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念願の髪コキ
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腹筋にハルの陰茎が擦り付けられている。裏筋を俺の腹筋の段差で刺激するのにハマっているようだ。カリを腹筋の溝に引っ掛けたりもしている。
「はぁっ、はぁ……んっ、んん……みっつん、みっつんのお腹ぁっ、気持ちぃ……」
俺の顔を見つめながらヘコヘコと腰を振る彼は、背や髪を撫で、尻や太腿の揉み心地を楽しむ俺の手が少し場所を移す度、ビクッと身を強ばらせる。
「ちゅー、ねぇっ、ちゅうして?」
「動いてるのはハルだろ? もう少しこっちに来てくれないと届かないよ」
「んん……これでいい?」
「あぁ、届くな。おいで」
後頭部に手を添えて引き寄せ、唇を重ねる。ちゅっちゅっと唇を触れさせるだけのキスを何度か行ったら、ハルの方から舌を突き出してきた。
「んっ、んんっ……!」
ハルにキスの主導権を渡してみる。舌の動きが鈍く、小さい。初心者のキスとはこんなものだっただろうか。
「んんっ、ん、んんん……ん、ぅっ」
ヘコヘコと揺れる腰の動きが激しくなってきた、キスで興奮しているのだろう。
「……っ、ん」
ハルが俺の腹筋に陰茎を激しく擦り付ければ、ハルの太腿などに勝手に擦れている俺の陰茎への刺激も増える。
「んっ、はぁ……みっつん、好き、好きぃ……みつ、みっつ……イきそぉっ、出ちゃ、ぃそっ……んんっ!」
身体をビクンッと跳ねさせ、直後、ぐったりと俺にもたれる。腹に生温かい液体の気配がする。生臭さも俺とハルの身体の隙間から上ってくる。
「……気持ちよかったか? ハル」
「うん……なんか、めちゃくちゃ……よかった」
射精を遂げてスッキリした様子のハルはしばらく俺の身体の上で休んだ、その間俺は彼の髪を梳いたり背を撫でたりしていた。
「ん……ありがと、みっつん。その……ごめん、色々」
「いいよ、大丈夫。後ろから抱き締めるのはアウトなんだよな?」
「…………克服したい。お父さんなんか忘れたい。バックハグは憧れじゃん、ドラマとかでもキュンキュンするシーンじゃん。なのにぃ……恋人にしてもらえないなんて、そんなの俺やだぁ」
休憩を終え上体を起こしたハルは俺に跨ったまま泣き言を言い出した。
「……じゃあ、姿見とかの前でしてみるのはどうだ? 後ろから来られても相手は俺だって分かってるから、ちょっとマシなんじゃないか?」
「いいかも……みっつんすごい!」
目が合ったら死ぬ系のモンスター、鏡越しなら石化止まり。という昔読んだファンタジー小説の内容を思い出して産まれたアイディアだとは言わないでおこう。
「今度それ試そっ、今日はとりあえず俺の独り占めタイムは終わりかな。後つっかえてるしもうどくね。えっと……みっつん、気持ちよくしてあげらんなくてごめんね?」
俺の上からどいたハルは勃ったままの俺の陰茎を見つめ、申し訳なさそうに眉尻を下げた。
「そんなの全然気にしなくていいよ。ハル可愛かったし、俺も楽しかった」
「……ありがと、みっつん」
安心したような笑顔だ。俺もハルが気に病まなかったことに対して胸を撫で下ろした。
(さて、リュウどののご様子は?)
起き上がり、チラリとリュウの方を見る。リングギャグによって外に放り出された舌の先端から唾液が滴り落ちている。顎も濡れているうに見える。ディルドはまだ落としていないようだ、姿勢も崩していない。なかなかやるな、体力というよりは根性なのか?
「みーつーきっ」
「うわぁっ!?」
背後からひょいっと持ち上げられ、驚いて声を上げる。胡座をかいた足の上に乗せられ、一瞬の浮遊感が終わる。
「サ、サン? びっくりしたぁ……急に持ち上げないでよ」
「次ボクの番でいいよね?」
「うん……ちょ、ちょっと待って、心臓がバクバク鳴ってて……」
「……水月、怖がり?」
「そんなことないよ!」
怖がり認定はハーレム主に相応しくない、俺はキッパリと否定した。
「そ? まぁどっちでもいいけど」
座った彼の膝に乗ってしまっては彼の身体の開発なんて出来ない。後孔はもちろん、乳首にも触れられない。
(お姫様抱っこみたいな感じで座らせてくだされば乳首弄りくらいは出来ますのに、サンさんわたくしの背中にぴったり胸当ててますからなぁ)
何かしたいことがあるのだろうか? もしそうならサンの希望を叶えてやりたい。
「やっぱり水月が一番可愛いね」
「可愛いって、そんな……」
まず顔を撫で回した大きな手は、次に耳をつまみ、首を掴んだ。
「んっ……絞めないでね?」
「そんなことしないって。ハルちゃんとかカンナちゃんとか首細くて折れそうで怖かったけど、水月はしっかりしてて安心感あるね」
「んなこと思われてたってことのが怖いんだけど~……」
カンナの隣に戻ったハルがボヤいている。
「ねぇ水月、そういえば前……髪コキ? して欲しいとか言ってたよね、今してあげようか」
「本当っ?」
「うん、どうするの? 髪でするって……ボク髪を自在に動かしたり出来ないんだけど」
「みんな出来ないよ」
「そっか、目だけじゃなく髪まで不自由なのかと…………笑うとこだよ? 髪が普通動かないのは知ってるよボク」
なんて言いながらサンは自身の髪を適当に二つに分け、首の左右から俺の身体の前へと垂らした。
「長いなぁ……しかもめちゃくちゃ綺麗、毛先までツヤツヤ……こんな髪でシコ……ぅへへへ」
「喜んでる? よかった。で、どうするの?」
「あ、えっとね……」
どうするんだ? 髪コキ髪コキと言ってきてとうとう実現に至ったはいいが、実際よく知らないぞ? 十八歳未満なのもあって髪コキ動画なんか見てないからな。絵や文では動きがないからよく分からないし。
「……ま、巻いてみてっ」
コキと言うからには手コキを参考にしていいだろう。胸や尻、脇や膝を使ってもらう時も挟んだりしてまず圧迫する。圧迫してから扱く。
「水月のは……あったあった。いっぱいシてるのに硬いね、すごいなぁ。流石、十何人も口説くだけあるね、この性豪」
サンは俺の陰茎を手探りで見つけるとやや強めに握り、もう片方の手で亀頭をカリカリと引っ掻いた。爪を立てられてはいないので痛みはなく、快感だけがある。
「んひっ……!? サ、サン、あんまりしちゃもう出ちゃう……」
「ん? あぁ、ごめんごめん。髪だったね、全部はいらない? これくらいかな」
サンは自分の髪を一束掴み、俺の陰茎にくるんと一巻きした。
「…………これでどうするの? 上から手でする?」
「髪の毛……こう、持って、ずりずり出来ない?」
先端と陰茎に巻き始める寸前を掴んでもらい、巻き付き具合を少し緩めさせた。左手を引く時は右手はそのまま、右手を引く時は左手はそのまま、ローションガーゼプレイで陰茎を磨く際のように、パーカーの紐の左右の長さを調整するように、手で髪を動かして陰茎を扱いてみてもらった。
「はぁっ、はぁ……んっ、んん……みっつん、みっつんのお腹ぁっ、気持ちぃ……」
俺の顔を見つめながらヘコヘコと腰を振る彼は、背や髪を撫で、尻や太腿の揉み心地を楽しむ俺の手が少し場所を移す度、ビクッと身を強ばらせる。
「ちゅー、ねぇっ、ちゅうして?」
「動いてるのはハルだろ? もう少しこっちに来てくれないと届かないよ」
「んん……これでいい?」
「あぁ、届くな。おいで」
後頭部に手を添えて引き寄せ、唇を重ねる。ちゅっちゅっと唇を触れさせるだけのキスを何度か行ったら、ハルの方から舌を突き出してきた。
「んっ、んんっ……!」
ハルにキスの主導権を渡してみる。舌の動きが鈍く、小さい。初心者のキスとはこんなものだっただろうか。
「んんっ、ん、んんん……ん、ぅっ」
ヘコヘコと揺れる腰の動きが激しくなってきた、キスで興奮しているのだろう。
「……っ、ん」
ハルが俺の腹筋に陰茎を激しく擦り付ければ、ハルの太腿などに勝手に擦れている俺の陰茎への刺激も増える。
「んっ、はぁ……みっつん、好き、好きぃ……みつ、みっつ……イきそぉっ、出ちゃ、ぃそっ……んんっ!」
身体をビクンッと跳ねさせ、直後、ぐったりと俺にもたれる。腹に生温かい液体の気配がする。生臭さも俺とハルの身体の隙間から上ってくる。
「……気持ちよかったか? ハル」
「うん……なんか、めちゃくちゃ……よかった」
射精を遂げてスッキリした様子のハルはしばらく俺の身体の上で休んだ、その間俺は彼の髪を梳いたり背を撫でたりしていた。
「ん……ありがと、みっつん。その……ごめん、色々」
「いいよ、大丈夫。後ろから抱き締めるのはアウトなんだよな?」
「…………克服したい。お父さんなんか忘れたい。バックハグは憧れじゃん、ドラマとかでもキュンキュンするシーンじゃん。なのにぃ……恋人にしてもらえないなんて、そんなの俺やだぁ」
休憩を終え上体を起こしたハルは俺に跨ったまま泣き言を言い出した。
「……じゃあ、姿見とかの前でしてみるのはどうだ? 後ろから来られても相手は俺だって分かってるから、ちょっとマシなんじゃないか?」
「いいかも……みっつんすごい!」
目が合ったら死ぬ系のモンスター、鏡越しなら石化止まり。という昔読んだファンタジー小説の内容を思い出して産まれたアイディアだとは言わないでおこう。
「今度それ試そっ、今日はとりあえず俺の独り占めタイムは終わりかな。後つっかえてるしもうどくね。えっと……みっつん、気持ちよくしてあげらんなくてごめんね?」
俺の上からどいたハルは勃ったままの俺の陰茎を見つめ、申し訳なさそうに眉尻を下げた。
「そんなの全然気にしなくていいよ。ハル可愛かったし、俺も楽しかった」
「……ありがと、みっつん」
安心したような笑顔だ。俺もハルが気に病まなかったことに対して胸を撫で下ろした。
(さて、リュウどののご様子は?)
起き上がり、チラリとリュウの方を見る。リングギャグによって外に放り出された舌の先端から唾液が滴り落ちている。顎も濡れているうに見える。ディルドはまだ落としていないようだ、姿勢も崩していない。なかなかやるな、体力というよりは根性なのか?
「みーつーきっ」
「うわぁっ!?」
背後からひょいっと持ち上げられ、驚いて声を上げる。胡座をかいた足の上に乗せられ、一瞬の浮遊感が終わる。
「サ、サン? びっくりしたぁ……急に持ち上げないでよ」
「次ボクの番でいいよね?」
「うん……ちょ、ちょっと待って、心臓がバクバク鳴ってて……」
「……水月、怖がり?」
「そんなことないよ!」
怖がり認定はハーレム主に相応しくない、俺はキッパリと否定した。
「そ? まぁどっちでもいいけど」
座った彼の膝に乗ってしまっては彼の身体の開発なんて出来ない。後孔はもちろん、乳首にも触れられない。
(お姫様抱っこみたいな感じで座らせてくだされば乳首弄りくらいは出来ますのに、サンさんわたくしの背中にぴったり胸当ててますからなぁ)
何かしたいことがあるのだろうか? もしそうならサンの希望を叶えてやりたい。
「やっぱり水月が一番可愛いね」
「可愛いって、そんな……」
まず顔を撫で回した大きな手は、次に耳をつまみ、首を掴んだ。
「んっ……絞めないでね?」
「そんなことしないって。ハルちゃんとかカンナちゃんとか首細くて折れそうで怖かったけど、水月はしっかりしてて安心感あるね」
「んなこと思われてたってことのが怖いんだけど~……」
カンナの隣に戻ったハルがボヤいている。
「ねぇ水月、そういえば前……髪コキ? して欲しいとか言ってたよね、今してあげようか」
「本当っ?」
「うん、どうするの? 髪でするって……ボク髪を自在に動かしたり出来ないんだけど」
「みんな出来ないよ」
「そっか、目だけじゃなく髪まで不自由なのかと…………笑うとこだよ? 髪が普通動かないのは知ってるよボク」
なんて言いながらサンは自身の髪を適当に二つに分け、首の左右から俺の身体の前へと垂らした。
「長いなぁ……しかもめちゃくちゃ綺麗、毛先までツヤツヤ……こんな髪でシコ……ぅへへへ」
「喜んでる? よかった。で、どうするの?」
「あ、えっとね……」
どうするんだ? 髪コキ髪コキと言ってきてとうとう実現に至ったはいいが、実際よく知らないぞ? 十八歳未満なのもあって髪コキ動画なんか見てないからな。絵や文では動きがないからよく分からないし。
「……ま、巻いてみてっ」
コキと言うからには手コキを参考にしていいだろう。胸や尻、脇や膝を使ってもらう時も挟んだりしてまず圧迫する。圧迫してから扱く。
「水月のは……あったあった。いっぱいシてるのに硬いね、すごいなぁ。流石、十何人も口説くだけあるね、この性豪」
サンは俺の陰茎を手探りで見つけるとやや強めに握り、もう片方の手で亀頭をカリカリと引っ掻いた。爪を立てられてはいないので痛みはなく、快感だけがある。
「んひっ……!? サ、サン、あんまりしちゃもう出ちゃう……」
「ん? あぁ、ごめんごめん。髪だったね、全部はいらない? これくらいかな」
サンは自分の髪を一束掴み、俺の陰茎にくるんと一巻きした。
「…………これでどうするの? 上から手でする?」
「髪の毛……こう、持って、ずりずり出来ない?」
先端と陰茎に巻き始める寸前を掴んでもらい、巻き付き具合を少し緩めさせた。左手を引く時は右手はそのまま、右手を引く時は左手はそのまま、ローションガーゼプレイで陰茎を磨く際のように、パーカーの紐の左右の長さを調整するように、手で髪を動かして陰茎を扱いてみてもらった。
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