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元ヤン男子に分からセックス

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足首を掴んで頭の上まで持ち上げ、真下で快楽に跳ね回る身体を体重で押さえつけて犯す。シュカとは恋人同士だし、正常位をしたいと言っていたのはシュカだ、それなのにどうしてこんなにも無理矢理感が出てしまうのだろう。

「あっあっあぁああっ!? 今抜くなっ、ちんぽ抜くなぁっ、ケツめくれるぅぅっ! ゔっ、あぁあんっ! 突くなっ、動くなぁっ! 奥やめろぉおっ!」

何度も何度も掘削を繰り返し、結腸口も随分緩くなった。もう抵抗なく俺の陰茎を奥まで通してくれる。

「んぉおっ! ぉ、おっ、んんんゔぅっ! ぐっ、ふゔぅっ……! ずるいっ、ずるいぞクソどーていぃっ……!」

抜く度挿す度に絶頂しているくせに、シュカはまだ暴れて罵倒する元気がある。

(流石に体力ありますなぁ。やっぱり分からセックスは無理なんでしょうか)

たまに焦点が合わなくなるが、基本俺を睨んでいる。心の弱い俺に罵倒は危険なので聞き流していたが、ずるいという言葉は気にかかり、腰振りを緩めて耳を傾けた。

「んぁあっ! ぁ、は、あぁんっ! んんっ……? どーした、体力切れかぁ? 高校デビュー」

「いや、何がずるいのかなーって気になって。俺、何かずるいことしたか?」

「……顔もちんぽも最高過ぎてずりぃんだよ」

「…………嬉しいこと言うなぁ、また罵倒されると思ってたよ」

シュカがデレてくれた喜びに任せて腰を激しく振る。柔らかく絡みつく腸壁をめちゃくちゃに掻き回し、一時シュカに戻っていた余裕をまた消してやった。

「ぁぐぅっ! ふっ、ゔぐっ、クソっ、やろぉおっ! イぐぅゔぅうっ! んんんんゔぅーっ! ぅ、うぅっ……ころすっ、終わっだらころしゅっ!」

「怖いこと言うなよ、シュカが正常位でヤりたいって言ったんだぞ」

「イってんのにイかせろなんか言ってないっ! もぉイかせんなぁっ!」

もう絶頂しっぱなしなのだろうシュカの腸壁はずっと痙攣していて、俺の絶頂も近付いてきた。本当に、こんな美形男子の中に出せる日が来るなんて……何度噛み締めても味が薄くならない幸福だ。

「イかっ、しぇんなってぇっ! 言ってんだろぉっ! イかしぇんにゃっ! やめろぉっ! イぐのっ、もぉいいっ!」

「分かってないなぁシュカ。イかせないでください、だろ?」

「ふじゃけんなこのくそろーていっ!」

「呂律回ってないくせに……はっ、ぁ……そろそろイきそう。キスしよ、シュカ……嫌だったら舌噛んでいいから」

唇を重ねてすぐ、舌を入れるよりも先にシュカは俺の首に腕を回した。恐る恐る足首から手を離すと、両足は俺の腰に絡みついた。

(ふぉおおっ! シュカ殿はツンツンしながらデレるタイプのツンデレですかな!? いいですぞいいですぞ可愛いですぞ~)

まともに言葉を話せなくなった可愛い口を舌で楽しみ尽くす。舌の届く場所全てを舐めくすぐり、腰を回して腸壁をぐりゅぐりゅと揉んでやった。上下の柔らかな粘膜を犯す快感がゾクゾクと背筋を走り、俺は二度目の射精を果たした。

「んっ、んんんぅーっ!」

たっぷりと出した二発分の精液でシュカの腹の中はもうドロドロだろう。想像すると興奮し、萎えかけていた陰茎が勃ち直った。

「ぷはっ、はぁ、はぁ……どーじずるいぃ……中出しまで、キメやがってぇ……はぁぁ……みつきのせーえき、多い……」

「一緒にイってくれたよな、嬉しかったぞ」

「ずっとイってんだよオレぁよぉ……とっとと抜け絶倫野郎。入れっぱじゃ、余韻の甘イキ止まんねぇんだよっ……」

「え? このまま続けるけど? 言っただろ、萎えるまでヤるって」

「………………死ね」

暴言を吐きながらもシュカは俺の首を強く抱き締める。俺の側頭部に押し付けられているメガネのフレームが歪まないか心配になったが、きゅうきゅうと締め付けてくる腸壁の誘惑にあっさり負け、すぐに掘削を再開した。

「んんんっ! ぁ、ああっ! イくっ! イくイぐイぐぅうっ! イかせんなぁあっ! あぁああっ!」

「ちょっと元気戻ったか? すごい体力と回復力だな……だから、イかせないでください、だって」

「ざけんなっ、誰がてめぇにっ、ぃいっ、ひぃいんっ! んぁあっ! そこばっかごりごりすんのやめろやぁあっ!」

「前立腺好きだろ?」

結腸口ばかり楽しむのをやめ、射精直後の敏感なカリ首をコリコリと硬い前立腺に擦り付けることにした。かなり気持ちいい、三発目は早いかもな。

「精液めちゃくちゃ出てるな、俺の腹にかかってるよ。そんなに気持ちいいか?」

「てめぇがちんぽの裏ごりっごりするかららろぉっ! イぐのもぉ嫌なんらよぉっ! 腰止めろクソぉっ!」

「イかせないでくださいってお願いしてみろよ」

レンズの奥の目は涙をぽろぽろと溢れさせながらも俺を睨んでいる。セックス中に敬語で懇願なんてプライドの高いシュカには無理だろうか。

「……っ、ゔうゔぅぅっ……! ぐっ、んんんゔっ……!」

「お、おい、唇噛むなよ」

「………………もぉ、イかせっ、ないで……くだ、さいっ……水月ぃ」

「シュカ……!」

驚いて思わず腰振りを止めて顔を離す。シュカはぐすんと鼻を鳴らし、先程までとは打って変わって縋るような目で俺を見つめる。鋭いタレ目の恐ろしさは消えてしまっている。

「おねがい……しますっ、水月ぃ……イくの、もぉ辛いんです……も、限界、なんですっ…………もぉ生意気言いませんからぁ……許して、ください……お仕置きもぉやだ……」

ぽかんとしていた俺にシュカの追撃が決まった。

(分からせたっ! 分からせられちゃいましたなシュカ殿! おっほぉーっ! ビッチをセックスで負かしましたぞぉ!)

心の中ではしゃいだのち、俺は微笑み方に気を付けてシュカに優しく話しかけた。

「あぁ、分かったよシュカ。抜く時は我慢してくれるな?」

「え……? ほ、ほんとに……やめてくれるんですか? どーせ、続けるんだと思ってました……」

「やめるよ。ごめんな、無理させて」

「水月……ぁ、あぁっ! んんっ、んぁああっ! ぁ、あーっ……! このっ、最後、までっ……ぁああっ! 無理っ、イくっ、イくぅうっ!」

しおらしくなったシュカから陰茎を抜くと、彼の手足の力も抜けた。起き上がった俺はシュカの腹に跨り、意識すら怪しいシュカの顔をオカズに自慰を始めた。
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