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勝ちたくて、力強く
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後孔用の玩具以外を突っ込むなという言いつけを破ったレイへのお仕置きという名目で前立腺責めを行い、連続絶頂に陥らせた。それを終えた直後の蕩けた穴を一気に犯すと、レイは声を上げることすら出来なかったようで、口をパクパクとさせて仰け反り、ピンと伸ばした足を震わせた。
「ふー……やっと入れられた」
「……っ、く…………は、ぁ…………くっ、ぅ……ぁ」
「レイ、聞こえるか?」
三本のペンではほぐし切れていない。指が届かない穴の深くはまだ肉が硬い。しかしだからこその締め付けがあり、ふわとろの浅い部分の絡み付きと甲乙付け難い。
「俺は最高の気分だよ。意識はっきりしたら言ってくれ」
早く動きたい、早く射精したい、陰茎も陰嚢も限界だ、精嚢ごと破裂しそうだ。けれど意識が胡乱なレイを抱いても意味が薄いので、彼の意識が戻ってくるのを待った。
「ぅ……あっ、は、ぁあぁ……ひどいっす、せんぱい……こんなっ、一気にぃ……ひっ、う、ぁう……おなか、びくびく……止まんないっす」
「ごめんな、我慢出来なくて……レイだって早く欲しがってたろ?」
「…………欲しかったっす。もっと欲しいっす。せんぱいの、この辺まで来てるんすけど……」
言いながらレイは自分の下腹を撫でる。臍の少し上を探るように強く押し、撫で、俺の陰茎がある場所にアタリをつける。
「ここ、もっとぐぽぐぽ……いっぱいして欲しいっす」
「あぁ、もちろん」
俺はレイの太腿の裏をそれぞれ掴み、座ったままレイの身体を持ち上げることで抜き挿しを試みた。
「ひぁあぁああっ!? めくれちゃうっすぅっ! ぁひんっ!? んっ、んんっ、おなかの奥っ、ずんってきたっすぅ……ぅあんっ! イくっ、イっちゃうっすぅうっ! けっちょ、のっ……おぐぅっ! つよいのっ、しゃいこぉっすぅ……」
持ち上げて落とす方式のため、結腸責めはレイの体重を使ったものとなる。当然俺が普通に腰を振るよりも力強い突き上げが可能となり、結腸の奥深くが真の性感帯であるレイにはよく効く。
(ただ……腕クッソ疲れますぞこれ! 腕死にまっそ!)
小柄で細身のレイなら簡単に持ち上げられるかと思っていたが、甘かった。いくら小柄でも成人男性を一人、腕の力だけで持ち上げるのは辛い。暴発寸前でむしろ助かったかもしれない。
「はぅゔんっ! イくっ、すぐイっちゃうっすっ……これぇっ、も、一突きごとにイってるっす!」
「はっ……はっ……レイ、一発目はもうすぐ出ちゃうけど、二回目からはちゃんとするからっ……」
入れたばかりの頃は硬く感じた奥深くの腸壁もすっかり蕩けた。カリで感じる引っかかり心地が次第に変わる様はフェラや素股では味わえない、セックスの醍醐味の一つだ。
「……っ、出るっ……!」
「ぁゔゔんっ!? んっ、んんん……しゅごいっ、深いっすぅ……せんぱいと同時にイけたっす。へへ……なんか、嬉しいっす」
腕の力が抜けてレイを落としてしまい、未必の故意でレイの最奥に精液をたっぷりかけてしまった。
「はぁ……一回離すぞ」
レイの太腿から手を離し、射精したばかりの陰茎をきゅうきゅうと締め付けて痙攣しているレイの腸壁が与えてくれる快感に集中する。
「んんっ……! まだ、おっきい……お腹ビクビクしちゃうっす」
「次の体位はどうする? 前にした時気持ちよさそうだったし寝バックにするか? 楽だし」
「……せんぱいの顔見てしたいっす」
「じゃあ正常位……レイが動いてくれるなら騎乗位とかでもいいな、このまま身体の向きだけ変えて対面座位ってのもいいか」
「あんま動ける気しないし寝転がってしたいんで、正常位で」
了承の証としてレイの頬にキスをし、萎えていない陰茎を一旦抜き、レイをベッドに押し倒したらすぐに挿入し直した。
「ひぁああんっ! んっ、んんん……せんぱぁい、俺に遠慮しないでガンガンヤっていいっすからね。イった後に激しくされんのも好きなんで」
「あぁ、任せろ」
足首を掴み、頭の横まで持ち上げる。レイは身体が柔らかいから助かる。くねった腸の壁に叩き付けるように腰を振り、正常位の楽さに唸る。
(はぁーっ、腕楽ぅ~! 顔見れるし腕あんま疲れませんし、正常位いいですなぁ)
レイを持ち上げて揺さぶっていた先程の行為と違い、今回は俺が腰を降っている。蕩けた後孔を真上から犯す感覚に昂り、何度射精しても治まらなさそうな気がした。
「ぁんっ! んゔんっ! せんぱっ、ぁあぁっ! イくっ、イってるっすぅっ! 今イって、ゅゔぅっ! ぅんっ! んぁあっ! あぁああんっ!」
シーツをぎゅっと掴んで喘ぐレイの顔を見下ろして楽しめる。頬を真っ赤に染めて、目を見開いたり固く閉じたり、大きく口を開けて声を上げたり歯を食いしばって唸ったり、表情豊か……とでも言うのかな?
「……レイ」
レイの足首を掴むのをやめ、膝が肘に引っかかるようにし、シーツを掴んでいるレイの手を握る。
「ひぁっ、あっ! しぇんぱ、ぁああっ! うれひっ、うれしっ、すぅっ! もっと、ぁひんっ! ひゔぅっ! もっと突いてっ、ぁゔっ! イぐっ! イっぐゔゔぅっ! イってりゅっしゅうっ! しゅきっ、すきっすぅっ! せんぱいっ、しぇんっ、んんんぅっ!」
呂律が回らなくなった口を口で塞ぐ。上顎を舐め、動きが鈍った舌に舌を絡める。濡れた粘膜に触れる感覚、上下同時に犯す快感に、俺はレイの中で二度目の射精を果たした。
「……っ、はぁ……レイ、後二回くらいいいかな」
絶頂の余韻に浸るレイにそう訪ねると、蕩けた顔ながらに驚いて目を見開いていた。
「ふー……やっと入れられた」
「……っ、く…………は、ぁ…………くっ、ぅ……ぁ」
「レイ、聞こえるか?」
三本のペンではほぐし切れていない。指が届かない穴の深くはまだ肉が硬い。しかしだからこその締め付けがあり、ふわとろの浅い部分の絡み付きと甲乙付け難い。
「俺は最高の気分だよ。意識はっきりしたら言ってくれ」
早く動きたい、早く射精したい、陰茎も陰嚢も限界だ、精嚢ごと破裂しそうだ。けれど意識が胡乱なレイを抱いても意味が薄いので、彼の意識が戻ってくるのを待った。
「ぅ……あっ、は、ぁあぁ……ひどいっす、せんぱい……こんなっ、一気にぃ……ひっ、う、ぁう……おなか、びくびく……止まんないっす」
「ごめんな、我慢出来なくて……レイだって早く欲しがってたろ?」
「…………欲しかったっす。もっと欲しいっす。せんぱいの、この辺まで来てるんすけど……」
言いながらレイは自分の下腹を撫でる。臍の少し上を探るように強く押し、撫で、俺の陰茎がある場所にアタリをつける。
「ここ、もっとぐぽぐぽ……いっぱいして欲しいっす」
「あぁ、もちろん」
俺はレイの太腿の裏をそれぞれ掴み、座ったままレイの身体を持ち上げることで抜き挿しを試みた。
「ひぁあぁああっ!? めくれちゃうっすぅっ! ぁひんっ!? んっ、んんっ、おなかの奥っ、ずんってきたっすぅ……ぅあんっ! イくっ、イっちゃうっすぅうっ! けっちょ、のっ……おぐぅっ! つよいのっ、しゃいこぉっすぅ……」
持ち上げて落とす方式のため、結腸責めはレイの体重を使ったものとなる。当然俺が普通に腰を振るよりも力強い突き上げが可能となり、結腸の奥深くが真の性感帯であるレイにはよく効く。
(ただ……腕クッソ疲れますぞこれ! 腕死にまっそ!)
小柄で細身のレイなら簡単に持ち上げられるかと思っていたが、甘かった。いくら小柄でも成人男性を一人、腕の力だけで持ち上げるのは辛い。暴発寸前でむしろ助かったかもしれない。
「はぅゔんっ! イくっ、すぐイっちゃうっすっ……これぇっ、も、一突きごとにイってるっす!」
「はっ……はっ……レイ、一発目はもうすぐ出ちゃうけど、二回目からはちゃんとするからっ……」
入れたばかりの頃は硬く感じた奥深くの腸壁もすっかり蕩けた。カリで感じる引っかかり心地が次第に変わる様はフェラや素股では味わえない、セックスの醍醐味の一つだ。
「……っ、出るっ……!」
「ぁゔゔんっ!? んっ、んんん……しゅごいっ、深いっすぅ……せんぱいと同時にイけたっす。へへ……なんか、嬉しいっす」
腕の力が抜けてレイを落としてしまい、未必の故意でレイの最奥に精液をたっぷりかけてしまった。
「はぁ……一回離すぞ」
レイの太腿から手を離し、射精したばかりの陰茎をきゅうきゅうと締め付けて痙攣しているレイの腸壁が与えてくれる快感に集中する。
「んんっ……! まだ、おっきい……お腹ビクビクしちゃうっす」
「次の体位はどうする? 前にした時気持ちよさそうだったし寝バックにするか? 楽だし」
「……せんぱいの顔見てしたいっす」
「じゃあ正常位……レイが動いてくれるなら騎乗位とかでもいいな、このまま身体の向きだけ変えて対面座位ってのもいいか」
「あんま動ける気しないし寝転がってしたいんで、正常位で」
了承の証としてレイの頬にキスをし、萎えていない陰茎を一旦抜き、レイをベッドに押し倒したらすぐに挿入し直した。
「ひぁああんっ! んっ、んんん……せんぱぁい、俺に遠慮しないでガンガンヤっていいっすからね。イった後に激しくされんのも好きなんで」
「あぁ、任せろ」
足首を掴み、頭の横まで持ち上げる。レイは身体が柔らかいから助かる。くねった腸の壁に叩き付けるように腰を振り、正常位の楽さに唸る。
(はぁーっ、腕楽ぅ~! 顔見れるし腕あんま疲れませんし、正常位いいですなぁ)
レイを持ち上げて揺さぶっていた先程の行為と違い、今回は俺が腰を降っている。蕩けた後孔を真上から犯す感覚に昂り、何度射精しても治まらなさそうな気がした。
「ぁんっ! んゔんっ! せんぱっ、ぁあぁっ! イくっ、イってるっすぅっ! 今イって、ゅゔぅっ! ぅんっ! んぁあっ! あぁああんっ!」
シーツをぎゅっと掴んで喘ぐレイの顔を見下ろして楽しめる。頬を真っ赤に染めて、目を見開いたり固く閉じたり、大きく口を開けて声を上げたり歯を食いしばって唸ったり、表情豊か……とでも言うのかな?
「……レイ」
レイの足首を掴むのをやめ、膝が肘に引っかかるようにし、シーツを掴んでいるレイの手を握る。
「ひぁっ、あっ! しぇんぱ、ぁああっ! うれひっ、うれしっ、すぅっ! もっと、ぁひんっ! ひゔぅっ! もっと突いてっ、ぁゔっ! イぐっ! イっぐゔゔぅっ! イってりゅっしゅうっ! しゅきっ、すきっすぅっ! せんぱいっ、しぇんっ、んんんぅっ!」
呂律が回らなくなった口を口で塞ぐ。上顎を舐め、動きが鈍った舌に舌を絡める。濡れた粘膜に触れる感覚、上下同時に犯す快感に、俺はレイの中で二度目の射精を果たした。
「……っ、はぁ……レイ、後二回くらいいいかな」
絶頂の余韻に浸るレイにそう訪ねると、蕩けた顔ながらに驚いて目を見開いていた。
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