応してか声を漏らした歌見のアッシュグレーの髪をアキが撫でる。アキの手つきは乱暴と言うほどではないが強くて雑で、ある意味での男らしさを感じた。
「セイカ、アキなんて?」
「あぁ……歌見が下手だけどそれがまたいいって、お前がたまに言ってることと同じこと言ってる。兄弟だよな本当……」
呆れ顔で返事をしたセイカの腰にアキの腕が回る。力強く抱き寄せられたセイカは一瞬驚いた顔をしたものの、仕方ないなと言うように笑ってアキの肩に頭を預けた。
《スェカーチカはフェラ上手いよなぁ、俺のイイとこまですぐ覚えてくれてさ? 喉で締めたりバキュームかましたり……ふふ、いつもありがとな。気持ちいいぜ》
《……変態》
「アキ、今度はなんて?」
「…………俺は上手いって」
もっと長々と話していたような気がするが……まぁ、要約するとそうなるというだけだろう。疑うな、俺。
「ふぅん? 確かにセイカは上手いよな」
「……そう」
「俺がみっちり教えたからな!」
「……! うん。そう、鳴雷が教えてくれたから……上手く出来る、鳴雷の……おかげ」
「パイセン感度いいのはいいことだけど、よすぎてフェラテク教えるだけで感じちゃって覚えてくれないんだよなぁ」
「んゔゔ!」
抗議の声が上がった。
「事実でしょう? パイセンは感度すごくって、喉イキ出来ちゃうんですから」
つぅっ、と歌見の尻を下から上へと撫で上げる。
「んぅっ……!」
「……ほら、感度すごくいい。鳥肌立ってますぞ~……ふふ、可愛いですよ、パーイセンっ……あぁあほんっと可愛いヤバいもうダメもう無理ハメ倒す孕ませてやる」
「えっ、ちょ待っ、んむぅっ……!」
《まだイけてねぇんだから離すなよ》
「んっ、んん……んっ、ゔぅっ!?」
興奮に任せて歌見の後孔に挿入した。夏らしい褐色の肌の下で揺れる肩甲骨、ペールオレンジの健康的な肌の下でうねる背筋、震える尻の肉、赤っぽい白い手に押さえられた頭……バック体位の旨み、全部盛りだ。
「はぁ~……たっまんねぇ、パイセンお尻まだトロトロじゃないですかぁ……もう出そう、ふふ…………パーイセンっ、奥まで入れますね」
「んっ……んっ、んんっ、んぅうっ!」
ゆっくりと結腸口を亀頭で押し上げる。ほんの一往復だったが先程開いたのをしっかりと覚えていたそこは、待っていましたと言わんばかりに俺の陰茎を迎え入れ、歓迎した。
「……っ、おぉっ!? ほっ、ふ……んむぐっ!」
《離すなって……今イイ感じなんだからさぁ》
最奥まで満たされた快感に仰け反った歌見の頭をアキがすぐに押さえ付ける。くぐもった喘ぎ声が俺の興奮を更に煽る。
《あ、秋風、あんまり乱暴にするなよ……》
「キッツ……! 先っぽ食いちぎられそうですな。はぁ、でも……熱くてトロトロ、きゅうきゅうして…………どぅふふふふ、パイセン……さてはわたくしのティンティン大好きですな?」
俺ほどではないものの形のいい巨根に喉まで埋められている歌見からの返答はないが、ガクガクと震える足と敷いたタオルに染み込んでいく精液が返事の代わりになっていた。
「アーキっ、そろそろパイセン離してくれ」
スティックバイブを置き、手に絡み付いたローションを拭き、セイカに翻訳してもらって歌見を取り返す。
「はぁ……はぁ……」
「わたくしの弟の手はどうでした、パイセン」
「どうって……別にっ、ひんっ……!」
赤く熟れた陥没乳首を真下から弾くように擦っただけで、歌見はビクンッと身体を震わせた。
「乳首避けられてたように見えましたが、物足りなかったのでは?」
曲げた指で陥没乳首の横長の穴をくすぐる。バイブで丹念にほじくったせいか、いつもぴっちりと閉じている穴は僅かに開いていて、俺の指に媚びてきた。
「ひっ、ぁ、あぁっ……! ゃ、めっ、だめだっ!」
「ふふ……はい、分かりました」
パッと手を離すと歌見は物欲しそうな目を一瞬俺に向けたが、すぐに目を伏せた。
「……ねぇパイセン、そろそろ休憩は終わりにして……わたくしとシましょ? まだ結腸ハメろくに出来てませんし」
「…………あ、あぁ……うん、どう……しようか」
「わたくし一つアイディアがありまして」
俺はベッドとベッドのすぐ隣の床にバスタオルを敷き、上半身をベッドに預けさせた中途半端な四つん這いになってもらった。
「腰もう少し上げていただいて……そうです」
「……な、なぁ、これ……胸が、擦れるんだが」
「腕立て伏せの要領で頑張ってくだされば防げますぞ」
「お前とヤるのにそんな力入れてられる訳ないだろ……」
「嬉しいこと言ってくれますなぁ」
注射器型のローション注入器にローションを入れながら返事をしていると、アキが歌見の顔の前に座り直すのが見えた。その陰茎は俺と同じく反り返っている。
《ナーナっ、しゃぶって》
「えっと……歌見、口でしてって言ってる」
「何となく分かるよ……してやるとは言ったが、あんまり上手くはないからな? もうちょいこっちおいで、届かないよ」
アキが歌見に近付き、彼の肩に足を乗せる。歌見はアキの腰に腕を回し、陰茎に唇を触れさせた。
「アキぃ、パイセンは喉イキ出来る名器だぞ」
「え、喉で? すごい……」
「か、勝手を言うな! そんなことっ……で、出来るのは、出来るけどなぁっ……上手くはないからな」
念押しをしながら歌見はアキの陰茎をそっと咥える。これで歌見は振り返れなくなったから、俺が見られるのはアッシュグレーに染められた髪だけだ。表情を楽しむのならアキの方かと視線を上げれば、赤く美しい瞳が支配欲に歪んでいくのが分かった。
「セイカも喉もっと敏感にしたいか? 今度ゆっくり開発しようなぁ」
「うーん……まぁ、気が向いたら。ん……何?」
アキの隣に座っているだけのセイカにタオルケットを被せた。
「ヤってないと寒いだろ? 何かし始めて暑くなったら置けばいいよ」
「……ありがとう」
興奮したアキの熱い吐息と、拙いフェラチオの微かな水音。セイカが話し終えるとそれらが強く耳に届き始めた、俺は薄ら笑いを抑えずに歌見の後孔に注射器型の注入器をそっと当て、ローションを注いだ。
「んっ……んむっ、ゔぅ……」
《ナナ……フェラ下手くそだな。歯ぁ当たってんだけど。ま、いいや噛まなきゃ。拙いのも萌えるぜ》
冷たさに反応してか声を漏らした歌見のアッシュグレーの髪をアキが撫でる。アキの手つきは乱暴と言うほどではないが強くて雑で、ある意味での男らしさを感じた。
「セイカ、アキなんて?」
「あぁ……歌見が下手だけどそれがまたいいって、お前がたまに言ってることと同じこと言ってる。兄弟だよな本当……」
呆れ顔で返事をしたセイカの腰にアキの腕が回る。力強く抱き寄せられたセイカは一瞬驚いた顔をしたものの、仕方ないなと言うように笑ってアキの肩に頭を預けた。
《スェカーチカはフェラ上手いよなぁ、俺のイイとこまですぐ覚えてくれてさ? 喉で締めたりバキュームかましたり……ふふ、いつもありがとな。気持ちいいぜ》
《……変態》
「アキ、今度はなんて?」
「…………俺は上手いって」
もっと長々と話していたような気がするが……まぁ、要約するとそうなるというだけだろう。疑うな、俺。
「ふぅん? 確かにセイカは上手いよな」
「……そう」
「俺がみっちり教えたからな!」
「……! うん。そう、鳴雷が教えてくれたから……上手く出来る、鳴雷の……おかげ」
「パイセン感度いいのはいいことだけど、よすぎてフェラテク教えるだけで感じちゃって覚えてくれないんだよなぁ」
「んゔゔ!」
抗議の声が上がった。
「事実でしょう? パイセンは感度すごくって、喉イキ出来ちゃうんですから」
つぅっ、と歌見の尻を下から上へと撫で上げる。
「んぅっ……!」
「……ほら、感度すごくいい。鳥肌立ってますぞ~……ふふ、可愛いですよ、パーイセンっ……あぁあほんっと可愛いヤバいもうダメもう無理ハメ倒す孕ませてやる」
「えっ、ちょ待っ、んむぅっ……!」
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「んっ、んん……んっ、ゔぅっ!?」
興奮に任せて歌見の後孔に挿入した。夏らしい褐色の肌の下で揺れる肩甲骨、ペールオレンジの健康的な肌の下でうねる背筋、震える尻の肉、赤っぽい白い手に押さえられた頭……バック体位の旨み、全部盛りだ。
「はぁ~……たっまんねぇ、パイセンお尻まだトロトロじゃないですかぁ……もう出そう、ふふ…………パーイセンっ、奥まで入れますね」
「んっ……んっ、んんっ、んぅうっ!」
ゆっくりと結腸口を亀頭で押し上げる。ほんの一往復だったが先程開いたのをしっかりと覚えていたそこは、待っていましたと言わんばかりに俺の陰茎を迎え入れ、歓迎した。
「……っ、おぉっ!? ほっ、ふ……んむぐっ!」
《離すなって……今イイ感じなんだからさぁ》
最奥まで満たされた快感に仰け反った歌見の頭をアキがすぐに押さえ付ける。くぐもった喘ぎ声が俺の興奮を更に煽る。
《あ、秋風、あんまり乱暴にするなよ……》
「キッツ……! 先っぽ食いちぎられそうですな。はぁ、でも……熱くてトロトロ、きゅうきゅうして…………どぅふふふふ、パイセン……さてはわたくしのティンティン大好きですな?」
俺ほどではないものの形のいい巨根に喉まで埋められている歌見からの返答はないが、ガクガクと震える足と敷いたタオルに染み込んでいく精液が返事の代わりになっていた。
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