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車中プレイ
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手作りカップケーキを俺達に食べさせたリュウは嬉しそうな笑顔のまま俺を見つめ続けている。なんて可愛いんだろう、Mっ気のない素直なリュウがこんなにも可愛いとは……イタズラしたい。虐めたい。
「ありがとうな、リュウ。本当に美味しかったよ」
両手で頬を包むように撫で、少しずつ首へと降りていく。リュウは飼い主に撫でられている犬のように幸せそうな顔をしていたが、手が胸にまで至るとその表情がぎこちないものに変わった。
「リュウがお菓子作り得意だとはなぁ……なんか意外だよ」
薄手のシャツ越しに手のひらで胸を何往復か撫でると、手に硬いものが触れるようになった。硬く膨らんだ二つの粒を手のひらでこね回し、赤くなっていく顔を見つめる。
「……っ、ふ……ん、んんっ……」
胸を突き出し、腰をくねらせ、涙目で喘ぐリュウは自らの手で口を押さえた。
「なぁリュウ、俺移動中に遊ぼうと思ってさ、玩具持ってきたんだよ。乗る前に渡しておきたかったんだけど……今でいいか?」
リュウが小さく頷いたので俺は足元に置いた鞄からローターを一つ取り出した。
「自分で出来るな?」
親指でピンッとシャツ越しの乳首を弾くと、リュウは小さく腰を跳ねさせた。彼自身の手が頬にくい込んでいる。
「自分で入れてイイとこに押し付けろ。ズラすなよ?」
「は、いっ……」
興奮で上擦った声で返事をしたリュウはベルトを外し、ローターを受け取った。
「舐めておいた方がいいんじゃないか?」
リュウは口を押さえるのをやめてローターを口に含み、飴玉を転がすようにローターを舐め、唾液が絡んだそれを持ってズボンの中に手を入れた。
「……っ、ぅ……ん、ふぅっ……んっ、ぁ……ぁんっ!」
腰を浮かせてローターを挿入しようとしているが、俺にはズボンが邪魔で何も見えない。しかし布の下で手が動いている様子というのは想像を掻き立てられてイイ。生で見ているより興奮するかもしれない。
「はっ……ぁ、ん、ふぅっ……ふ…………水月ぃ、出来た……」
「ちゃんとイイとこ当てたか? ズラしてないな?」
「ん……ぴったりくい込んどるよ」
「よしよし、言い付け守れて偉いな」
頭を撫でてやると先程の純粋な笑顔ではなく、頭皮すらも性感帯になったような反応をした。
「……頭まで気持ちいいのか?」
「…………ゾクゾクすんねん。ほんで、きゅーって、してもぉて……」
下腹をさする仕草から後孔を締めてしまうと言いたいのだと分かる。
「動かすん……?」
期待が滲んだ声色に鼓動が早まる。
「頃合見てな。あんな小さいの入れてるくらい何ともないだろ? 話そうぜ、普通さ。今日からネザメさんの別荘にお世話になる訳だけどさ……」
旅行が楽しみだという話、どんなことをしようかと相談もどきの独り言、いつもならリュウは話に乗ってきて積極的に話してくれるけれど、今は静かだ。ローターがいつ動くか気が気でないのだろう、期待や焦燥で後孔がきゅうきゅう締まって、勝手に気持ちよくなっているのだろう。
「……っ、ん……ぅ」
「リュウ、姿勢悪いぞ。ちゃんと体起こせ」
丸まろうとするリュウの肩を掴んで姿勢を正させる。観念したように背もたれに背を預けた彼の股間にはテントが張っていた。ズボンを下から突き上げている陰茎は今どんな具合だろう、先走りの汁はどれくらい垂らしているのだろう、下着にシミは出来ただろうか。
「俺の話ちゃんと聞いてるのか? リュウ」
そのテントの頂点にポンと手を置く。
「ひぁっ!? あっ、ぁ、き、聞いとるっ、聞いとるよっ?」
「ふぅん……?」
手を左右に動かしてズボンと下着に守られている亀頭を存分に撫で回す。リュウは爪を立てるほど強く肘置きを掴み、歯を食いしばって声を殺した。
「あんまり噛み過ぎるなよ? キスの時に血の味がするのも、欠けた歯で舌を切っちまうのも嫌だからな」
「んっ、んん、ぅ、ん……! み、つき……」
「そうそう、まぁあんまり声出すのも……なぁ? お前がいいなら俺はいいけど」
運転手の方に視線を動かす。リュウの声は本当に微かで、運転手はもちろんセイカにもアキにも聞こえていないだろう。
「ローターも動かそうな」
「……っ!? ぅ、んっ、んぅ……! ふっ……」
高速道路を走る車内で俺はリュウを絶頂させないよう慎重にローターの振動を操り、服の上から性感帯を愛撫し続けた。
「停車します」
車は道の駅で止まった。焦らし続けられ立ち上がるのも難しくなったリュウをあえて置き去りにし、車を出た。
「車椅子を……」
「あ、いえ、大丈夫です。ちょっとくらいなら歩けるので」
セイカは自分の隣に座らせていたテディベアを置いて車を降り、生身の足と義足で駐車場の地面を踏み締めた。
「着いたんじゃないよな?」
「あぁ、ちょっとしたトイレ休憩だな。道の駅だ、知ってるか?」
「修学旅行で来たことある……かな」
「アイスとかも売ってるし、小腹空いてたら何か買って食べたらいいよ。アキと二人で、まぁ……これで足りるかな」
千円札をセイカのポケットにねじ込み、返されないうちに店舗の方へと走って逃げた。
「あ、みっつ~ん!」
先に着いていたのだろうハルに声をかけられた。
「ハル、今日はポニーテールか?」
「動きそうな時はやっぱりポニテだよね~、上の方でくくれば車のシートにがっつりもたれても結び目当たらないし~」
髪を結ぶ位置によっては枕に当たって邪魔になるのか。万年短髪の俺には想像もしていなかったことだ。
「似合ってるよ、健康的でいい。ハルは誰と乗ってきたんだ? 四人ずつなんだよな、俺はアキとセイカとリュウだったよ」
「ザメさんと~、フユさんと~、サンさん……じゃなくて、サンちゃん~」
「歳上ばっかだな、緊張しなかったか?」
「全然! サンちゃんの髪弄らせてもらったんだ~。サンちゃん店の中ウロウロしてるから~探して見てみて~? 超可愛いから~!」
三つ編みでもされたのだろうか? 是非見たい。他の彼氏達も探さないとな。
「ありがとうな、リュウ。本当に美味しかったよ」
両手で頬を包むように撫で、少しずつ首へと降りていく。リュウは飼い主に撫でられている犬のように幸せそうな顔をしていたが、手が胸にまで至るとその表情がぎこちないものに変わった。
「リュウがお菓子作り得意だとはなぁ……なんか意外だよ」
薄手のシャツ越しに手のひらで胸を何往復か撫でると、手に硬いものが触れるようになった。硬く膨らんだ二つの粒を手のひらでこね回し、赤くなっていく顔を見つめる。
「……っ、ふ……ん、んんっ……」
胸を突き出し、腰をくねらせ、涙目で喘ぐリュウは自らの手で口を押さえた。
「なぁリュウ、俺移動中に遊ぼうと思ってさ、玩具持ってきたんだよ。乗る前に渡しておきたかったんだけど……今でいいか?」
リュウが小さく頷いたので俺は足元に置いた鞄からローターを一つ取り出した。
「自分で出来るな?」
親指でピンッとシャツ越しの乳首を弾くと、リュウは小さく腰を跳ねさせた。彼自身の手が頬にくい込んでいる。
「自分で入れてイイとこに押し付けろ。ズラすなよ?」
「は、いっ……」
興奮で上擦った声で返事をしたリュウはベルトを外し、ローターを受け取った。
「舐めておいた方がいいんじゃないか?」
リュウは口を押さえるのをやめてローターを口に含み、飴玉を転がすようにローターを舐め、唾液が絡んだそれを持ってズボンの中に手を入れた。
「……っ、ぅ……ん、ふぅっ……んっ、ぁ……ぁんっ!」
腰を浮かせてローターを挿入しようとしているが、俺にはズボンが邪魔で何も見えない。しかし布の下で手が動いている様子というのは想像を掻き立てられてイイ。生で見ているより興奮するかもしれない。
「はっ……ぁ、ん、ふぅっ……ふ…………水月ぃ、出来た……」
「ちゃんとイイとこ当てたか? ズラしてないな?」
「ん……ぴったりくい込んどるよ」
「よしよし、言い付け守れて偉いな」
頭を撫でてやると先程の純粋な笑顔ではなく、頭皮すらも性感帯になったような反応をした。
「……頭まで気持ちいいのか?」
「…………ゾクゾクすんねん。ほんで、きゅーって、してもぉて……」
下腹をさする仕草から後孔を締めてしまうと言いたいのだと分かる。
「動かすん……?」
期待が滲んだ声色に鼓動が早まる。
「頃合見てな。あんな小さいの入れてるくらい何ともないだろ? 話そうぜ、普通さ。今日からネザメさんの別荘にお世話になる訳だけどさ……」
旅行が楽しみだという話、どんなことをしようかと相談もどきの独り言、いつもならリュウは話に乗ってきて積極的に話してくれるけれど、今は静かだ。ローターがいつ動くか気が気でないのだろう、期待や焦燥で後孔がきゅうきゅう締まって、勝手に気持ちよくなっているのだろう。
「……っ、ん……ぅ」
「リュウ、姿勢悪いぞ。ちゃんと体起こせ」
丸まろうとするリュウの肩を掴んで姿勢を正させる。観念したように背もたれに背を預けた彼の股間にはテントが張っていた。ズボンを下から突き上げている陰茎は今どんな具合だろう、先走りの汁はどれくらい垂らしているのだろう、下着にシミは出来ただろうか。
「俺の話ちゃんと聞いてるのか? リュウ」
そのテントの頂点にポンと手を置く。
「ひぁっ!? あっ、ぁ、き、聞いとるっ、聞いとるよっ?」
「ふぅん……?」
手を左右に動かしてズボンと下着に守られている亀頭を存分に撫で回す。リュウは爪を立てるほど強く肘置きを掴み、歯を食いしばって声を殺した。
「あんまり噛み過ぎるなよ? キスの時に血の味がするのも、欠けた歯で舌を切っちまうのも嫌だからな」
「んっ、んん、ぅ、ん……! み、つき……」
「そうそう、まぁあんまり声出すのも……なぁ? お前がいいなら俺はいいけど」
運転手の方に視線を動かす。リュウの声は本当に微かで、運転手はもちろんセイカにもアキにも聞こえていないだろう。
「ローターも動かそうな」
「……っ!? ぅ、んっ、んぅ……! ふっ……」
高速道路を走る車内で俺はリュウを絶頂させないよう慎重にローターの振動を操り、服の上から性感帯を愛撫し続けた。
「停車します」
車は道の駅で止まった。焦らし続けられ立ち上がるのも難しくなったリュウをあえて置き去りにし、車を出た。
「車椅子を……」
「あ、いえ、大丈夫です。ちょっとくらいなら歩けるので」
セイカは自分の隣に座らせていたテディベアを置いて車を降り、生身の足と義足で駐車場の地面を踏み締めた。
「着いたんじゃないよな?」
「あぁ、ちょっとしたトイレ休憩だな。道の駅だ、知ってるか?」
「修学旅行で来たことある……かな」
「アイスとかも売ってるし、小腹空いてたら何か買って食べたらいいよ。アキと二人で、まぁ……これで足りるかな」
千円札をセイカのポケットにねじ込み、返されないうちに店舗の方へと走って逃げた。
「あ、みっつ~ん!」
先に着いていたのだろうハルに声をかけられた。
「ハル、今日はポニーテールか?」
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髪を結ぶ位置によっては枕に当たって邪魔になるのか。万年短髪の俺には想像もしていなかったことだ。
「似合ってるよ、健康的でいい。ハルは誰と乗ってきたんだ? 四人ずつなんだよな、俺はアキとセイカとリュウだったよ」
「ザメさんと~、フユさんと~、サンさん……じゃなくて、サンちゃん~」
「歳上ばっかだな、緊張しなかったか?」
「全然! サンちゃんの髪弄らせてもらったんだ~。サンちゃん店の中ウロウロしてるから~探して見てみて~? 超可愛いから~!」
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