冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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嬌声響くゲーム

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俺の彼氏達が横並びになり、彼らが挿入している玩具とリモコンの正しい組み合わせを十分以内に回答しろというゲームが今始まった。ゲームマスターはネザメ、ネザメ以外の彼氏達が今俺の目の前に並んでいる。

「まずは……これ」

俺はまず黒いリモコンを手に取り、スイッチを入れた。十分以内に八人、一人一分半も使ってられない。当然振動は最強に上げる。

(このリモコンは確かそこそこ大きいバイブだったはずでそ、ローターならともかくコレは我慢出来ませんよなぁ!)

八人の中、二人が床に膝をつく。

「んっ、ゔぅっ、ぁ、あぁあっ! ぁ、あかんっ、立ってられへんっ……」

「んんんっ……!」

リュウとシュカだ。どういうことだ?

「おや、早速出たねぇ。事前に言った通り、水月くんが勝てば水月くんにイタズラしてもらえる、水月くんが負ければ水月くんにイタズラ出来る、だから……イタズラされるかするかの好みによっては、嘘をつく子も出るんだよ」

じゃあシュカが嘘か。リュウは顔が真っ赤だけれど、シュカはそれほどだし……簡単だな、このゲーム。まぁ、これは余興でこの後の大乱交が本番みたいなところあるもんな。

「これリュウ」

「もう決めていいのかい? ふふ、了解」

振動を弱に下げてリモコンを床に置き、二つ目の紫色のリモコンを手に取った。これは確かレイの私物のピストンバイブのリモコンだ、振動ではなく突き上げだから特徴的な喘ぎ声が聞けるだろう。

「み、水月ぃっ……? なんで止めてくれへんのぉっ、こんな弱かったらイかれへんしっ、気持ちええしぃっ……こんな微妙なん嫌やぁっ!」

「……っ、んっ、ぁ、んんっ! ぁんっ!」

床に座り込んだままのリュウが目立つが、ピストンバイブらしい途切れ途切れの喘ぎ声もしっかり聞こえた。レイだ。

「決めた子は止めておかないとノイズにならないかい?」

「やる気が出ます。これはレイっと……」

こちらも当然スイッチは切らず、少し弱めてリモコンを床に置く。次のリモコンは俺の私物の四本セットのディルドの物だ、リモコンは共通で一番近い物一つだけが動く仕組みなので、どのサイズかまでは分からない。

「んっ、ぁ、ゃぁあっ……!」

「これはカンナっと。可愛いなぁ」

控えめな可愛らしい喘ぎ声は健康にいい、これも動かしっぱなしにしておこう。次はそろそろピンクローター行ってみようか。

「挨拶代わりの最強っと」

「ひぁっ……!? ぁ、やっ、やだ、みっつん止めてっ! 俺! それ俺のだからぁっ! もぉ止めて!」

「……んんっ! ぁ……あっ、にーにぃっ、にーに……!」

ハルとアキが喘いだ? まずい、予想外だ。どっちが嘘だ? 顔は……どちらも赤い。性格は? ハルは俺を責める時楽しそうな顔をする。アキは俺を襲ったこともあるくらいだが、俺がガンガン突いてやっても喜ぶ。これは迷うな。

「……っ、保留! 次!」

次にどちらかが喘げば、そちらが今回嘘をついていたことになる。そう考えた俺は黒いリモコンを取った、最初の物とは別の物だ。これは確かレイの私物で細く短いが前立腺にくい込むタイプの物だったはずだ。

「ゔあっ!? あっ、んっ、んんんんゔぅ……!」

喘いだのは歌見だけだ。口を手で覆って目を硬く閉じているのは予想外の快感に大きな声が出たのが恥ずかしかったから、とかかな? 俺を騙すための演技には見えない。

「これは歌見先輩。次は……」

この灰色のリモコンは確か太めのバイブの物だ。ハルには入らない、シュカかアキだ。ミフユの後孔がどうなっているのかは分からないが、ネザメが長年調教していたのなら入ると考えていいだろう。

「……あれ?」

誰も喘がない? いや、シュカが口を押さえて後ろを向いた。太腿を擦り合わせている。

「鳥待くん、ちゃんと水月くんの方を向きなさい」

「いえ、大丈夫です、分かりました。シュカしか反応していないので」

次はレイの私物、振動するタイプのアナルパールのリモコンだ。スイッチを入れてすぐミフユが反応した。

「ゔっ……んっ、んん、んんんっ……! ィ、くっ……!」

快感に歪む顔を俺に見られたくないのか俯いてしまったが、足が震えていて分かりやすい。他に誰も反応していないし、これはミフユに入っている玩具のリモコンで確定だ。

「さて、嘘つきが決まるぞ……覚悟はいいな? ハル、アキ」

残るは二人だけ。最後に試すのは以前レイが産卵プレイに使いたいと語った卵型のローターのリモコンだ。ハルでも入るだろうというサイズ、動かしてみなければ分からない。

「ぁんっ! んっ……んん……!」

喘いだのはシュカだけだった。彼はすぐに口を押さえたが、先程の比にならないほど足が震えているし、股間がむっくりと膨れていった。

「え……?」

「残り二分」

「二分!? えっ、ちょ、どういうことだ、シュカのはこれじゃ……」

彼氏達の並び順に合わせて床に並べて置いていたリモコンの中の一つ、シュカの物だろうと予想していた物を持ち上げて再び振動を上げ、卵型ローターのリモコンはスイッチを切る。

「……っ、はぁ…………あ、んんっ、ん、んんー」

シュカが大きく息をついた後、慌てて喘ぎ始めたが何だか嘘臭い。足の震えも止まっている。

「こっちがシュカのだ」

卵型ローターのリモコンを床に置くとシュカは舌打ちをした。分かりやすくて助かる。

「残り一分」

「後はローターと太めのバイブだけ……この太いのはハルには入らないから、ローターがハルでバイブがアキだ」

ローターのリモコンを床に置き、バイブのリモコンのスイッチを入れる。アキはきゅっと口を閉じ、眉間に浅い皺を作っただけで、喘ぐどころか息も乱ささず微動だにしない。

「これで俺の回答は終わりです」

「……いいのかい?」

「ええ」

「………………大正解! すごいよ水月くん、君の勝ちだ!」

真剣な顔をして緊張感を演出していたネザメが笑顔になった瞬間、アキが喘いだ。

「……っ、はぁっ、ぁ、んっ……んっ、く、んんんっ!」

一旦全てのリモコンのスイッチを切り、彼氏達の脱力した姿と荒い呼吸音を楽しむ。俺はまずアキの元に向かった。

「アキ、お兄ちゃん騙そうとしてたのか? すごいな、よく我慢出来たな」

「……私が足引っ張りましたよね、すいません秋風さん」

「余計なことすんなや、俺ぁ水月にしてもらう側がええのに……無駄にドキドキしたやんけ!」

「みぃくんにっ、何か……する……な、て、思い、つかな……のにぃ」

「喧嘩するなよ、ゲーム性出て面白かった。アキが意外とポーカーフェイス上手いってのも分かったしな」

ぽんぽんと頭を撫でながら笑顔を向けると、アキは俺の首に腕を回してきた。

「にーに、勝つするしたです。にーに、ぼく……何するです?」

拙い日本語で囁き、俺の太腿に硬いものを押し付ける。こんな見事な誘いに乗らないなんて男じゃない。
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