260 / 1,942
弟の話と弟の話
しおりを挟む
今日も昨日と同様俺の家に彼氏全員が集まった。いや、訂正が必要だな、レイは来ないし歌見は後からの合流だ。
「勉強俺が見たろか? 数学やったら自信あんで」
「やだ。りゅー自分が分かってるってだけで教え方下手だもん」
四人は早速勉強道具を広げている。テストで平均点以上を取れば歌見が言いなりになってくれるという約束を交わしたので、俺も勉強しておきたいところだが、今はそれよりも緊急の用事がある。
「カンナ、ちょっと」
「お、今日は指名制か。俺いつやろ」
「水月、準備しておくので何時から私を抱く気かだけ教えてもらっていいですか?」
ペンを置いたカンナは俺の側まで来て首を傾げる。俺は彼の腰に腕を回して部屋に連れ込み、早速押し倒す──ことなくベッドに座らせ、自分は床に胡座をかいてカンナを見上げた。
「……カンナ、カミアの件なんだけど……本っ当にごめん。謝って済むことじゃないって分かってる、でも謝らせてくれ。ごめん」
「いぃ、よ……も……べつ、に」
「カンナ…………許してくれ」
「い……てば。おこ、て……な……から」
怒っていないと首を横に振られる度、不安が募る。カミアだとバレるような言い方は誰にもしていないという言い訳も、今後もバレないよう細心の注意を払うという約束も、口裏を合わせておこうという相談も、やろうと思ってはいるのに出来ず、ただ俯く。
「みぃ、くん……」
カンナの膝が俺のすねの手前に降りて驚き、顔を上げるとうるうると輝くつぶらな瞳があった。カンナはカツラを脱いでいた、爛れた皮膚が顕になって俺の劣情を煽る。
「ほん、とに……へーき。あれ、くら……もんだ、な……から。ね? カミア……ちゃんと、ごまか……言っとく、から、ね? おこ、て……な、から……みぃくん…………泣かな、い、で? ね?」
目元を手のひらで拭われて初めて自分が泣いていたことに気付いた。
「…………ぇ、あ……ご、ごめん。俺が悪いのに泣いちゃって、ほんとにごめん……カッコ悪いよな、ごめん……違うんだ、こんなの俺じゃない、違う」
素を見せるのは歌見だけだ。弱みを見せていいのはハルだけだ。カンナには彼を守る強くてカッコイイ俺だけを見せていなくちゃダメなんだ。
そもそも不安になったの自体ダメだった、安心して泣くなんてもっとダメだ、ほら、カンナの爛れた皮膚が目の前にあるんだから欲情して涙を引っ込ませろ。
「だい、じょぶ…………みぃくん……よし、よし。みぃくん、優し……から。無理、しちゃ……ダメ、だよ?」
シュカに対しては童貞臭を漏らしてもよくて、でもオタクらしさはあまり出さないようにして、顔と男性器の出来の良さをアピールする。
リュウに対しては横暴で乱暴なご主人様として振る舞う。でもそう振る舞おうと頑張っている感を漏らすくらいは許されている。
ハルに対しては弱みを見せて甘えてもよくて、ひたすら無害に振る舞って愛情深さと誠実さを示す。
「してない、よ。無理なんて……」
レイに対しては歳上らしく優しく振る舞うのを前提に、たまに歳下らしく独占欲などのワガママを出して、絶倫さと多様なプレイで熟れた身体を満足させる。
歌見に対しては素でいい。これは決して楽ではない、嘘や隠し事は一発アウトだから一挙一動に気を使わなければならない。どこまでが嘘や隠し事に認定されるのか分からないからいつも怖い。
「これは、俺がやりたくてやってることだから……そんな、気にしなくていいよ、俺は大丈夫だから」
「みぃくん……」
七人も彼氏を作っておいてそれぞれの相手をするのが大変だなんて、疲れるなんて、絶対に言えない。
相手にするの自体には本当に無理はしていない、楽しいんだ。けれど、もし失敗したらと思うと足がすくむし、実際に失敗してしまった今は会話が怪しくなって泣いたりしてしまう。
(クソ厄介な完璧主義、ですな)
目を拭って深いため息をつき、失敗を引きずらないようにとメンタルリセットを試みる。しかしカンナのキスによってその作業は中断させられた。
「……あん、なの……ミスじゃ、ないから……大丈夫、ね? みぃくん……一旦抜いて忘れよっ★」
完璧な振る舞いが出来なかった落ち込みからか俺はカンナに逆らえず、ベッドに腰を下ろして彼にフェラをされてしまった。蕩けるような快感に僅かながら声を漏らしてしまったのが悔やまれる。
「ん……」
「いつも言ってるけど、無理して飲まなくていいんだぞ?」
俺に白く汚れた口内を見せてくれた後、ごくりと音を立てて飲み込む。そんな丁寧な行為がカンナのフェラには付属している。
「……みーくんの、飲むの、すき」
「ならいいけど……」
「…………たま、さむ……から……かぶ、て、いい?」
「え? あ、あぁ、もちろん」
カンナがカツラを被る間に俺も露出させていた陰茎を下着の中に戻し、ズボンも履き直した。みんなのところへ戻ろうかと二人で立ち上がったその時、玄関の扉が開く音がした。歌見に合鍵は渡していないし、バイトが終わるにはまだ早い。
「おかえり」
母だと予想し、カンナを連れて出迎えに向かう。
「ただいま水月、今日はカンナちゃん来てるのね。ん……靴いっぱい、他の子達も居るの?」
「とりあえず四人、後で先輩も来るから五人になるよ。にしても早いね」
「アンタに話があるって言ったでしょ」
仕事用の鞄とスーパーの袋を受け取り、先にダイニングへ向かう。扉を開けてくれたカンナに礼を言って荷物を置き、立ち上がって母に挨拶をする三人を微笑ましく見守る。
「んー……どうしようかしら」
「あー、みんな、ちょっと母さんと大事な話があるからここに居てくれるか? 母さん、母さんの部屋で話そ」
「…………ゃ、別にいいわ。聞いてて。どうせ後で説明することになりそうだし、手間が省けるでしょ」
彼氏達に聞かせてもいい大事な話? 予想がつかない。
「どこから説明しようか迷うわね……長くなりそう…………あー、面倒くさい。要点だけ話すから質問ちょうだい」
五人で頷いてみせると母はあっけらかんとしたまま衝撃の事実を言い放った。
「水月には弟が居るわ。その子が来週くらいから一緒に住むことになったから、シクヨロ! って話よ。どうよ水月、重くも暗くもないけど大事な話でしょ?」
「…………えっ、え、ぇ、え……ぇええっ!? ど、どど、どういうことですか!? わ、私の弟!?」
「ええ、私が産んだんじゃないけど」
「あ、じゃあお父さんが一緒なんだ。異母兄弟ってやつっしょ、アタリ?」
「ハズレよハルちゃん。父親は別の人ってハッキリしてるし、水月の父親が誰かは私知らないもの」
ナゾナゾでも出されているのか? 母が産んでいないのに父も別の人ならそれはもう弟ではないだろう。再婚する相手の連れ子だとかなら「弟が居る」なんて言い方はしないだろうし……ダメだ、全く分からない。
「……トリックを教えてくださいませお母様」
「あら、何よ水月。もうギブ? アンタらは?」
「皆目見当もつきまへん」
リュウに視線を送られたシュカも黙って首を横に振る。
「あぁ、そう……足りないのは発想力不足かしら、知識不足かしら。ま、どっちでもいいわ」
ぶつぶつと失礼なことを呟く母に答えを催促する。
「卵子提供って知らない?」
すると、テレビか何かで聞いたことがあるような気もする言葉を発した。
「勉強俺が見たろか? 数学やったら自信あんで」
「やだ。りゅー自分が分かってるってだけで教え方下手だもん」
四人は早速勉強道具を広げている。テストで平均点以上を取れば歌見が言いなりになってくれるという約束を交わしたので、俺も勉強しておきたいところだが、今はそれよりも緊急の用事がある。
「カンナ、ちょっと」
「お、今日は指名制か。俺いつやろ」
「水月、準備しておくので何時から私を抱く気かだけ教えてもらっていいですか?」
ペンを置いたカンナは俺の側まで来て首を傾げる。俺は彼の腰に腕を回して部屋に連れ込み、早速押し倒す──ことなくベッドに座らせ、自分は床に胡座をかいてカンナを見上げた。
「……カンナ、カミアの件なんだけど……本っ当にごめん。謝って済むことじゃないって分かってる、でも謝らせてくれ。ごめん」
「いぃ、よ……も……べつ、に」
「カンナ…………許してくれ」
「い……てば。おこ、て……な……から」
怒っていないと首を横に振られる度、不安が募る。カミアだとバレるような言い方は誰にもしていないという言い訳も、今後もバレないよう細心の注意を払うという約束も、口裏を合わせておこうという相談も、やろうと思ってはいるのに出来ず、ただ俯く。
「みぃ、くん……」
カンナの膝が俺のすねの手前に降りて驚き、顔を上げるとうるうると輝くつぶらな瞳があった。カンナはカツラを脱いでいた、爛れた皮膚が顕になって俺の劣情を煽る。
「ほん、とに……へーき。あれ、くら……もんだ、な……から。ね? カミア……ちゃんと、ごまか……言っとく、から、ね? おこ、て……な、から……みぃくん…………泣かな、い、で? ね?」
目元を手のひらで拭われて初めて自分が泣いていたことに気付いた。
「…………ぇ、あ……ご、ごめん。俺が悪いのに泣いちゃって、ほんとにごめん……カッコ悪いよな、ごめん……違うんだ、こんなの俺じゃない、違う」
素を見せるのは歌見だけだ。弱みを見せていいのはハルだけだ。カンナには彼を守る強くてカッコイイ俺だけを見せていなくちゃダメなんだ。
そもそも不安になったの自体ダメだった、安心して泣くなんてもっとダメだ、ほら、カンナの爛れた皮膚が目の前にあるんだから欲情して涙を引っ込ませろ。
「だい、じょぶ…………みぃくん……よし、よし。みぃくん、優し……から。無理、しちゃ……ダメ、だよ?」
シュカに対しては童貞臭を漏らしてもよくて、でもオタクらしさはあまり出さないようにして、顔と男性器の出来の良さをアピールする。
リュウに対しては横暴で乱暴なご主人様として振る舞う。でもそう振る舞おうと頑張っている感を漏らすくらいは許されている。
ハルに対しては弱みを見せて甘えてもよくて、ひたすら無害に振る舞って愛情深さと誠実さを示す。
「してない、よ。無理なんて……」
レイに対しては歳上らしく優しく振る舞うのを前提に、たまに歳下らしく独占欲などのワガママを出して、絶倫さと多様なプレイで熟れた身体を満足させる。
歌見に対しては素でいい。これは決して楽ではない、嘘や隠し事は一発アウトだから一挙一動に気を使わなければならない。どこまでが嘘や隠し事に認定されるのか分からないからいつも怖い。
「これは、俺がやりたくてやってることだから……そんな、気にしなくていいよ、俺は大丈夫だから」
「みぃくん……」
七人も彼氏を作っておいてそれぞれの相手をするのが大変だなんて、疲れるなんて、絶対に言えない。
相手にするの自体には本当に無理はしていない、楽しいんだ。けれど、もし失敗したらと思うと足がすくむし、実際に失敗してしまった今は会話が怪しくなって泣いたりしてしまう。
(クソ厄介な完璧主義、ですな)
目を拭って深いため息をつき、失敗を引きずらないようにとメンタルリセットを試みる。しかしカンナのキスによってその作業は中断させられた。
「……あん、なの……ミスじゃ、ないから……大丈夫、ね? みぃくん……一旦抜いて忘れよっ★」
完璧な振る舞いが出来なかった落ち込みからか俺はカンナに逆らえず、ベッドに腰を下ろして彼にフェラをされてしまった。蕩けるような快感に僅かながら声を漏らしてしまったのが悔やまれる。
「ん……」
「いつも言ってるけど、無理して飲まなくていいんだぞ?」
俺に白く汚れた口内を見せてくれた後、ごくりと音を立てて飲み込む。そんな丁寧な行為がカンナのフェラには付属している。
「……みーくんの、飲むの、すき」
「ならいいけど……」
「…………たま、さむ……から……かぶ、て、いい?」
「え? あ、あぁ、もちろん」
カンナがカツラを被る間に俺も露出させていた陰茎を下着の中に戻し、ズボンも履き直した。みんなのところへ戻ろうかと二人で立ち上がったその時、玄関の扉が開く音がした。歌見に合鍵は渡していないし、バイトが終わるにはまだ早い。
「おかえり」
母だと予想し、カンナを連れて出迎えに向かう。
「ただいま水月、今日はカンナちゃん来てるのね。ん……靴いっぱい、他の子達も居るの?」
「とりあえず四人、後で先輩も来るから五人になるよ。にしても早いね」
「アンタに話があるって言ったでしょ」
仕事用の鞄とスーパーの袋を受け取り、先にダイニングへ向かう。扉を開けてくれたカンナに礼を言って荷物を置き、立ち上がって母に挨拶をする三人を微笑ましく見守る。
「んー……どうしようかしら」
「あー、みんな、ちょっと母さんと大事な話があるからここに居てくれるか? 母さん、母さんの部屋で話そ」
「…………ゃ、別にいいわ。聞いてて。どうせ後で説明することになりそうだし、手間が省けるでしょ」
彼氏達に聞かせてもいい大事な話? 予想がつかない。
「どこから説明しようか迷うわね……長くなりそう…………あー、面倒くさい。要点だけ話すから質問ちょうだい」
五人で頷いてみせると母はあっけらかんとしたまま衝撃の事実を言い放った。
「水月には弟が居るわ。その子が来週くらいから一緒に住むことになったから、シクヨロ! って話よ。どうよ水月、重くも暗くもないけど大事な話でしょ?」
「…………えっ、え、ぇ、え……ぇええっ!? ど、どど、どういうことですか!? わ、私の弟!?」
「ええ、私が産んだんじゃないけど」
「あ、じゃあお父さんが一緒なんだ。異母兄弟ってやつっしょ、アタリ?」
「ハズレよハルちゃん。父親は別の人ってハッキリしてるし、水月の父親が誰かは私知らないもの」
ナゾナゾでも出されているのか? 母が産んでいないのに父も別の人ならそれはもう弟ではないだろう。再婚する相手の連れ子だとかなら「弟が居る」なんて言い方はしないだろうし……ダメだ、全く分からない。
「……トリックを教えてくださいませお母様」
「あら、何よ水月。もうギブ? アンタらは?」
「皆目見当もつきまへん」
リュウに視線を送られたシュカも黙って首を横に振る。
「あぁ、そう……足りないのは発想力不足かしら、知識不足かしら。ま、どっちでもいいわ」
ぶつぶつと失礼なことを呟く母に答えを催促する。
「卵子提供って知らない?」
すると、テレビか何かで聞いたことがあるような気もする言葉を発した。
0
お気に入りに追加
1,213
あなたにおすすめの小説
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
小さい頃、近所のお兄さんに赤ちゃんみたいに甘えた事がきっかけで性癖が歪んでしまって困ってる
海野
BL
小さい頃、妹の誕生で赤ちゃん返りをした事のある雄介少年。少年も大人になり青年になった。しかし一般男性の性の興味とは外れ、幼児プレイにしかときめかなくなってしまった。あの時お世話になった「近所のお兄さん」は結婚してしまったし、彼ももう赤ちゃんになれる程可愛い背格好では無い。そんなある日、職場で「お兄さん」に似た雰囲気の人を見つける。いつしか目で追う様になった彼は次第にその人を妄想の材料に使うようになる。ある日の残業中、眠ってしまった雄介は、起こしに来た人物に寝ぼけてママと言って抱きついてしまい…?
犬用オ●ホ工場~兄アナル凌辱雌穴化計画~
雷音
BL
全12話 本編完結済み
雄っパイ●リ/モブ姦/獣姦/フィスト●ァック/スパンキング/ギ●チン/玩具責め/イ●マ/飲●ー/スカ/搾乳/雄母乳/複数/乳合わせ/リバ/NTR/♡喘ぎ/汚喘ぎ
一文無しとなったオジ兄(陸郎)が金銭目的で実家の工場に忍び込むと、レーン上で後転開脚状態の男が泣き喚きながら●姦されている姿を目撃する。工場の残酷な裏業務を知った陸郎に忍び寄る魔の手。義父や弟から容赦なく責められるR18。甚振られ続ける陸郎は、やがて快楽に溺れていき――。
※闇堕ち、♂♂寄りとなります※
単話ごとのプレイ内容を12本全てに記載致しました。
(登場人物は全員成人済みです)
ポチは今日から社長秘書です
ムーン
BL
御曹司に性的なペットとして飼われポチと名付けられた男は、その御曹司が会社を継ぐと同時に社長秘書の役目を任された。
十代でペットになった彼には学歴も知識も経験も何一つとしてない。彼は何年も犬として過ごしており、人間の社会生活から切り離されていた。
これはそんなポチという名の男が凄腕社長秘書になるまでの物語──などではなく、性的にもてあそばれる場所が豪邸からオフィスへと変わったペットの日常を綴ったものである。
サディスト若社長の椅子となりマットとなり昼夜を問わず性的なご奉仕!
仕事の合間を縫って一途な先代社長との甘い恋人生活を堪能!
先々代様からの無茶振り、知り合いからの恋愛相談、従弟の問題もサラッと解決!
社長のスケジュール・体調・機嫌・性欲などの管理、全てポチのお仕事です!
※「俺の名前は今日からポチです」の続編ですが、前作を知らなくても楽しめる作りになっています。
※前作にはほぼ皆無のオカルト要素が加わっています、ホラー演出はありませんのでご安心ください。
※主人公は社長に対しては受け、先代社長に対しては攻めになります。
※一話目だけ三人称、それ以降は主人公の一人称となります。
※ぷろろーぐの後は過去回想が始まり、ゆっくりとぷろろーぐの時間に戻っていきます。
※タイトルがひらがな以外の話は主人公以外のキャラの視点です。
※拙作「俺の名前は今日からポチです」「ストーカー気質な青年の恋は実るのか」「とある大学生の遅過ぎた初恋」「いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました」の世界の未来となっており、その作品のキャラも一部出ますが、もちろんこれ単体でお楽しみいただけます。
含まれる要素
※主人公以外のカプ描写
※攻めの女装、コスプレ。
※義弟、義父との円満二股。3Pも稀に。
※鞭、蝋燭、尿道ブジー、その他諸々の玩具を使ったSMプレイ。
※野外、人前、見せつけ諸々の恥辱プレイ。
※暴力的なプレイを口でしか嫌がらない真性ドM。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる