冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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アイドルの性事情

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多忙ゆえに溜まった性欲か、放送事故を起こしてしまったストレスからか、カミアはあっさりと発情して俺に跨り、情緒なく全裸になった。

「みぃくん、みぃくん……みぃくんも脱いで、脱いでよぉ、みぃくんのも見せて」

「分かってるって、でもそっちに引っ張られてたら脱げないんだよ。一旦離せ、ほら離してくれ」

ぐいぐいとシャツを引っ張りながらねだられ、俺も服を脱いだ。

「はぁっ……やっぱりみぃくん綺麗な筋肉してるね。これも……おっきい。僕のこんなに硬くならないし、ここまで反らないよ。剥けてるしすっごい血管浮いてるし……すごいよ、みぃくん、すごいぃ……」

俺がズボンと下着を脱いだ後にカミアは俺の太腿に跨り直した。俺の陰茎にそっと触れた彼はとても処女とは思えない淫らな表情を浮かべている。

「みぃくんかっこいい……お兄ちゃんずるいよっ、みぃくんとずっと一緒だったなんて。みぃくんもずるいっ、お兄ちゃんと一緒に居られるなんてぇっ、二人ともずるいよ……」

駄々をこねるように言いながら色の薄い愛らしさの残る陰茎を俺の太腿に擦り付ける。

「……グルチャは全然見れてないけど、お兄ちゃんとお父さんとはよくお話するんだ。お兄ちゃんみぃくんの話ばっかりする、えっちな話だと特に文が長くなって……僕いつもそれオカズにしてるの、読み返してはお尻くちゅくちゅしてるんだよ」

「それは……意外だったな、カンナがそんなこと送ってるのも、お前がそんなにえっちだったことも。知らないことだらけだよ」

双子はやはり二人揃ってこそだ。二人揃っていなければ見られない一面がとても多いように思える。

「やっぱりもっと会いたいなぁ……」

「……ごめんね?」

「謝るなよ、仕方ないだろ? お仕事頑張ってるんだもんな、応援してるよ」

「うん……! えへへっ、ありがとうみぃくん」

キスがしたくてカミアの頭の後ろに手を回して抱き寄せると、まず胸が触れ合い彼の体温を強く感じた。唇を重ね、舌を絡め合う。俺が下でカミアが上という位置関係の問題で、カミアに唾液を上手く飲ませられない。

「んっ、ん……みぃくんっ、んんっ……」

息継ぎの度に俺を呼ぶカミアの腰を撫で、もう片方の手で尻を撫でる。緊張したのか小ぶりな尻にきゅっと力が入り、キスの積極性が増した。

「んんんっ……!」

上顎を丹念に舐めてやるとカミアは小さく身体を跳ねさせ、俺の頭の横に手をついて上体を持ち上げ、キスを中断させた。

「……っ、はぁ……みぃくん、みぃくんっ……みぃくん、お尻して……お尻」

「積極的だなぁ……清純なアイドル様がそんなエロ顔晒していいのかよ」

「僕別に清純派で売ってないもん。意地悪しないで早くお尻ぃ……ひゃっ!?」

両手の指をめいっぱい広げて鷲掴みにすれば手の中に収まる小ぶりな尻。カンナはもう少し大きくてもっちりしていたな、なんて考えながら尻肉をぷりぷり揺らして弄ぶ。

「ん……みぃくんっ、そうじゃなくてぇ……」

「ん~? ちゃんと言わないと分かんないなぁ~」

「……みぃくんの手おっきくて好きだからっ、そうやってお尻揉まれるのもいいけどぉっ、今日のことずっとずっと楽しみにしててっ、今日のこと妄想して一人でしたりしてっ、もうすっごいうずうずしてるからぁっ、あの……ぁ、穴……みぃくんの指で、ほっ、ほじくって欲しい……な。出来そうなら、その……セ、セ、セックス、も……したいんだけど…………みぃくん? 背景が宇宙に差し替えられた猫みたいな顔してるよ? ちゃんと聞いてた? 僕頑張って言ったんだよ」

「ごめん、想像以上に最高過ぎてちょっと処理追いつかなくて」

「え~? えへへ……最高過ぎ? ふふふ……なら早くしてよみぃくぅん」

放送事故の失態のことは上手く忘れられているようだ。

「あぁ、もちろん」

左手で片尻を掴んで引っ張り、割れ目を拡げて後孔を右手中指で探り当てる。ヒクヒクと震えるそこは易々と俺の指を受け入れ、愛おしそうに締め付けた。

「……柔らかいな」

「んっ、柔らかいのっ、好きぃ?」

「好き。でも俺が言いたいのは好き嫌いの話じゃなくて」

薬指も容易に入った。人差し指もだ。押し込めば押し込むだけ沈む、指が三本とも根元まで飲み込まれていく。熱く柔らかい肉に包まれる

「このトロトロ具合は確実に、ちょっと前まで弄ってたなぁーって」

興奮で赤らんでいたカミアの顔が一気に赤く染まる、尻を離した左手で髪を耳にかけてやると、耳まで赤くなっているのがよく分かった。

「片耳出すと雰囲気変わるな、色っぽいよ。真っ赤になっちゃって可愛いなぁもう……たまんないよ」

「……っ、うぅ……」

潤んでいつも以上にキラキラと輝く瞳、弱々しい角度に歪んだ眉、悩ましげな上目遣い、全てが俺の加虐心を煽る。赤面しやすいところや照れると身体を縮めてしまうところも、虐めたくなる原因だ。

「照れちゃうからぁっ、もぉ……」

「で? 俺が来るまでここで何してたんだ?」

「…………配信の準備」

「だけじゃないよな?」

「……ぉ、なにー……しま、した」

「国民的アイドルの自慰発言! ッフゥッ! たまんねぇ!」

カミアは以前、前立腺マッサージ器具を使っていると話してくれた。しかしこの穴の柔らかさはそれだけでは説明出来ない、あの道具は穴を拡げる目的で使うものではないから、ここまで指が簡単に入るようにはならないのだ。指を広げてもまだ余裕があるし……これは、間違いないな。

「手でしたな?」

「……な、なんで分かるのぉっ」

「カミア、確か前に道具よく使ってるって言ってたよな。でもアレ小さめだからさ、アレだけじゃここまでほぐれないだろうなーって」

「アレ細いから……その、みぃくんと……セ、セックスするなら、ちゃんと事前に穴拡げておかないとダメって、お兄ちゃんがぁ……シたいなら、会う前にちゃんとやれって、お兄ちゃんが、お兄ちゃんが言ったのぉ! お兄ちゃんが言ったんだもん僕じゃないもん!」

「もんもん言うなよ子供みたいだぞ? ふふっ……」

幼児のように喚いて俺の胸をぽこぽこ叩き、星を閉じ込めたような美しい瞳で俺を睨む。

「でも、そっか。カミアがこーんなにえっちなのは、カンナのおかげかぁ……ふーん?」

「ぅ……ぼ、僕……僕っ、が……みぃくんと、セックスしたいって、何かしておくことあるのかなって……お兄ちゃんに、聞きました……」

「そっかそっかぁ、自前のえっちさかぁ、たまんねぇなオイ国民的アイドルのエロさか? これが」

おっと、口調を安定させなければ。

「そんなに俺としたがってくれてたとはなぁ……期待に応えないとな。でも、うーん……まだちょっと危ないかな。アイドルが切れ痔はまずいだろ?」

「出来ないの……? 拡げるの、足りなかったのっ?」

「いや、前戯しっかりすればイケるとは思う。時間かかるけど大丈夫だよな? 玩具使っていいか?」

「……! うんっ、みぃくんと出来るならなんだってする!」

なんて積極的で可愛らしい子だろう。俺は彼の後孔から一旦指を抜き、俺の上からどいてもらい、鞄に詰めたいくつかの玩具を取り出した。

「ロータープレイもしてみたかったけど、セックスが目標なら……これにしよっか」

慣れない者にとっては威圧感があるだろう数珠状の長い玩具、アナルパールを見せるとカミアは表情を強ばらせた。
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