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体位を変えてもう一度
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俺に跨ったシュカは白濁液にまみれた俺の顔を眺めて満足そうにした後、枕元に置いていたティッシュを取って俺の顔を拭ってくれた。
「……随分甲斐甲斐しいな」
「私は水月の顔が好きなんですよ。汚れてても綺麗なツラしててムカつきましたが、やっぱりその顔は何にも遮られてない方がいいです」
そう話しながらシュカは俺の首を撫で、手に移った俺の汗を使って俺の前髪を撫で付けた。整えていた訳ではないが、オールバックにされると緊張する。前髪で誤魔化せる事柄は多いのだ。
「……やっぱりイイ顔してますね」
「シュカは前髪上げてる方が好きなのか?」
「好きな髪型なんてありませんよ、出来るだけ顔を見せてくれるのなら」
眉の数センチ上で前髪をパッツン切ってやろうか。いや……それでダメージを受けるのは俺だな。
「んっ、ぁ、ああぁっ……! うぅんっ! は、ぁっ……」
カリがシュカの腸壁のひだやつぶを引っ掻きながら抜けていく。前立腺に引っかかるとシュカはビクンと身体を跳ねさせて少し止まり、呼吸を落ち着けてから腰を上げて俺の陰茎を抜き切った。
「はぁっ……はぁ、クソ……腹が、まだビクビクしてやがる……デケぇ上に形もイイからこのクソが」
「……ありがとう? えっと……俺まだ勃ってるんだけど、もう終わりにしちゃうのか?」
「あぁ? んなわけねぇだろ」
ドサッとベッドに腰を下ろしたシュカと視線の高さを合わせるため、上体を起こす。
「…………舎弟共に上を譲ることなんて滅多になかったのに」
「……あっ、体位変えたいのか?」
「はぁー……ほんっとなんなんですか最高のツラして最高のちんぽ持って。あなたと騎乗位しても気持ちよすぎてすぐ上手く腰振れなくなってつまらないんですよ。まぁあなた割と感じてるの顔に出ますし、遅漏って訳でもないので搾ってやってる感はあるからいいんですけど……長く続けられないのは欠点ですね」
ぶつぶつと悔しそうに呟いているシュカの肩を抱き、首筋に唇を触れさせる。嫌がる素振りは見せなかったのでそのまま押し倒した。
「……いいですか水月、私はあなたに押し倒されたのではなく、上を譲って差し上げてるんです」
「もちろん、俺はいつもさせてもらってる側だよ。これからもたくさんご奉仕させてくれ」
「物分かりがよすぎてもムカつきますね……ま、とにかく、騎乗位以外で私とヤれるってのは私を……惚れさせた、という証ですから……その」
惚れさせた、の部分だけが小声になったのが途方もなく可愛い。
「光栄だよ。じゃあ早速正常位でいいかな? 胸も触らせてもらいたいんだけどどう? っていうかもう全身撫で回し舐め回しながらがいいんだけどっ……!」
「……いいですよ。あなたのせいで性感帯に増えた訳ですし、責任取って気持ちよくさせなさい」
俺を見上げているのに上から目線なシュカが愛おしい。胸が破裂してしまいそうなほどの愛情に任せてシュカを抱き締めて唇を重ね、舌を絡め合いながら再び繋がった。
「んっ……!? くっ、ふ……んんゔっ! んっ、んん……!」
挿入を始めるとシュカの舌は動きが鈍くなった。俺はそれを好機と受け取り、シュカの上顎を丹念に舐め回した。シュカもそうだが彼氏達の多くは上顎が性感帯だ、ゾワゾワとした快感を覚えるらしく、シュカは仰け反って背を浮かせている。
(背が高くて良かったことの一番はこれですな。彼氏が反っちゃっても追いかけてキスするのが楽でそ。シュカたまとの身長差は三センチ程ですが、わたくしがもっと小さかったらキス大変ですものな)
背を丸めてもなお真上を向いてもらわないと挿入とキスを同時にするのが難しいミフユのことを思い出す。
(おっといけません、今はシュカたまシュカたま)
綺麗に並んだ歯を一本一本数えるように舌を這わせつつ腰を動かし、結腸口まで到達。歯を数え終えたので一旦口を離す。
「……っ、はぁっ、はぁ……みつ、き。口が……なんか、だるい」
「キス以外でこんなに舌動かすことないもんな、ずっとしてたら滑舌よくなるかもしれないぞ?」
「よくしたって使い道がねぇよ……それより早く動け」
入れたまま止まっていると腸壁がうねって快感を少しずつ与えてくれる。それをもう少し楽しんでいたかったのだが、まぁいい。
「奥入るよ」
「ん……ゔっ! ふ、ぅゔっ……! ん、ぉっ!? お、ぉっ……」
「や、やっぱりキツいか?」
結腸口手前を責めた時とは違う、一音低い声で喘ぐシュカが少し心配になる。すぐに今まで何度最奥まで犯してきたんだと自分を蔑む自分が心の中に現れた。
「軽くこの辺を捏ねて……」
「んっ、ゔゔぅうぅっ……!?」
腰をくねらせて最奥を圧迫し、ぐにぐにと腸壁を押して撫でる。狭過ぎる結腸口の更に奥を拡げるように、俺の陰茎を馴染ませるために、ゆっくりと丁寧に撫でていく。
「ふっ、ぅ、ぐっ……んんっ! あっ、は……ないぞぉっ、掻き混ぜられてる……みたいっ」
「苦しいか?」
「ちょっと、ですね。でもこの圧迫感、苦しさっ……気持ち、いいです。M扱いしないでくださいね、あなただって身動きの出来ない狭いところで妙に落ち着いた経験くらいあるでしょう」
外からの圧迫感と内からの圧迫感は違うと思うが……
「はぁっ、ぁ……ふぅ……そろそろ、突いてくださいよ。腰振れ。オレの内臓ぐっちゃぐちゃに掻き混ぜてみろや」
俺の首を艶めかしく撫でる手に反した乱暴な口調、俺の首に腕を絡めて激しい突き上げへの準備を終えて覚悟を決めた表情を、俺は裏切った。
「んっ、ぅあっ、ぁ、あぁあっ! はっ、ぁ、すご、めくれてくぅっ……! きも、ちっ、ぁ、あっ、あぁああーっ!」
ゆっくりと腰を引いてシュカの腸壁を陰茎で撫でていく。シュカはまだ気付いていないようだが、俺はこれから丁寧にゆっくりと焦らしながら彼を抱くつもりだ。殴られるかもしれないが、絶頂させてくれとねだるシュカが見たい気持ちは抑えられない。
「……随分甲斐甲斐しいな」
「私は水月の顔が好きなんですよ。汚れてても綺麗なツラしててムカつきましたが、やっぱりその顔は何にも遮られてない方がいいです」
そう話しながらシュカは俺の首を撫で、手に移った俺の汗を使って俺の前髪を撫で付けた。整えていた訳ではないが、オールバックにされると緊張する。前髪で誤魔化せる事柄は多いのだ。
「……やっぱりイイ顔してますね」
「シュカは前髪上げてる方が好きなのか?」
「好きな髪型なんてありませんよ、出来るだけ顔を見せてくれるのなら」
眉の数センチ上で前髪をパッツン切ってやろうか。いや……それでダメージを受けるのは俺だな。
「んっ、ぁ、ああぁっ……! うぅんっ! は、ぁっ……」
カリがシュカの腸壁のひだやつぶを引っ掻きながら抜けていく。前立腺に引っかかるとシュカはビクンと身体を跳ねさせて少し止まり、呼吸を落ち着けてから腰を上げて俺の陰茎を抜き切った。
「はぁっ……はぁ、クソ……腹が、まだビクビクしてやがる……デケぇ上に形もイイからこのクソが」
「……ありがとう? えっと……俺まだ勃ってるんだけど、もう終わりにしちゃうのか?」
「あぁ? んなわけねぇだろ」
ドサッとベッドに腰を下ろしたシュカと視線の高さを合わせるため、上体を起こす。
「…………舎弟共に上を譲ることなんて滅多になかったのに」
「……あっ、体位変えたいのか?」
「はぁー……ほんっとなんなんですか最高のツラして最高のちんぽ持って。あなたと騎乗位しても気持ちよすぎてすぐ上手く腰振れなくなってつまらないんですよ。まぁあなた割と感じてるの顔に出ますし、遅漏って訳でもないので搾ってやってる感はあるからいいんですけど……長く続けられないのは欠点ですね」
ぶつぶつと悔しそうに呟いているシュカの肩を抱き、首筋に唇を触れさせる。嫌がる素振りは見せなかったのでそのまま押し倒した。
「……いいですか水月、私はあなたに押し倒されたのではなく、上を譲って差し上げてるんです」
「もちろん、俺はいつもさせてもらってる側だよ。これからもたくさんご奉仕させてくれ」
「物分かりがよすぎてもムカつきますね……ま、とにかく、騎乗位以外で私とヤれるってのは私を……惚れさせた、という証ですから……その」
惚れさせた、の部分だけが小声になったのが途方もなく可愛い。
「光栄だよ。じゃあ早速正常位でいいかな? 胸も触らせてもらいたいんだけどどう? っていうかもう全身撫で回し舐め回しながらがいいんだけどっ……!」
「……いいですよ。あなたのせいで性感帯に増えた訳ですし、責任取って気持ちよくさせなさい」
俺を見上げているのに上から目線なシュカが愛おしい。胸が破裂してしまいそうなほどの愛情に任せてシュカを抱き締めて唇を重ね、舌を絡め合いながら再び繋がった。
「んっ……!? くっ、ふ……んんゔっ! んっ、んん……!」
挿入を始めるとシュカの舌は動きが鈍くなった。俺はそれを好機と受け取り、シュカの上顎を丹念に舐め回した。シュカもそうだが彼氏達の多くは上顎が性感帯だ、ゾワゾワとした快感を覚えるらしく、シュカは仰け反って背を浮かせている。
(背が高くて良かったことの一番はこれですな。彼氏が反っちゃっても追いかけてキスするのが楽でそ。シュカたまとの身長差は三センチ程ですが、わたくしがもっと小さかったらキス大変ですものな)
背を丸めてもなお真上を向いてもらわないと挿入とキスを同時にするのが難しいミフユのことを思い出す。
(おっといけません、今はシュカたまシュカたま)
綺麗に並んだ歯を一本一本数えるように舌を這わせつつ腰を動かし、結腸口まで到達。歯を数え終えたので一旦口を離す。
「……っ、はぁっ、はぁ……みつ、き。口が……なんか、だるい」
「キス以外でこんなに舌動かすことないもんな、ずっとしてたら滑舌よくなるかもしれないぞ?」
「よくしたって使い道がねぇよ……それより早く動け」
入れたまま止まっていると腸壁がうねって快感を少しずつ与えてくれる。それをもう少し楽しんでいたかったのだが、まぁいい。
「奥入るよ」
「ん……ゔっ! ふ、ぅゔっ……! ん、ぉっ!? お、ぉっ……」
「や、やっぱりキツいか?」
結腸口手前を責めた時とは違う、一音低い声で喘ぐシュカが少し心配になる。すぐに今まで何度最奥まで犯してきたんだと自分を蔑む自分が心の中に現れた。
「軽くこの辺を捏ねて……」
「んっ、ゔゔぅうぅっ……!?」
腰をくねらせて最奥を圧迫し、ぐにぐにと腸壁を押して撫でる。狭過ぎる結腸口の更に奥を拡げるように、俺の陰茎を馴染ませるために、ゆっくりと丁寧に撫でていく。
「ふっ、ぅ、ぐっ……んんっ! あっ、は……ないぞぉっ、掻き混ぜられてる……みたいっ」
「苦しいか?」
「ちょっと、ですね。でもこの圧迫感、苦しさっ……気持ち、いいです。M扱いしないでくださいね、あなただって身動きの出来ない狭いところで妙に落ち着いた経験くらいあるでしょう」
外からの圧迫感と内からの圧迫感は違うと思うが……
「はぁっ、ぁ……ふぅ……そろそろ、突いてくださいよ。腰振れ。オレの内臓ぐっちゃぐちゃに掻き混ぜてみろや」
俺の首を艶めかしく撫でる手に反した乱暴な口調、俺の首に腕を絡めて激しい突き上げへの準備を終えて覚悟を決めた表情を、俺は裏切った。
「んっ、ぅあっ、ぁ、あぁあっ! はっ、ぁ、すご、めくれてくぅっ……! きも、ちっ、ぁ、あっ、あぁああーっ!」
ゆっくりと腰を引いてシュカの腸壁を陰茎で撫でていく。シュカはまだ気付いていないようだが、俺はこれから丁寧にゆっくりと焦らしながら彼を抱くつもりだ。殴られるかもしれないが、絶頂させてくれとねだるシュカが見たい気持ちは抑えられない。
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