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主従の喧嘩
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何者にも触れられたことのないだろう後孔に舌を押し当てる。きゅうっと締まったそこは後孔を弄られ慣れた他の彼氏達のそことは違い、俺の舌を吸い込んだりはしてくれない。
「……っ、み、水月くんっ? もしかして舐めているのかい? そこは……その」
「何です? どこでも好きに触っていいんでしょう?」
「そうだけど、舐めるのは……その、汚い……し」
「フェラは好きって言ってたじゃないですか」
「それはまた別だよ」
陰茎はあまり汚くない気がする、それは世の男性の多くが持っている感覚だと思う。汚いと思っていたらちゃんとハンカチを持ち歩いてトイレで手を洗うだろう。え? トイレの後手を洗ってないのかって? いや俺は洗ってるけど……洗わず出て行く人公衆トイレで結構見かけるよ。
「さっきお風呂入ったでしょう?」
「でも」
「ちゃんと洗ってないんですか?」
「まさか! 君が、その……僕を抱きたいなら、触るんだろうなって……思ったから、今日は特に念入りに」
少し蒸れているくらいがいいのになと思いつつ、汗の味すらしない後孔に再び舌を押し当てる。
「……っ、まだ話は」
「ネザメ様、いい加減に覚悟をお決めになったらいかがです」
「ミフユ、でも、水月くんにこんなところ……舐めさせるなんて」
「……好きにさせるんでしょう? 紅葉家次期当主ともあろうお方に二言はあるべきではないかと」
黙り込んだネザメは首の力を抜いて枕に頭を乗せた。やはりミフユの協力は大きい、そういえばミフユは就寝前のマッサージとして電動マッサージ器を色んなところに押し当てていたな。俺のためネザメのためにネザメを騙しネザメの性感開発をじわじわと進めてくれていたミフユには感謝しかない。
(この辺……ですかな)
肩や腰は本当にマッサージのため、下腹や足の付け根は性感開発のためだろう。覗きをした時のことを思い出しながら、ミフユが電動マッサージ器を押し当てていた足の付け根を指の背ですりすりと撫でてみる。
「んっ……水月くん、そこっ……くすぐったいよぉ」
親指の腹でぐっと押してみる。
「……? んっ……」
大声で喘ぐような性感帯ではないようだが、確実に反応はしている。力が入っているのか後孔は余計に閉じてしまっているが、柔らかく形が変わりやすい舌ならねじ込めるだろう。
「……っ、ん……水月っ、くんっ……あっ? え……?」
皺の一本一本に唾液を染み込ませるように丁寧に舐め回した後、俺は更に唾液を絡ませた舌を尖らせて後孔にぐりぐりと押し付けた。硬く閉じて俺の舌を拒絶していた後孔だったが、俺の執念の方が強かった。
「入っ……? ミ、ミフユ、ちょっと見ておくれ、入ってる気がするんだ」
舌を後孔に無理矢理ねじ込み、その締め付けに細いちくわに舌を突っ込んで抜けなくなった幼少期の思い出が蘇った。
(……いやアレより締め付け強いでそ。ってか何思い出してんでそわたくし)
自分の思考回路に辟易しつつ、舌先に力を込める。締め付けられて上手く動かない舌を、舌が攣りそうなくらいに力を込めて無理矢理ぐねぐねとうねらせる。
「ぅ、あっ……ぅ、動いてるっ、僕の中で何か動いているんだよミフユぅっ、見ておくれよ」
「見ろと仰られましても、鳴雷一年生の頭があるばかりで……入っているとすれば彼の舌では?」
「動いてるよぉ……」
まるで虫を見ているような声色だ。ネザメの後孔は未開発だから何かが後孔にぐねぐねと入ってくるのには快感なんてなくて、むしろ不快なのかもしれないけれど、そんな声を出さないで欲しい。
「舌程度でそんな弱音を吐いていてどうするんです! 鳴雷一年生の……その、サイズはご存知でしょう?」
「…………や、やっぱり僕に抱かれる側は無理だよっ、水月くん、ねぇ、交代しよう?」
「ネザメ様! 紅葉家次期当主ともあろう者が一度決めたことを覆すとは何事です!」
一度決めたことを曲げられないような人間が当主なのもそれはそれでまずいと思うが、とは口に出さない。というか今ちょっと喋れない。
「だ、だって……水月くんの、あんなに大きくてっ」
「ミフユに全て入るのですよ! ミフユより身体の大きなネザメ様にはより楽に入るはずです!」
「でもぉっ……」
「でもでもだってはおやめください! 紅葉家の次期当主がそんな」
「……っ、次期当主次期当主って、そんなことばっかり言わないでよぉっ!」
ネザメが起き上がって尻がシーツとの接面になり、後孔を舐められなくなる。俺も上体を起こして口周りを拭い、二人の様子を見る。
「ネ、ネザメ様……? 失礼致しました」
「…………僕が何が嫌だったかも分かってないくせに」
「そんなことは……」
「どうせ君はっ! 紅葉に仕える年積だ! 僕の恋人でも友人でも何でもないっ……僕が紅葉でなければ、僕みたいな何も出来ないヤツに君みたいな万能な子が関わってくれるはずがないっ、さぞ屈辱だろうね格下に従者として仕えるのは!」
「……あ、あの……ネザメさん?」
「悪かったよこんな時まで頼って、甘えて……もう二度と呼ばないから、ちょっと出ていってくれるかい。僕は紅葉家の跡継ぎとしてではなく、ネザメという個人として水月くんと愛し合いたいだけなんだよ」
「ネザメ様…………はい、失礼します。鳴雷一年生、粗相のないようにな」
ミフユは静かに頭を下げて部屋を出ていった。ネザメは深いため息をついて俯き、数回の深呼吸の後ゆっくりと顔を上げ、いつも通りの微笑みを見せた。
「……ごめんね水月くん、雰囲気を台無しにしてしまって」
「いえ……あの、いいんですか? ミフユさん……仲直りした方が」
「…………後でするよ。だから、今は……君と」
ネザメは俺の首に腕を絡めると後ろに倒れて俺を引っ張り倒した。俺は慌ててベッドに手をついてネザメに体重をかけないよう気を配った。
「君は以前……言ったね、跡継ぎの重圧から僕を一時だけでも解放してくれると。今……頼めるかな。嫌なんだ、ミフユのことは大好きだし彼に叱られるのも彼からの愛を感じられて好ましいのに、紅葉家次期当主だろうと言われると、どうしても、抑えきれない苛立ちが……出て、しまって」
俺はゆっくりとベッドに肘をつき、ネザメの頭と背に腕を回して彼を優しく抱き締めた。
「次期当主だろうと叱られると……ミフユが、大好きなミフユが……年積の者として、従者として僕の傍に居るだけのように感じて……寂しく、なってしまって」
腕の中で震える彼はとても歳上のようには思えない。
「ひ、酷いことを……言ってしまった。ミフユ、ミフユに……僕、ミフユが大好きなのに、嫌われたら……どうしよう、僕」
「……大丈夫ですよ、ミフユさんだってネザメさんのこと大好きじゃないですか。見てれば分かります」
幼い子供のような彼の涙を舌で拭い取り、そのまま目尻にキスを落とす。
「家の仕事としてじゃなくて、なんだろう……手のかかる弟とか? そんな感じに見えます。次期当主がどうとか言うのも多分叱るのに便利だから使ってるだけですよ、男の子でしょとかお兄ちゃんでしょとか、そんなのと変わりませんよきっと。一線引いてるとかそんな深い意味ないと思いますから……寂しさなんて、感じなくていいんですよ」
頭を抱いたまま背中に回していた腕をそっと彼とベッドの隙間から抜き、脇腹を撫で、下腹をゆっくりと圧迫していく。
「泣かないでネザメさん。俺が今からあなたを、紅葉家次期当主どころか紅葉ネザメですらない……人間と呼べるかどうかも怪しいくらい、ぐっちゃぐちゃにしてあげます。獣みたいに鳴かせてみせます、一匹の雌にして差し上げます。どうです……?」
息継ぎのように顔中に何度も落としていたキスの雨を止ませ、少し顔を上げてネザメの表情を確認する。
「……っ、そうして……水月くん」
上気した頬、潤んだ瞳、中途半端に上がった口角。既に快楽をねだる雌の媚びた表情が出来ている。こんな可愛い人、丁寧に溶かす以外の選択肢がない。
「……っ、み、水月くんっ? もしかして舐めているのかい? そこは……その」
「何です? どこでも好きに触っていいんでしょう?」
「そうだけど、舐めるのは……その、汚い……し」
「フェラは好きって言ってたじゃないですか」
「それはまた別だよ」
陰茎はあまり汚くない気がする、それは世の男性の多くが持っている感覚だと思う。汚いと思っていたらちゃんとハンカチを持ち歩いてトイレで手を洗うだろう。え? トイレの後手を洗ってないのかって? いや俺は洗ってるけど……洗わず出て行く人公衆トイレで結構見かけるよ。
「さっきお風呂入ったでしょう?」
「でも」
「ちゃんと洗ってないんですか?」
「まさか! 君が、その……僕を抱きたいなら、触るんだろうなって……思ったから、今日は特に念入りに」
少し蒸れているくらいがいいのになと思いつつ、汗の味すらしない後孔に再び舌を押し当てる。
「……っ、まだ話は」
「ネザメ様、いい加減に覚悟をお決めになったらいかがです」
「ミフユ、でも、水月くんにこんなところ……舐めさせるなんて」
「……好きにさせるんでしょう? 紅葉家次期当主ともあろうお方に二言はあるべきではないかと」
黙り込んだネザメは首の力を抜いて枕に頭を乗せた。やはりミフユの協力は大きい、そういえばミフユは就寝前のマッサージとして電動マッサージ器を色んなところに押し当てていたな。俺のためネザメのためにネザメを騙しネザメの性感開発をじわじわと進めてくれていたミフユには感謝しかない。
(この辺……ですかな)
肩や腰は本当にマッサージのため、下腹や足の付け根は性感開発のためだろう。覗きをした時のことを思い出しながら、ミフユが電動マッサージ器を押し当てていた足の付け根を指の背ですりすりと撫でてみる。
「んっ……水月くん、そこっ……くすぐったいよぉ」
親指の腹でぐっと押してみる。
「……? んっ……」
大声で喘ぐような性感帯ではないようだが、確実に反応はしている。力が入っているのか後孔は余計に閉じてしまっているが、柔らかく形が変わりやすい舌ならねじ込めるだろう。
「……っ、ん……水月っ、くんっ……あっ? え……?」
皺の一本一本に唾液を染み込ませるように丁寧に舐め回した後、俺は更に唾液を絡ませた舌を尖らせて後孔にぐりぐりと押し付けた。硬く閉じて俺の舌を拒絶していた後孔だったが、俺の執念の方が強かった。
「入っ……? ミ、ミフユ、ちょっと見ておくれ、入ってる気がするんだ」
舌を後孔に無理矢理ねじ込み、その締め付けに細いちくわに舌を突っ込んで抜けなくなった幼少期の思い出が蘇った。
(……いやアレより締め付け強いでそ。ってか何思い出してんでそわたくし)
自分の思考回路に辟易しつつ、舌先に力を込める。締め付けられて上手く動かない舌を、舌が攣りそうなくらいに力を込めて無理矢理ぐねぐねとうねらせる。
「ぅ、あっ……ぅ、動いてるっ、僕の中で何か動いているんだよミフユぅっ、見ておくれよ」
「見ろと仰られましても、鳴雷一年生の頭があるばかりで……入っているとすれば彼の舌では?」
「動いてるよぉ……」
まるで虫を見ているような声色だ。ネザメの後孔は未開発だから何かが後孔にぐねぐねと入ってくるのには快感なんてなくて、むしろ不快なのかもしれないけれど、そんな声を出さないで欲しい。
「舌程度でそんな弱音を吐いていてどうするんです! 鳴雷一年生の……その、サイズはご存知でしょう?」
「…………や、やっぱり僕に抱かれる側は無理だよっ、水月くん、ねぇ、交代しよう?」
「ネザメ様! 紅葉家次期当主ともあろう者が一度決めたことを覆すとは何事です!」
一度決めたことを曲げられないような人間が当主なのもそれはそれでまずいと思うが、とは口に出さない。というか今ちょっと喋れない。
「だ、だって……水月くんの、あんなに大きくてっ」
「ミフユに全て入るのですよ! ミフユより身体の大きなネザメ様にはより楽に入るはずです!」
「でもぉっ……」
「でもでもだってはおやめください! 紅葉家の次期当主がそんな」
「……っ、次期当主次期当主って、そんなことばっかり言わないでよぉっ!」
ネザメが起き上がって尻がシーツとの接面になり、後孔を舐められなくなる。俺も上体を起こして口周りを拭い、二人の様子を見る。
「ネ、ネザメ様……? 失礼致しました」
「…………僕が何が嫌だったかも分かってないくせに」
「そんなことは……」
「どうせ君はっ! 紅葉に仕える年積だ! 僕の恋人でも友人でも何でもないっ……僕が紅葉でなければ、僕みたいな何も出来ないヤツに君みたいな万能な子が関わってくれるはずがないっ、さぞ屈辱だろうね格下に従者として仕えるのは!」
「……あ、あの……ネザメさん?」
「悪かったよこんな時まで頼って、甘えて……もう二度と呼ばないから、ちょっと出ていってくれるかい。僕は紅葉家の跡継ぎとしてではなく、ネザメという個人として水月くんと愛し合いたいだけなんだよ」
「ネザメ様…………はい、失礼します。鳴雷一年生、粗相のないようにな」
ミフユは静かに頭を下げて部屋を出ていった。ネザメは深いため息をついて俯き、数回の深呼吸の後ゆっくりと顔を上げ、いつも通りの微笑みを見せた。
「……ごめんね水月くん、雰囲気を台無しにしてしまって」
「いえ……あの、いいんですか? ミフユさん……仲直りした方が」
「…………後でするよ。だから、今は……君と」
ネザメは俺の首に腕を絡めると後ろに倒れて俺を引っ張り倒した。俺は慌ててベッドに手をついてネザメに体重をかけないよう気を配った。
「君は以前……言ったね、跡継ぎの重圧から僕を一時だけでも解放してくれると。今……頼めるかな。嫌なんだ、ミフユのことは大好きだし彼に叱られるのも彼からの愛を感じられて好ましいのに、紅葉家次期当主だろうと言われると、どうしても、抑えきれない苛立ちが……出て、しまって」
俺はゆっくりとベッドに肘をつき、ネザメの頭と背に腕を回して彼を優しく抱き締めた。
「次期当主だろうと叱られると……ミフユが、大好きなミフユが……年積の者として、従者として僕の傍に居るだけのように感じて……寂しく、なってしまって」
腕の中で震える彼はとても歳上のようには思えない。
「ひ、酷いことを……言ってしまった。ミフユ、ミフユに……僕、ミフユが大好きなのに、嫌われたら……どうしよう、僕」
「……大丈夫ですよ、ミフユさんだってネザメさんのこと大好きじゃないですか。見てれば分かります」
幼い子供のような彼の涙を舌で拭い取り、そのまま目尻にキスを落とす。
「家の仕事としてじゃなくて、なんだろう……手のかかる弟とか? そんな感じに見えます。次期当主がどうとか言うのも多分叱るのに便利だから使ってるだけですよ、男の子でしょとかお兄ちゃんでしょとか、そんなのと変わりませんよきっと。一線引いてるとかそんな深い意味ないと思いますから……寂しさなんて、感じなくていいんですよ」
頭を抱いたまま背中に回していた腕をそっと彼とベッドの隙間から抜き、脇腹を撫で、下腹をゆっくりと圧迫していく。
「泣かないでネザメさん。俺が今からあなたを、紅葉家次期当主どころか紅葉ネザメですらない……人間と呼べるかどうかも怪しいくらい、ぐっちゃぐちゃにしてあげます。獣みたいに鳴かせてみせます、一匹の雌にして差し上げます。どうです……?」
息継ぎのように顔中に何度も落としていたキスの雨を止ませ、少し顔を上げてネザメの表情を確認する。
「……っ、そうして……水月くん」
上気した頬、潤んだ瞳、中途半端に上がった口角。既に快楽をねだる雌の媚びた表情が出来ている。こんな可愛い人、丁寧に溶かす以外の選択肢がない。
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