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本番はまだまだこれから
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アキの腹の奥深くに精液を流し込み、射精直後の敏感な陰茎を締め上げられる快感に思わず声を漏らす。
「……っ、ん……」
《脈打ってる……出しやがったな兄貴。声エッロ。もっとするよな?》
俺の頬に頬を擦り寄せながら何かを呟いた後、アキは息を止めて俺の陰茎を更に強く締め付けた。
「ぅ、あっ……ちょっ、アキ……分かったよ、動くからっ……!」
余韻に浸るのをやめて再び腰を振る。最奥をしっかりと突き上げて内臓を揺さぶってやると、指だけで愛撫していた時よりも低い声で喘いだ。
「んゔっ! ぁ、ゔんっ! んにゃああっ! ぁ、ひっ……ゔぅぅっ! んっ、ぐゔっ!」
柔らかく弾力のある腸壁に陰茎全体を強く締め付けられ、高い体温とローションのせいか陰茎が溶けてしまいそうに錯覚する。その上、直腸を越えると一気に締め付けが強くなり、腰を振れば亀頭をぢゅぱぢゅぱと吸われているような快感を得られる。
「はぁっ……すっごいな、これ……拘束っ、思った以上にイイ……!」
拘束が与える視覚効果は想像以上だ。暑いからと密着するのをやめ、上体を起こして見下ろしながら抱き始めてようやくそれに気が付いた。
「にぃにっ、んんっ! んっ、にゃあゔっ! にーにぃっ……! すきっ、すきですっ……にーにっ!」
白い肌とそれにくい込む黒革のコントラストが俺を欲情させる。手首を頭の上で縛られ、目隠しまでされているという分かりやすい拘束が支配欲と背徳感を煽る。
(弟動けなくして結腸まで犯してるとかわたくしホント……! 兄としては最っ低!)
俺が見えてもいないのに俺を呼んでうわ言のように「すき」と繰り返すアキの可愛らしさは俺の欲を煽り、射精を早めた。
「はぁっ……ぁあ、最高……ごめんアキ、もうちょっとだけ縛ったままで……」
アキの赤い瞳で見つめられたい気持ちが限界に達するまで拘束したまま抱くことを決め、弟との拘束プレイという二重に背徳的なセックスを楽しんだ。
拘束プレイは一旦気が済んだので萎んだ陰茎を抜き、部屋の灯りを薄暗く感じる程度に変え、アキの目隠しを外した。
「……にーにぃ」
白くて分かりにくいが長く多い睫毛を揺らして瞬きを繰り返し、快楽に蕩けた赤い瞳が俺を見つける。安心したような、嬉しそうな微笑みは歳よりも幼く見えて、拘束プレイに興じた背徳感が今更強まった。
「外すよ、今からは普通にしよう。目合わせてしたいし、バックでもヤりたい。アキはどんな体位がいい?」
なんて、アキには聞き取れないのを分かっていながらペラペラと話す。
「手首……跡は残ってないな……よかった、内側のクッションがちゃんと働いてくれてたみたいだ。ガチャガチャ揺らしてたから心配だったんだよ」
手枷を外し、手首にキスをする。
「太腿は流石にちょっと跡ついちゃったな、キツめに巻いたから……まぁ、このくらいならヤってる間に消えそうだ」
太腿のベルトを外し、内腿を唇で愛撫する。足首の少し上に巻いたベルトを外し、くるぶしにぺたっと舌を押し付ける。腰に巻いたベルトを外し、臍に舌を挿す。
「……っ? にーにぃ……?」
縦長の狭い穴を舌でほじくると、くすぐったいのか気持ちいいのか腹筋がピクピクと跳ねた。
「ひゃうっ……ぅう……にーにっ? んんん……」
アキの両手が頭に添えられる。臍を舐めるのをやめさせるか迷っているようで、わしっと俺の髪を掴んでは離し、まるでマッサージのような動きをしている。
「んっ……アキのお臍美味しかったよ」
「……日本語、せーか、ぼく、教えるする、したです」
「セイカに日本語教わったのか? 質問する度に毒吐くけど教えるの上手いだろ、何か新しいこと覚えたか?」
なんでこのタイミングで言うんだ? とも思いつつ兄弟らしいコミュニケーションをあえて今取ることで背徳感の上昇が狙えるかと積極的に応えた。
「にーに、今する、したこと……せーか、ぼく、教えるするしたです」
「臍舐めを……!? 人の弟に何教えてくれてんだ」
「どへんたい! 言うするです」
「………………その通りなんだけどさ」
セイカ、アキにド変態の用法をどう説明したんだろう。臍舐めなんて限定的なことじゃないだろうし、舐める行為そのもの? いや、胸や首を舐めた時はアキは何も言わなかったし……今度聞いてみようかな。
「今のセイカなら大丈夫だと思うけど……かつてのあの嫌味と悪口とマウントの合わせ技みたいな話し方アキが覚えたら嫌だな……」
やっぱり俺がアキに話して欲しい可愛らしい話し方を心掛けるしかないのだろうか、レイに心配されそうだな。
「……ま、今はいいや。装填完了したし、ヤろっか。対面座位でどうだ? おいで、アキ」
胡座をかいて脛をぽんぽんと叩いてみると、アキは嬉しそうに頷いて俺の足の上に乗ってきた。俺の首に腕を回し、俺の腰を挟むようにベッドを踏み締め、ゆっくりとしゃがんで俺の陰茎を受け入れた。
「んっ、ぁ、あぁああっ……! あっ、ぁんっ! んん……にーにぃ」
やはり対面座位はいい、感じている顔が間近で見られる。
「俺が動かしてやるから、アキは俺に抱きついてればいいぞ。可愛い顔見せてくれ、声も我慢せず聞かせろよ?」
なんて言っても伝わらないけれど、尻をすくい上げるように両手で腰を掴むと俺の言いたいことが伝わったらしく、俺の首の後ろに回した手はしっかりと自身の肘を握ったようだった。
「ん、OK。愛してるよ、アキ」
腕の力だけでアキの身体を持ち上げ、そして下ろす。こう言うと辛い体位に思えるが、アキの足はベッドについたままなので、俺の腕にかかる負荷は軽い。
「ぁ、んにゃぁんっ! んっ、ん、んんっ……! ぁゔっ! んっ、ぁああんっ! にーにっ、にーにぃすきぃっ、すきですぅっ! すきっ、すき……!」
傍から見ればアキが動いていて俺が尻を揉んでいるだけなのか、俺がアキの身体を揺すっているのかは分からないだろう。
「それめちゃくちゃ可愛いんだけどさぁっ……好きなんて言われたらすぐ出ちゃうんだよなっ……! くっ……ふぅ…………童貞臭い兄でごめん……ぅわあっ!?」
射精の余韻に浸って全身の力を抜いていると、アキに手首を掴まれて腰から手を離させられ、その手を離されたかと思えば肩を掴まれて押し倒された。
《出して油断すんの待ってたぜ兄貴ぃ……今度は俺が可愛がってやるよ》
頭がベッドからはみ出てしまった。首に力を入れてアキを見上げると、艶やかな表情で見下ろされていた。
「……っ、ん……」
《脈打ってる……出しやがったな兄貴。声エッロ。もっとするよな?》
俺の頬に頬を擦り寄せながら何かを呟いた後、アキは息を止めて俺の陰茎を更に強く締め付けた。
「ぅ、あっ……ちょっ、アキ……分かったよ、動くからっ……!」
余韻に浸るのをやめて再び腰を振る。最奥をしっかりと突き上げて内臓を揺さぶってやると、指だけで愛撫していた時よりも低い声で喘いだ。
「んゔっ! ぁ、ゔんっ! んにゃああっ! ぁ、ひっ……ゔぅぅっ! んっ、ぐゔっ!」
柔らかく弾力のある腸壁に陰茎全体を強く締め付けられ、高い体温とローションのせいか陰茎が溶けてしまいそうに錯覚する。その上、直腸を越えると一気に締め付けが強くなり、腰を振れば亀頭をぢゅぱぢゅぱと吸われているような快感を得られる。
「はぁっ……すっごいな、これ……拘束っ、思った以上にイイ……!」
拘束が与える視覚効果は想像以上だ。暑いからと密着するのをやめ、上体を起こして見下ろしながら抱き始めてようやくそれに気が付いた。
「にぃにっ、んんっ! んっ、にゃあゔっ! にーにぃっ……! すきっ、すきですっ……にーにっ!」
白い肌とそれにくい込む黒革のコントラストが俺を欲情させる。手首を頭の上で縛られ、目隠しまでされているという分かりやすい拘束が支配欲と背徳感を煽る。
(弟動けなくして結腸まで犯してるとかわたくしホント……! 兄としては最っ低!)
俺が見えてもいないのに俺を呼んでうわ言のように「すき」と繰り返すアキの可愛らしさは俺の欲を煽り、射精を早めた。
「はぁっ……ぁあ、最高……ごめんアキ、もうちょっとだけ縛ったままで……」
アキの赤い瞳で見つめられたい気持ちが限界に達するまで拘束したまま抱くことを決め、弟との拘束プレイという二重に背徳的なセックスを楽しんだ。
拘束プレイは一旦気が済んだので萎んだ陰茎を抜き、部屋の灯りを薄暗く感じる程度に変え、アキの目隠しを外した。
「……にーにぃ」
白くて分かりにくいが長く多い睫毛を揺らして瞬きを繰り返し、快楽に蕩けた赤い瞳が俺を見つける。安心したような、嬉しそうな微笑みは歳よりも幼く見えて、拘束プレイに興じた背徳感が今更強まった。
「外すよ、今からは普通にしよう。目合わせてしたいし、バックでもヤりたい。アキはどんな体位がいい?」
なんて、アキには聞き取れないのを分かっていながらペラペラと話す。
「手首……跡は残ってないな……よかった、内側のクッションがちゃんと働いてくれてたみたいだ。ガチャガチャ揺らしてたから心配だったんだよ」
手枷を外し、手首にキスをする。
「太腿は流石にちょっと跡ついちゃったな、キツめに巻いたから……まぁ、このくらいならヤってる間に消えそうだ」
太腿のベルトを外し、内腿を唇で愛撫する。足首の少し上に巻いたベルトを外し、くるぶしにぺたっと舌を押し付ける。腰に巻いたベルトを外し、臍に舌を挿す。
「……っ? にーにぃ……?」
縦長の狭い穴を舌でほじくると、くすぐったいのか気持ちいいのか腹筋がピクピクと跳ねた。
「ひゃうっ……ぅう……にーにっ? んんん……」
アキの両手が頭に添えられる。臍を舐めるのをやめさせるか迷っているようで、わしっと俺の髪を掴んでは離し、まるでマッサージのような動きをしている。
「んっ……アキのお臍美味しかったよ」
「……日本語、せーか、ぼく、教えるする、したです」
「セイカに日本語教わったのか? 質問する度に毒吐くけど教えるの上手いだろ、何か新しいこと覚えたか?」
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「………………その通りなんだけどさ」
セイカ、アキにド変態の用法をどう説明したんだろう。臍舐めなんて限定的なことじゃないだろうし、舐める行為そのもの? いや、胸や首を舐めた時はアキは何も言わなかったし……今度聞いてみようかな。
「今のセイカなら大丈夫だと思うけど……かつてのあの嫌味と悪口とマウントの合わせ技みたいな話し方アキが覚えたら嫌だな……」
やっぱり俺がアキに話して欲しい可愛らしい話し方を心掛けるしかないのだろうか、レイに心配されそうだな。
「……ま、今はいいや。装填完了したし、ヤろっか。対面座位でどうだ? おいで、アキ」
胡座をかいて脛をぽんぽんと叩いてみると、アキは嬉しそうに頷いて俺の足の上に乗ってきた。俺の首に腕を回し、俺の腰を挟むようにベッドを踏み締め、ゆっくりとしゃがんで俺の陰茎を受け入れた。
「んっ、ぁ、あぁああっ……! あっ、ぁんっ! んん……にーにぃ」
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なんて言っても伝わらないけれど、尻をすくい上げるように両手で腰を掴むと俺の言いたいことが伝わったらしく、俺の首の後ろに回した手はしっかりと自身の肘を握ったようだった。
「ん、OK。愛してるよ、アキ」
腕の力だけでアキの身体を持ち上げ、そして下ろす。こう言うと辛い体位に思えるが、アキの足はベッドについたままなので、俺の腕にかかる負荷は軽い。
「ぁ、んにゃぁんっ! んっ、ん、んんっ……! ぁゔっ! んっ、ぁああんっ! にーにっ、にーにぃすきぃっ、すきですぅっ! すきっ、すき……!」
傍から見ればアキが動いていて俺が尻を揉んでいるだけなのか、俺がアキの身体を揺すっているのかは分からないだろう。
「それめちゃくちゃ可愛いんだけどさぁっ……好きなんて言われたらすぐ出ちゃうんだよなっ……! くっ……ふぅ…………童貞臭い兄でごめん……ぅわあっ!?」
射精の余韻に浸って全身の力を抜いていると、アキに手首を掴まれて腰から手を離させられ、その手を離されたかと思えば肩を掴まれて押し倒された。
《出して油断すんの待ってたぜ兄貴ぃ……今度は俺が可愛がってやるよ》
頭がベッドからはみ出てしまった。首に力を入れてアキを見上げると、艶やかな表情で見下ろされていた。
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