冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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最高級のお口テク

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四肢を拘束したアキの後孔にローターを挿入し、指が届かない位置まで押し込んだ。後孔を掻き回す二本の指に振動が伝わってくる。

「んっ、んぅうっ……んにゃっ、ぁ……にーにぃっ」

「……美しいねぇ、どんな表情でも」

アキは色素が薄く、肌がすぐに紅潮する。赤らんだアキの顔を眺めてネザメはうっとりとしている。

《んっ、ぅゔっ……く、そっ……突っ込めよ、はやくぅっ、バカ兄貴ぃっ!》

「僕への愛の言葉だったりしないかな?」

「しねぇな」

「そうかい……」

アキはどれだけほぐしても締め付けが強いのだが、伸縮性はほぐすことで高められる。まだまだ硬い肉を押して、ほぐして、拡げていく。

「指疲れてきたな……」

「せんぱいせんぱい、アキくんの口でしてあげてもいいっすかね?」

「ん? あぁ、そうだな。アキはみんなでして欲しくて集めた訳だし、いいんじゃないか?」

「アキくんのせんぱいのに似ててイイんすよね~。今日はせんぱいにしてもらえないっすし」

「俺の代わりか? しゃぶっていいのは上のお口でだけだぞ」

「えへへ……はーい!」

俺ほどではないが大きめと言って差し支えないサイズの陰茎は、俺と同じく形がいいし皮も剥けている。しかし当然ここも色素が薄く、子供のような白と薄桃色をしていて、理想的な大人の形とのギャップがたまらない。先走りの汁に濡れたそれをレイがはむっと咥えると、アキの太腿が微かに跳ねた。

《ひぁっ……!? コノメっ!? 何っ、んっ……してぇっ……ちょっ、ちょっ……とぉっ! 待て、待てって……ぁあっ、は、やば……きもちぃ、フェラ上手ぇ……やべぇ》

「おや、少し反応が良くなったね。木芽くんのおかげかな?」

《…………なぁ秋風、木芽と俺どっちのが上手い?》

《はぁ? んっ、ぁ……そりゃ技術ならコノメっ……だな、ピアスがごりごりきてっ、ぁ、喉締まって……ぁあっ、やばい、搾られるっ……》

快感に喘ぐ顔を二人に眺められて恥ずかしくはないのだろうか? 他の彼氏なら見ないでと懇願しそうなものだが。セイカは何故アキを見ながら顰めっ面をしているのだろう、今の会話で不機嫌になることでもあったのかな。

「…………ピアス空けようかな」

「おや、ピアスに興味が出てきたのかい? その髪型なら耳がよく見えるから映えそうだねぇ」

「いや、舌ピアス」

「……いきなりかい? チャレンジャーだねぇ」

「五個くらい」

「え……?」

ネザメが困惑しているが、セイカの声が小さ過ぎて何を言ってネザメを戸惑わせているのかは分からない。俺の耳はローションと後孔、レイの口とアキの陰茎が奏でる淫らな水音を拾うので精一杯だ。

《ひっ、ぅ、んんんっ……! クソっ、ケツうずうずするぅっ……奥ガンガン突かれたいのにっ、クソっ、あ、ゃ、イくっ、出るっ、イくイくっ、イっ、んっ、ふゔぅうぅ……!》

アキが腰をカクカクと揺らしながら口を閉じて唸る。レイは唇を陰茎に吸いつかせながらゆっくりと頭を上げ、俺に向かって口を開けた。

「へんぱいへんぱい、ぁー……」

「……いっぱい出たなぁ、アキ。レイの腕が良かったからかな?」

いや、腕じゃなくて口か、なんて慣用句を文字りつつレイの肩を抱いて引き寄せ、唇を重ねる。舌と舌で精液を挟み、すり潰す。互いの舌に塗り込み合う。

「んっ……ん……しぇん、ぱ……んんっ」

舌ですくった精液をレイの上顎に擦り付ける。光のない、独特な目つきの瞳がとろんと蕩ける。

《……っ、は……ぁ……クソ、イチャつきやがって》

「可愛いよ、レイ」

緩んだ顔をたっぷり眺めて堪能し、頬にキスをしてレイの肩から腕を離す。

《兄貴ぃ、もぉいいだろ? 突っ込めよぉっ》

「セイカ、アキなんて?」

「ぇ……えっと、早く……入れて欲しいって」

「やっぱりかぁ、でもまだまだ硬くて狭いからダメだぞアキ。お前はそもそも締まりが良過ぎる上に、なんか……何、再生力……? っていうの? 穴が元に戻るの早いんだよ、一回ヤったら普通は次の日まで柔らかいし、明後日でもまだ普段よりは緩いのに……それなのに今回は何日もヤってないんだから、もう処女同然だよ」

いや、処女同然は言い過ぎかな。

《まだダメだってよ、ケツまで鍛えてるのが裏目に出たな》

《……ふん! でもキツい方が気持ちいいはずだぜ。筋肉減らす選択肢はねぇな》

「キツい方が気持ちいいだろって拗ねてる」

「あぁ、もちろんキツキツなの大好きだよ。俺はこうやってじっくり前戯するのも好きだしな、困ってるのはアキだけだよ、ふふ……」

すべすべの内腿をさすり、キスをし、疲れて動きが鈍くなった指を一旦抜いた。

「ふぅ……しかしキツ過ぎて指が疲れるのは難点かな」

「指三本くらい入るようになったっすか?」

「ん? うーん……うん、イケそう。それがどうかしたか?」

「んじゃ、楽しちゃいましょーっす」

にっこりと笑ったレイが俺に見せたのはアナルパールだ。持ち手に近付くにつれて少しずつ玉が大きくなっていくのが特徴のそれの、一番小さな玉は俺の指二本分ほどの大きさだ。

「これ抜き挿しして、ほぐれたら入れる玉を一つ増やしてまた抜き挿し……そうやっていけば指でするよりずっと早く出来るし楽っすよ、どうっすか?」

「いいな、それ使おうか」

「せんぱいはほぐすのに玩具使うの賛成派なんすね、よかったっす! じゃ、ローションつけるっすね~」

せんぱい「は」賛成派、か。まるで反対派を知っているような口ぶりじゃないか。まさかまた元カレの話をしたのか?

「……せんぱい? な、なんか……怖い顔してないすか?」

「いや……別に。ただ」

「ただ?」

「反対派は……元カレかなーって」

「え? あ、あぁ! それ気にしてたんすか。違うっすよ、俺は賛成派で、それが標準だと思ってたんすけど、昔表紙担当させてもらったBL小説の登場人物が反対派だったんすよ」

「手我壱 番太郎か」

「……俺が担当した作品全部読んでたとしてもそんなパッと出てこないっすよ。俺も反対派なことしか覚えてなくて、キャラ名とかストーリー全然覚えてなかったのに」

元カレは関係なかったのか。若干引いている様子のレイに俺が過敏だったと謝りつつ、元カレはレイに玩具を使ったのかなぁと考え込んでまた暗い気持ちになった。
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