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おまけ

おまけ 不参加者達

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※アキ視点 901話~水月達が10Pをしている間のアキとセイカの様子。




痛む腹に手を添え、無意識に舌打ちをする。兄貴共は集団セックスを楽しむらしい、羨ましい、俺もヤりたい。でも腹に力を入れると痛いし、兄貴がオタオタ心配して申し訳ながるのが目に見えているからアザが消えない限り裸になれない。戦闘で傷を負うのは弱い証だ、そんなものを見られるだけでも嫌なのに心配されたり謝られたりなんて鬱陶しい展開、絶対ごめんだ。

《犬か……猫派だけど、まぁ犬も嫌いじゃねぇし、暇だし、遊んでやるか》

トシツミに教えられた通りに犬のオモチャが入った鞄を取り、一階へ向かうため階段を降りる。

「ぁ、待って、あきっ……」

カタンッ、と硬い音がして振り向くとセイカが落ちてきていたので受け止め、目を見開き浅く呼吸をしている彼の背を軽く叩く。

「今、俺……落ち……? あっ、秋風……えっと」

《ロシア語で頼むぜ》

《…………あぁ、悪い……気が動転して。えっと、俺今……落ちたよな?》

《落ちたな。下に俺が居てよかったぜ》

《ごめん……ぁ、いや、ありがとう》

《どういたしまして。兄貴とヤらねぇのか?》

セイカは何も答えずに俯いた。

《……兄貴より俺を選んでくれて嬉しいぜ、俺の可愛いスェカーチカ》

軽いおふざけと共にセイカの額にキスをする。

《犬と遊ぼうと思ってたんだ、スェカーチカも一緒に遊ぼうぜ》

階段を降りていく。足音が聞こえず不審に思い、振り返る。セイカは手すりを強く掴み、義足をゆっくりと下の段に降ろし、カタンっと音を立てた。続けて自前の足を上の段から放し、傾き、倒れてきたので慌てて駆け上がり、受け止めた。

《……アンタ一人で階段降りらんねぇの?》

セイカは俺の脇腹辺りのシャツをぎゅうっと掴む。落ちかけて怖かったのかな? 頭を撫でてみよう。

「…………っ、う、ぅっ……ぅうぅ……」

泣き出した。

《スェカーチカ? そんなに怖かったのか? 降りらんねぇならそう言えよな。いつでも……こうっ、してやるからな》

腕に座らせるように抱き上げて階段を降り、飾り暖炉のある広い部屋のソファに下ろした。まだ泣き止まないセイカの頭を撫で、鞄を置き、尻尾を揺らしながら寄ってきた白黒の犬を見下ろした。

「いぬー……遊ぶするです。少し、待つするです。すぇかーちか、ゆーせん、です」

日本で育った犬は日本語しか分からないだろう。ちゃんと日本語で待つように言い、セイカの隣に座った。

《スェカーチカ、もう泣き止めよ。もう階段降り終わったんだぞ? 今後階段降りる時は俺が抱えてやるからもう怖くないって。な?》

階段を上る際は一人で上っていた。自前の足で一段上を踏み、義足を引き上げるという上り方なので俺を含めた他の連中よりは遅かったけれど、落ちたりなんてしなかった。

《全然泣き止まねぇじゃん……そんなに怖かったのか?》

上るのよりも下る方が難しいのか。義足を先に下ろしてしまうからバランスが取れないのでは? 義足と自前の足ならやはり後者の方がバランスを取りやすいだろうし……膝がないから足を曲げられず先に下ろすしかないのか? 付け根から曲げればいいだけでは? そもそも片足立ちすら満足に出来ないセイカが一人で階段を行き来しようというのが間違いでは?

《ほっといて……》

一番の解決策はやっぱり俺が抱えて移動することだと思う、兄貴よりもナナよりも俺の方がバランス感覚がいいはずだから。次からは抱えてやると言っているのに、何故かセイカは泣き止まない。落ちかけたのがそんなに怖かったのか?

《恐怖を引きずるのは仕方ねぇ、ほっとくぜ。でも恐怖の再来はねぇんだ。今後泣く理由が一つ減ったな》

後から後から溢れてくる涙を手の甲で拭ってやり、立ち上がり、鞄をひっくり返した。

《おらワン公、どのオモチャがいいんだ?》

オモチャを犬に選ばせようとしたのだが、犬はオモチャに見向きもせずセイカの膝に前足を乗せてセイカの顔を舐めようとし始めた。

「な、なんだよっ、遊んでろよ、やめっ、ゃ……ぅあぁ……」

セイカは必死の抵抗も虚しく、犬にベロベロと顔を舐め回された。涙は美味いものなのかと先程セイカの頬を拭った手の甲を舐めてみると、しょっぱさと微かな苦味があり、犬のエサの味のなさを思うと犬の夢中さにも頷けた。

《秋風っ、引き剥がしてくれ!》

《舐めさせてやれスェカーチカ。犬のエサってマジで味がねぇんだ、猫のエサは割と食えるんだが犬のエサはマジでまずい。ババアの作る飯に比べりゃ大幅にマシだが》

《何の話だよ!》

数十秒後、犬がセイカの顔を舐めるのをやめたかと思えば、セイカはもう泣き止んでいた。やはり涙の味が気に入っていたのだ。

「はぁ……なんだよ…………一人で階段も降りられないって、なんなんだよ……なんなの俺……」

「いぬー、遊ぶする、どーぐ、選ぶするです」

「鳴雷、許してくれたけど……改めて恋人にって言われたけど、やっぱり俺なんか、こんな何にも出来ないヤツなんか、すぐに嫌われて捨てられるに決まってる……何疑ってんだよクソ野郎、鳴雷はそんなことしない……クソ、クソっ、こんなヤツ好きになるなよ鳴雷のばかぁ……」

《スェカーチカ? 何ブツブツ言ってんだ?》

《…………流行りの歌歌ってる》

《そっか、マスターしたら音楽付きで聞かせてくれよ》

そういえばセイカの音楽の趣味は知らなかったな。今のところ音程は感じられないが、歌詞の確認中なのかな?
わん、と鳴き声に振り向くと犬が短いロープを咥えて尻尾を振っていた。

《……投げんのか?》

《引っ張り合うんだ》

《なるほど、ありがとよスェカーチカ》

ロープの端を掴むと犬はロープを噛み直し、踏ん張って引っ張り始めた。なかなかの力だ。

《ははっ! 人間様に勝とうなんざ百年早いぜワン公!》

ボールやフリスビーは室内では難しいが、ロープなら室内でも遊べる。しかも俺も結構楽しい。腹と足に力を込めたくないから普段ほどは踏ん張れず、犬と力が拮抗しているのも楽しい理由の一つだ。



それから数十分間犬とロープの引っ張り合いをし、いい加減に他のオモチャで遊ばないかと犬に提案し始めた頃、セイカがまた泣き始めた。

「ぐすっ……鳴雷、鳴雷ぃ……ふ、ぅ、うぅぅ……ぐすっ、ひっく……なる、かみ……」

兄貴の名前が聞き取れる。面と向かって話せば泣いて、近くに居なくても泣いて……兄貴も悪い男だ。

《……そんなに恋しがるならヤりゃあよかったじゃんよ、俺に付き合ったりせずにさぁ》

「だって、だってぇっ、嫌われてる、俺嫌われてるからぁっ……鳴雷とは、したかったけど……周りの、特に霞染は俺嫌ってるからっ、俺が居たら雰囲気悪くなる……」

話そうと思えば兄貴達とも話せるから勘違いしそうになるが、俺にはやっぱり日本語が分からない。俺がユノや母親に話す調子でセイカに話しかけたらセイカが「聞き取れない」と首を横に振るのと同じだ、ネイティブが操る生きた言語は難しい。

《悪ぃ、聞き取れねぇ。まだ日本語全然出来ねぇんだ、アンタはすぐに俺と話せるようになってくれたのに申し訳ないとは思ってるぜ。でもまだ出来ないもんは出来ない、アンタの気持ちを知れないのが悔しい。俺の故郷の言葉で教えてくれ、スェカーチカ》

《……きら、われてる、から。みんな……俺、嫌いだから……いっぱいで、する時は……混ざれない》

昼間、セイカはハルに顔を叩かれていた。あの瞬間は激昂してしまって事情を聞きもせず暴れたが、後からちゃんと理由を聞いた。まぁセイカのネガティブフィルターを通しているから事実からはかなり歪んでいそうだけれど。

《それで泣いてたのか? 嫌われて悲しいって?》

《違う……嫌われて当然だから、別にそんな……それで泣いたりとか、ない》

以前はセイカと仲良くしていたように見えたハルが今はセイカを嫌い、叩くまでにもなったのは、セイカが過去に兄貴を虐めていたことが分かったからだと聞いた。他の者達も以前よりよそよそしいように感じる。

《じゃあなんで泣いてんだ?》

他人の感情を非難する気にはならないし、俺も兄貴が大好きだからセイカを嫌いになる気持ちは分かる。彼らには兄貴が昔を思い出して泣いている時の不明瞭な日本語がちゃんと理解出来るのだろうし……でも、兄貴はセイカに復讐する気はない。俺は被害者の意思を尊重する。

《…………お前ら兄弟は頭がおかしい。鳴雷は俺を許して愛してくれるし、お前は昔をバラした後も態度変えない! なんでだよ……なんでなんだよぉ》

《なんで泣いてんだって聞いてんだよ、そっちの答え先にもらえるか? その話はその後な》

《セックスだけじゃなくて……バーベキューも、みんなみたいにみんなと騒いで楽しんでみたかった。俺が鳴雷に何もせずに、手も足もあったら、普通にみんなと遊べた……自分が許せない、大っ嫌いだ、こんなヤツ……鳴雷に最悪な思い出植え付けたくせに愛されて浮かれて、みちゅきたんとかほざいてさ! 最低のクズだ……》

《……自分が嫌いで泣いてるってことか?》

セイカはしばらく俺を見つめた後、静かに頷いた。

《それは……俺は、どうすればいいんだ? 俺が何すればスェカーチカは泣き止んでくれるんだ?》

兄貴が恋しいのならスキンシップを増やして寂しさを誤魔化してやれる。嫌われて悲しいのなら慰めてやれる。でも、自分が嫌いだと泣いていたら、どうしたらいい? 何も思い付かない、だから直接聞いてやった。

《…………俺なんかに何もしてくれなくていい》

《したい。何したらいい? 教えてくれ》

《……なんでお前は俺のこと嫌いにならないんだよ、鳴雷のこと……兄弟のこと虐めてたヤツなんだぞ》

《だってアンタはロシア語を勉強してくれた。英語は学校のカリキュラムにあるらしいが、ロシア語はないだろ? 俺と話すためだけに勉強してくれたんだよな、そんなスェカーチカを嫌うのは無理だぜ》

《…………暇だった、だけだ》

《右も左も分からない、誰とも言葉が通じない、心細くて仕方なかったんだ。アンタと話せるようになって、俺がどれだけ救われたか分かるか?》

ぐしょ濡れの冷たい頬を撫で、反対側の頬に唇を触れさせる。

《暇潰しで習得しただけでも、気まぐれで勉強しただけでも、構わない。アンタのおかげで寂しさが随分マシになったし、アンタが翻訳してくれるおかげで兄貴達と話しやすい。だから俺はアンタが好きだ》

「…………秋風」

《そりゃ昔の話聞いて印象は下がったぜ? でも、それでも好きが勝った。大好きだぜ、スェカーチカ。他の誰がアンタを嫌おうが、アンタがどれだけ自分を嫌おうが、俺はアンタが大好きだ。アンタが嫌ってる分まで俺がアンタを好きだから……今回はそれで我慢して、泣き止んでくれねぇかな?》

ペプ、と気の抜けた音がした。振り返れば犬が音の鳴るボールを咥えていた。

《……ちょっと待っとけワン公》

緊張感が少し薄れてしまった。まぁ、それはそれでいいことなのかな?

《ごめん……》

犬の頭をわしゃわしゃと撫でて誤魔化していると、セイカが突然謝った。自分の手で目を擦っていたので慌ててやめさせた。

《目傷付くからやめな。で、何がごめんだ? 俺謝られるようなことされてねぇぞ?》

《……うん、ありがとう。嬉し、かった……そっか、お前が俺のこと大事にしてくれるの……それが理由だったんだな》

《言ったことなかったっけ、あったと思ってた》

《ごめん……嘘ついた。言葉覚えたの、暇潰しじゃない……お前と話したくて勉強したんだ。鳴雷と話すの翻訳出来たら鳴雷が俺捨てにくくなるんじゃないかって、お前ともっと仲良くなれるかもって……》

暇潰しでもいいとは言ったけれど、やっぱり「実は仲良くなりたいからだった」と言われると嬉しい。勝手に顔が緩んでしまう。

《昔、鳴雷に酷いことして……だからお母さんに見捨てられた、いっぱい痛いことされて、手足もなくなって……みんなに嫌われた。でも、話したくて頑張って勉強したら、お前に大好きって言ってもらえた……悪いことしたら、悪いことがあるんだ。ちゃんとし努力たら、いいことあるんだ》

釣り合いが取れているって? 俺はそうは思わない、勝手に釣り合いが取れるほどこの世は単純じゃない。

《…………じゃあ最初に、俺何したんだろ。俺のお母さん、鳴雷のお母さんみたいに褒めたり大事にしたりしてくれなかった。痛いことばっかりして、怒るばっかりで、最後は俺のこといらないって捨てちゃった……俺、何したんだろ。俺そんなに悪い子だったかなぁ、頑張ったのに、俺いっぱい頑張ったのに、勉強も運動もいっぱい一位になったのに……鳴雷よりずっと、いい子やってたはずなのに》

《人は生まれながらにして不平等だし運命は不条理で理不尽だ。釣り合い取るのは自分の力だぜ。殴られたら殴り返す、二度と俺に喧嘩売る気にならねぇくらい徹底的にな》

《……鳴雷に愛してもらえて、鳴雷のとこに来て、幸せだけど……お母さんが俺のこと捨てて、全部上手くいったけど、でも、それでも……あんなにあっさり捨てないで欲しかった。お母さんに……褒めたり撫でたりされてみたかった、好きになってもらいたかった》

《…………どうしても母親じゃなきゃ嫌か?》

《どうしてもじゃない……から、苦しい。鳴雷で満足出来てるはずなのにお母さん忘れられない。どうしてもだったら、もう、とっくに死んじゃえて……楽だったのに》

またピプ、と気の抜けた音がする。ペプ、パプ、と何度も鳴る。犬がじっと俺を見つめている。

《……秋風はいいよな、愛されてて》

《ま、愛されてはいるな。失望もされてるが。高ぇ金使って作ったガキが色素はねぇわ社会性はねぇわ愛し返さねぇわ、悲惨なもんだぜあのババア》

《なんで愛されてるくせに嫌ってんだよ》

《嫌ってはねぇよ、どうでもいいだけ。なんだろうなぁ……昔は大好きなママだったぜ、期待に応えたくて無茶やったし、泣いてたら頑張って慰めた。でもなんか、なんでかな、いつだったかなぁ……何やっても無駄だなって。このババア俺じゃ満足しねぇなって。分かっちまった》

セイカはようやく泣き止んで目を見開いて俺を見つめた。

《……初めから俺じゃダメだった、あのババアが欲しかったのは自分のガキだ。他人の卵子じゃダメだった。俺で妥協しようと頑張っちゃあいたようだがダメだった。血が繋がってないのに似た者親子さ、互いに互いを「ああコイツじゃダメだな」ってよ……よかったぜ、日本に来て。兄貴は俺が手に入れてなかったもん全部くれた、俺の太陽だ》

《…………うん、鳴雷は、俺が欲しかったもの全部くれた》

微笑みかけるとセイカも微笑み返してくれた。どちらともなく左手を伸ばし、握り合った。

《アンタも俺の欲しいもん結構くれてんだぜ? 自由な話し相手プラス翻訳機……兼、友達。スェカーチカ……太陽が居ない間煌々と輝く、俺の月。今は俺で泣き止んでくれ》

《意外と詩的なとこあるよな、お前……ふふ、うん、秋風……鳴雷じゃ、痛いとこ……秋風が慰めてくれる。大好き……泣き止ませてくれて、ありがとう》

《…………よし! んじゃ一緒に犬と遊ぼうぜ》

《うん、何する? さっきからピフペプうるさいけど……どうしよう? アレ投げたらいいのかな》

ようやくセイカも犬との遊びに参加する気になってくれた。犬もそれを察知してか尻尾をちぎれんばかりに振っている。

《よし、じゃあセイカ、投げろ投げろ!》

《室内でやっていいのかな、そういうの……》

《……庭出るか!》

大きく頷いたセイカを抱き上げると、彼は躊躇も遠慮もなく俺の首に腕を絡めた。今までなら申し訳なさそうな顔をしていたけれど、そんなこともない。

《秋風? どうした? ドアノブなら俺がひねるぞ》

立ち止まって顔を見つめてしまっても「重いよな」とか「運ばされるの嫌だよな」とか言い出さない。

《あぁ、頼むぜスェカーチカ!》

俺はたまらなく嬉しくなって、駆け出した。
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