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首輪もどきを巻き付けて
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ベッドに乗ったリュウの頬をむにむにと揉んでみる。特に痛がる様子はない。
「……何ぃ?」
「アキに叩かれてただろ? まだ痛いかなって」
「もう痛ないけど……ぇ? 水月あん時おった?」
「レイが設置したカメラ俺も見れるようになってるから」
リュウは分かりやすく「うわぁ」という顔をした。こういったことで彼氏にドン引きされるのは慣れているが、元から変態のリュウに引かれるのはなんかムカつく。
「相手させたのは俺だし萌えたけど、やっぱり嫉妬はするからな。痛みが残ってなくてよかったよ」
「サンドバッグ兼オナホやのに嫉妬するん?」
「……自分の物使われてたらそりゃ嫌だろ」
「ふぅん……ふふ、アキくん上手かったで。俺虐めんのも、気持ちよぉすんのもじょーず……アキくん好きやなぁ俺」
分かりやすく嫉妬を煽ってきた。ここはノってやるべきだろう。
「んっ……!」
リュウの口を手のひらで塞ぎつつ顎を掴み、彼の頭を枕に押し付ける。仰向けになったリュウは期待に満ちた視線を俺に注ぐ。
「お前は最近俺の所有物だって自覚が薄れてきてると思うんだよな……てことで、コレよ」
首輪を使いたかったが取りに行っては雰囲気が萎える、事前に準備しておかなかった自分を蔑みつつベッドから取れる位置に落ちていたベルトを持った。
「何ぃ……叩くん?」
太っていた頃によく使っていたメッシュベルトだ、締め具合の調節がしやすいので痩せてからも使ってはいる。レザーよりは肌を傷付けないだろう。
「俺は叩くのは素手だ、道具使っちゃお前の肉の感触が伝わらない……って、前にも言ったはずだけどな? 忘れてたとは、あーぁー、ショックだなぁ……それとも酷くして欲しくてわざと忘れたフリしてんのか? 小賢しいマゾ豚が」
罵倒台詞を考えるのは口説き文句を考えるのより難しい、俺はどこまでもSに向かない。迷いながら、それでも喋りながら、俺はリュウの首にベルトを巻いた。
(大丈夫……皮剥けたりはしないはずでそ。あとは絞め過ぎないように気を付けていればちゃんとプレイになりまそ)
ちゃんとした首輪を贈った時、リュウはとても喜んでくれた。ベルトを首輪代わりにするのはそれ の思い出を侮辱することにならないだろうか、リュウにとって許せないことではないだろうか──という不安はリュウの表情に拭われた。
(可愛い顔してる……! よかった、大丈夫なようですな)
指一本分の余裕を作ってベルトを締め、擬似的な首輪を作った。端を掴んで軽く引っ張ってみるとリュウの笑みが深くなった。
「後ろ向け。動物はバックが基本だもんな?」
「合わせてくれはるん? 優しいなぁ」
四つん這いになったリュウの背後で膝立ちになり、左手でベルトの端を握り直す。突き出された尻を右手で撫で、興奮による震えを感じ取ってほくそ笑む。
「……っ、水月ぃ……もっと、引いて……首ぃ……ぅあっ! ぁ……!」
ねだられた通りに首に巻いたベルトを引けばリュウは気持ちよさそうに声を上げ、尻にきゅっと力を込めた。
「おい、使ってやるっつってんだ、ケツの力抜け」
閉じた割れ目を右手で無理矢理開かせ、後孔を中指の腹で引っ掻く。
「あっ、ひっ!? それっ、ナカ疼くぅっ……!」
「ほじくり回してやるからケツ開けって」
「は、いっ……」
後孔の縁に少し触れただけで穴をヒクヒクと物欲しそうに震わせる。淫らな身体だ、少し前まで処女だったと思うと感慨深い。俺の調教の手腕は中々のものでは? まぁリュウがドMだから上手くいっているという面も大きいかもしれないが、少しくらい調子に乗ってもいいのでは?
「……よし」
リュウは四つん這いをやめて上半身をベッドに落とし、両手で尻肉を掴んで割れ目を開いた。これならつい尻に力を込めようとも関係ない、俺に穴を捧げられる。ついでに首の位置も下がるからベルトで首を絞められて一石二鳥と言ったところか。興奮していても頭が回るんだな。
「水月っ、水月ぃ……水月様っ、はよぉ……!」
「急かすな」
「ぁっ……! はっ、はぁっ……はい……!」
ベルトを引っ張って首をぐっと絞め、嬉しそうに蕩けた声で返事をするリュウにときめきながら右手で自身の陰茎を握り、リュウの穴に押し当てる。
「ぁ、んっ……」
ちゅうっと吸い付いてくる穴に亀頭を押し当て、敏感に反応するリュウを見下ろしてゾクゾクと快感を得る。
「いきめ」
「んっ……! ゔっ、ぁ、ぁあっ、ぁ……! ぁ、ひっ、ひっ、ん……んっ、ぁ、あぁあっ! ぁゔっ!」
異物や老廃物を排出するために拡がる機能を逆手に取り、きっと本来排泄されるものよりもずっと太くて硬いものを押し込んでいく。
「とりあえず先っぽは入ったな」
「ぅ、うぅっ……はいっ、はよぉ奥まで欲しいですぅっ」
独特なイントネーションの敬語に高揚しつつ、亀頭だけを咥え込んだ穴の縁をカリカリ引っ掻く。当然爪を立てている訳ではない、指の先で擦っているだけだ。
「んっ、んんっ……!」
ただそれだけでリュウは後孔をきゅうきゅうと締め付け、喘いだ。
「……軽いゲームをしようか」
「何ぃなもぉ……ひゃんっ!?」
態度が悪かったので尻を軽く叩く。パンッという乾いた音が部屋に響いた。
「は、はい……します、ゲーム、楽しみやわ……」
興奮を隠し切れていないが怯えた声を装っている、プレイを盛り上げるための演技だと分かっていても震えた弱々しい声には罪悪感を煽られてしまう。
「俺は動かない、お前が腰を振って……そうだな、前立腺だけで一回イってみろ。出来たら奥まで犯してやるよ、腹ぁ膨らむまで中出しキメてやる。どうだ?」
「やりますっ……!」
「よし……じゃあやれ」
俺は軽く背を反らし、何となく右手を腰に当てた。リュウは手をベッドについて四つん這いの姿勢に戻り、呼吸を整えてからゆっくりと腰を突き出した。
「……何ぃ?」
「アキに叩かれてただろ? まだ痛いかなって」
「もう痛ないけど……ぇ? 水月あん時おった?」
「レイが設置したカメラ俺も見れるようになってるから」
リュウは分かりやすく「うわぁ」という顔をした。こういったことで彼氏にドン引きされるのは慣れているが、元から変態のリュウに引かれるのはなんかムカつく。
「相手させたのは俺だし萌えたけど、やっぱり嫉妬はするからな。痛みが残ってなくてよかったよ」
「サンドバッグ兼オナホやのに嫉妬するん?」
「……自分の物使われてたらそりゃ嫌だろ」
「ふぅん……ふふ、アキくん上手かったで。俺虐めんのも、気持ちよぉすんのもじょーず……アキくん好きやなぁ俺」
分かりやすく嫉妬を煽ってきた。ここはノってやるべきだろう。
「んっ……!」
リュウの口を手のひらで塞ぎつつ顎を掴み、彼の頭を枕に押し付ける。仰向けになったリュウは期待に満ちた視線を俺に注ぐ。
「お前は最近俺の所有物だって自覚が薄れてきてると思うんだよな……てことで、コレよ」
首輪を使いたかったが取りに行っては雰囲気が萎える、事前に準備しておかなかった自分を蔑みつつベッドから取れる位置に落ちていたベルトを持った。
「何ぃ……叩くん?」
太っていた頃によく使っていたメッシュベルトだ、締め具合の調節がしやすいので痩せてからも使ってはいる。レザーよりは肌を傷付けないだろう。
「俺は叩くのは素手だ、道具使っちゃお前の肉の感触が伝わらない……って、前にも言ったはずだけどな? 忘れてたとは、あーぁー、ショックだなぁ……それとも酷くして欲しくてわざと忘れたフリしてんのか? 小賢しいマゾ豚が」
罵倒台詞を考えるのは口説き文句を考えるのより難しい、俺はどこまでもSに向かない。迷いながら、それでも喋りながら、俺はリュウの首にベルトを巻いた。
(大丈夫……皮剥けたりはしないはずでそ。あとは絞め過ぎないように気を付けていればちゃんとプレイになりまそ)
ちゃんとした首輪を贈った時、リュウはとても喜んでくれた。ベルトを首輪代わりにするのはそれ の思い出を侮辱することにならないだろうか、リュウにとって許せないことではないだろうか──という不安はリュウの表情に拭われた。
(可愛い顔してる……! よかった、大丈夫なようですな)
指一本分の余裕を作ってベルトを締め、擬似的な首輪を作った。端を掴んで軽く引っ張ってみるとリュウの笑みが深くなった。
「後ろ向け。動物はバックが基本だもんな?」
「合わせてくれはるん? 優しいなぁ」
四つん這いになったリュウの背後で膝立ちになり、左手でベルトの端を握り直す。突き出された尻を右手で撫で、興奮による震えを感じ取ってほくそ笑む。
「……っ、水月ぃ……もっと、引いて……首ぃ……ぅあっ! ぁ……!」
ねだられた通りに首に巻いたベルトを引けばリュウは気持ちよさそうに声を上げ、尻にきゅっと力を込めた。
「おい、使ってやるっつってんだ、ケツの力抜け」
閉じた割れ目を右手で無理矢理開かせ、後孔を中指の腹で引っ掻く。
「あっ、ひっ!? それっ、ナカ疼くぅっ……!」
「ほじくり回してやるからケツ開けって」
「は、いっ……」
後孔の縁に少し触れただけで穴をヒクヒクと物欲しそうに震わせる。淫らな身体だ、少し前まで処女だったと思うと感慨深い。俺の調教の手腕は中々のものでは? まぁリュウがドMだから上手くいっているという面も大きいかもしれないが、少しくらい調子に乗ってもいいのでは?
「……よし」
リュウは四つん這いをやめて上半身をベッドに落とし、両手で尻肉を掴んで割れ目を開いた。これならつい尻に力を込めようとも関係ない、俺に穴を捧げられる。ついでに首の位置も下がるからベルトで首を絞められて一石二鳥と言ったところか。興奮していても頭が回るんだな。
「水月っ、水月ぃ……水月様っ、はよぉ……!」
「急かすな」
「ぁっ……! はっ、はぁっ……はい……!」
ベルトを引っ張って首をぐっと絞め、嬉しそうに蕩けた声で返事をするリュウにときめきながら右手で自身の陰茎を握り、リュウの穴に押し当てる。
「ぁ、んっ……」
ちゅうっと吸い付いてくる穴に亀頭を押し当て、敏感に反応するリュウを見下ろしてゾクゾクと快感を得る。
「いきめ」
「んっ……! ゔっ、ぁ、ぁあっ、ぁ……! ぁ、ひっ、ひっ、ん……んっ、ぁ、あぁあっ! ぁゔっ!」
異物や老廃物を排出するために拡がる機能を逆手に取り、きっと本来排泄されるものよりもずっと太くて硬いものを押し込んでいく。
「とりあえず先っぽは入ったな」
「ぅ、うぅっ……はいっ、はよぉ奥まで欲しいですぅっ」
独特なイントネーションの敬語に高揚しつつ、亀頭だけを咥え込んだ穴の縁をカリカリ引っ掻く。当然爪を立てている訳ではない、指の先で擦っているだけだ。
「んっ、んんっ……!」
ただそれだけでリュウは後孔をきゅうきゅうと締め付け、喘いだ。
「……軽いゲームをしようか」
「何ぃなもぉ……ひゃんっ!?」
態度が悪かったので尻を軽く叩く。パンッという乾いた音が部屋に響いた。
「は、はい……します、ゲーム、楽しみやわ……」
興奮を隠し切れていないが怯えた声を装っている、プレイを盛り上げるための演技だと分かっていても震えた弱々しい声には罪悪感を煽られてしまう。
「俺は動かない、お前が腰を振って……そうだな、前立腺だけで一回イってみろ。出来たら奥まで犯してやるよ、腹ぁ膨らむまで中出しキメてやる。どうだ?」
「やりますっ……!」
「よし……じゃあやれ」
俺は軽く背を反らし、何となく右手を腰に当てた。リュウは手をベッドについて四つん這いの姿勢に戻り、呼吸を整えてからゆっくりと腰を突き出した。
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