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昼飯の後は駅弁
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シチュー一人と半人前、米一人前、トースト二枚、今の俺には考えられない量の昼食を終えたばかりのシュカは、彼自身の全体重と重力が突き上げを手伝う駅弁の体位でして大丈夫なのだろうか。
「ぁゔんっ! んぁああっ……! てめぇも喘げやぁっ、くしょろーていっ!」
「正直喘ぎたくなるくらい気持ちいいよ、シュカのナカは。でも俺が喘いじゃシュカが興醒めしちゃうだろ?」
「んぅうっ! ふぐっ、んんっ……んぉっ、ほ、ぉおっ……それがっ、ひとのえしゅじっ、ぐぽぐぽ遊んでる男の顔かぁっ! くしょいけめんんっ……むか、つくぅっ!」
「今だけは罵られても気分がいいよ」
胃まではかなり遠いとはいえ、あれだけ食べた直後に腹をガンガンと突き上げられたら吐いてしまわないか? 心配で気にしているが、シュカは気持ちよさそうに俺を罵るばかりだ。
「んぁああっ! ぁ、はぁあんっ……! きもっ、ちぃっ……ひんんんっ! 腹の奥どすどすされんのたまんねぇ……」
「……っ、ん……気持ちよさそうにしてくれて嬉しいよ。俺もそろそろキツい……かも」
絶頂の瞬間に陰茎を締め付けて痙攣するのはシュカだけの癖だろうか? みんなそうなのだろうか。未だにシュカ以外を抱いたことはないから分からないな。
「みつき……! ぁはっ……そぉだっ、素直に喘げばっ、ぁあっ! いいんっ、だよぉ……もっと締め付けてやるよっ……!」
快感のあまりつい声が上擦ってしまってカッコ悪いと反省していたのだが、何故かシュカの機嫌が良くなった。さっきの「てめぇも喘げ」は負け惜しみなどではなく性癖告白だったのか、シュカは自分を抱きながら喘ぐ男が好みなのだ。
「んっ……! シュカ、勘弁してくれよっ」
「いい顔だ水月ぃっ……んんっ! ぅ、あぁっ! はぁっ……てめぇみてぇなイケメンが快感で顔歪ませんのたまんねぇよっ……」
「分かる、よっ……俺も、今メガネ美人の気持ちよさそうな顔見て興奮してるからっ」
自信満々に騎乗位をしてくるヤツなのだから予想出来た好みだ。ゲームで百戦錬磨の俺もリアルはまだまだ童貞並だな。
「はぁっ……シュカ、シュカっ、好きだっ、もう出していいか?」
素直に喘いでみると快感が増幅したような気がする。ジェットコースターはわざとでも叫んだ方が楽しいとか、そういう感じか?
「ったりめぇだろ。全部よこせっ……んっ、ひ、ぃいいんっ……! ん、ぁあぁあっ……は、ぁあぁんっ…………ク、ソっ……無駄に射精長ぇんだよ、てめぇ……」
「はー……ごめん、まだ勃つけど腕と腰が限界。一回下ろさせて」
「仕方ねぇなぁ……ゆっくり抜けよ? んっ、んぅっ……ぉ、おっ……ほ、ぉんっ……! んんんっ! ゆっくり抜けって言っただろ……」
「抜く時はお前持ち上げなきゃいけないんだぞ? 無茶言うなよ」
すぐには立てないようなのでシュカはクッションが枕になるようにして床に置いた。彼の腹や太腿には彼自身のものだろう精液が、彼の後孔からは俺の精液が垂れている。
「……シュカ、二回戦目はゴム付けようか。床汚しちゃってるよ」
「二回なんだか四回なんだか……ぁあ? なんだ、オレがイキ過ぎって言いたいのかてめぇ」
「ち、違う違う……まぁシュカのも零れてると思うけど、だいたい俺のだよ」
仰向けになるよう置いたから腹に付着したシュカの精液よりも、後孔から垂れている俺の精液の方が多く床に零れている。
「掃除も面倒だし、付けよう」
「……ナマがいい。ナマじゃねぇとここの段差のゴリゴリが弱くなる」
膝立ちになったシュカは足の間から精液をぽたぽたと垂らしながら俺の陰茎をぎゅっと掴み、もう片方の手でカリをつついた。
「0.001だけど……それでも嫌か?」
「薄けりゃいいってもんじゃねぇよ。中出しされんのも好きだし……」
シュカは手持ち無沙汰だとでも言いたげに俺の陰嚢をふにふにと揉んでいる。可愛らしいが、下手なことを言うとそのまま握り潰されそうで怖い。
「中出し好きなのか? 処理面倒だから嫌いとか言うと思ってたよ」
俺は別に中出しにこだわるタチではないが、生物の本能なのか中出しをすると相手を自分のモノにした感覚があって気分がいい。シュカが被支配欲を持っていたとは意外だ。
「中出しさせるとなんかこう……よし搾り取ってやったぞ、って感じがする」
被支配欲などではなく、むしろ支配欲だったようだ。なるほど搾精の快感というのもあるのか……ならやはり俺は下手に出ておいた方がシュカは喜ぶんだな。
「まぁ一回試してみようぜ、ゴムあり。嫌ならゴム外すよ」
「試行錯誤、絶倫ならではですね。舎弟とは結構ゴムありでヤってたので、試すと言われても……ゴムありのガッカリ感は知ってますし」
ぶつぶつと文句を言いながらもシュカは渡したゴムを付けてくれた。俺もゴムを付けて完了だ、今度はどんな体位でしようか。
「……なんかこのゴム大きくないですか? 勝手には取れなさそうですが、引っ張ったら簡単に取れそうです」
「俺のサイズだからな、シュカにはちょっと大きかったか」
自分の発言を後悔する暇もなく、脛に拳が叩き込まれて悶絶する。
「リュ、リュウにはブカブカだった、リュウにはブカブカだった……!」
「アレと比べられて私が喜ぶとでも?」
「悪かったってマジで……でも俺がデカくてシュカは嬉しいだろ?」
「そうですね、叩いて腫れさせて更に大きくしましょう」
「腫れる前に勃たなくなる!」
冗談だと笑うシュカの目は楽しそうに細められている。
「体位どうする?」
「立ちバックでいいでしょう。私はそこに手を付きますから、あなたは私を突いてください」
「……オヤジギャグ?」
「シンプルに歯を折りますよ」
「喜んで突かせていただきます」
握り拳を見せるなんて反則だ。尻肉を自分で掴んで精液滴る後孔を拡げて見せるなんて更に反則だ。
「えっろ……やばい痛いくらいに勃った。入れるぞシュカ」
「ええ、どうぞ……んっ、んんっ! ぁ、あっ……!」
ゴムを被せた陰茎をシュカに挿入する。ゴム越しの腸壁は変わらず心地いいものだったが、シュカは早速文句を言い始めた。
「ぁゔんっ! んぁああっ……! てめぇも喘げやぁっ、くしょろーていっ!」
「正直喘ぎたくなるくらい気持ちいいよ、シュカのナカは。でも俺が喘いじゃシュカが興醒めしちゃうだろ?」
「んぅうっ! ふぐっ、んんっ……んぉっ、ほ、ぉおっ……それがっ、ひとのえしゅじっ、ぐぽぐぽ遊んでる男の顔かぁっ! くしょいけめんんっ……むか、つくぅっ!」
「今だけは罵られても気分がいいよ」
胃まではかなり遠いとはいえ、あれだけ食べた直後に腹をガンガンと突き上げられたら吐いてしまわないか? 心配で気にしているが、シュカは気持ちよさそうに俺を罵るばかりだ。
「んぁああっ! ぁ、はぁあんっ……! きもっ、ちぃっ……ひんんんっ! 腹の奥どすどすされんのたまんねぇ……」
「……っ、ん……気持ちよさそうにしてくれて嬉しいよ。俺もそろそろキツい……かも」
絶頂の瞬間に陰茎を締め付けて痙攣するのはシュカだけの癖だろうか? みんなそうなのだろうか。未だにシュカ以外を抱いたことはないから分からないな。
「みつき……! ぁはっ……そぉだっ、素直に喘げばっ、ぁあっ! いいんっ、だよぉ……もっと締め付けてやるよっ……!」
快感のあまりつい声が上擦ってしまってカッコ悪いと反省していたのだが、何故かシュカの機嫌が良くなった。さっきの「てめぇも喘げ」は負け惜しみなどではなく性癖告白だったのか、シュカは自分を抱きながら喘ぐ男が好みなのだ。
「んっ……! シュカ、勘弁してくれよっ」
「いい顔だ水月ぃっ……んんっ! ぅ、あぁっ! はぁっ……てめぇみてぇなイケメンが快感で顔歪ませんのたまんねぇよっ……」
「分かる、よっ……俺も、今メガネ美人の気持ちよさそうな顔見て興奮してるからっ」
自信満々に騎乗位をしてくるヤツなのだから予想出来た好みだ。ゲームで百戦錬磨の俺もリアルはまだまだ童貞並だな。
「はぁっ……シュカ、シュカっ、好きだっ、もう出していいか?」
素直に喘いでみると快感が増幅したような気がする。ジェットコースターはわざとでも叫んだ方が楽しいとか、そういう感じか?
「ったりめぇだろ。全部よこせっ……んっ、ひ、ぃいいんっ……! ん、ぁあぁあっ……は、ぁあぁんっ…………ク、ソっ……無駄に射精長ぇんだよ、てめぇ……」
「はー……ごめん、まだ勃つけど腕と腰が限界。一回下ろさせて」
「仕方ねぇなぁ……ゆっくり抜けよ? んっ、んぅっ……ぉ、おっ……ほ、ぉんっ……! んんんっ! ゆっくり抜けって言っただろ……」
「抜く時はお前持ち上げなきゃいけないんだぞ? 無茶言うなよ」
すぐには立てないようなのでシュカはクッションが枕になるようにして床に置いた。彼の腹や太腿には彼自身のものだろう精液が、彼の後孔からは俺の精液が垂れている。
「……シュカ、二回戦目はゴム付けようか。床汚しちゃってるよ」
「二回なんだか四回なんだか……ぁあ? なんだ、オレがイキ過ぎって言いたいのかてめぇ」
「ち、違う違う……まぁシュカのも零れてると思うけど、だいたい俺のだよ」
仰向けになるよう置いたから腹に付着したシュカの精液よりも、後孔から垂れている俺の精液の方が多く床に零れている。
「掃除も面倒だし、付けよう」
「……ナマがいい。ナマじゃねぇとここの段差のゴリゴリが弱くなる」
膝立ちになったシュカは足の間から精液をぽたぽたと垂らしながら俺の陰茎をぎゅっと掴み、もう片方の手でカリをつついた。
「0.001だけど……それでも嫌か?」
「薄けりゃいいってもんじゃねぇよ。中出しされんのも好きだし……」
シュカは手持ち無沙汰だとでも言いたげに俺の陰嚢をふにふにと揉んでいる。可愛らしいが、下手なことを言うとそのまま握り潰されそうで怖い。
「中出し好きなのか? 処理面倒だから嫌いとか言うと思ってたよ」
俺は別に中出しにこだわるタチではないが、生物の本能なのか中出しをすると相手を自分のモノにした感覚があって気分がいい。シュカが被支配欲を持っていたとは意外だ。
「中出しさせるとなんかこう……よし搾り取ってやったぞ、って感じがする」
被支配欲などではなく、むしろ支配欲だったようだ。なるほど搾精の快感というのもあるのか……ならやはり俺は下手に出ておいた方がシュカは喜ぶんだな。
「まぁ一回試してみようぜ、ゴムあり。嫌ならゴム外すよ」
「試行錯誤、絶倫ならではですね。舎弟とは結構ゴムありでヤってたので、試すと言われても……ゴムありのガッカリ感は知ってますし」
ぶつぶつと文句を言いながらもシュカは渡したゴムを付けてくれた。俺もゴムを付けて完了だ、今度はどんな体位でしようか。
「……なんかこのゴム大きくないですか? 勝手には取れなさそうですが、引っ張ったら簡単に取れそうです」
「俺のサイズだからな、シュカにはちょっと大きかったか」
自分の発言を後悔する暇もなく、脛に拳が叩き込まれて悶絶する。
「リュ、リュウにはブカブカだった、リュウにはブカブカだった……!」
「アレと比べられて私が喜ぶとでも?」
「悪かったってマジで……でも俺がデカくてシュカは嬉しいだろ?」
「そうですね、叩いて腫れさせて更に大きくしましょう」
「腫れる前に勃たなくなる!」
冗談だと笑うシュカの目は楽しそうに細められている。
「体位どうする?」
「立ちバックでいいでしょう。私はそこに手を付きますから、あなたは私を突いてください」
「……オヤジギャグ?」
「シンプルに歯を折りますよ」
「喜んで突かせていただきます」
握り拳を見せるなんて反則だ。尻肉を自分で掴んで精液滴る後孔を拡げて見せるなんて更に反則だ。
「えっろ……やばい痛いくらいに勃った。入れるぞシュカ」
「ええ、どうぞ……んっ、んんっ! ぁ、あっ……!」
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