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そろそろ本番の頃合か
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つい先程まで拘束玩具放置によって連続絶頂に陥っていた身体に、絶頂しない程度の弱い快感を休まず送り続ける。そうするとアキは焦れったさに泣くような切ない喘ぎ声を上げるようになった。
「んっ、んんんぅっ……! くっ、ぅう……にーにぃっ、ぼく……イくする欲しいですぅっ、にーに……!」
「んー……まだダメ」
後孔に挿入した指で熱く蕩けた腸壁に丁寧な愛撫を繰り返す。弱点であるひだや粒を避けてぷにぷにと腸壁を弱く押して楽しむ。前立腺にも当然触れない、触れても表面をくすぐるように撫でる程度だ。
「にーにぃっ……にーに……! んっ、んん……ぁ、んっ……!」
「だーめ……ふふ、可愛い……」
震える喉に舌を這わせる。アキはまだ喉仏が発達していないけれど、当然あるにはある、目で見ても分からないので勘ではむっと喉仏に噛み付いてみる。
《何がダメだクソ兄貴ぃっ! クソっ……今度縛り上げてタマ破裂するまで焦らしてやるからな!》
歯は立てず唇で軽く挟んだだけだが、喉の震えが──俺には分からない言葉の音が唇に伝わってきた。
(イジワルしないでお兄ちゃんとか言ってるんでしょうか、ふほほほたまりませんな)
《百倍返しにしてやるっ……!》
(そろそろおてぃんてぃん破裂しそうですし、入れてあげますかな。拘束具ガチャガチャし過ぎて跡残らないかも心配ですし、一発ヤったら外してあげてもいいかもですな)
腸壁を優しく慎重に愛撫し、焦らしていた手の動きを変える。中指と薬指で正確に前立腺を捉えて強く押し、外に出ている親指で会陰を押し、内と外からつまむようにして前立腺をぐりぐりと刺激してみた。
「ひっ、ぁっ!? あっ、あぁあっ!? ゔっ、ぁぁあっ! んんんぅーっ!」
噴き出した精液が腹にかかる。薄くなっていないし、そこそこの量だ。俺が風呂に入っている間ずっと快楽に浸されていたのに、まだ枯れる素振りすらないとは……流石は俺の弟、絶倫だ。
《イっ、たっ? 今イっ、あぁあっ! 次っ、来るっ、イくっ、またイくぅぅっ!》
親指と中指と薬指をそれぞれ左右に揺らし、前立腺を三本の指の間で転がす。後孔の締まりと痙攣が強くなり、白い肢体が大きく反る。
「んぁんっ! にー、に……? イくする、ダメ違うです……?」
指を引き抜くとアキはすぐにスラスラと話し始めた。二回も絶頂させたのだからもう少しぐったりしてもいいものを。
「そろそろお兄ちゃんも我慢の限界」
先走りの汁が陰嚢まで垂れた、血管が浮いた陰茎を見せ付けてやろうと腰を上げた後でアキに目隠しを巻いたことを思い出した。
「……ほら、硬くなってるの分かるだろ? アキに入れたくて……一発目は無駄打ちしちゃったけど、二発目からは全部アキの中に出したいな」
俺の言葉が分からなくても、目隠しをしていても、俺の伝えたいことが分かるよう、ぷりんとした尻に陰茎をぐりぐりと押し当てる。割れ目を開いて陰茎を挟ませ、ゆっくりと穴の方へ陰茎を進ませる。
《もう焦らすの終わりか? んっ……早く入れろよ。焦らされるのよりイきまくる方が好きだ。抵抗出来ない弟を好き勝手犯せよド変態》
アキの口元に僅かな笑みが浮かんでいる。拘束具を見せつけるように手が揺れている。なんて淫らで可愛い俺の弟、近親相姦は禁忌だなど知るものか。
「……っ、あ、あぁああんっ!」
拘束具によってM字開脚を保たされたアキの下半身を少し持ち上げ、膝立ちのまま陰茎を挿入した。
「はっ……ぁ、すご……締まりがいい、処女とかのキツさじゃなくて……なんだろこれ、肉の圧? 鍛えてるからかな、やっぱり……はぁーっ、気持ちいい……超名器」
《んっ、ぁ……はぁ……圧迫感すご……玩具と違ってデカいんだよな兄貴の。はぁっ……ぁあ……気持ちいい……温かいので埋まってんのも、なんか……寂しさなくなって、いいな》
身体を少し前に倒し、何かを呟いているアキの頬を撫で、唇を重ねる。
「んっ、んん……にーに、にーにぃ」
舌は入れずに唇で唇をはむはむと挟んで弄び、ほどほどでやめて口を離すと「にーに」と可愛らしく呼ばれた。
「ん?」
条件反射的に優しい笑顔を作って首を傾げ、アキの目隠しに気付いて口角を戻す。
「だいすき」
「ウヘヘ」
口角が勝手に持ち上がった。
《焦らされんのあんなにムカついてたのに……ちんぽ入れられたら頭ん中好きばっかりになっちまった、俺も大概ちょろいな。好き……本当に大好き、兄貴、大好き》
「あー……ごめんな、ロシア語は分かんない。俺も大好きだよ、動いていいか?」
《ずっと一緒に居て欲しい……んっ、ぁ、あんっ! あっあぁっあぁあーっ! きもちっ、ひぃっ! もっとぉっ、もっと突いてっ、もっとぉ!》
腰を掴むのはやめて背に腕を回し、身体を密着させたまま腰を振った。蕩けた穴はぐちゅっぐちゅっと淫らな水音を立てるが、肉のぶつかる音がそれをかき消す。
《イくっ、イくイくイくぅうっ! ぅあっ、あぁーっ! やばいぃっ……! 足開いたまんまにされてっ、手も動かせないままぁっ、突かれんのっ、やばいっ、すごいっ、ぎもぢっ……ぃいいっ!》
「なんて言ってんのか分かんないけど……気持ちいいんだよな? もうちょっと入るぞ」
《ゔっ、ぁっ!? 結腸、入った……ぁゔっ! んゔっ! んっ、ゔっ、ゔぅんっ! 重っ、い、きもぢぃのっ、重いぃっ!》
結腸を犯されると内臓が揺さぶられ、重たい快感を得られると以前聞いた。アキに乗っかられた時は深くまで挿入して結腸口をぐぽぐぽ鳴らして気持ちよさそうにしていたから、多分アキも奥を犯される快感が好みなのだろう。
「んにゃっ、ぁゔっ! んっ、みゃぁあっ! ぁ、ゔっ! にーにっ、にぃにっ、にゃぁあっ!」
「あぁ……にーにだぞ、にーにはここだ。気持ちいいな、可愛いよ……愛してる」
「……っ!? んぁああっ……!」
ゆっくりと伝えたから聞き取ってくれたのか、愛していると言った瞬間にアキは俺の陰茎を強く締め上げてまず一発精液を絞った。
「んっ、んんんぅっ……! くっ、ぅう……にーにぃっ、ぼく……イくする欲しいですぅっ、にーに……!」
「んー……まだダメ」
後孔に挿入した指で熱く蕩けた腸壁に丁寧な愛撫を繰り返す。弱点であるひだや粒を避けてぷにぷにと腸壁を弱く押して楽しむ。前立腺にも当然触れない、触れても表面をくすぐるように撫でる程度だ。
「にーにぃっ……にーに……! んっ、んん……ぁ、んっ……!」
「だーめ……ふふ、可愛い……」
震える喉に舌を這わせる。アキはまだ喉仏が発達していないけれど、当然あるにはある、目で見ても分からないので勘ではむっと喉仏に噛み付いてみる。
《何がダメだクソ兄貴ぃっ! クソっ……今度縛り上げてタマ破裂するまで焦らしてやるからな!》
歯は立てず唇で軽く挟んだだけだが、喉の震えが──俺には分からない言葉の音が唇に伝わってきた。
(イジワルしないでお兄ちゃんとか言ってるんでしょうか、ふほほほたまりませんな)
《百倍返しにしてやるっ……!》
(そろそろおてぃんてぃん破裂しそうですし、入れてあげますかな。拘束具ガチャガチャし過ぎて跡残らないかも心配ですし、一発ヤったら外してあげてもいいかもですな)
腸壁を優しく慎重に愛撫し、焦らしていた手の動きを変える。中指と薬指で正確に前立腺を捉えて強く押し、外に出ている親指で会陰を押し、内と外からつまむようにして前立腺をぐりぐりと刺激してみた。
「ひっ、ぁっ!? あっ、あぁあっ!? ゔっ、ぁぁあっ! んんんぅーっ!」
噴き出した精液が腹にかかる。薄くなっていないし、そこそこの量だ。俺が風呂に入っている間ずっと快楽に浸されていたのに、まだ枯れる素振りすらないとは……流石は俺の弟、絶倫だ。
《イっ、たっ? 今イっ、あぁあっ! 次っ、来るっ、イくっ、またイくぅぅっ!》
親指と中指と薬指をそれぞれ左右に揺らし、前立腺を三本の指の間で転がす。後孔の締まりと痙攣が強くなり、白い肢体が大きく反る。
「んぁんっ! にー、に……? イくする、ダメ違うです……?」
指を引き抜くとアキはすぐにスラスラと話し始めた。二回も絶頂させたのだからもう少しぐったりしてもいいものを。
「そろそろお兄ちゃんも我慢の限界」
先走りの汁が陰嚢まで垂れた、血管が浮いた陰茎を見せ付けてやろうと腰を上げた後でアキに目隠しを巻いたことを思い出した。
「……ほら、硬くなってるの分かるだろ? アキに入れたくて……一発目は無駄打ちしちゃったけど、二発目からは全部アキの中に出したいな」
俺の言葉が分からなくても、目隠しをしていても、俺の伝えたいことが分かるよう、ぷりんとした尻に陰茎をぐりぐりと押し当てる。割れ目を開いて陰茎を挟ませ、ゆっくりと穴の方へ陰茎を進ませる。
《もう焦らすの終わりか? んっ……早く入れろよ。焦らされるのよりイきまくる方が好きだ。抵抗出来ない弟を好き勝手犯せよド変態》
アキの口元に僅かな笑みが浮かんでいる。拘束具を見せつけるように手が揺れている。なんて淫らで可愛い俺の弟、近親相姦は禁忌だなど知るものか。
「……っ、あ、あぁああんっ!」
拘束具によってM字開脚を保たされたアキの下半身を少し持ち上げ、膝立ちのまま陰茎を挿入した。
「はっ……ぁ、すご……締まりがいい、処女とかのキツさじゃなくて……なんだろこれ、肉の圧? 鍛えてるからかな、やっぱり……はぁーっ、気持ちいい……超名器」
《んっ、ぁ……はぁ……圧迫感すご……玩具と違ってデカいんだよな兄貴の。はぁっ……ぁあ……気持ちいい……温かいので埋まってんのも、なんか……寂しさなくなって、いいな》
身体を少し前に倒し、何かを呟いているアキの頬を撫で、唇を重ねる。
「んっ、んん……にーに、にーにぃ」
舌は入れずに唇で唇をはむはむと挟んで弄び、ほどほどでやめて口を離すと「にーに」と可愛らしく呼ばれた。
「ん?」
条件反射的に優しい笑顔を作って首を傾げ、アキの目隠しに気付いて口角を戻す。
「だいすき」
「ウヘヘ」
口角が勝手に持ち上がった。
《焦らされんのあんなにムカついてたのに……ちんぽ入れられたら頭ん中好きばっかりになっちまった、俺も大概ちょろいな。好き……本当に大好き、兄貴、大好き》
「あー……ごめんな、ロシア語は分かんない。俺も大好きだよ、動いていいか?」
《ずっと一緒に居て欲しい……んっ、ぁ、あんっ! あっあぁっあぁあーっ! きもちっ、ひぃっ! もっとぉっ、もっと突いてっ、もっとぉ!》
腰を掴むのはやめて背に腕を回し、身体を密着させたまま腰を振った。蕩けた穴はぐちゅっぐちゅっと淫らな水音を立てるが、肉のぶつかる音がそれをかき消す。
《イくっ、イくイくイくぅうっ! ぅあっ、あぁーっ! やばいぃっ……! 足開いたまんまにされてっ、手も動かせないままぁっ、突かれんのっ、やばいっ、すごいっ、ぎもぢっ……ぃいいっ!》
「なんて言ってんのか分かんないけど……気持ちいいんだよな? もうちょっと入るぞ」
《ゔっ、ぁっ!? 結腸、入った……ぁゔっ! んゔっ! んっ、ゔっ、ゔぅんっ! 重っ、い、きもぢぃのっ、重いぃっ!》
結腸を犯されると内臓が揺さぶられ、重たい快感を得られると以前聞いた。アキに乗っかられた時は深くまで挿入して結腸口をぐぽぐぽ鳴らして気持ちよさそうにしていたから、多分アキも奥を犯される快感が好みなのだろう。
「んにゃっ、ぁゔっ! んっ、みゃぁあっ! ぁ、ゔっ! にーにっ、にぃにっ、にゃぁあっ!」
「あぁ……にーにだぞ、にーにはここだ。気持ちいいな、可愛いよ……愛してる」
「……っ!? んぁああっ……!」
ゆっくりと伝えたから聞き取ってくれたのか、愛していると言った瞬間にアキは俺の陰茎を強く締め上げてまず一発精液を絞った。
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