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止まらない震え
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亜麻色の髪の美少年が隣に居る。高そうな和服に身を包んだ彼は楽しげに山道を歩いている。
「いい天気だね」
「はい」
美少年は俺を見下げて微笑みかける。俺の口からは俺のものではない高く可愛らしい声が出た。他愛のない話をしていると、草陰から刃物を持った男が飛び出してきた。俺はすぐに美少年の手を引いて逃げ出そうとするも、後ろには別の男が居る。二人組のようだ。
「おい、コイツか、紅葉んとこの御曹司は!」
「あぁ、身代金がたんまり手に入るぜ」
男達はジリジリと近付いてくる。
「主様、私が隙を作りますのでお逃げください」
俺の意思に関係なく俺の身体は動いて、山道の下りの方に居た男に飛びかかった。亜麻色の髪の美少年はその脇を素早く抜けたが、俺の方を振り返った。
「主様! 早く!」
そう叫び、美少年がまた走り始めた瞬間、ドンッと腹に鈍い衝撃が走った。帯から短刀の柄が生えている……腹に短刀が深々と刺さっている。
「バカ! 殺してどうする!」
「コ、コイツが暴れるから! あ、いやっ、でも、主様とか言ってたからコイツは紅葉じゃなくてその従者かも……」
「だとしても殺したらアシがつきやすくなるだろ! クソっ……おい、俺は逃げたガキを追いかける。そいつは海にでも捨てとけ!」
「あ……あぁ!」
痛みで脂汗が吹き出る。乱暴に抱えられて内臓が更に傷付き、激痛に喘ぐ。ほどなくして崖のような場所から落とされ、岩場にぶつかりながら海に落ちた。海水を飲み、大量に出血し、意識を失いそうになりながらも、波に揉まれて崖下の洞窟のような場所に打ち上げられた。
「はっ……はぁっ……主様……ある、じ……さま」
刺さったままの短刀の柄を握り締めながら、洞窟の奥へと這っていく。僅かな段差をよじ登るのにも全力を振り絞らなければならないこの身体は、とうに限界を迎えていた。腹に刺さった短刀はもちろん、落とされる中で岩場にぶつかったことで色んなところの骨が折れているようだった。
「あ……るじ、さま……」
それでも小さな身体は這った。爪が全て剥がれても、四肢の感覚がなくなっても。けれど敬愛する主の元へ戻ることはなく、暗い洞窟の中で意識をぷつりと途切れさせ──
──パァンッ! と強く頬を叩かれて目を覚ました。
「いったぁ……!?」
「ようやく起きましたか、水月」
「シュカ……?」
俺の頬を叩いたのはシュカだ。起き上がり、腹を確認するも何も刺さっていないし、頭をぺたぺた触ってもどこも陥没していない。両手の爪も全て揃っている。
「はぁ……なんか怖い夢見た。刺されて海に落とされてさ、痛みとか溺れる苦しさとか妙にリアルで」
「……は? どういうことです? 刺され……? 水月が?」
「ん? うん、腹刺される夢見た。夢だぞ夢」
「…………そういう経験が?」
「ないはずなのに見たんだ。不思議だよな……」
シュカは不安そうな顔で俺を見つめ、俺の胸や腹を弱々しく撫でた。
「……ってそんなことどうでもいいんですよ水月、これは何ですか? 私にここで寝ろと言うんですか?」
シュカが指したのは俺の隣。そういえばミサキを寝かしつけていたんだった、俺も寝てしまったのか。他人が居ると眠れないシュカに無断で子供を寝かせたのはまずかった、謝らなければ。
「あぁ、ごめん」
「ごめんじゃないです、そもそも何やったらこんなことになるんです? っていうか何なんですコレ、いい歳しておねしょですか?」
「へ……?」
毛布は既にシュカによって剥がされている。俺の隣にミサキの姿はなく、その代わりとでもいうようにベッドがぐっしょりと濡れていた。ちょうど子供の大きさのシミは生臭い、これは海の匂いだ。
「シーツどころじゃありませんね、マットまで濡れてるんじゃないですか? 私知りませんよ、一人で片付けてくださいね」
ふいっと俺に背を向けたシュカは部屋を出ていった。俺は慌てて彼の後を追い、ダイニングに入った。そこにはサンも含め俺の彼氏が全員揃っていた。ミサキの姿はない。
「あ、みっつ~ん! 見て見て見て見てぇ! しぐ!」
ハルがカンナの肩を掴んで俺の前に押し出す。驚き慌て、照れている様子のカンナのくりくりっとした大きな瞳に俺が映る。
「カミア……の、コスプレか? カンナ」
メイクで火傷跡を隠し、眉やまつ毛を作り、カミアの髪に似たパーマヘアのウィッグを被る。ただそれだけでカンナはカミアになってしまう。
「……一発芸」
「してたのか、いいな、俺も見たかった」
「しぐしぐすごかったんだよ~? エレキギターかき鳴らしてさぁ、動画撮ったから見て見て~」
「ネット上げないでね」
「分かってるって~、みっつんに見せるだけ」
ハルに見せられた動画はカミアに扮したカンナがエレキギターを弾いているものだった。
「……これどこだ?」
「え? あ、そっか、みっつん知らないか」
「ネザメ様のお父上……紅葉家現当主様は昔音楽で食っていくと家を飛び出したこともあるほど、音楽が好きなお方だ。この別荘には地下に防音室があり、そこにギターやベース、ドラムが置いてある。時雨一年生が弾けると言うので腕前を見せてもらったんだ、見事なものだったぞ」
「ミサっ……ミフユさん」
似たようなサイズ感だけれど、今目の前に居る彼はミフユだ。ミサキはパッツンヘアだったし、タレ目だった。
「水月が外に探しに行った後、ジュース取りに来たフユちゃんと会ってボクも地下行ってたんだよ」
「自分達を探し回ったそうだな、説明していなくてすまない。防音室への扉は少し分かりにくいところにあるからな……」
サンと過ごした後、彼氏達が見つからなかったのはそういう訳だったのか。
「さて鳴雷一年生、尋ねたいことが一つある。これは一体何だ?」
ミフユは俺の手を引いてキッチンに入り、流し台に置かれたコーンスープとマグカップに入ったミルクを指した。どちらも俺がミサキに飲ませたものだ。
「あれ……? えっ?」
「貴様が作ったのだろう? 何故こんなところに放置している、失敗作か?」
「え、いや……ミサキくんが……」
「みさきくん?」
「…………ミサキくん、どこですか?」
「誰だそれは」
そうだ、俺は何故焦らなかった? 風呂に入れても温かいスープやミルクを飲ませてもベッドに入っても凍えた身体のままだった幼い彼が姿を消していたのに、どうしてすぐに探し始めなかったんだ。
「ミサキくんっ、ミフユさんくらいの身長で、えっと、みんなが居なくて探してた時に俺っ、海まで見に行ってそしたらミサキくんが溺れてて! 俺助けて、連れてきて、お風呂入れて、眠たがったから寝させて……俺一緒に寝ちゃって、起きたら居なくて! どうしよう、一人で家帰ろうとしちゃったのかな、こんな夜遅くに……まだ十歳かそこらっぽかったのにっ、ぁ、でもミフユさん見てると意外と歳食ってそうとも思えてきた」
「……ま、待て、待て待て待て……海に行った? 溺れていた? どういうことだ、ここは紅葉家の持つ別荘地だぞ?」
「は、はい、でも無人島って訳でもないんですから、勝手に入ってきた子供とか……どこかから流されてきた子かもって」
「ありえん、子供の足で来れるような場所ではない。一番近い民家まで何キロあると思っている」
「田舎の子って健脚ですし……」
「夢でも見たんじゃないか?」
そんなはずはない。俺は確かに海に入って彼を助けた、連れてきた、一緒に眠ったんだ。その証拠に俺の身体も冷えている。
「……む、鳴雷一年生、貴様震えているぞ。どうし……冷たっ!? き、貴様どうしたんだ、手が氷のように冷たいぞ!」
「そう、いえば……寒いですね、なんか。寒い……」
異様に寒い。身体が震える。頭が痛い。震えが止まらない。風邪でも引いたのだろうか、でも体調を気にしている場合じゃない、夜道を一人帰ろうとしているのかもしれないミサキを探さなければならない。
「いい天気だね」
「はい」
美少年は俺を見下げて微笑みかける。俺の口からは俺のものではない高く可愛らしい声が出た。他愛のない話をしていると、草陰から刃物を持った男が飛び出してきた。俺はすぐに美少年の手を引いて逃げ出そうとするも、後ろには別の男が居る。二人組のようだ。
「おい、コイツか、紅葉んとこの御曹司は!」
「あぁ、身代金がたんまり手に入るぜ」
男達はジリジリと近付いてくる。
「主様、私が隙を作りますのでお逃げください」
俺の意思に関係なく俺の身体は動いて、山道の下りの方に居た男に飛びかかった。亜麻色の髪の美少年はその脇を素早く抜けたが、俺の方を振り返った。
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そう叫び、美少年がまた走り始めた瞬間、ドンッと腹に鈍い衝撃が走った。帯から短刀の柄が生えている……腹に短刀が深々と刺さっている。
「バカ! 殺してどうする!」
「コ、コイツが暴れるから! あ、いやっ、でも、主様とか言ってたからコイツは紅葉じゃなくてその従者かも……」
「だとしても殺したらアシがつきやすくなるだろ! クソっ……おい、俺は逃げたガキを追いかける。そいつは海にでも捨てとけ!」
「あ……あぁ!」
痛みで脂汗が吹き出る。乱暴に抱えられて内臓が更に傷付き、激痛に喘ぐ。ほどなくして崖のような場所から落とされ、岩場にぶつかりながら海に落ちた。海水を飲み、大量に出血し、意識を失いそうになりながらも、波に揉まれて崖下の洞窟のような場所に打ち上げられた。
「はっ……はぁっ……主様……ある、じ……さま」
刺さったままの短刀の柄を握り締めながら、洞窟の奥へと這っていく。僅かな段差をよじ登るのにも全力を振り絞らなければならないこの身体は、とうに限界を迎えていた。腹に刺さった短刀はもちろん、落とされる中で岩場にぶつかったことで色んなところの骨が折れているようだった。
「あ……るじ、さま……」
それでも小さな身体は這った。爪が全て剥がれても、四肢の感覚がなくなっても。けれど敬愛する主の元へ戻ることはなく、暗い洞窟の中で意識をぷつりと途切れさせ──
──パァンッ! と強く頬を叩かれて目を覚ました。
「いったぁ……!?」
「ようやく起きましたか、水月」
「シュカ……?」
俺の頬を叩いたのはシュカだ。起き上がり、腹を確認するも何も刺さっていないし、頭をぺたぺた触ってもどこも陥没していない。両手の爪も全て揃っている。
「はぁ……なんか怖い夢見た。刺されて海に落とされてさ、痛みとか溺れる苦しさとか妙にリアルで」
「……は? どういうことです? 刺され……? 水月が?」
「ん? うん、腹刺される夢見た。夢だぞ夢」
「…………そういう経験が?」
「ないはずなのに見たんだ。不思議だよな……」
シュカは不安そうな顔で俺を見つめ、俺の胸や腹を弱々しく撫でた。
「……ってそんなことどうでもいいんですよ水月、これは何ですか? 私にここで寝ろと言うんですか?」
シュカが指したのは俺の隣。そういえばミサキを寝かしつけていたんだった、俺も寝てしまったのか。他人が居ると眠れないシュカに無断で子供を寝かせたのはまずかった、謝らなければ。
「あぁ、ごめん」
「ごめんじゃないです、そもそも何やったらこんなことになるんです? っていうか何なんですコレ、いい歳しておねしょですか?」
「へ……?」
毛布は既にシュカによって剥がされている。俺の隣にミサキの姿はなく、その代わりとでもいうようにベッドがぐっしょりと濡れていた。ちょうど子供の大きさのシミは生臭い、これは海の匂いだ。
「シーツどころじゃありませんね、マットまで濡れてるんじゃないですか? 私知りませんよ、一人で片付けてくださいね」
ふいっと俺に背を向けたシュカは部屋を出ていった。俺は慌てて彼の後を追い、ダイニングに入った。そこにはサンも含め俺の彼氏が全員揃っていた。ミサキの姿はない。
「あ、みっつ~ん! 見て見て見て見てぇ! しぐ!」
ハルがカンナの肩を掴んで俺の前に押し出す。驚き慌て、照れている様子のカンナのくりくりっとした大きな瞳に俺が映る。
「カミア……の、コスプレか? カンナ」
メイクで火傷跡を隠し、眉やまつ毛を作り、カミアの髪に似たパーマヘアのウィッグを被る。ただそれだけでカンナはカミアになってしまう。
「……一発芸」
「してたのか、いいな、俺も見たかった」
「しぐしぐすごかったんだよ~? エレキギターかき鳴らしてさぁ、動画撮ったから見て見て~」
「ネット上げないでね」
「分かってるって~、みっつんに見せるだけ」
ハルに見せられた動画はカミアに扮したカンナがエレキギターを弾いているものだった。
「……これどこだ?」
「え? あ、そっか、みっつん知らないか」
「ネザメ様のお父上……紅葉家現当主様は昔音楽で食っていくと家を飛び出したこともあるほど、音楽が好きなお方だ。この別荘には地下に防音室があり、そこにギターやベース、ドラムが置いてある。時雨一年生が弾けると言うので腕前を見せてもらったんだ、見事なものだったぞ」
「ミサっ……ミフユさん」
似たようなサイズ感だけれど、今目の前に居る彼はミフユだ。ミサキはパッツンヘアだったし、タレ目だった。
「水月が外に探しに行った後、ジュース取りに来たフユちゃんと会ってボクも地下行ってたんだよ」
「自分達を探し回ったそうだな、説明していなくてすまない。防音室への扉は少し分かりにくいところにあるからな……」
サンと過ごした後、彼氏達が見つからなかったのはそういう訳だったのか。
「さて鳴雷一年生、尋ねたいことが一つある。これは一体何だ?」
ミフユは俺の手を引いてキッチンに入り、流し台に置かれたコーンスープとマグカップに入ったミルクを指した。どちらも俺がミサキに飲ませたものだ。
「あれ……? えっ?」
「貴様が作ったのだろう? 何故こんなところに放置している、失敗作か?」
「え、いや……ミサキくんが……」
「みさきくん?」
「…………ミサキくん、どこですか?」
「誰だそれは」
そうだ、俺は何故焦らなかった? 風呂に入れても温かいスープやミルクを飲ませてもベッドに入っても凍えた身体のままだった幼い彼が姿を消していたのに、どうしてすぐに探し始めなかったんだ。
「ミサキくんっ、ミフユさんくらいの身長で、えっと、みんなが居なくて探してた時に俺っ、海まで見に行ってそしたらミサキくんが溺れてて! 俺助けて、連れてきて、お風呂入れて、眠たがったから寝させて……俺一緒に寝ちゃって、起きたら居なくて! どうしよう、一人で家帰ろうとしちゃったのかな、こんな夜遅くに……まだ十歳かそこらっぽかったのにっ、ぁ、でもミフユさん見てると意外と歳食ってそうとも思えてきた」
「……ま、待て、待て待て待て……海に行った? 溺れていた? どういうことだ、ここは紅葉家の持つ別荘地だぞ?」
「は、はい、でも無人島って訳でもないんですから、勝手に入ってきた子供とか……どこかから流されてきた子かもって」
「ありえん、子供の足で来れるような場所ではない。一番近い民家まで何キロあると思っている」
「田舎の子って健脚ですし……」
「夢でも見たんじゃないか?」
そんなはずはない。俺は確かに海に入って彼を助けた、連れてきた、一緒に眠ったんだ。その証拠に俺の身体も冷えている。
「……む、鳴雷一年生、貴様震えているぞ。どうし……冷たっ!? き、貴様どうしたんだ、手が氷のように冷たいぞ!」
「そう、いえば……寒いですね、なんか。寒い……」
異様に寒い。身体が震える。頭が痛い。震えが止まらない。風邪でも引いたのだろうか、でも体調を気にしている場合じゃない、夜道を一人帰ろうとしているのかもしれないミサキを探さなければならない。
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