冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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拘束しての襲い受け

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夕飯の準備のためキッチンに向かうと一度寝室に戻ってサングラスをかけてきたアキが隣に立った。

「に~にぃ~」

「おぉ……どうした?」

腕に抱きつき、上機嫌な猫のように俺に身体を擦り寄せる。とても可愛らしくて嬉しいのだが、あんまり激しいスキンシップは勃起が促されてしまって危険だ。

「にーに、すき」

「ァアァ」

「あ、もう作ってるんすか? アキくん、危ないから離れとくっすよ」

レイにアキを引き剥がしてもらった後、俺は無心で料理を作り、美味しく作れた夕飯を三人で食べ、アキの次に風呂に入った。

(今日はおんせんするですって言ってくれませんでしたな……)

一人での風呂をゆっくりと楽しみ、脱衣所で歯磨きを済ませた。扉が微かに開いていたレイの私室を覗くと、彼はペンタブの前でぼーっとしていた。

「レイ、俺そろそろ寝るけど」

「おやすみなさいっす」

「いいアイディア出ないなら寝た方がいいぞ」

「んー、何個かモヤッとしたのは出てるんすよ。落書きメモだけでもしときたいんす」

「そっか……あんまり夜更かしするなよ、日付過ぎても部屋来なかったら仕事途中だろうと寝室に強制連行するからな」

「へへ、はーいっす」

寝室に戻ってみるとアキはベッドでうつ伏せになってスマホを眺めていた、イヤホンのせいか俺に気付いていないようだ。

(ちょっと驚かせてやりますかな)

ドアを閉めず、足音を消して忍び寄る。日本語の勉強中だろうかとスマホを覗くと、外国人だろう男性同士の過激なセックスが映っていた。

(洋モノゲイビ!?!!?)

俺の方が驚かされてしまった。アキが振り返り、俺に気付いて赤い目を見開く。

「にーに! おかえりです。びっくりする、したです」

本当は大声を出してもっと驚かせてやりたかったんだけどな……と、それが出来なかった原因であるアキのスマホに視線を移す。

「……なぁ、アキ、それ」

「べんきょー、です。にーに、えっちするです、ぼく知るするないです、だから、べんきょーです」

「…………そっか、俺とする時のための勉強か」

「ぼく、勝手にするです?」

「うん、勝手にしていいよ。好きにしていい」

勝手にするという言葉の持つニュアンスはあまり良いものではないが、アキには「自分の意思のままに動く」という意味だと伝わっていると信じている。

「寝るぞ」

「おやすみです、にーに」

ベッドに寝転がってみるとアキは俺の唇にキスをしてくれた。ついばむような短いものだったが、充足感はかなりのものだ。
部屋の灯りを消し、俺の腕枕で眠るアキの頭を撫でながら、俺も深い眠りの海へ沈んでいった。



カチャ、カチャ……と聞き覚えのある軽い金属同士が擦れる音。

「…………っ、ん……?」

手首に痛みを覚えて薄らと意識が覚醒する。俺の手は頭よりも上にあるようだ。下ろしてアキを撫でようとしたが、下りない。手首を拘束されているのだと理解して完全に目が覚める。

「……起きた、です? にーに」

腹の上に跨っていたアキが俺の顔を覗き込む。部屋の灯りはアキに合わせたいつもの薄暗さに戻っていた。

「ア、アキ……? 何を……してるんだ?」

「にーに、勝手するいい言うするしたです。ぼく勝手するです。えっちするです」

「初っ端から拘束とかレベル高いっすねアキくん。じゃ、俺リビングで寝るんでお楽しみくださいっす」

よく見るとアキは下半身に布を身に付けていなかった。俺もだ、俺もズボンと下着を脱がされている。首の痛みを感じるくらいに頭を上げてベッドの上を見回してみれば、俺の腰の隣辺りにローションのボトルと注射器型のローション注入器が転がっていた。

(え、これまさか……襲い受け!? シュカどのも襲い受けみたいなもんでしたが、アキきゅんはガチですぞ! わたくしでなければ普通に犯罪でそ! やべぇ子ですな、そういうの好きでそ~。拘束はレイどのがやったんでしょうか)

手首を縛っているのは革製の拘束具だ、レイに以前見せてもらった玩具の中にあった。先程の金属音の正体はこれの金具だろう。ベッドの頭側の柵と繋がっていて腕が下ろせない。

「にーに、見るする欲しいです?」

アキはほのかに顔を赤らめてじっと俺の目を見つめた。適当に頷いてみるとアキは俺の腰に手をつき、俺の肩に爪先をついて腰を上げ、アナルパールを咥え込んだ後孔を見せつけた。

「おぉ……! エロい、最高だよアキ、可愛い!」

「気に入るしたです? 嬉しいです。これ出すするです、にーに、おちんちん入れるするです。にーに、うずうずするです?」

「あぁ……してきたよ、すごくうずうずする」

アキは左手でアナルパールの持ち手を掴んだ。ぬぽんっ……ぬぽんっ……と俺の目の前でアキの後孔が開いては閉じて玉を排出していく。

「んっ、んぁあっ! ぁ、ひっ……!? にゃ、ぁああぁっ……!」

気持ちよさそうな声を上げながらもアキは右手と両足の爪先だけを支えに、大きく開脚して俺に後孔を見せつけつつ上体を仰け反らせた姿勢を保ったままアナルパールを抜ききった。

「すごい! 可愛い、可愛いよ……あぁ、垂れてきてる……最高だよアキ」

最後の玉を排出した後孔はヒクヒクと震えながら透明のトロッとした液体を垂らした。ローションだろうそれが更に俺の欲を掻き立てる。

「にーに、入れるするです」

「あぁ、もう待ち切れないよ」

嬉しそうに微笑んだままアキは俺を跨いだままベッドに膝をつき、上体を起こし、後ろ手に俺の陰茎を掴んで自身の尻を押し付けた。ハリのある柔らかい尻がぽよんと陰茎にぶつかり、幸せな感触に思わず射精してしまいそうになった。

「あぁ……早く、アキ……!」

アキは自らの手で割れ目を開いて緩んだ後孔を俺の亀頭に押し付ける。にちゅ、にちゅっ……といやらしい音が聞こえてくる。亀頭にキスをされているような快感がある。

「ふぅ、ふぅ……はっ、あ、ぁああっ……! んっ! Больно……! ぁ、ああっ……」

みち、めり、と後孔を拡げていく感覚がある。アナルパールで慣らしたとはいえ彼の腸壁はまだまだ固く、キツく締め付けてきてとても気持ちいい。

「キツ……アキ、痛かったらすぐやめていいからな」

「ぁゔぅんっ! んにゃっ、ぁ、あぁーっ……は、入るぅ……した、です?」

「えっと……半分くらいだな」

「はん、ぶん……? にーに、大きい過ぎるです」

非難しているのか、期待しているのか、どちらとも判断し切れない表情と声色だった。どちらにしても俺は興奮するだけだ。
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