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本番中にもくすぐって
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目隠しをしたリュウの表情は眉や口から読み取るしかない、けれどこれが案外と分かるものなのだ。会陰にぐりぐりと陰茎を押し付けてやると彼は緊張と興奮で口を閉じた。
「黙るなよ、気が乗ってきたからお前で遊んでやるっていうのに」
心にもないことをスラスラと唱え、このセリフは良かったのだろうかと頭を悩ませる。
「へへっ……奥でもどこでも好きなとこで好きなように遊んだってください、ご主人様……」
後孔の縁に陰茎の幹を押し付けるとちゅうっと吸い付いてくる。ほんの数ヶ月前までは異物を受け入れることすら知らなかった身体が、俺によって淫らに変わっていると実感が湧き、背筋をゾクゾクと興奮が上っていった。
「みつ……ご主人様? はよぉ……はよください」
リュウの尻に右手を添え、自身の陰茎を左手で緩く握る。散々焦らしてきた後孔に陰茎を押し込んでいく。
「んっ……! んっ、ゔ……んんっ! きたっ、ぁんっ、ぁ……あぁっ……!」
温かくぬるぬると濡れた穴に陰茎が呑み込まれていくこの感覚、何度味わっても飽きない。飽きる訳がない。
「……っ、あぁっ!?」
しこりのような感触があった、前立腺をえぐったようだ。柔らかな肉の中にあるほんの少しだけ固く腫れたそこはリュウだけでなく俺にとっても重要なところだ、カリ首などにはめるとコリコリして気持ちいい。バックなら裏筋で撫でても気持ちいいのだが、椅子に拘束した彼は対面以外では抱けないだろう。
「ぁゔっ! んっ、ん……ちゃう、おもちゃと全然ちゃうぅっ……!」
「イボがなくて物足りないか?」
放置時に挿入していたディルドには大小様々な無数のイボがあった。アレでほぐされた腸壁が今俺の陰茎に絡み付いているのだと思うと、少し自信が縮む。
「ちゃうっ、ぅ、ふゔっ、んんっ……! 水月のんのがぁっ、太くて……熱ぅて、は、ぁっ、あぁっ……! 生、ぽいのがぁ……ええっ」
「生っぽいってお前な、生身なんだから当たり前だろ」
「へへっ……やっぱり、本物がええんよ」
俺は後ろは使わないから分からないけれど、イボがあればいいという訳ではないのだろうか。あんなえげつない見た目のモノに勝っているだなんて誇らしい、萎んだ自信が元以上に膨らんだ。
「んゔっ! ふっ……水月ぃ、そこっ、あかんとこぉ……」
ゆっくりと挿入を進めていくと陰茎の先端が結腸口に触れた。軽く突いた程度では押し返してくるそこを突破することをリュウは望んでいる。
「あかんよ? 水月ぃっ、そこあかんっ、入れたあかんとこやから……」
とちゅ、とちゅ、と結腸口を優しく何度も突くとリュウは緩んだ笑顔を浮かべて嫌がった。いつの間にか肘掛けに引っ掛けさせていた足が俺の腰に巻き付いている。リュウの可愛らしいところばかり目に付いて俺も思わず微笑んでしまった。
「お前の意見なんか誰が聞くか。入れさせろ、ほら、この奥で遊ばせろよ」
「ひゔっ! ふぐっ、んゔぅっ! ぅ、くっ……しょこっ、そんな突かんでぇっ、あかんっ、そこ入ったあかんんっ! んっ、んんゔぅ……んぉっ!?」
ぐぽっ、と結腸口が開き、リュウの中に陰茎が全て収まった。ミフユに比べて肉が硬い気がする、抱かれ慣れていないということだろうか。ミフユは俺とのセックスは今日で二度目だったが、ネザメとは何度もしていたようだし。
「ぉっ……んっ、んんっ……! こ、んなっ、奥までぇ……はっ、ぁ、相変わらずっ、絶対入れたあかんとこって感じっ、すごいわ、ここ……」
肉は硬いが、ミフユのように浅くて狭い訳ではないので入れていても不安にならない。ミフユのように意識が飛びかけたりしていない、しっかりした会話も可能だろう。
(おっと、比べ過ぎですな。これ以上はやめておきましょう)
今はリュウだけを見なければ、と先程抱いたミフユの思い出を心の奥へとしまい、真っ直ぐにリュウを見つめる。目隠しをされたままのリュウは俺の視線に気付いてすらいない。
「んひっ……!? ひぁっ、ぁ、ゔっ……! ゃ、あかんっ! 腹触ったあかんんっ……! んっ、んんぅっ……ゃ、あっ、ぁあっ……!?」
俺の陰茎がどこまで入っているか確かめるため下腹を撫でてみる。手に伝わる感触からはよく分からなかった、もう少し強く触れば分かったのかもしれないが、絶頂させてしまいそうだったので程々で手を離した。
「ぁ、はっ……は、ぁあぁっ……! もぉちょいでイけそぉやったのにぃ……」
腸壁がビクビクと不規則に収縮している、勝手に快感を得ているようだが絶頂には至らないらしい。
(くすぐりイキさせたいんですよな。耳は元々性感帯ですし、他のところ……足の裏はちょっと難しいですな)
リュウの足は俺の腰にしっかりと絡み付いており、足の裏をくすぐるのは難しそうだ。
「水月ぃ……? 動いてぇやぁっ……はっ、ぁ……イきたいっ」
俺は両手でリュウの脇腹を軽く撫でた。彼は心地良さそうな顔をしたものの、焦れったそうな声で絶頂をねだった。俺はリュウの脇腹から脇までを人差し指でつぅーっと撫で上げた。
「ひ、ぁ、あっ、あぁ……! あっ!? ひっ……ははははっ!? 何しっ、ひっ、ひゃはっ、ははははっ!」
そのまま脇を指先でカリカリと引っ掻いてくすぐってやるとリュウは大声で笑い出した。後孔の締め付けは少し緩くなり、腰を振りやすくなった。リュウの腰を掴む必要はなさそうだ。
「はっ、ぁんっ!? んんぅっ!? ぅあっ、あはっ、はっ、ひゃあぁんっ!? ぁはっ、ははっ、なにっ、なにこれぇっ!」
腰に絡み付いていた足がいつの間にか中途半端に伸びて震えている、更に腰が振りやすくなった。くすぐられて脱力した穴を容赦なく犯してやれば、くすぐりと快感が今まで以上に繋がって、いずれくすぐっただけで絶頂出来るようになるかもしれない。
「黙るなよ、気が乗ってきたからお前で遊んでやるっていうのに」
心にもないことをスラスラと唱え、このセリフは良かったのだろうかと頭を悩ませる。
「へへっ……奥でもどこでも好きなとこで好きなように遊んだってください、ご主人様……」
後孔の縁に陰茎の幹を押し付けるとちゅうっと吸い付いてくる。ほんの数ヶ月前までは異物を受け入れることすら知らなかった身体が、俺によって淫らに変わっていると実感が湧き、背筋をゾクゾクと興奮が上っていった。
「みつ……ご主人様? はよぉ……はよください」
リュウの尻に右手を添え、自身の陰茎を左手で緩く握る。散々焦らしてきた後孔に陰茎を押し込んでいく。
「んっ……! んっ、ゔ……んんっ! きたっ、ぁんっ、ぁ……あぁっ……!」
温かくぬるぬると濡れた穴に陰茎が呑み込まれていくこの感覚、何度味わっても飽きない。飽きる訳がない。
「……っ、あぁっ!?」
しこりのような感触があった、前立腺をえぐったようだ。柔らかな肉の中にあるほんの少しだけ固く腫れたそこはリュウだけでなく俺にとっても重要なところだ、カリ首などにはめるとコリコリして気持ちいい。バックなら裏筋で撫でても気持ちいいのだが、椅子に拘束した彼は対面以外では抱けないだろう。
「ぁゔっ! んっ、ん……ちゃう、おもちゃと全然ちゃうぅっ……!」
「イボがなくて物足りないか?」
放置時に挿入していたディルドには大小様々な無数のイボがあった。アレでほぐされた腸壁が今俺の陰茎に絡み付いているのだと思うと、少し自信が縮む。
「ちゃうっ、ぅ、ふゔっ、んんっ……! 水月のんのがぁっ、太くて……熱ぅて、は、ぁっ、あぁっ……! 生、ぽいのがぁ……ええっ」
「生っぽいってお前な、生身なんだから当たり前だろ」
「へへっ……やっぱり、本物がええんよ」
俺は後ろは使わないから分からないけれど、イボがあればいいという訳ではないのだろうか。あんなえげつない見た目のモノに勝っているだなんて誇らしい、萎んだ自信が元以上に膨らんだ。
「んゔっ! ふっ……水月ぃ、そこっ、あかんとこぉ……」
ゆっくりと挿入を進めていくと陰茎の先端が結腸口に触れた。軽く突いた程度では押し返してくるそこを突破することをリュウは望んでいる。
「あかんよ? 水月ぃっ、そこあかんっ、入れたあかんとこやから……」
とちゅ、とちゅ、と結腸口を優しく何度も突くとリュウは緩んだ笑顔を浮かべて嫌がった。いつの間にか肘掛けに引っ掛けさせていた足が俺の腰に巻き付いている。リュウの可愛らしいところばかり目に付いて俺も思わず微笑んでしまった。
「お前の意見なんか誰が聞くか。入れさせろ、ほら、この奥で遊ばせろよ」
「ひゔっ! ふぐっ、んゔぅっ! ぅ、くっ……しょこっ、そんな突かんでぇっ、あかんっ、そこ入ったあかんんっ! んっ、んんゔぅ……んぉっ!?」
ぐぽっ、と結腸口が開き、リュウの中に陰茎が全て収まった。ミフユに比べて肉が硬い気がする、抱かれ慣れていないということだろうか。ミフユは俺とのセックスは今日で二度目だったが、ネザメとは何度もしていたようだし。
「ぉっ……んっ、んんっ……! こ、んなっ、奥までぇ……はっ、ぁ、相変わらずっ、絶対入れたあかんとこって感じっ、すごいわ、ここ……」
肉は硬いが、ミフユのように浅くて狭い訳ではないので入れていても不安にならない。ミフユのように意識が飛びかけたりしていない、しっかりした会話も可能だろう。
(おっと、比べ過ぎですな。これ以上はやめておきましょう)
今はリュウだけを見なければ、と先程抱いたミフユの思い出を心の奥へとしまい、真っ直ぐにリュウを見つめる。目隠しをされたままのリュウは俺の視線に気付いてすらいない。
「んひっ……!? ひぁっ、ぁ、ゔっ……! ゃ、あかんっ! 腹触ったあかんんっ……! んっ、んんぅっ……ゃ、あっ、ぁあっ……!?」
俺の陰茎がどこまで入っているか確かめるため下腹を撫でてみる。手に伝わる感触からはよく分からなかった、もう少し強く触れば分かったのかもしれないが、絶頂させてしまいそうだったので程々で手を離した。
「ぁ、はっ……は、ぁあぁっ……! もぉちょいでイけそぉやったのにぃ……」
腸壁がビクビクと不規則に収縮している、勝手に快感を得ているようだが絶頂には至らないらしい。
(くすぐりイキさせたいんですよな。耳は元々性感帯ですし、他のところ……足の裏はちょっと難しいですな)
リュウの足は俺の腰にしっかりと絡み付いており、足の裏をくすぐるのは難しそうだ。
「水月ぃ……? 動いてぇやぁっ……はっ、ぁ……イきたいっ」
俺は両手でリュウの脇腹を軽く撫でた。彼は心地良さそうな顔をしたものの、焦れったそうな声で絶頂をねだった。俺はリュウの脇腹から脇までを人差し指でつぅーっと撫で上げた。
「ひ、ぁ、あっ、あぁ……! あっ!? ひっ……ははははっ!? 何しっ、ひっ、ひゃはっ、ははははっ!」
そのまま脇を指先でカリカリと引っ掻いてくすぐってやるとリュウは大声で笑い出した。後孔の締め付けは少し緩くなり、腰を振りやすくなった。リュウの腰を掴む必要はなさそうだ。
「はっ、ぁんっ!? んんぅっ!? ぅあっ、あはっ、はっ、ひゃあぁんっ!? ぁはっ、ははっ、なにっ、なにこれぇっ!」
腰に絡み付いていた足がいつの間にか中途半端に伸びて震えている、更に腰が振りやすくなった。くすぐられて脱力した穴を容赦なく犯してやれば、くすぐりと快感が今まで以上に繋がって、いずれくすぐっただけで絶頂出来るようになるかもしれない。
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