冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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最高の光景

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鍛え抜いた肉体のアキは足や腹の筋肉だけでなく括約筋も非常に強力なため、前戯に時間がかかる。なので前戯をしつつセイカと二回戦をしたい。そう伝えられたはずのアキは満面の笑みで了承し、ベッドの上に仰向けになっているセイカに覆い被さった。

「セイカ、追加のローション要りそうか?」

「……お前のでドロッドロだよ」

「ンァッハァ興奮すること言ってくれるじゃん早漏にしたいのかぁ!?」

「割と……お前に抱かれるの好きだけど、連続イキ愛好家の秋風と違ってイきまくんのやだもん……」

《ん? 呼んだか? どうした、スェカーチカ》

セイカの顔も身体もよく見えないが、俺の太腿に乗せられた足だけはよく見えている。背骨の曲げ具合を工夫して少し覗けば白濁液を垂らしている後孔の様子が窺えた。

「しっかし視覚への暴力だな、これ」

尻が二つ、目の前にある。美少年二人が向かい合わせで抱き合っている。最高だ。これが見たくてハーレム主やってるようなもんだ。

「どぅふふふふ……っと、セイカ、アキにもう少し腰上げるよう言ってくれ」

《ん……? なんだ、スェカーチカと兜合わせさせてぇ訳じゃねぇのか?》

目の前にアキの尻がある、これでいい。完璧だ。

「セイカ、入れるよ」

「ん……はやく……んっ、あっ! あっ、あぁあっ……! あっ、んっ、んぅうっ……!」

《ハメられてる顔もイイ……ひゃっ!? んっ、びっくりしたぁ~……んだよ兄貴ぃ、舐めてんのか? 変態だな……》

右手でセイカの腰を掴み、屹立した陰茎を挿入しつつ、左手でアキの尻肉を割り開いて後孔に口付ける。ちゅうぅっと音を立てて吸い、後孔がヒクヒクと物欲しそうに震え始めたら舌を押し付けた。

「は!? 舐めっ……!? お前またっ、んぁあんっ! んっ、突くなぁっ、あゔっ! んんっ! このっ、変態ぃっ……本来そこはっ、汚いとこなんだからな、ばかぁっあんっ!」

皺を伸ばすように丹念に舐めていたら、いつの間にか舌をねじ込める程度に後孔が緩んできている。アキがその気になってきてくれているのだ。

「ん……お前らだってフェラとかしてくれたりするだろ?」

「んぁっ、あぁっ! イくっ、もぉイっぢゃっ、あっあぅっあぁああーっ! あっ、は、ぁああっ……! ふぇらっ、はぁ……なんかっ、ちがうんらよぉっ!」

先程ほど性欲に突き動かされてはいないので構わないのだが、先程ほど激しく腰を振れない。セイカの腰を掴んでいるのが片手だけだから安定しない。

(両手で腰捕まえてガンガン犯すのが激しめセックスの理想ではあるのですが、アキくんの尻から手ぇ離せませんからな。仕方がないのでそ)

もしピースサインをするように左手でアキの尻肉を押さえ続けず、顔を埋めて後孔を舐めていたとしたら、アキは尻の筋肉まで強いので快感を注がれたアキがつい尻に力を入れてしまうだけでアキの尻の間から俺の顔は追い出されてしまうだろう。

(ま、二度目はちょっと優しめというのもオツですよな)

二度目ともなれば結腸口の出入りも比較的楽だ。相変わらずの緩さと結腸口以降のキツさのせいで亀頭責めを受けているような気分にはなるけれど。

《んっ、ぁ……ぁあ、やべぇ……腹疼いてきた。スェカーチカ、可愛いスェカーチカ……キスしようぜ、なぁ》

「あっあぁあっ! ひっ、ぐっ……イぐっ、イっだのにっ、もぉ何回もイっでるのにぃっ……んッ、な、何っ、あきかっ、んむっ、んんんんっ……!」

セイカの喘ぎ声が突然くぐもったものに変わった。アキがキスを仕掛けたようだ、興奮しているのかそれとも単なる酸素不足のせいか、緩い穴が緩いなりに俺の陰茎をきゅっと締める。その弱々しい腸壁の仕草に優しく健気なセイカらしさを勝手に感じ、俺は本日二度目の射精を果たした。

「……っ、はぁ……出ちゃった。ちょっと早かったかな……んっ」

柔らかい肉に逆撫でされながら精液を吐き出して萎んだ陰茎を抜き、その快感に思わず声を漏らす。

「んっ……ん、んん……ぅ…………はぁっ! はぁっ、はぁ……! はぁ……ふっ、ふっ……」

俺の絶頂に遅れてアキがセイカの口から舌を抜き、起き上がって振り返る。

「にーにぃ、次する、えっちする、ぼくです?」

「あぁ、そうだな。その前にちょっとセイカの様子見てやらないと……ちょっと、待つ、出来るな?」

「待つするです? 少しです、にーに」

あまり待たせるなと? そんなに俺と早く繋がりたいのか、可愛いな。

「セイカ、セイカ大丈夫か?」

「ん……ごめん、邪魔……? でも、今ちょっと、動けなくて……」

「邪魔なんかじゃないよ。セイカ、すぐシャワー浴びたいか?」

「…………今は、むり」

「分かった。じゃあ後で一緒にな」

頷いたセイカにタオルケットをかけ、俺はベッドから立ち上がった。腰を振る程度で姿勢の変化がしばらくなかったからか、背中や足が少しだるい。

「ふぅ……アキ、しよっか」

「だ!」

「おいで」

ローションボトルを指に絡める。抱き寄せたアキと唇同士のスキンシップを取りながら、アキの小さな尻に手を滑らす。舌で少しほぐした穴にローションまみれの指を挿入し、ぎゅうぎゅうと強く締め付ける穴を更にほぐしていく。

「んっ、んん……んぁっ、にーに、にーにぃ……」

二本の指で音が鳴るのも構わずに後孔を掻き回しているとアキが切なげな声を上げながら俺に更に擦り寄ってきた。

「アキぃ、どうしたお兄ちゃんの足にちんちん擦り付けて。焦れったい?」

太腿や腰に硬いものがごりごりと押し付けられている。全身を擦り寄せてはいるものの、やはり陰茎の感触が目立つ。

「じゃあここしてやろうな」

指を一本増やし、人差し指と薬指で腸壁を押し広げつつ中指でコリコリと前立腺を撫で転がした。

「んにゃっ……あっ! ぁあっ、んっ、にゃああぁ……!」

「…………なぁセイカぁ、にゃーってロシア語で気持ちいいとかだったりする?」

「えっ? ち、違うけど……」

「じゃあアキの喘ぎ声がこれなだけかぁ、かーわいいなぁアキはぁ。ほら上向いて、口開けて……舌分かる? しーた。出して」

突き出された舌を咥え、吸う。ぢゅうぅーっと音を立てて。アキの舌に自由は許さない。そんなキスをしながらひたすら前立腺を責め続けてやると、俺の腹に生温い液体がかかった。
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