冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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たまには準備からやりたい

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三時間目と四時間目の隙間、十分だけの休み時間、今回過ごす相手は朝から決めていた。カンナの視線に後ろ髪を引かれつつも教室を出て、颯爽と歩いていく後ろ姿に見惚れる。

(歩くとふりふりするのはどんな尻でも同じなんですなぁ、筋肉質で小ぶりなお尻ですがお可愛らしいですぞ~)

後ろ頭の丸みや尻、後ろから見たくびれなどを楽しんでいたかったが、堪えて名前を呼ぶ。

「おや、委員長。どうされました?」

トイレの個室に入る寸前に呼ばれたシュカは眉を顰めつつも優等生らしい対応を見せてくれた。にこやかな笑顔なのに気圧されてしまうのは流石と言うべきだな。

「いや……そういえばお前、この時間いつも教室出ていくよなーと思って、ついてきてみた」

「正直に言って構いませんよ。今、他に人は居ないみたいですから」

見破られている。俺は開け放たれた個室の扉を順に見てから正直にここに居る理由を答えた。

「昼休み……ヤる時、シュカはローションとプラグ仕込んでくるだろ? 朝からやってるとは思えないし、昼休みはまっすぐ集まるし……準備してる時間あるとすれば、このタイミングかなって」

「正解です。それで? 準備するところ見たいんですか? 早く用件を言ってくださいよ、休み時間は短いんですから」

「じゃあ単刀直入に言うよ。準備、俺にさせてくれないか?」

レンズの奥の瞳が大きく見開かれる。目付きの悪さが薄れてタレ目の可愛さが強調される。しかしその表情はすぐにいつもの余裕ぶったものに戻ってしまう。

「……何を言うかと思えば」

「頼むよ、やってみたいんだよぉ」

「嫌ですよ、ちゃんと出来てないと私が痛いんですから」

「教えてくれないか? シュカせんせ」

ウインクというおふざけを交えて頼んでみると、シュカは深いため息をついた。

「……処女いっぱいキープしてるんですから、ケツほじくる技術は育ってるでしょ。わざわざ私で練習しなくてもいいでしょうに」

「練習とかじゃないんだよ、準備の技術あげたいとかじゃなくてさ、シュカのお尻がほぐれていく様子を感じて余さず記憶しておきたいんだ! いつも触るのは準備が終わったトロトロのお尻だろ? 乾いた硬い状態のシュカも知っておきたいしもっと触りたい! シュカ、全然触らせてくれずにすぐ入れさせるから……シュカのナカよく知らないんだ、知りたいんだよ」

「はぁ……いつまで経っても童貞特有の気持ち悪さが消えませんね。男は普通、突っ込めりゃいいって思うもんなんですよ」

早口で長々と話したのが気持ち悪かったのは認めるが、童貞特有という文言には納得しかねる。

「ダメか? 嫌なのか? シュカ……嫌ならせめてほぐす前に指一本入れさせてくれ、ビフォーアフターを知りたいんだ」

シュカは深い深いため息をついた後、個室に入ってズボンと下着を下ろし、便座に浅く腰掛けた。

「何してるんです、早く入って閉めてください」

「あ、あぁ! ありがとうシュカ、愛してる……!」

「全く……」

個室の扉を閉めるとシュカは俺にポーチを投げ渡した。シュカに促されて開けてみると、ローションの小袋とアナルプラグが入っていた。

「おぉ……! なぁ、シュカ……ポーチとこの中身を床に並べて写真を撮りたいんだけど」

「押収品……?」

「ナイスツッコミ、本気だったんだけどなぁ。エロいじゃん、なんか……なんかね、真面目な優等生のポーチの中身がっ……ぅう、えっちだ……」

「……今日は特に挙動不審と言いますか、情緒不安定と言いますか」

ため息をつかせてばかりだ、ときめかせてやらないと。

「渡してくれたってことは、していいってことだよな? 俺に任せてくれるんだな、嬉しいよシュカ」

「ローション無駄使いしないでくださいね」

「あぁ、まずどうするんだ?」

「とりあえず封を切ってください」

アナルプラグをポーチに戻し、ポーチを脇に挟み、ローションの小袋の封を切る。

「中指に少し絡ませてください」

小袋に中指を突っ込み、ぬるぬるとしたローションの感触を楽しむ。十分に絡んだらシュカの指示を待つ。

「…………入れてください」

シュカは膝を抱えて大きく開脚し、個室の左右の壁に足を突っ張った。両手で尻肉を掴んでまだほぐれていない後孔を拡げた。

「えっと……じゃあ、入れるぞ? 痛かったら言ってくれよ」

「早くしてください、もう時間ないんですから」

俺の一割の緊張すらも感じていないシュカは俺の手首を掴み、雑に引き寄せた。

「おぉ……」

すぼまったままの後孔に中指の先端を触れさせる。シュカの顔を見ながらゆっくりと指を押し込んでいく。

「わ、硬いな。いつもよりキツい。やっぱり違うなぁ」

普段触れられるのはローションで濡らされ、ほぐされた穴だ。今触れているのは準備前、いつもと全く感触が違う。腸壁は柔らかさより弾力を強く感じ、締め付けにもねだるような吸い付きより追い出すような動きを強く感じる。

「ゆっくり……んっ、押して、いって……抜き挿し、してっ……拡がったら、指増やして……流れ、分かってますよね?」

「あぁ、何となくは……」

「いきみ、ますからっ……その時に、奥に向かって擦ってください」

シュカが下腹に力を入れると穴が僅かに緩む。言われた通り、その隙に指を奥へ向かわせた。ゆっくりと腹側を擦ってやるとシュカは気持ちよさそうな声を漏らす。

「んんんっ……!」

「……気持ちいいか?」

「いきむ、とっ……穴が緩みますし、外へ出す動きをするので、その時に入れられるとナカを逆撫でされるような感じで……イイんです」

「へぇ……力入れると締まると思ってたよ。でもそうだよな、出す時にいきむもんな」

「締めることも出来ますよっ……んっ、これは、これで……当然、あなたの指に押し付けてるようなものですから、イイですよ」

指をきゅうっと締め付けられた。奥に吸われるような感覚があり、離れないでと言われている気分になり、勝手に興奮した。

「入れられるときにいきんで拡げて、抜かれる時に締めると気持ちいいんです」

「なるほどな。呼吸とか見てればタイミング測れるかな?」

「…………私は騎乗位の時は自分で調整してますけど、あなたがタイミングを測るんですか? どうなんでしょうね、分かりません」

「締め付け具合とかで何とかなるかな、今指だから分かってるけど……本番だと俺も気持ちいいし、興奮が段違いだからなぁ」

「……教習はこれくらいにしましょう。本当に時間がありません。そろそろ指増やしてください、私はそもそもかなり緩いので指程度で裂ける心配はありません」

ローションを薬指に絡めて怖々挿入する。シュカの言う通り彼の後孔は処女の彼氏達に比べて緩い、思ったよりも拡がる。ずふずぶと沈んでいく二本の指と、シュカの喘ぎ声を確認し、安心した俺は遠慮なく指を押し込んだ。
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