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まさかの5P
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乱交の参加者は俺を入れて五人、3Pまでなら経験はあるが、五人は初めてだ。複数プレイ経験者のシュカに教えてもらわないとな。
「ゲームの時入れてたバイブって……」
「抜きましたよ」
「抜いた」
「入れっぱっすよ、せーんぱいっ」
ピストン機能のあるバイブのリモコンを渡された。俺の陰茎は四本もないので、玩具は必要不可欠だろう。
「…………シュカ、複数プレイってどんな感じで進めてくんだ?」
俺はシュカの肩を抱き、耳元で囁いた。
「はぁ? はぁ……このクソ童貞が。好きなようにすればいいんですよ、あなたは今日誕生日でゲームにも勝ったんですから」
シュカは俺の手を払ってレイの隣に立った。
「さて、何がしたいですか? 水月。私を抱きますか? それとも木芽さん? 歌見の胸でも揉みます? 秋風さんと二回戦でもいいですよ、どうします?」
「なんで俺だけ呼び捨てなんだ?」
「えっと……」
「もちろん、同時だって構いません」
シュカはスラックスから手を離す。するとベルトが外されたそれはストンと床に落ち、彼の筋肉質な傷だらけの足を晒す。
「水月、あなたは本番だけがしたい訳じゃないんでしょう? 以前までの私と違って……んっ」
俺をソファに突き飛ばして座らせ、足を肩幅に開かせると、シュカは俺の右膝に股間を押し付けて小さく喘いだ。彼の体重を支えているのはソファの端に乗せた膝だろうか?
「……にーに」
不満げな顔をしたアキがじっと俺を見つめる。受けが一人の複数プレイは漫画やゲームでよく見かけるが、攻め一人となると途端に減る。参考資料が少ない。俺は頭をフル回転させ、苦し紛れに右手を自身の腰の辺りに漂わせて中指と薬指を立ててクイックイッと下品に揺らした。
《あはっ、流石兄貴。ニーサン浅いとこしか触ってくんなかったからイイとこが疼いてんだよ、頼むぜ?》
アキは一転上機嫌になってソファに膝立ちになった、当然俺の右手を跨いで。
「にーにぃ」
甘えた声で俺を呼びながら自らの尻肉を掴んで割れ目を開く。俺の方を向いてくれているから尻の様子がしっかり見えないのは残念だ。
「ひぁんっ! んっ、ぁあっ……にーにっ」
俺が誘い、アキが望んだ通り、二本の指を入れてやる。まだ俺が注いだ精液は多く残っており、指を動かす度絡み付いてくる。
「水月、その……俺も」
右手の指でアキのナカを掻き回しながら、貧乏ゆすりの要領で右足を揺らしてシュカの会陰と陰嚢を刺激する。二人の喘ぎ声を楽しんでいると歌見が控えめに近寄ってきてタンクトップを自ら捲り、俺を興奮させる陥没した乳首を晒した。
「あっ……せ、せんぱい、俺は……? どうすればいいっすか? もうスペースが……」
「先輩、ソファに乗ってくれますか?」
「あぁ……」
歌見が左隣に座ったことで左斜め前に空きが出来た。
「……せんぱい、俺……」
「おいで」
「はいっ……!」
遠慮がちなレイに優しく微笑みかけてみると、レイは嬉しそうに笑って俺の左太腿に腰を下ろした。玩具のスイッチを入れてやり、喘ぎ声と快楽に歪む顔を間近で観察してやる。
「ひあっあっあっぁあんっ! んぁっ、んんっ、せんぱっ、ぁんっ!」
「ぁゔっ、んっ、にゃ、ぁあぅっ……にーにっ、にーにぃ、んっ、んんっ!」
美少年達の喘ぎ声は健康にいい、今はまだ解明されていないだけできっと万病に効く。
「先輩、もう少し近くに」
「あ、あぁ……この辺でいいか?」
レイに挿入されているバイブのリモコンを置き、タンクトップを捲り上げた彼の胸を左手で揉む。
「はぁ……むっちむち、極上の雄っぱいですね先輩」
「んっ、おっぱい言うなぁっ……! この、変態……一体何人彼氏にすれば、気が済むんだっ、また増やしやがって……」
「だってみんな可愛いんですもん。俺のものにしたくなっちゃう。ちゃんとみんな満足させてみせますから拗ねないでください、ね?」
四人に意識を配りつつ、両手両足をそれに対応してバラバラに動かすのはなかなか骨が折れる行為だ。アキは前立腺を狙い続け、しかし飽きが来ないよう前立腺のこね方を変えたりしなければならない。シュカとレイは一見足に乗っているだけだが、貧乏ゆすりのような動きが案外効果的なのでサボるべきではない。
「先輩もすごく可愛いです」
「俺は可愛くなんか……ひぅっ! ぁ……水月ぃ」
まずは歌見の羞恥心を剥がさなければ。俺は左手人差し指の背でスリスリと乳輪と肌の境目をなぞり、焦らした。埋まっていて見えないが乳首は硬くなり始めているはずだ。
「水月……」
「水月、キスしてください」
「俺もう動けないからシュカからおいで」
「あっ、せんぱい俺もぉ……」
シュカと唇を重ねた直後、レイが切なげな声を漏らす。シュカとたっぷり舌を絡め、互いの唾液を飲み、唇を吸い合いながら顔を離した。俺を見つめる死んだ魚のような目に視線を送ると、レイは俺に飛びついて唇を歯にぶつけた。
「痛っ、ご、ごめんなさいっす、つい……んっ、んん……!」
ピストン機能付きのバイブに突き上げられている真っ最中のレイの舌はピクピクと震えていて動きが鈍い。レイの頭を手で捕まえられないのを残念に思いつつ、彼の口内を彼が望むままにたっぷり蹂躙してやった。
「はぁ……くひ、とけひゃうっすぅ……」
「……にーにぃ」
「アキもキスか? おいで」
前立腺を狙い撃ちし続けてやっているアキは何度も何度も絶頂しているはずなのだが、舌の動きはさほど鈍っていなかった。呼吸が苦しくなるくらいに長く激しいキスをされ、俺の方が舌の動きを鈍らせてしまった。
「……っ、ふぅ……アキは体力がすごいな」
「…………水月ぃっ」
「どうしました? 先輩もキスですか?」
「そ、それもだが……ちゃんと触ってくれ」
焦らすのをやめ、乳輪ごと埋まった乳首を強くつまみながら舌をねじ込む。低く呻くような嬌声が口内にこもって心地いい。
「んっ、んんぅっ! ぅ、ぁ、はぁっ……あっ、あぁーっ……! 乳首っ、気持ちいいっ……!」
「…………水月、私も胸……」
「手空いてないから口でよければ」
歌見とのキスを終えたばかりの唇にシュカの乳首が押し付けられる。開発を始めたばかりでまだ小さなそれを唇で噛み、舌で撫でた。
「ゲームの時入れてたバイブって……」
「抜きましたよ」
「抜いた」
「入れっぱっすよ、せーんぱいっ」
ピストン機能のあるバイブのリモコンを渡された。俺の陰茎は四本もないので、玩具は必要不可欠だろう。
「…………シュカ、複数プレイってどんな感じで進めてくんだ?」
俺はシュカの肩を抱き、耳元で囁いた。
「はぁ? はぁ……このクソ童貞が。好きなようにすればいいんですよ、あなたは今日誕生日でゲームにも勝ったんですから」
シュカは俺の手を払ってレイの隣に立った。
「さて、何がしたいですか? 水月。私を抱きますか? それとも木芽さん? 歌見の胸でも揉みます? 秋風さんと二回戦でもいいですよ、どうします?」
「なんで俺だけ呼び捨てなんだ?」
「えっと……」
「もちろん、同時だって構いません」
シュカはスラックスから手を離す。するとベルトが外されたそれはストンと床に落ち、彼の筋肉質な傷だらけの足を晒す。
「水月、あなたは本番だけがしたい訳じゃないんでしょう? 以前までの私と違って……んっ」
俺をソファに突き飛ばして座らせ、足を肩幅に開かせると、シュカは俺の右膝に股間を押し付けて小さく喘いだ。彼の体重を支えているのはソファの端に乗せた膝だろうか?
「……にーに」
不満げな顔をしたアキがじっと俺を見つめる。受けが一人の複数プレイは漫画やゲームでよく見かけるが、攻め一人となると途端に減る。参考資料が少ない。俺は頭をフル回転させ、苦し紛れに右手を自身の腰の辺りに漂わせて中指と薬指を立ててクイックイッと下品に揺らした。
《あはっ、流石兄貴。ニーサン浅いとこしか触ってくんなかったからイイとこが疼いてんだよ、頼むぜ?》
アキは一転上機嫌になってソファに膝立ちになった、当然俺の右手を跨いで。
「にーにぃ」
甘えた声で俺を呼びながら自らの尻肉を掴んで割れ目を開く。俺の方を向いてくれているから尻の様子がしっかり見えないのは残念だ。
「ひぁんっ! んっ、ぁあっ……にーにっ」
俺が誘い、アキが望んだ通り、二本の指を入れてやる。まだ俺が注いだ精液は多く残っており、指を動かす度絡み付いてくる。
「水月、その……俺も」
右手の指でアキのナカを掻き回しながら、貧乏ゆすりの要領で右足を揺らしてシュカの会陰と陰嚢を刺激する。二人の喘ぎ声を楽しんでいると歌見が控えめに近寄ってきてタンクトップを自ら捲り、俺を興奮させる陥没した乳首を晒した。
「あっ……せ、せんぱい、俺は……? どうすればいいっすか? もうスペースが……」
「先輩、ソファに乗ってくれますか?」
「あぁ……」
歌見が左隣に座ったことで左斜め前に空きが出来た。
「……せんぱい、俺……」
「おいで」
「はいっ……!」
遠慮がちなレイに優しく微笑みかけてみると、レイは嬉しそうに笑って俺の左太腿に腰を下ろした。玩具のスイッチを入れてやり、喘ぎ声と快楽に歪む顔を間近で観察してやる。
「ひあっあっあっぁあんっ! んぁっ、んんっ、せんぱっ、ぁんっ!」
「ぁゔっ、んっ、にゃ、ぁあぅっ……にーにっ、にーにぃ、んっ、んんっ!」
美少年達の喘ぎ声は健康にいい、今はまだ解明されていないだけできっと万病に効く。
「先輩、もう少し近くに」
「あ、あぁ……この辺でいいか?」
レイに挿入されているバイブのリモコンを置き、タンクトップを捲り上げた彼の胸を左手で揉む。
「はぁ……むっちむち、極上の雄っぱいですね先輩」
「んっ、おっぱい言うなぁっ……! この、変態……一体何人彼氏にすれば、気が済むんだっ、また増やしやがって……」
「だってみんな可愛いんですもん。俺のものにしたくなっちゃう。ちゃんとみんな満足させてみせますから拗ねないでください、ね?」
四人に意識を配りつつ、両手両足をそれに対応してバラバラに動かすのはなかなか骨が折れる行為だ。アキは前立腺を狙い続け、しかし飽きが来ないよう前立腺のこね方を変えたりしなければならない。シュカとレイは一見足に乗っているだけだが、貧乏ゆすりのような動きが案外効果的なのでサボるべきではない。
「先輩もすごく可愛いです」
「俺は可愛くなんか……ひぅっ! ぁ……水月ぃ」
まずは歌見の羞恥心を剥がさなければ。俺は左手人差し指の背でスリスリと乳輪と肌の境目をなぞり、焦らした。埋まっていて見えないが乳首は硬くなり始めているはずだ。
「水月……」
「水月、キスしてください」
「俺もう動けないからシュカからおいで」
「あっ、せんぱい俺もぉ……」
シュカと唇を重ねた直後、レイが切なげな声を漏らす。シュカとたっぷり舌を絡め、互いの唾液を飲み、唇を吸い合いながら顔を離した。俺を見つめる死んだ魚のような目に視線を送ると、レイは俺に飛びついて唇を歯にぶつけた。
「痛っ、ご、ごめんなさいっす、つい……んっ、んん……!」
ピストン機能付きのバイブに突き上げられている真っ最中のレイの舌はピクピクと震えていて動きが鈍い。レイの頭を手で捕まえられないのを残念に思いつつ、彼の口内を彼が望むままにたっぷり蹂躙してやった。
「はぁ……くひ、とけひゃうっすぅ……」
「……にーにぃ」
「アキもキスか? おいで」
前立腺を狙い撃ちし続けてやっているアキは何度も何度も絶頂しているはずなのだが、舌の動きはさほど鈍っていなかった。呼吸が苦しくなるくらいに長く激しいキスをされ、俺の方が舌の動きを鈍らせてしまった。
「……っ、ふぅ……アキは体力がすごいな」
「…………水月ぃっ」
「どうしました? 先輩もキスですか?」
「そ、それもだが……ちゃんと触ってくれ」
焦らすのをやめ、乳輪ごと埋まった乳首を強くつまみながら舌をねじ込む。低く呻くような嬌声が口内にこもって心地いい。
「んっ、んんぅっ! ぅ、ぁ、はぁっ……あっ、あぁーっ……! 乳首っ、気持ちいいっ……!」
「…………水月、私も胸……」
「手空いてないから口でよければ」
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