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もはや場所は浴室しかない
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レイと共に浴室に入る。仕事も趣味もインドア派なレイの身体に筋肉はなく、食に執着しないゆえに脂肪もない。しかし尻や太腿は妙にむっちりとしていて女性らしさがある痩身だ、骨太なためハルやカンナとは違って肩幅はしっかりしており、男性的な体つきなのがイイ、爪先から頭のてっぺんまで何度視線を往復させても飽きる気がしない。
「……レイ?」
「あっ、な、なんすか?」
彼もまた俺と同じように俺の身体を舐め回すように見つめていた。超絶美形な顔に相応しい美しい肉体だ、むしろ見ない方がおかしい。俺の顔や身体に見とれるのは自然なことだ、古代ギリシアの彫刻の素晴らしさにため息をつくのと同じこと、だから俺は胸を張ってレイに身体を見せてやっていた。
「なんで勃ってるんだ?」
「へ……? ぁ、これは……その」
先程部屋で俺が腰を叩いて射精させてしまったため、彼の性器周りは精液で汚れている。俺が観察しているうちに白濁にまみれた陰茎はむくむくと勃ち上がり、俺を誘うようにぷるんと揺れた。
「……せんぱい見てたら、こうなっちゃったっす」
「ふぅん……?」
「せんぱいの身体、カッコイイなって……この身体に俺抱かれてるんだなーって……思ってたら」
「本当にそういうこと思って勃ったのか?」
「へっ?」
「俺の身体がカッコイイから……ま、鍛えてるし、それは分かるけど、本当にそれだけか?」
レイの腰を抱き、半勃ちの陰茎を握る。呼吸を荒くする彼の真っ黒な瞳をじっと見つめ返す。そうしていると彼は本心を話してくれた。
「せんぱいの、おっきくて……入れてもらった時のこと思い出してたら、勃っちゃったっす」
「その割には半端だな、まだ柔らかい」
「んぁっ、ゃ、揉んじゃ出ちゃうっすぅっ! やらかいって、そんなっ、ぁ、だってぇっ、俺こっち使わないしっ……お尻っ、疼いてるのが、本体みたいなもんっすからぁっ、そっちは半端でも、ぁ、イくっ、イっちゃうっすぅっ……!」
生温かく粘着質な液体が手から溢れ、手の中のレイの陰茎が柔らかく変わる。相変わらず勢いのない射精だ、これじゃ子作りには使えないな。
「ふふ、全部分かってるよ。言わせたかったんだ。レイはお尻のが好きだもんな。お尻は後でしてやるから、今はとりあえずこれ綺麗にしようか」
「はいっす……」
白濁液と汗を洗い流し、一旦二人で湯船に浸かる。まず俺が足を伸ばして座り、レイが俺の足の上に同じように座る。俺の胸と腹を背もたれにしたレイは少し申し訳なさそうな顔で俺を振り返りながら見上げた。
「……せんぱいとぴったり引っ付いてるっす。すごく……幸せっす」
湯に浸かっているからなのかいつも以上に早く体温が同程度になった。
「せんぱい……お尻に硬いの当たってるっすよ」
密着したレイの肌の滑らかさ、柔らかさ、重さ、それらは俺の陰茎を膨らませる。レイは嬉しそうに俺の勃起を指摘し、尻を押し付けてきた。それどころか自ら割れ目を開いて俺の陰茎を挟み、扱くように腰をくねらせた。
「……っ、レイ」
「あ、余裕なくなってきたっすね? その雄っぽい声好きっすぅ……」
「好きなだけ聞かせてやる。立てよ、レイ。湯汚すのはまずい」
「はぁーい……へへへ」
湯船から出てすぐレイに体勢の指示を出した。レイは素直に鏡に手をついて足を肩幅に開き、軽く腰を突き出した。俺は曇っていた鏡を濡れた手で撫で、レイが自分の顔をしっかり見られるようにした。
「前、家に行った時は結局フェラしてもらっただけだったな。また今度行きたいよ、レイの家でレイを抱きたい」
「えー……でも、インターホンの履歴見た感じ頻繁にくーちゃん来てて……怖いんで、あんま帰りたくないっす」
「どうにか別れ話出来ないもんかな。あ、そうだレイ、声響くからあんまり大声出すなよ? 部屋で叫んでたくらいのボリュームだとまずい、さっきちよっとイったくらいのなら多分大丈夫だと思うけど……声出さないように出来るか?」
鏡越しに見つめ合いながら尻を揉み、尻肉を割り開き、後孔の縁を擦る。指の背を軽く当てるだけで淫らに熟れたレイの後孔はちゅうちゅうと吸い付く。
「んっ……!」
きゅっと口を閉じたレイの真っ直ぐな視線からは声を殺し切る覚悟を感じた。俺はレイの左右の肩甲骨の隙間にキスをし、物欲しそうにしていた後孔に指を入れた。
「ん、んんっ……!」
「すっごい吸い付いてくるな……指、気持ちいいよ」
きゅうきゅうと締め付けてくる腸壁の柔らかさ、濡れ具合に興奮を加速させる。押せば反発しながらもどこまでも沈むような柔らかい腸壁の中、一点だけ少し硬い部分、しこり、前立腺を見つける。
「んぅっ……!」
「レイの前立腺は浅いな……あんまり硬くならないし、反応も悪い。奥の方が好きなんだよな、抱かれるのに特化した身体って感じがしてイイ、最高だよ」
他の彼氏ほどの感度ではないだけで、レイにとっても前立腺は十分な性感帯だ。指先で撫で転がしてやれば陰茎を震わせ、先走りの汁を滴らせた。
「レイが好きな奥は指じゃ届かないなぁ……な、レイ、どうすればいいと思う?」
とろとろにほぐれ切った後孔から指を抜き、勃った陰茎を大きな尻に叩き付ける。ぺちんっと音を鳴らしてやるとレイは瞳を潤ませ、腰をくねらせた。
「もっと、太くて長くて硬いので……俺のお尻、突きまくればいいと思うっす」
「……指より太くて長くて硬いの、かぁ。どれだろうなぁ」
「これっす、これぇ……これ、お尻に欲しいっす」
陰茎にぽよんぽよんとレイの尻がぶつけられている。そろそろ陰茎が痛くなってきた。
「これか、ふふっ、察しが悪くてごめんな? レイ」
挿入に備えてレイはぎゅっと口を閉ざした。力が込められた唇は可愛くて、レイが声を出せば俺の立場が不味いのだと分かっているのに大声で鳴かせたくなった。
「……レイ?」
「あっ、な、なんすか?」
彼もまた俺と同じように俺の身体を舐め回すように見つめていた。超絶美形な顔に相応しい美しい肉体だ、むしろ見ない方がおかしい。俺の顔や身体に見とれるのは自然なことだ、古代ギリシアの彫刻の素晴らしさにため息をつくのと同じこと、だから俺は胸を張ってレイに身体を見せてやっていた。
「なんで勃ってるんだ?」
「へ……? ぁ、これは……その」
先程部屋で俺が腰を叩いて射精させてしまったため、彼の性器周りは精液で汚れている。俺が観察しているうちに白濁にまみれた陰茎はむくむくと勃ち上がり、俺を誘うようにぷるんと揺れた。
「……せんぱい見てたら、こうなっちゃったっす」
「ふぅん……?」
「せんぱいの身体、カッコイイなって……この身体に俺抱かれてるんだなーって……思ってたら」
「本当にそういうこと思って勃ったのか?」
「へっ?」
「俺の身体がカッコイイから……ま、鍛えてるし、それは分かるけど、本当にそれだけか?」
レイの腰を抱き、半勃ちの陰茎を握る。呼吸を荒くする彼の真っ黒な瞳をじっと見つめ返す。そうしていると彼は本心を話してくれた。
「せんぱいの、おっきくて……入れてもらった時のこと思い出してたら、勃っちゃったっす」
「その割には半端だな、まだ柔らかい」
「んぁっ、ゃ、揉んじゃ出ちゃうっすぅっ! やらかいって、そんなっ、ぁ、だってぇっ、俺こっち使わないしっ……お尻っ、疼いてるのが、本体みたいなもんっすからぁっ、そっちは半端でも、ぁ、イくっ、イっちゃうっすぅっ……!」
生温かく粘着質な液体が手から溢れ、手の中のレイの陰茎が柔らかく変わる。相変わらず勢いのない射精だ、これじゃ子作りには使えないな。
「ふふ、全部分かってるよ。言わせたかったんだ。レイはお尻のが好きだもんな。お尻は後でしてやるから、今はとりあえずこれ綺麗にしようか」
「はいっす……」
白濁液と汗を洗い流し、一旦二人で湯船に浸かる。まず俺が足を伸ばして座り、レイが俺の足の上に同じように座る。俺の胸と腹を背もたれにしたレイは少し申し訳なさそうな顔で俺を振り返りながら見上げた。
「……せんぱいとぴったり引っ付いてるっす。すごく……幸せっす」
湯に浸かっているからなのかいつも以上に早く体温が同程度になった。
「せんぱい……お尻に硬いの当たってるっすよ」
密着したレイの肌の滑らかさ、柔らかさ、重さ、それらは俺の陰茎を膨らませる。レイは嬉しそうに俺の勃起を指摘し、尻を押し付けてきた。それどころか自ら割れ目を開いて俺の陰茎を挟み、扱くように腰をくねらせた。
「……っ、レイ」
「あ、余裕なくなってきたっすね? その雄っぽい声好きっすぅ……」
「好きなだけ聞かせてやる。立てよ、レイ。湯汚すのはまずい」
「はぁーい……へへへ」
湯船から出てすぐレイに体勢の指示を出した。レイは素直に鏡に手をついて足を肩幅に開き、軽く腰を突き出した。俺は曇っていた鏡を濡れた手で撫で、レイが自分の顔をしっかり見られるようにした。
「前、家に行った時は結局フェラしてもらっただけだったな。また今度行きたいよ、レイの家でレイを抱きたい」
「えー……でも、インターホンの履歴見た感じ頻繁にくーちゃん来てて……怖いんで、あんま帰りたくないっす」
「どうにか別れ話出来ないもんかな。あ、そうだレイ、声響くからあんまり大声出すなよ? 部屋で叫んでたくらいのボリュームだとまずい、さっきちよっとイったくらいのなら多分大丈夫だと思うけど……声出さないように出来るか?」
鏡越しに見つめ合いながら尻を揉み、尻肉を割り開き、後孔の縁を擦る。指の背を軽く当てるだけで淫らに熟れたレイの後孔はちゅうちゅうと吸い付く。
「んっ……!」
きゅっと口を閉じたレイの真っ直ぐな視線からは声を殺し切る覚悟を感じた。俺はレイの左右の肩甲骨の隙間にキスをし、物欲しそうにしていた後孔に指を入れた。
「ん、んんっ……!」
「すっごい吸い付いてくるな……指、気持ちいいよ」
きゅうきゅうと締め付けてくる腸壁の柔らかさ、濡れ具合に興奮を加速させる。押せば反発しながらもどこまでも沈むような柔らかい腸壁の中、一点だけ少し硬い部分、しこり、前立腺を見つける。
「んぅっ……!」
「レイの前立腺は浅いな……あんまり硬くならないし、反応も悪い。奥の方が好きなんだよな、抱かれるのに特化した身体って感じがしてイイ、最高だよ」
他の彼氏ほどの感度ではないだけで、レイにとっても前立腺は十分な性感帯だ。指先で撫で転がしてやれば陰茎を震わせ、先走りの汁を滴らせた。
「レイが好きな奥は指じゃ届かないなぁ……な、レイ、どうすればいいと思う?」
とろとろにほぐれ切った後孔から指を抜き、勃った陰茎を大きな尻に叩き付ける。ぺちんっと音を鳴らしてやるとレイは瞳を潤ませ、腰をくねらせた。
「もっと、太くて長くて硬いので……俺のお尻、突きまくればいいと思うっす」
「……指より太くて長くて硬いの、かぁ。どれだろうなぁ」
「これっす、これぇ……これ、お尻に欲しいっす」
陰茎にぽよんぽよんとレイの尻がぶつけられている。そろそろ陰茎が痛くなってきた。
「これか、ふふっ、察しが悪くてごめんな? レイ」
挿入に備えてレイはぎゅっと口を閉ざした。力が込められた唇は可愛くて、レイが声を出せば俺の立場が不味いのだと分かっているのに大声で鳴かせたくなった。
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