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禁忌を犯す快感ったら

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リュウとの青姦、駅弁での公園一周終了。途中で二回も射精してしまった、リュウの中には今三発分の精液がある。

「抜くぞ~」

「ひっ……! あっ、ぁ、あぁあーっ!」

ベンチに上体を乗せさせて陰茎を一旦抜いてみると、リュウの穴が見えないほどに大量の白濁液がドロドロと溢れてきた。

「駅弁中に二回も出しちゃったからさ、三回目と四回目はリュウの好きなプレイにしようか」

ビクッビクッと震えている尻は桃のようにぷりんとしていて可愛らしい、リュウの尻は最高だ、心苦しいことに彼はこれを叩かれるのが好きなのだ。

「叩きながら突いてやろうな、好きだろ?」

「んっ……ん……? あっ!? ひっ、あぁあぁぁーっ……!」

ずぶずぶと陰茎を挿入していく。三発分犯し続けると流石に挿入しやすくなった。俺の精液がローション代わりになっているだろうから、ローションは足さなくても大丈夫だろう。

「ほら、ご主人様の入れてもらったらなんて言うんだ?」

首輪のリードを左手で引き、右手で軽く尻を叩く。ベンチに上半身を乗せさせているから腰を掴まなくても問題ないだろう。

「……っ、ぐっ……ぁ、はっ……ぁあっ……! はぁっ、ぁっ、ぁひぃいんっ!?」

バックでリードを強く引くと首が絞まって喘ぐことも出来なくなる。ほどほどでやめ、再び尻を叩く。

「ひっ……み、みつき、みつきぃっ……ひぁあんっ!?」

「ご主人様だろ? 駄犬」

「ご、ごひゅじん、しゃまぁ……さいこ、れすっ、首もぉ、ケツも……さいこぉ。首絞まると、あたまぼーっとひてっ、気持ちええ……叩かれるとぉ、痛ぉて、よくてぇ……締め付けてまうし、二重に気持ちええ」

「感想を語れなんて言ったか?」

だが、ありがたい。SMプレイをする時はいつもやり過ぎていないか不安なのだ。まぁ、性器を潰して手足も切って最終的には殺されたいなんて猟奇的な願望を抱いているリュウが嫌がるなんてありえないと頭では分かってはいるのだが。

「ぁ……ありがとうございます……ぁあんっ! んぁっ、あっ、水月っ、みつきぃっ! 奥っ、おく気持ちええっ、もっとぉっ!」

「誰に指図してるんだ?」

「ひぁぁあっ! ぁ、あっ……! かっ、は……ぁあ……!」

尻を叩いた後リードを引きながら突いてやると驚くほどに締まった上に、失禁のように精液を漏らした。

「……っ、はぁっ、はぁっ……ぁ、叩いてっ、もっと叩いてぇっ……んゃあぁんっ! あっはぁ……イったぁ……ぁああっ!? 痛いぃっ……きもちぃいい……!」

バックだしリュウは振り向いてくれないしで表情は分からないが、恍惚とした声があれば不安にはならない。俺はその後もリュウの尻を叩き、リードを引き、四度目の射精をするまで腰を振り続けた。

「出るっ……! はぁ……四回目ともなると遅漏気味になっちゃうな。五回目は何にする? 俺また対面がいいんだけどリュウは……リュウ?」

反応がない。慌てて陰茎を抜いて抱き起こす。

「リュウ、リュウ!?」

まさか首を絞め過ぎてしまったのかと最悪の想像を始めた俺の耳にリュウの心地良さそうな寝息が聞こえてきた。どうやら失神させてしまっただけのようだ。

「はぁ……よかった。なんだよリュウ、そんなによかったか? まだ四回しかしてないのに……プレイ的に言えば三回だし」

初セックスで緊張していただろうし、早めのリタイアも仕方ないのかなと思いつつ後片付けを始めた。



ベンチの足にかかった精液を掃除し、リュウにコートを着せて鞄に荷物を詰め、自分の服にべっとりとリュウの精液が付着していることに気が付いた。

「あ……駅弁の時の……やばいな、俺の服は……」

帰宅時に中出しした精液が漏れてはいけないとリュウの下着を持ってきてはいたが、それだけだ。俺の着替えなんてない。

「どうしよう…………そうだ」

悩んだ末に俺はリュウをおぶるのではなく抱えてシャツの腹部分の精液汚れを隠すことを思い付いた。気休めにしかならないだろうが自身に消臭剤をかけ、駅弁の時と同じようにリュウを抱えた。

「よっこいしょ……はぁ、さっきより重いぞ、リュウ」

意識がないせいか駅弁の時よりも重い。しかし、恋人が俺に全てを任せて寝てくれるのは嬉しい、信頼されている証だ。



電車に乗り、席に座って息をつく。リュウの寝顔を改めて眺め、その無防備な表情に欲情する。

「……勃っちゃった」

帰ってから一人で抜くか、レイを誘うか……なんて考えている俺の目には無人の車内とリュウが映っている。

「……………………ちょっとだけ」

俺はリュウが着ているコートのボタンの下半分を外し、自身のズボンと下着をズラして陰茎を露出させ、リュウを抱えて立ち上がり、扉の横の僅かなスペースに背を預けた。

「大丈夫、大丈夫……」

リュウを自分にもたれさせてぽんぽんと軽く背を叩き、呼吸を整えてからリュウに挿入した。

「んんっ……!」

可愛い声を漏らしたリュウを強く抱き締める。リュウの呼吸のリズムに気を付けながらゆっくりと挿入を進めていく。

「んっ、ぁ……あっ……? んんっ……」

公共の場と睡眠姦という二重の禁忌を犯している俺の心臓は異常なまでに早く脈打っている。自分の救いようのない変態性を嫌悪しながら、後二駅かと電光掲示板を見ていたその時、開いた扉からサラリーマンが一人入ってきた。

(……っ!? こ、こんな時間までお疲れ様ですぞ!)

疲れた様子の彼は俺達から数メートル離れた位置に腰を下ろした。乗ってきた際に一瞥はされたが、以降はこちらを見ていない。

(やばいですな……めちゃくちゃ興奮しますぞ)

俺は最後の理性の糸が切れる音を聞いた。結腸口の手前で止めていた陰茎を更に奥へと押し込んだ。ぐぽっ、と結腸口を開く感覚を味わい、ほくそ笑んだ。

「……っ!? ぅあっ……!? あっ、んんんっ…………み、水月ぃ? え……? 何、ぁっ、ここ、どこ……?」

「あっ……お、起きたかリュウ! お前寝ちゃったから……えっと、電車だぞ。家までもうちょっとだからな」

「でん、しゃ……なんで入れとるん……んっ、気持ちええけど、ここは流石にやばいやろ」

「しーっ……! 乗客他に居るから……!」

角度的にサラリーマンが見えていなかったらしいリュウに小声で彼の存在を伝えると、顔を真っ赤にして俺の首に腕を回して強く抱き締め、俺の首筋に顔を埋めた。

(あああああ! 可愛いぃぃぃ!)

リュウの熱い吐息が俺の首を温める。バレてしまうかもという緊張は俺達の興奮を煽り、その結果リュウは俺の陰茎を強く締め付けた。

「んっ……! ん、んん……!」

必死に声を殺しているリュウへの愛しさで陰嚢が張ってきた。脳が痺れていくような快感を堪能していると電車が停まり、サラリーマンが近付いてきた。

「……っ!?」

俺の横を通ってサラリーマンは駅に降りた。扉が閉まった瞬間俺は射精を果たし、射精後の脱力と電車の発進が重なったことで転んで尻もちをついてしまった。
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