冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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好みは簡単には変わらない

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膝を折って座ったシュカは俺の精液が詰まったコンドームをしげしげと眺めている。口を縛ったため零れる心配はあまりない、言わば下品な水風船だ。

「ゴム、そんなに珍しいか?」

「そうでもないですけど、改めて見ると……この量を搾ってやったのかと分かりやすくて……悪くないですね」

ゴムへの抵抗感がなくなってきたのだろうかとか、次からはゴム付きでも抱かせてくれるだろうかとか、そんなことを考えたいのに俺の頭は「ゴム持ってるのエロいなぁ」でいっぱいだ。

「あ、ちょっと持ってくれません?」

「ん? あぁ、いいけど」

「顔の横に。あ、左手はピースしてください」

自分の精液入りコンドームを顔の横に揺らし、もう片方の手でピースをする。そんな俺を放ってシュカは脱いだ服をゴソゴソ漁っている。

「シュカ……?」

「もう少しそのまま……ありました。カメラ見てください」

「写真撮りたかったのか」

ガラが悪い割に可愛いところがあるんだからと笑い、スマホのカメラに目線を送る。一瞬の光と音、シュカは一枚で満足したようだ。

「一枚でいいのか? もっと撮ってもいいぞ」

「たくさんはいりません」

「そ、そっか……」

「ロック画面に設定しておきます」

「やめて! 普通の写真にして! 頼むから!」

俺の写真を待ち受けにする、それ自体はいい。周囲への匂わせや牽制になる。だがコンドームが映り込むのは高校生としてダメだろう、いや成人でも嫌だが。

「普通の写真ですか……」

「あぁ、どうせならツーショットとか」

「スマホ持つ度に自分の顔見るの嫌です」

「シュカは美人だぞ?」

「そういう問題ではなく……あなただって自分の顔を毎回見るの嫌でしょう」

ショーウィンドウの前を通れば立ち止まり、窓に映れば髪型を整え、毎朝十分は鏡の前から動かないこの俺がスマホの待ち受け程度で音を上げるわけがない。

「平気そうな顔してますね」

「あぁ、で、えーっと……普通の写真な、ピースしようか。撮ってくれ」

「ナルシスト……」

下半身は丸出しだが、上は着たままなのでいいだろうと笑顔でピースサイン。シャッター音が鳴った後、シュカのスマホを覗き込む。

「今ロック画面に設定してます」

「ホーム画面は?」

「ごちゃついてるとアプリアイコン見にくいのでデフォルトです」

設定が完了したようなのでロック画面を見せてもらうと、下半身を露出したまま正座でピースサインを決める俺が居た。

「ちんこ丸出しじゃん! そこは上手いことトリミングしてくれよ!」

「え、でも……サイズも形も最高なこのちんぽ見ると元気出ますし」

「パスコード入力画面のゼロに俺のちんこピッタリはまってんじゃん嫌だよこれめっちゃ嫌だ! ちょっと貸せ!」

俺はシュカのスマホを奪い取り、自分の顔だけを映した写真を撮った。

「これが俺のベスト角度、これ待ち受けにしてくれ」

「勃起正座面白かったのに……」

「やっぱりからかってたのか」

「当たり前でしょう、あんな写真使っていたら私の頭がおかしいみたいじゃないですか」

やや上から映した俺の自撮りをロック画面に設定したシュカは、それをじっと見つめてほのかに顔を赤くした。

「本当、顔がいい……腹が立つほど」

「ときめくほど、じゃなくて?」

「そういうとこです……よっ!」

肩を抱いてもっとときめかせてやろうと思ったが、シュカに押し倒され腹に乗られてしまった。

「私やっぱり生がいいです」

「……そっか。分かった、じゃあこれからはなるべく生でヤろうな」

「ええ、変な病気持ちとヤらないでくださいね」

「気を付けるよ。で……また騎乗位か?」

「ええ、私やっぱりこれが好きなので」

せっかくだから普段やらない体位で、なんて最初は話していたのにと笑ってみる。色々試したからこそだと返され、再び陰茎が肉壁に包まれた。

「ん、んっ……ぁあああっ! はっ、ぁ……んんっ! 太いっ……んっ、くぅぅ……!」

「結腸手前……って感じかな。はぁ……相変わらずすごい、ぎゅうぎゅう締め付けてくる。何回もヤってるのに緩まないもんだな」

「あなた、こそっ……! 硬さもっ、サイズも、反りもぉっ……変わって、なっ、ぁっ……!」

「無理に話さなくていいよ。ほら、奥まで入れたいんだろっ……!」

シュカの腰を掴み、思いっきり彼を突き上げる。ちゅうちゅうと陰茎の先端に吸い付いてきていた結腸口をぐぽっ……と越え、彼の尻と俺の腰をべったり触れ合わせる。

「んぉおおっ! おっ、ぉ……! ほぉお…………奥っ……ゃ、ばっ……」

「……っ、く……先っぽめちゃくちゃ吸われるのはやっぱり辛いな……シュカ、自分で動くか? 俺に突いて欲しい?」

「じぶんでっ、やれ、ます……水月、てめぇは黙って、オレの穴で喘いでりゃいい……感じさせられてろ、クソ童貞」

このまま優位に立たせておいてやればシュカは素直に喘いでくれるだろう。

「ん、んんっ、ぁ、ケツめくれるっ……ぁああんっ! んっ、くぅううんっ! ふっ、ぅああっ! あぁんっ! んぁっ、しゅごいぃっ! じぇんぶっ、こしゅれてりゅっ!」

「んっ……すごいっ、あぁ……絡みついてる。気持ちいいよ、シュカ……好きだっ」

「あぁあーっ! ここ好きっ、ここたまんねぇっ! ゴリゴリさいこぉぉっ……!」

シュカの体幹は素晴らしい。俺の腹に手をついて腰だけを持ち上げるのではなく、足を使ってスクワットのように腰から上を全て浮かせ、落としている。そうした方が突き上げを強く感じるのだろう。

「あぁああっ……! イくっ、イくイくイくぅうっ! ぅ、あっ、はぁああっ……水月っ、水月ぃ、突いて、動いて、もっかいイかせて……」

足をガクガクと震えさせている。今までの蓄積もあって自分で腰を上げられないのだろう。俺をねだってくれるなんて、確実に今までとは違う。家デートの成果が目に見えてきた。

「あぁっ……突き上げてやるよっ、シュカ!」

「んぁあんっ! ぁひぃんっ! ひゔっ! ゔぅっ、んぉっ、おっ、奥っ、おぐっ、しょんながんがんしたりゃっ、しゅぐイぐぅううっ!? ぅあっ! イっでるっ、今イってんだかりゃ動くにゃあぁっ!」

「はぁっ、やばい、もう出そう。出すぞシュカっ、お前の好きな中出しだっ……!」

「んっ、んんんんぅっ……! くっ、ふぅうぅー……ぁー、あっついの、いっぱいきた……」

流石に萎えかけていたが、中出しをした直後に愛おしそうに腹を撫でるなんて真似をされては、彼の腸内で復活してしまう。
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