冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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フェラ講座

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俺の陰茎を一度根元まで飲み込み、そしてずるずるぬるぬると吐き出したレイは軽く咳き込んだ。

「全部咥えるのは慣れれば楽っす、それに喉ごりごりってなんの気持ちよくなるんす。お尻と同じっすね」

「慣れればって……慣れるまで、なんかこう……ゲロとか吐いたりしちゃうワケ!? ヤダヤダヤダ、俺口まででいい、喉とか絶対無理!」

「舐めながら飲み込むと気ぃ紛れるっすよ。飲み込みながら鼻で息すんの忘れちゃダメっす」

「俺やんない! 先っぽまでしか咥えないからねみっつん」

喉まで入れさせてくれる愛と信頼は嬉しいし、喉を犯す快感も癖になるものだ。しかし嫌がることを無理にさせようとは思えないし、先端をしゃぶってもらいつつの手コキも十二分にイイ。

「それならそれでテクを覚えないとっす、亀頭全部くらいは入るっすよね? 吸いながら舐める感じで……ぁむ、んっ……」

ぱくっと亀頭を咥えたレイは宣言通り吸いながら舌を動かした。亀頭の裏側にぐりぐりと舌を押し付け、表側は上顎に擦らせ、全体を刺激している。

「……っ、く……」

口を押さえる。顔が熱い。呼吸が荒くなっていく。

「ん……ぷはっ、ほら、せんぱい気持ちよさそうな顔してたっすよね? 顔見ながらやるのが重要っすよ、せんぱいがどういう舐め方が好きか覚えれるっすから。ビジュ的にもイイっすよね? せんぱい」

「あぁ、自然と上目遣いになるからな、たまんないよ」

「……でもしぐとか見てても見てなくても分かんないよね?」

その通りだ。今度カツラを脱いでしゃぶってもらおうかな、焼けた頭皮を撫でやすいし。

「上顎で擦ると自分もせんぱいも気持ちよくなれるっす。吸いつつ、舐めつつ、頭を動かして上顎にゴリゴリするっすよ。余裕があれば唇でもぐもぐするのもいいっすね」

「レイ、教えてくれって言ったのは俺だけどさ……その」

ハルの方を向いていたレイの頬を撫で、フェラをねだろうとしたものの、光のない瞳と目が合ったら言葉に詰まった。
陰茎が熱い、破裂しそうだ、脈打っているのが分かる、先走りの汁がダラダラ零れてみっともない。なのに言葉をド忘れしてしまった。

「イかせて欲しくなっちゃったんすね?」

イタズラっぽく笑うレイの髪を撫でる。染髪とは思えないほどに指通りのいい猫っ毛だ。

「……ぅん」

「あはっ、カワイイっすねせんぱい。イイっすよ、俺の喉でイかせてあげるっす」

一瞬だけ歳上らしい笑顔を見せ、レイは俺の陰茎を飲み込みながら目を伏せる。裏筋をぬるーっと舐めていく舌の柔らかさがたまらない。

「……ちょ、ちょっと激しくな~い? ねぇしぐぅ、アレ普通?」

一旦奥まで飲み込むとレイは激しく頭を前後に振り始めた。ぐぽぐぽと後孔を犯している際と似た音が鳴り、激しく粘膜壁に擦れるのと同時に行われる繊細な舌の愛撫もたまらず、思わず声が出る。

「ぅあっ……ん、くっ……ふ……」

右手で口を押さえ、左手でソファをぎゅっと掴む。三人の目はいつの間にかレイの口元ではなく俺の顔に移っていた。そんなに間抜けな顔をしているのだろうか?

「……っ、ふ……出る、レイっ……もぉ、イくっ……!」

出来るだけ声を低くし、小さくし、射精の瞬間には歯を食いしばった。それでも少しだけ仰け反ってしまった、情けなく思われなかっただろうか。

「ん、んんんぅっ……ぉ、んっ……んん、はい、これで……終わりっす。喉奥で射精してもらうと味わえないんで、そこは注意っすよ。もぐもぐしたかったら出そうな時に先っぽが口に来るようにするっす、せんぱいはだいたい直前に言ってくれるんで分かりやすいっすよ」

「ふぅ…………ありがとう、レイ」

「えへへー……頭撫でて欲しいっす!」

床に膝をついたまま俺を見上げるレイには愛玩犬らしさを感じた。ピンク色の柔らかい髪をくしゃくしゃと撫でてやるとフェラ直後とは思えない清純さの笑顔を見せてくれた。

「レイは口離す前にお掃除フェラも手早く済ませてくれるから、処理が楽ですごく助かってるよ」

左手で下着を引っ張り上げ、生脚を晒したまま性器を隠す。

「……ねぇみっつん、俺もそれ……フェラ、覚えた方がいい? 俺にして欲しい? このめんもしぐも得意っぽいし、俺はよくない?」

「嫌ならしなくていいよ、俺はハルにもして欲しいけど。上手下手関係なく興奮して出せるから、そんなテクとか気にしなくていいし……ハルは口小さいからなぁ、難しいかもしれない」

「俺口大きいっすか?」

「レイは口大きくてセクシーだよ。カンナもまぁ小さめだけど、結構開くし……ハル、自分の拳口に入らないだろ?」

「入るわけないじゃん」

俺も拳丸ごとは無理だが、指四本くらいは入る。

「ふぁいうっふよ?」

「うわすっご! って、このめん全体的にちっちゃいじゃん。手も小さいし、そりゃ俺より入れやすいっしょ」

「俺166あるっすよ! 小さくないっす!」

「ざんね~ん俺174で~す!」

お姫様抱っこをしたり、膝に乗せたりした時の感覚での話だが、ハルよりもレイの方が重かった気がする。ハルはスーパーモデルのような痩身とはいえレイもそれなりに細身なのに……レイは抱き締めた感じ骨太だからなぁ。個性が色々美しいね!

「俺は184だぞ、ハル」

「俺は187……だったかな、確か。水月、お前に勝ってるぞ?」

「え、ナナさん187なの? みっつんともっと差があるように見えるけどな~」

「はる、くん……座高」

「あそっか、ナナさん足短いんだ! なるほどー、流石テスト全部八割取れてるとか吹くだけはあるじゃんしぐ~、アッタマいい~!」

高身長を自慢して可愛いドヤ顔を見せてくれた歌見は無言で俯いている。

「先輩、先輩別に足短くないですよ。スタイルいいですって」

これは方便ではない、筋肉質だから分かりにくいけれど歌見の手足は日本人にしては長い方だと思う。

「……でも確かに身長差と座高差が、ほら」

「先輩はスタイルいいですって。俺がよすぎるんです」

「…………んふふっ」

親指で自分の顔を指して精一杯のドヤ顔を作ると歌見は笑ってくれた。成功だ。
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