冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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遺体発見後の息抜き

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今日はリュウを抱くと決めていた。死体探しなんてしていなければ、きっと砂浜だとかでも一日中ヤっていた。それが出来なくて残念なのは俺も同じだ、今からでも取り返したいと思うのは当然のこと。

「今日は新しいこと試そうと思ってたんだよな~……ちょっとここで待っててくれるか?」

「……一人やったら危ないから俺も行くわ」

「お、俺そんなに危ないの……? 怖……」

なんて話しつつ向かったのはネザメの元だ。トランプゲームに勤しんでいた彼を廊下に連れ出し、試そうと思っていることについて簡単に話した。その間リュウには自らの手で耳を塞いでおいてもらった。

「なるほど、いいよ。是非やろう。色々と水気が多くなりそうだからお風呂場でどうだい? 道具は僕のを貸してあげるよ」

「分かりました、ありがとうございます。よろしくお願いしますねネザメさん。リュウ、もういいぞ」

二人がかりで何をされるのか期待と不安で胸がいっぱいだろうリュウの耳から手を剥がし、彼を連れて道具を部屋から持ち出す。ネザメと脱衣所で合流し、リュウを全裸にして俺とネザメはバスローブに身を包む。

「水月くんが元気そうでよかったよ、とんでもないものを見つけてしまったそうだからもっと落ち込んでいるかと思っていたから」

「俺としては嬉しいからええけど、よぉ死体見た日ぃにヤる気になってくれたもんや」

「んー……見たからこそってのもあるかな、これでも見た目よりは参ってるんだぞ? 元気出したいなーって思って、元気出ることしようとしてるんだ。彼氏と触れ合うのが一番の薬だからな」

「……なるほどねぇ」

「それに俺が見たのは白骨死体ですから、そんなに……なんて言うか、人の死を身近に感じなかった……と、言いますか。これが死んだばっかりの、血の匂いとかがするようなヤツとか……腐り始めのだったらそりゃもう夕飯も食べずに塞ぎ込むと思いますけど」

事前にそこにあると分かっていたこと、誰のものかも分かっていたこと、そもそも死体を探すために探索したのだということ、可愛い男の子を解放するためだということ、それらの彼氏達に説明しにくい事柄は俺を落ち込ませない大切な役割を担っている。

「そう……じゃあ、僕達は水月くんをたっぷり癒してあげないといけないね。分かったかい天正くん、いい声で啼くんだよ。君が与える癒しというのはそういうことなのだから、ね?」

「は、はい……頑張ります」

「あんまり余裕ないから虐めてやるとかは出来ないかもしれない。ごめんな、リュウ」

「あ、それは……うん、気にせんで。水月がしたい時にしたいようにされるんが一番ええから」

健気なリュウの頭を撫で、早速ネザメと道具の吟味に移る。軽く相談した後、俺は赤い麻縄を掴んだ。

「縛るん? 風呂場で?」

「暴れると危ないからな」

「水月くん、ここしっかりしてるからここに引っ掛けるといいよ」

「ありがとうございます。でも俺まだどこかに縛り付けるとかのアレンジはあんまり……」

「僕が教えてあげるから」

ネザメに手取り足取り縄の扱いを教えてもらうことになった。

「キツ過ぎず、緩過ぎず、相手に過剰な負担をかけない緊縛の感覚を掴むことが大切だよ」

足を曲げた状態で固定するため足首と太腿を縛り、膝に通した縄を水道のパイプに繋ぐことで開脚を強要する。

「これで足を曲げたまま開脚した状態で固定出来たね。天正くん、動けるかい?」

「下半身は全く……」

「上出来だね。次は腕だ、床が硬いから後ろ手の拘束はやめておこうか」

リュウの腕は頭上で反対の肘を掴むポーズで固定した。これなら仰け反って暴れても床に頭を打ち付けないだろうというネザメの心遣いだ。

「どこか辛い部分はあるかな?」

「今んとこありません……」

風呂場の床に全裸で仰向けになり、腕を頭上で拘束され、足は膝を曲げたまま大きく開脚した状態で固定されているリュウの姿は滑稽で妖艶で愛おしい。

「背中を痛めないようにバスタオルを敷いておこうか。水月くん、天正くんを少し持ち上げて」

バスタオルを三枚重ねにしてリュウの背と床の隙間に敷く。これでリュウが怪我をすることはない、はずだ。

「水月ぃ……何するん? この体勢じゃケツ弄りにくない?」

「そうでもないぞ、結構壁と隙間あるし。じっくり見ながらとか挿入は無理だけど、手とか玩具で弄る分には問題ない」

仰向けで、壁に取り付けられた水道と足を結んでいるから不安なのかリュウはそんなことを尋ねてきたけれど、無問題だ。水道と足を結んだからこそリュウの下半身が少し持ち上がり、後孔が床から離れて弄りやすくなっている。

「もうしばらくお尻は使わないしね」

「そうですね」

「……何するんな水月ぃ、ぽりなんちゃらセックスちゃうん」

「そのつもりだったけどせっかくネザメさんが居るからな。ネザメさん、目隠しってどう思います?」

「初めてなら見えていた方が怖いと思うから、目隠しはしない方がいいと思うよ」

「なるほど。ありがとうございます、ホント頼りになります」

「何するん……なぁ、何するん水月ぃ……怖いんやけど」

どれだけ不安でも縛られて身動きが取れず、ただ俺を見上げることしか出来ないリュウを見ていると加虐欲が湧いてきた。リュウには虐めてやれないかもと話したが、その心配はなさそうだ。

「分かんないか?」

「分からへんよ……何するん」

「水月くん、これ見せてあげて」

「はい。リュウ、ほら、これ何か分かるか?」

「…………耳かき? 俺綿棒派やけど……」

ネザメから受け取り、リュウに見せた玩具の細さは確かに耳かき並だ。しかし先端がスプーンのように曲がっていたりはしない。

「形はいちご飴みたいだよね」

「で、ですねっ」

少し三角っぽい球体が連なったような棒の形状を、俺はあと少しでアナルパールのようだと言ってしまうところだった。ネザメが可愛い表現をしてくれて助かった。

「水月くん、勃起していると尿道が狭まって入れにくいから先に出させた方がいいよ」

「え……ま、まさか水月ぃ……それ、ちんこに入れるん?」

「察しが悪いな。気付くのが遅い。今更こんな細いもん咥えさせて気付くような上品なケツ穴してないんだから突っ込むのは前の穴に決まってるだろ?」

「アカンってそんなん……絶対痛いやん、アカンってぇ」

ハートにまみれたような甘ったるい話し方から被虐欲からなる期待が伝わってくる。ゾクゾクと背筋に快感を覚え、俺もSとして成長しているのかなと自画自賛した。
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