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絶頂を人質に取った約束
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歌見の後孔に挿入した中指を、あえて前立腺を避けて揺らした。後孔を拡げるためぐりぐりと掻き回し、腸壁をぐにぐにと揉んだ。
「んっ、ぅ……んっ、んん……!」
鼻から漏れたような可愛らしい声が聞こえた。
(パイセン、感じるの早くねー?)
歌見は感度が非常に高いから、時折自慰の際に弄っているらしい後孔を弄られれば、前立腺を避けているとはいえ喘いでしまうのは予想出来たことだ。していなかったけれど。
(喘いじゃうのは興奮しますしいいのですが、若干柔らかいのはこれは一体)
腸壁が妙に柔らかい。抱かれ慣れたシュカだろうと、散々ほじくり回されて柔らかくなった前回があっても、時間を置けば腸壁はそれなりに硬くなるものだ。
「パイセン、もしかして……わたくしのお家に来る前、自分でしました?」
この柔らかさは一日以内に触っていなければありえない、とこれまでの経験から推察させてもらった。
「……っ、ちょっとくらい、しておいた方が……その、お前との……が、スムーズかと思って」
「パイセン……! あぁあもうかわゆいですなぁかわゆいですなぁ」
後孔をほじくる手はそのまま、尻に頬擦りをする。
「すべすべ~……ん~」
ちゅーっとキスをして、少し甘噛みをして、顔を離す。
「ふふ、指増やしますぞ」
「んっ、ぅ……まだ平気だな」
「三本入れても大丈夫そうですな、ダメなら言ってくだされ」
二本でもまだ余裕がある、自宅で拡げてきてくれたのなら三本入れても……うん、大丈夫そうだ。歌見も痛がっている様子はない。
「拡げますぞ」
三本の指を開き、穴をくぱくぱと拡げる。
「んぅっ……普段、外気に触れないところだからか……そうやって拡げられると、なんか」
「変な感じですかな?」
左手でこっそり自分の陰茎を握り、知っているはずの太さを改めて確認する。
(……イケそうですな)
身体が大きく頑丈そうな歌見なら、他の彼氏ほどの慎重さは必要ないかもしれない。ほぐし終えたと判断した俺はそれまで避けてきた前立腺に触れた。
「んっ……」
歌見の足の間で硬く膨れているそれと同様、前立腺もぷっくり膨らんでいる。
「……ぅあっ!?」
膨れたそれを薬指と人差し指で挟む。後孔がきゅっと締まり、俺の指に幸せな感触を与える。ぬるぬると濡れた温かく柔らかい腸壁はぐねぐねとうねり、俺の指を揉んでいる。心地いい。
「み、水月っ、ぃいっ!? そ、こっ……やばっ、ぁ、あっ……!?」
二本の指でしっかりと捉えた前立腺を中指で強く押し、そのまま中指を揺らしてぐりぐりと責め立てる。
「ぁ、んゔっ、んんっ……!?」
もう腰が揺れ出した。やはり歌見は敏感過ぎる、こんな身体で多くの人間が通う大学に通わせるのは心配過ぎる。大学の飲み会での昏睡レイプ事件の報道は後を絶たない、俺の傍以外で酒を飲まないように約束させないとな。
「んんんっ……! んっ、くぅっ、んんっ!」
「ぱーいせん、声抑えないでくだされ」
「…………っ、あ、ぅあっ! ぁ、ひっ、ひゔぅっ……ぁ、ああぁっ!」
「わたくしの言うこと聞いてくれて、パイセンはとってもいい子ですなぁ」
左手で震える尻を優しく撫でながら、右手でひたすらに穴をほじくる。前立腺をごりゅごりゅと抉るように責め続ける。
「ひっ、ぐっ……イ、ぁ、あっ……ぁあぁっ!」
「ふふ、パイセン、これでもトイレに居るみたいとか言えますかな? パイセンはトイレでこんなにかわゆく喘いじゃうんですかな?」
絶頂が近いと感じたら責めの手を少し緩め、絶頂の波が引いたらまた抉る。
「あえっ、が、ないぃっ! これっ、ちが、さっきのとちがうぅっ! トイレの、じゃ、ないぃっ……! そこっ、そこがぁっ、すごっ、ぁ、んんんっ!」
「はぁ……かわゆい。いいですかパイセン、パイセンのここはもう、ただの排泄器官じゃありゃあせん。性器でそ。分かりますかな? わたくしに可愛がられて気持ちよくなるための場所が出来ちまったんでそ」
「んっ、ぅうっ……わか、た。分かったからぁっ! イ、イかせてっ……お前さっきからわざとっ、ギリギリで止めてぇっ!」
「イかせて欲しかったら一つ約束していただきたい」
「なんっ、だよぉっ、クソ……!」
激しく責め立てては寸止めする、というのを繰り返していたが絶頂までの間隔が短くなってきたので、そもそもの責めを少し緩めた。ぷにぷに揉んで前立腺の感触を楽しむのだ。指が疲れてきていたしちょうどいい。
「雄っぱい揉まれりゃアンアン喘いで、尻ほじくられりゃヒンヒン鳴いちまうパイセンはもう、わたくし以外の方でも勃たせられるドスケベ大学生なんでそ」
「俺に勃つ変態なんかぁっ、お前、くらいだっ、ぁあっ!? それっ、ぐりぐりぃっ、もっ……と……もっとしろよバカぁあっ! クソっ、イけないぃ……寸止め上手い、クソ……」
「お話し続けますぞ? そんなえっちなパイセンは、ふわふわゆるーくなって更に可愛くなっちゃうお酒は飲んじゃダメでそ。私の傍でしか。分かりましたな?」
「分かった! 分かったぁっ、もう飲まないからっ……」
「私の隣では構いませんぞ」
「水月の隣でしか飲まないぃっ! 約束するっ、絶対そうするっ、だからぁ……!」
「約束していただけますかな? ではイってくだされ」
寸止めをやめて前立腺を抉る、押す、捏ねる、つまむ。ローションが絡んでぐちゅぐちゅと淫猥な音を立てるが、すぐに歌見の声に掻き消される。
「ゔあっ!? ぁ、あっ、あぁあっ!? ひっ、ィくっ、イく、イっく……イぐぅっ! ぅあっ、あぁああぁっ!? イった、今イったぁっ! もっ、もぉいいっ! もぉイぐのいっ……ひっ、イくぅゔぅっ……!」
「遠慮なさるな、何度も寸止め致しましたからな、その分はちゃんとお返ししますぞ」
「いいっ! もぉいいぃっ……くっ、ゔぅっ! ぁ、あっ、あぁあああーっ!?」
後孔をほじられて精液を漏らしながら悲鳴のような嬌声を上げる歌見を見下ろし、俺は彼を堕としきったことへの満足感のようなものを抱いていた。
「んっ、ぅ……んっ、んん……!」
鼻から漏れたような可愛らしい声が聞こえた。
(パイセン、感じるの早くねー?)
歌見は感度が非常に高いから、時折自慰の際に弄っているらしい後孔を弄られれば、前立腺を避けているとはいえ喘いでしまうのは予想出来たことだ。していなかったけれど。
(喘いじゃうのは興奮しますしいいのですが、若干柔らかいのはこれは一体)
腸壁が妙に柔らかい。抱かれ慣れたシュカだろうと、散々ほじくり回されて柔らかくなった前回があっても、時間を置けば腸壁はそれなりに硬くなるものだ。
「パイセン、もしかして……わたくしのお家に来る前、自分でしました?」
この柔らかさは一日以内に触っていなければありえない、とこれまでの経験から推察させてもらった。
「……っ、ちょっとくらい、しておいた方が……その、お前との……が、スムーズかと思って」
「パイセン……! あぁあもうかわゆいですなぁかわゆいですなぁ」
後孔をほじくる手はそのまま、尻に頬擦りをする。
「すべすべ~……ん~」
ちゅーっとキスをして、少し甘噛みをして、顔を離す。
「ふふ、指増やしますぞ」
「んっ、ぅ……まだ平気だな」
「三本入れても大丈夫そうですな、ダメなら言ってくだされ」
二本でもまだ余裕がある、自宅で拡げてきてくれたのなら三本入れても……うん、大丈夫そうだ。歌見も痛がっている様子はない。
「拡げますぞ」
三本の指を開き、穴をくぱくぱと拡げる。
「んぅっ……普段、外気に触れないところだからか……そうやって拡げられると、なんか」
「変な感じですかな?」
左手でこっそり自分の陰茎を握り、知っているはずの太さを改めて確認する。
(……イケそうですな)
身体が大きく頑丈そうな歌見なら、他の彼氏ほどの慎重さは必要ないかもしれない。ほぐし終えたと判断した俺はそれまで避けてきた前立腺に触れた。
「んっ……」
歌見の足の間で硬く膨れているそれと同様、前立腺もぷっくり膨らんでいる。
「……ぅあっ!?」
膨れたそれを薬指と人差し指で挟む。後孔がきゅっと締まり、俺の指に幸せな感触を与える。ぬるぬると濡れた温かく柔らかい腸壁はぐねぐねとうねり、俺の指を揉んでいる。心地いい。
「み、水月っ、ぃいっ!? そ、こっ……やばっ、ぁ、あっ……!?」
二本の指でしっかりと捉えた前立腺を中指で強く押し、そのまま中指を揺らしてぐりぐりと責め立てる。
「ぁ、んゔっ、んんっ……!?」
もう腰が揺れ出した。やはり歌見は敏感過ぎる、こんな身体で多くの人間が通う大学に通わせるのは心配過ぎる。大学の飲み会での昏睡レイプ事件の報道は後を絶たない、俺の傍以外で酒を飲まないように約束させないとな。
「んんんっ……! んっ、くぅっ、んんっ!」
「ぱーいせん、声抑えないでくだされ」
「…………っ、あ、ぅあっ! ぁ、ひっ、ひゔぅっ……ぁ、ああぁっ!」
「わたくしの言うこと聞いてくれて、パイセンはとってもいい子ですなぁ」
左手で震える尻を優しく撫でながら、右手でひたすらに穴をほじくる。前立腺をごりゅごりゅと抉るように責め続ける。
「ひっ、ぐっ……イ、ぁ、あっ……ぁあぁっ!」
「ふふ、パイセン、これでもトイレに居るみたいとか言えますかな? パイセンはトイレでこんなにかわゆく喘いじゃうんですかな?」
絶頂が近いと感じたら責めの手を少し緩め、絶頂の波が引いたらまた抉る。
「あえっ、が、ないぃっ! これっ、ちが、さっきのとちがうぅっ! トイレの、じゃ、ないぃっ……! そこっ、そこがぁっ、すごっ、ぁ、んんんっ!」
「はぁ……かわゆい。いいですかパイセン、パイセンのここはもう、ただの排泄器官じゃありゃあせん。性器でそ。分かりますかな? わたくしに可愛がられて気持ちよくなるための場所が出来ちまったんでそ」
「んっ、ぅうっ……わか、た。分かったからぁっ! イ、イかせてっ……お前さっきからわざとっ、ギリギリで止めてぇっ!」
「イかせて欲しかったら一つ約束していただきたい」
「なんっ、だよぉっ、クソ……!」
激しく責め立てては寸止めする、というのを繰り返していたが絶頂までの間隔が短くなってきたので、そもそもの責めを少し緩めた。ぷにぷに揉んで前立腺の感触を楽しむのだ。指が疲れてきていたしちょうどいい。
「雄っぱい揉まれりゃアンアン喘いで、尻ほじくられりゃヒンヒン鳴いちまうパイセンはもう、わたくし以外の方でも勃たせられるドスケベ大学生なんでそ」
「俺に勃つ変態なんかぁっ、お前、くらいだっ、ぁあっ!? それっ、ぐりぐりぃっ、もっ……と……もっとしろよバカぁあっ! クソっ、イけないぃ……寸止め上手い、クソ……」
「お話し続けますぞ? そんなえっちなパイセンは、ふわふわゆるーくなって更に可愛くなっちゃうお酒は飲んじゃダメでそ。私の傍でしか。分かりましたな?」
「分かった! 分かったぁっ、もう飲まないからっ……」
「私の隣では構いませんぞ」
「水月の隣でしか飲まないぃっ! 約束するっ、絶対そうするっ、だからぁ……!」
「約束していただけますかな? ではイってくだされ」
寸止めをやめて前立腺を抉る、押す、捏ねる、つまむ。ローションが絡んでぐちゅぐちゅと淫猥な音を立てるが、すぐに歌見の声に掻き消される。
「ゔあっ!? ぁ、あっ、あぁあっ!? ひっ、ィくっ、イく、イっく……イぐぅっ! ぅあっ、あぁああぁっ!? イった、今イったぁっ! もっ、もぉいいっ! もぉイぐのいっ……ひっ、イくぅゔぅっ……!」
「遠慮なさるな、何度も寸止め致しましたからな、その分はちゃんとお返ししますぞ」
「いいっ! もぉいいぃっ……くっ、ゔぅっ! ぁ、あっ、あぁあああーっ!?」
後孔をほじられて精液を漏らしながら悲鳴のような嬌声を上げる歌見を見下ろし、俺は彼を堕としきったことへの満足感のようなものを抱いていた。
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