冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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一回り大きなディルド

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一時間目の授業の後、俺はリュウを連れてトイレの個室に入っていた。アナル拡張開発キットに入っている四つのディルドのうち、二番目に小さなディルドを見せるとリュウはゴクリと喉を鳴らした。

「……ちょい太なったなぁ」

「これでも二番目だからな、頑張れよ。入れてやるからとっととケツ出せ」

「はぁい……」

ズボンと下着を脱いで左足に引っ掛けたリュウは便器に座り、大きく開脚して太腿を自らの手で押さえ、キットの中で一番小さなディルドが挿さった後孔を見せつけた。

「ゴム付けて来てるのか?」

「バイブ動かされたら出てまうから……」

コンドームを被った陰茎は勃ち始めている。バイブ機能のスイッチを入れて欲しいのだろう。俺はあえてその期待に応えず、ディルドの持ち手を握った。

「ひっ……ぁ、あぁっ……!」

「まだ動かしてないだろ?」

ディルドを緩く握った手に揺れが伝わってくる。俺がすることに期待してリュウがディルドを締め付けているのだろう、後孔の縁を見ればヒクついているのが分かる。

「美味そうに咥えやがって卑しい口だな。太いのに替えてもらうのがそんなに嬉しいか?」

興奮しすぎているのか、リュウは俺に荒い呼吸音を聞かせるばかりで返事をしない。

「返事はなし、か……当然だな、お前の口は喋るためのものじゃないし、豚が人間の言葉を話すわけもない……」

持ってきた一回り大きなディルドをリュウの口に押し付ける。ふに……と唇がその柔らかさを伝えるように歪む。

「ん……ぁ、むっ……んんっ!?」

目の前に餌を突き出された犬のように、当然のようにディルドの先端を咥えた。俺は喉を傷付けないよう慎重に、気遣いを感じさせない程度の乱雑さを演じ、リュウの口にディルドを押し込んでいく。

「ん、ぐふっ……ふ、ゔぐぅうっ……ん、んんゔっ……!」

「しっかり舐めろよ? これからお世話になるんだからな」

「ん、んんんっ……!」

トイレには今のところ人の気配はないが、いつ人が来るか分からないし、いつもの調子で大声を出させていてはトイレの前を通っただけで聞こえてしまうだろう。だから今日はディルドを咥えさせたまま、後孔からディルドを抜くことにした。

「んっ……!? んゔぅ! ふっ、ゔぅううぅーっ!」

キットの中で一番小さなディルドを一気に引き抜いた。腸液が絡んだそれをナイロンに包み、咥えさせておいたディルドはゆっくりと抜いた。

「んっ……ぉ…………げほっ! けほっ、けほっ……はぁ、はぁ……水月ぃ、んな一気に抜くなんて酷いわぁ。中ごりごり擦られて、もうケツめくれてまうか思たやんかぁ……」

「珍しい豚だな、人間の言葉を喋るなんて」

「……! ふ、ふへへっ……ほんま、酷い男やわぁ」

一回り大きなディルドをリュウの後孔に押し付ける。シュカやレイに比べればまだまだだが、こなれていないなりにも吸い付いてくるのは健気で可愛らしい。

「……お前らしい尻だ」

「ん、ぁっ……!? 太っ、ま、待ってぇな水月ぃっ、太いて」

「お前、前は処女穴に無理矢理ぶち込めとか言ってただろ。本当に同一人物か?」

「……っ、あかんて、太いて……怖いわ水月ぃ……やめてぇな、な?」

期待に満ちた瞳は乱暴な挿入を期待している。俺はディルドを持っていない左手でリュウの顎を掴む──親指と薬指で顎を挟むようにし、人差し指と中指を咥えさせ、少し顎を持ち上げて指を噛ませる。

「んぅっ……? いういぃ? あにふんの」

「何するのって? マゾ豚がぶひぶひ騒いで人集めないために口塞いでやってんだよ」

「んんぅ」

少々言い過ぎたかと思ったが、リュウは嬉しそうな顔をして俺の指を舐めてきた。もう少し酷いことを言っても大丈夫そうだ、頑張って虐めて興奮させて、ディルド挿入の痛みを少しでも誤魔化してやらないとな。

「舐めんな、豚。卑しいマゾ豚に舐められて喜ぶ人間様がどこにいる」

「んん……!」

リュウは喜びを滲ませた声を漏らし、俺の指をちゅうちゅうと吸ってきた。嬉しそうに細められた目も相まって可愛らしすぎて、ついつい顔が緩んでしまいそうになる。

(いけませんぞ! Sに許される笑顔は冷徹な笑みのみ! ニヤニヤ笑いなんていけませんぞ!)

冷たい表情を無理矢理保ち、ディルドを握った右手に集中し、リュウの後孔をじっと見つめて慎重に挿入していく。

「んっ……んんっ、ん、んぁっ……むっ、んんっ!」

開きかけた口を無理矢理押さえる。やはりこの口の塞ぎ方では完璧には押さえ付けられない。

「うん……上手く飲み込んでいくな。えらいぞ……あぁいや、穴だけは優秀だな」

リュウは苦しそうに眉を顰め、唸り、浅い呼吸をしている。目を細めたり閉じたりはしているが、この反応は大丈夫だ。ぎゅっと閉じたり見開いたりしたら痛みを感じた証拠だからすぐに中止しなければならないが──と、俺の脳内ガイドラインを再確認。

「んっ……んんゔっ! ぅ、ぐっ……ふ、ふゔぅっ……!」

勃った陰茎がピクピクと震えてはいるが、射精する様子はない。

「よし、全部入ったな……大丈夫か? リュウ、裂けたりしてないか? 痛みは?」

「ん……ぷはっ……はぁ、はぁ……平気や、何ともあらへん。はは……ケツみっちみちやな、腹パンパン、何やうぷってなるわ、今日飯食えるか分からんな」

腹の圧迫感が強くて吐き気がすると言いたいのだろうか。前髪をかき上げると額がじっとりと濡れているのが分かった。

「頑張ったな、リュウ」

ちゅっと額に唇を触れさせてやると、リュウは不満げな顔をした。また虐めて欲しかったとか言うつもりだろうか?

「…………口がええ。あかん?」

上目遣いでの珍しい甘えたおねだりを断る理由などなく、俺はリュウを強く抱き締めてその唇を貪った。
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