冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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とりあえずお口だけ (水月×歌見)

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裏筋やカリ首を意識して何度もキスを繰り返すと、歌見の陰茎は完全に勃起した。予想通り、俺ほどではないがかなりの大きさだ。

「んっ……デカ、こんなの咥えたら顎外れちゃいますよ」

俺を前にしてただ勃起するだけなのは気に入らない。もっと先走りの汁をダラダラ垂らしたり、血管を浮かせたり、そんな余裕のない陰茎が見たい。

「無理はしなくていいぞ? 手でも十分ありがたい」

「こんなおっきいの目の前にしてしゃぶるななんて、逆に酷いんですよ?」

「そう……なのか? お前、随分……その、積極的だな」

淫乱だな、くらい罵ってもいいのに。その言葉そっくり返せるように躾けてやるから。

「はむっ……」

「そんなとこまでするのか? うわ、綺麗な顔に俺の…………征服感やばいな」

陰嚢をはむはむと唇で挟み、ぱくんと咥え、舌の上で飴玉のように転がす。そうしていると陰茎が顔に乗る、歌見はその様子に萌えているようだ。その気持ちはよく分かる。

「鳴雷……いや、み、水月……そんな、玉ばっかり……」

「食感好きなんですよ、嫌ですか?」

「嫌、じゃ……ない」

柔らかい皮の袋の中、丸い玉の気配がある。舐め転がすのを楽しむ俺を見下げる歌見はどこか辛そうだ。

「水月……」

歌見の左手が顎に触れた、持ち上げようか迷っているような指の曲がり方と力の入り方だ。陰茎をしゃぶらせたいのだろう。

「どぉひゃれまひた? ひぇんぱい」

「……っ、口に入れたまま話すなっ……いや、その……」

「ん…………俺にして欲しいことがあったら何でも言ってください」

一旦口を離して歌見からのおねだりを誘い、陰嚢にキスを始める。

(男のプライドなんてものがありもうすか歌見殿ぉ~、どうせ捨てるんですからさっさと捨てた方が楽ですぞ? で~っそっそっそっ……)

ちゅっちゅっと陰嚢へのキスを楽しみながら心の中で高笑いをしていると歌見の左手が顎を掴んだ。

「……そろそろこっちを頼む」

顔を持ち上げられて陰茎を唇に押し付けられた。俺の狙い通り先走りの汁が溢れており、噎せ返る雄の匂いに身体の芯が熱くなった。

(どぅふふ、悔しそうな顔してますなぁ。歳下の男にタマタマ舐め回されてフェラ懇願とかプライドズタズタですものなぁ!)

心の中では大笑い、表では健気に歌見を見上げる。ちゃんと気持ちいいですかと尋ねているんだぞと視線で伝えながら、裏筋を舐め上げる。

「ん……しょっぱい。はむっ……ん、んん……」

たまに目を伏せてまつ毛の長さなどをアピールし、涙目を作って上目遣いを仕掛ける。もちろんカリに吸い付いて刺激するのも忘れずに。顔が忙しい。

「水月……ぁあ、上手いな…………クソ、ムカつく……」

快感を覚えて吐息を荒くしてくれているのに、歌見は歯を食いしばって何かを悔しがっている。

「ん、ん……なんですか先輩、歳下の男の口で気持ちよくなるのは不服ですか?」

「…………お前にフェラを仕込んだヤツがいると思うとムカムカするんだ、お前が歳下だとか男だとかもうどうでもよくなってきた」

チャラい見た目の割に嫉妬深いみたいだ。そういえばハーレムについて話していなかった、告白とかの前にフェラを始めたからな……説明は告白の時でいいか。

「ご心配なく、誰にも教えられてませんよ」

嘘はついていないのだが、歌見の反応は微妙だった。信用されていないなと少し落ち込みつつも、俺は歌見の亀頭を咥えることに成功した。

「ぁむっ……ん、んぅ、んむぅっ……」

カリが上顎をごりごりと擦る、横に逸らせば頬の内側を押され、下に逃がせば舌が押し潰されて動かせなくなる。

「ふっ、とぃ……んぐっ、ふ、ゔぅっ……」

「お、おい……無理するな、そんなにしてくれなくて大丈夫だ」

陰茎を全て咥えようとすると嘔吐き、心配した歌見に肩を掴まれた。俺はその左手をきゅっと握り、優しく剥がした。

「らいひょぶ、れふ」

歌見は確かに大きい方だが、俺の方が太いし長いし硬くなる。それなのに俺が歌見のモノを全て咥えられなければ、喉奥で扱いてくれた彼氏達に面目が立たない。

「だから口に入れたまま話すなっ……本当に平気なんだな? なら、いいが」

俺は歌見の太腿を掴み、目を閉じて覚悟を決め、陰茎に喉を割り開かせた。嗚咽の苦しさと喉を拡げられる痛み、その苦痛で自然と目が潤んだ。

(た、助かりましたぞ……嘘泣きキツかったんで!)

作戦開始だ、まずは涙目のまま上目遣いを仕掛ける。今度こそ本物の涙目だ。

「み、水月……泣いてないか? 本当に大丈夫なのか?」

前回の涙目は偽物で水分量も少なかったが、今回の涙目はしっかりと頬に一筋の涙が零れた。作戦通りだ、喉の内壁でごりごり擦らせてやっているし、歌見の射精もそろそろだろう。

「苦しそうなところ悪いんだが、もう出そうなんだっ……顔、離せ。後は自分でやるから」

外出しだって? ありえない。顔射でもダメだ、飲ませてもらわなくては。

「……水月? 離れろっ、本当にもう、出るっ……ぁ、そんな先ばっか……!」

水月に肩を押されたが何とか亀頭に吸い付き、先端を舐め回して脱力させ、口内で射精させた。

「んぅっ……!」

「くっ……はぁっ、水月……言わんこっちゃない。ティッシュ……あった、ほらティッシュ、出せ」

歌見に渡されたティッシュを受け取って口を拭う。綺麗になった顔で精液を咀嚼し、白濁液に満たされた口内を見せつけてから呑み込んだ。
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