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再び車中プレイ
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車には後方を確認するためのバックミラーがある、本来の用途ではないが車内の様子を一目で確認することも可能だ。運転手が車の背後を見やすい位置に整えているはずだが、俺達のことはどこまで見えているのだろう。
「……運転手さんには見られない方がいいから、あんまりしっかりは触れないぞ」
「あっ、そ、そうだったね。あはは……ごめん、盛り上がっちゃって」
「ハルに触る時はなんかこう、ハルが椅子に座って俺がその下に寝転がって足撫で回す感じのハルがすぐ逃げれるタイプか……ハルを膝に乗せたり抱っこしたりしながらの、逃げられないけどイチャイチャ感を全力アピールするタイプか……とか色々考えてたんだけど」
「マジ? えへへ……考えてくれてたってだけでかなり嬉しいかも~」
ハルの笑顔はいつもよりも数段緩んだものだ、きっと恋人の俺以外は見られない表情だろう。
「でも、ここで触らせてくれるんなら……ハルは逃げられないし、太腿とか……その、バックミラーから見えない下半身を主に触られるっていうなんか痴漢みたいな感じになるんだけど……大丈夫か?」
「……うん。覚悟決めた、何してもいいよ、みっつん」
あまりにも魅力的な言葉だが、騙されてはいけない。ここで俺の性欲を解放すれば終わりだ、少しずつ進めなければ。
「綺麗な足だな……もう少し肉ついてる方が好みだけど」
ハルに誘導された位置から左右へは動かさず、前後に動かして太腿を撫でた。内腿に触れたいが、まだ早い。太腿の中でも最も感覚が鈍いだろう前面でまず慣れてもらう。
「みっつん痩せててもムキムキでもいいんでしょ~?」
「健康的ならな。お前はちょっと不健康気味な痩せっぷり」
「……痩せてないと女物似合わないんだも~ん」
「女装したい訳じゃないんだろ?」
「女物のが服可愛いし~」
「女装ショップ前に教えてもらったから男の体格向けの女の子の服買ってあげられるし、俺結構裁縫得意だからハルが買った服直してあげられるよ。ハルが今の体型が好きならいいけど、服のために健康削るなら俺利用して楽してくれ」
太腿を触りながら言うセリフじゃない気がしてきた。
「……まぁ~、体力少なくて体育とか大変だし~……もう少しくらいなら筋肉つけても今持ってる服大丈夫だし~……いいけどぉ」
「よかった」
「みっつんに可愛いって思ってもらえるんなら、どんな見た目でももういいし……」
太腿を撫でている俺の腕に抱きついて、俺の顔を真っ直ぐに見つめる。ファッションや美容を趣味にしているようなハルがそんなふうに言うなんて……俺への愛情はちゃんと重いのが分かって嬉しい。
「ハル、もう少し足開いて」
少女のような見た目をしているからだろうか、ハルがぱかっと足を開いてしまうと他の彼氏よりも下品に見えて興奮する。
「ありがとう。ホットパンツはやっぱりイイな、しかも黒のニーハイ履いてるとか……分かってるって言わざるを得ない。この絶対領域がたまらないんだ」
ホットパンツとニーハイソックスの間、肌が露出している手のひらの幅ピッタリの絶対領域、薄い青色のデニム生地と黒いソックスに挟まれて強調される色白の肌は……実に唆る。
「一番触って気持ちいい足の部位は太腿の内側だと思うんだよな」
「い、いいよっ? 触って……」
ハルの内腿に手を進ませながら前の席を確認する。ピアスへの探究心を満たされたらしいサンはもうレイに触れていない。俺は空いていた手でポケットを探り、リモコンを弄った。
「ひっ、ぅ……!?」
微かにだが確かに震え始めたバイブにレイは驚き、身を跳ねさせた。しかしサイズも振動も喘ぐほどの強さではないため、呼吸のリズムを少し崩すだけに落ち着いた。
「……なぁ、ハル。ハルはどんな風に俺とシたい?」
ふにふにと内腿の皮をつまみながら、普段は髪で隠されることもあるが今日はポニーテールのため露出している耳に意識的に低くした声を届ける。
「リュウは青姦だった。犬みたいに首輪付けて公園を四つん這いで散歩して、素っ裸でヤるんだよ。まぁ犯罪っちゃ犯罪だけどその分興奮するみたいだ……別荘地なら他に誰も居ないし、青姦やり放題だろうな。興味はあるか?」
ハルは恐怖ではなく照れや緊張から動かず、喋らず、俯いているのだろう。真っ赤な顔をしているから分かる。
「……ひとまず返事はしなくていいよ」
返事をしようとして聞き漏らされるよりは、聞くのに集中して無言でいてくれた方がいい。
「みんな大抵初めては正常位なんだ、顔を見ながらゆっくりな……シュカは知っての通り騎乗位が大好きだし、みんなそれぞれ好きな体位や激しさの度合いなんかが違う……ハルは何が好きかな?」
ニーハイソックスと肌の境目をなぞり、もう少し靴下に肉が乗ればもっとセクシーだろうなと思いを巡らせる。
「上の方がいいかな? ハルも騎乗位やってみるか? バックはやめておいた方がいいかもな……対面座位とかどうだ? 向かい合って座って見つめ合いながらヤるの、正常位やバックほど激しくは動けないけど、その分ゆっくりイチャつける。そういうのの方がハル好みかな~と思うんだけど、どうだ?」
ホットパンツの裾のすぐ傍まで指を進める。ハルの様子を見つつ裾の中へと指を進める──が、ホットパンツはそんなに余裕のある物ではない、指の第一関節まで無理矢理ねじ込んで止まった。
「……場所はどうする? 初っ端から青姦はレベル高いよな、リュウはそれがよかったみたいだけどハルはどうする? 普通にベッドか?」
「ぅ、うん……ベッドがいいな。二人きりがいい……」
「OK。じゃあ……今ここでこれを下ろすのは?」
ホットパンツのファスナーをつまんで尋ねると、ハルは前の席の二人や運転手の様子をじっくりと観察した後、ゆっくりと……恐る恐る頷いた。
「……運転手さんには見られない方がいいから、あんまりしっかりは触れないぞ」
「あっ、そ、そうだったね。あはは……ごめん、盛り上がっちゃって」
「ハルに触る時はなんかこう、ハルが椅子に座って俺がその下に寝転がって足撫で回す感じのハルがすぐ逃げれるタイプか……ハルを膝に乗せたり抱っこしたりしながらの、逃げられないけどイチャイチャ感を全力アピールするタイプか……とか色々考えてたんだけど」
「マジ? えへへ……考えてくれてたってだけでかなり嬉しいかも~」
ハルの笑顔はいつもよりも数段緩んだものだ、きっと恋人の俺以外は見られない表情だろう。
「でも、ここで触らせてくれるんなら……ハルは逃げられないし、太腿とか……その、バックミラーから見えない下半身を主に触られるっていうなんか痴漢みたいな感じになるんだけど……大丈夫か?」
「……うん。覚悟決めた、何してもいいよ、みっつん」
あまりにも魅力的な言葉だが、騙されてはいけない。ここで俺の性欲を解放すれば終わりだ、少しずつ進めなければ。
「綺麗な足だな……もう少し肉ついてる方が好みだけど」
ハルに誘導された位置から左右へは動かさず、前後に動かして太腿を撫でた。内腿に触れたいが、まだ早い。太腿の中でも最も感覚が鈍いだろう前面でまず慣れてもらう。
「みっつん痩せててもムキムキでもいいんでしょ~?」
「健康的ならな。お前はちょっと不健康気味な痩せっぷり」
「……痩せてないと女物似合わないんだも~ん」
「女装したい訳じゃないんだろ?」
「女物のが服可愛いし~」
「女装ショップ前に教えてもらったから男の体格向けの女の子の服買ってあげられるし、俺結構裁縫得意だからハルが買った服直してあげられるよ。ハルが今の体型が好きならいいけど、服のために健康削るなら俺利用して楽してくれ」
太腿を触りながら言うセリフじゃない気がしてきた。
「……まぁ~、体力少なくて体育とか大変だし~……もう少しくらいなら筋肉つけても今持ってる服大丈夫だし~……いいけどぉ」
「よかった」
「みっつんに可愛いって思ってもらえるんなら、どんな見た目でももういいし……」
太腿を撫でている俺の腕に抱きついて、俺の顔を真っ直ぐに見つめる。ファッションや美容を趣味にしているようなハルがそんなふうに言うなんて……俺への愛情はちゃんと重いのが分かって嬉しい。
「ハル、もう少し足開いて」
少女のような見た目をしているからだろうか、ハルがぱかっと足を開いてしまうと他の彼氏よりも下品に見えて興奮する。
「ありがとう。ホットパンツはやっぱりイイな、しかも黒のニーハイ履いてるとか……分かってるって言わざるを得ない。この絶対領域がたまらないんだ」
ホットパンツとニーハイソックスの間、肌が露出している手のひらの幅ピッタリの絶対領域、薄い青色のデニム生地と黒いソックスに挟まれて強調される色白の肌は……実に唆る。
「一番触って気持ちいい足の部位は太腿の内側だと思うんだよな」
「い、いいよっ? 触って……」
ハルの内腿に手を進ませながら前の席を確認する。ピアスへの探究心を満たされたらしいサンはもうレイに触れていない。俺は空いていた手でポケットを探り、リモコンを弄った。
「ひっ、ぅ……!?」
微かにだが確かに震え始めたバイブにレイは驚き、身を跳ねさせた。しかしサイズも振動も喘ぐほどの強さではないため、呼吸のリズムを少し崩すだけに落ち着いた。
「……なぁ、ハル。ハルはどんな風に俺とシたい?」
ふにふにと内腿の皮をつまみながら、普段は髪で隠されることもあるが今日はポニーテールのため露出している耳に意識的に低くした声を届ける。
「リュウは青姦だった。犬みたいに首輪付けて公園を四つん這いで散歩して、素っ裸でヤるんだよ。まぁ犯罪っちゃ犯罪だけどその分興奮するみたいだ……別荘地なら他に誰も居ないし、青姦やり放題だろうな。興味はあるか?」
ハルは恐怖ではなく照れや緊張から動かず、喋らず、俯いているのだろう。真っ赤な顔をしているから分かる。
「……ひとまず返事はしなくていいよ」
返事をしようとして聞き漏らされるよりは、聞くのに集中して無言でいてくれた方がいい。
「みんな大抵初めては正常位なんだ、顔を見ながらゆっくりな……シュカは知っての通り騎乗位が大好きだし、みんなそれぞれ好きな体位や激しさの度合いなんかが違う……ハルは何が好きかな?」
ニーハイソックスと肌の境目をなぞり、もう少し靴下に肉が乗ればもっとセクシーだろうなと思いを巡らせる。
「上の方がいいかな? ハルも騎乗位やってみるか? バックはやめておいた方がいいかもな……対面座位とかどうだ? 向かい合って座って見つめ合いながらヤるの、正常位やバックほど激しくは動けないけど、その分ゆっくりイチャつける。そういうのの方がハル好みかな~と思うんだけど、どうだ?」
ホットパンツの裾のすぐ傍まで指を進める。ハルの様子を見つつ裾の中へと指を進める──が、ホットパンツはそんなに余裕のある物ではない、指の第一関節まで無理矢理ねじ込んで止まった。
「……場所はどうする? 初っ端から青姦はレベル高いよな、リュウはそれがよかったみたいだけどハルはどうする? 普通にベッドか?」
「ぅ、うん……ベッドがいいな。二人きりがいい……」
「OK。じゃあ……今ここでこれを下ろすのは?」
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