冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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お触り禁止、息も禁止

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歌見の後孔にずっぷりと挿さった歌見の中指。日に焼けた手が陽光に当たることのない股間にあり、白い双丘を褐色が犯している。この黒と白のコントラストがたまらない。萌える。

「んっ……ん、ぅ……はぁっ、ぁ、んっ……」

ちゅぽっ、つぷんっ……ぬぽっ、ぢゅぷんっ……と中指が抜き挿しされている。先程まで貞淑にきゅっと閉じていた穴が指を入れられては悦んで締め、抜けていっては切なげに吸い付く。

「気持ちよさそう……」

名器だと見て分かる。気付けば声を漏らしていた。

「んっ……ぁあっ! はっ……ぁ……クソっ……どこ触ってもゾワゾワするっ……ほぐしてるだけなのに、こんなっ……ぁ、あぁっ! はっ……にほん、め……」

人差し指が追加された。二本の指を咥え込んだ後孔は指に合わせて歪み、俺の目を楽しませた。

「パイセン、穴ん中注がずに指濡らしてるだけなんですから、ちょくちょくローション足しませんと。あと、二本以上突っ込んでからは指開いたりした方がいいですぞ」

「分かってっ……んっ、ぁあっ……! は……ぅ、分かって、る……んんっ!」

歌見は俺のアドバイスに従ってローションを足し、二本の指を再び突っ込む。根元まで指を挿し入れたら指と指の間をゆっくりと広げ、後孔を開く。

「ぁ、あっ……ぅう……ひぁっ!?」

にちゃあ……と音を立てて拡げられた後孔、開いた指に合わせて歪な楕円形にされたそこから漂う男を誘う匂い、てらてらと淫靡に光を反射する肉の赤さに、気付けば俺はふぅっと息を吹きかけていた。

「……っ、お、お前からは何もするなって言ってるだろ!」

指を抜き、後孔を手で隠すその仕草もまた魅力的だ。指の太さがいい、たくましい男なのに後孔を隠すような弱い抵抗しか出来ていないのが興奮する、暴きたくなる。

「申し訳ありませんぞ。つい」

「つい、じゃない! 離れろ、もっと離れろ」

歌見は拗ねた子供のように俺の肩を弱く蹴り、俺は仕方なくベッドから離れた。俺がいくら息を強く吹いても歌見に届くことはもうないだろう。

「くぬぅ……遠いでそ。穴の形がよく見えませぬ」

それほどよくない俺の目では歌見が後孔に突っ込んでいる指の本数くらいしか分からない。後孔が縦向きに歪まされているのか、横向きに拡げられているのか、先程まで見えていたそれらが分からない。

「ん……? 鳴雷、なんでこんなとこに」

トン、とセイカの腕が腰にぶつかり、彼がこちらを向く。仰向けに寝転がった彼の足の間では白い髪が揺れていた。どうやら抜く番を交代したらしい。

「パイセンのナイスなヒップにふーっと息を吹いちゃったのでそ、そしたらパイセン」

「ひっ……! ゃ、吸うの……やば、ぁっ、待って、秋風……」

「聞いたんだったら最後まで聞いてくだされ!」

アキにしゃぶられ、アキの頭を細い太腿で挟んだセイカは筋肉のない身体を反らし、快楽に悶えている。

「んっ、ぅ……ご、ごめん。聞いてる、聞いてるから。吹いたんだろ?」

「はいでそ。ほぐほぐタイムのおちり吹いたんでそ。そしたらパイセン」

《こっちに集中しろって》

「ひゃんっ!? 先っぽばっか、そんなっ、ぁあっ……!」

「……パイセン怒っちゃってぇ! 離れさせられちゃったんでそ! パイセンそろそろ戻っていいですかぁ!? わたくし百合畑に土足で踏み込んでる感じがしまっそ!」

離されて詳しく見られないでいる間に歌見の後孔には彼の指が三本ずっぷりと挿さっている。

「んっ……? ぁ、あぁ……いいぞ、来ても」

「っしゃあ! へへへ……失礼しまっそ」

元の位置へと戻り、もう指を三本も咥え込めるようになった歌見の後孔を間近でじっくりと観察する。最初に比べれば随分と柔らかくなった、指への抵抗が弱くなっている。

「んっ、く……ぅ、うっ……! はぁっ、あぁ……水月、そろそろいいんじゃないか? ちょっと見せてみろ」

「見せる、とは……」

「……お前のブツだ。太さ見せろ」

「あっ、はいはい。お納めくだされ、マイおティンティンでそ」

立ち上がって腰を突き出すと歌見は俺の陰茎を左手で握り、次にローションまみれの右手の指を三本まとめて握った。指を少し開いたりしつつ首を傾げる。

「…………うん、まぁ……いいだろ。よし、ヤるぞ」

「ィヤッホォイ!」

「お前のが無駄にデカいから大変なんだが……」

「む、無駄!? このサイズだからこそパイセンの奥の奥まで責められるんですぞ! わたくし以外ではパイセンの一番奥まで責められませんからな、パイセンは初彼氏かつ最後の彼氏のわたくしのティンティンがかなりのサイズである幸運をもっと自覚するべきなのでそ」

「異様に顔が良くて愛情深いお前に好かれたのは確かに幸運なんだが……他は、なぁ」

歌見は俺をジロジロと訝しげに観察した後、ふっと微笑んだ。

「そんな不安そうな顔するな、お前に不満なところなんかない。俺はこの通り身体が大きいからな、お前のくらいでちょうどいいし……気持ち悪い言動も好きだ、恋人が多いのも賑やかでいいよな。悪かったよ、ちょっと言ってみただけだ」

「そ、そんな変な顔してました?」

「あぁ、ほんと悪かった……しかしお前、それ……いや下世話な話になるんだが…………年積とか、大丈夫か?」

「ミフユたそは人に話されるの嫌がりそうですし詳しくは言えませんが……大丈夫でそ」

「ならいいけど、無茶はするなよ。誰にでもな」

頷く。そして黙ったまま見つめ合う。

「………………なんか気まずくなったな。直前になって変なこと言い出して悪かった。ヤろうか。ほら、寝転がれ」

「騎乗位ですな。ダメそうだったらすぐ言ってくださって構いませんからな」

「ふん、お前が勃たなくなるまで搾り取ってやるよ」

自信たっぷりな笑顔を浮かべたまま、歌見はベッドに仰向けになった俺の上に跨った。
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