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フェラ初挑戦 (水月×ハル・シュカ・リュウ)

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ハルは伸ばして開いた俺の足の間に土下座をするような体勢でするらしい、人生初のフェラを。

(ふぉぉ……初めていただいちゃっていいんですか? いいんですぞ、今のわたくしはイケメンですからな!)

脳内独り言もほどほどにハルを見下げる。彼は俺の陰茎に顔を近付け、匂いを嗅ぎ、顔を顰めた。

(匂い嗅いだだけで発情する淫乱に躾けてやりますからな!)

声には出さず覚悟を決め、ハルの覚悟が決まるのを待つ。やはり男性器を舐めるというのは嫌なことだろう、ほとんど躊躇しなかったカンナが特殊だったのだ。

(……ちょっと腰動かしてみますぞ)

俺は座り直すような演技をして腰を突き出し、躊躇っているハルの唇に陰茎を軽く当てた。ふにっと柔らかい感触を得た瞬間、ハルが飛び起きた。

「あ、ぁ……み、みっつん! 今……!」

どうしたのだろうと戸惑う表情を作るとハルは俺を問い詰めるのをやめ、俺の陰茎に再び顔を寄せた。

「……ねぇ、しゅー! その……フェ、フェラ……? お、教えてよ!」

「無理ですよ」

「はぁ!? ケチ!」

「……私フェラの経験はないんですよ、常に奉仕される立場でしたからね」

シュカは百戦錬磨を自称する割に乳首は未開発だし、フェラチオもしたことがないときた。案外と仕込みがいがあるかもしれない、元不良のヘッドの彼に仕込めるかどうかは別として。

「あ、そ、そう……ごめん」

「やらせた経験はあるので分かりますよ。まず、委員長が霞染さんの髪を掴むでしょう。霞染さんの口にねじ込んで、後はヤる時みたいに腰を振ります」

「イラマチオだよそれは……! ハル、普通でいいからな」

頷いたハルの手の甲を撫でてやるとハルは少しリラックスした様子で俺を見上げ、俺の陰茎に唇を触れさせた。

「ん……! えっと……口で、咥えるんだっけ? 無理っしょ……こんなデカいの」

「先っぽだけでもいいから」

「長さじゃなくて太さの問題! 俺口ちっちゃいのに……」

「カンナも出来たから大丈夫」

行為中に他の男の名前を出すのはよくないと分かってはいるが、ハルよりも口が小さそうなカンナの名前がハルの対抗心を燃やすことを狙った。俺の狙いは百発百中だ、ハルはムッとした顔になった。

「た、ただの小顔アピだから! 別に本気で出来ないってわけじゃないもん……この初春さんに出来ないことなんかないから!」

カンナやリュウにフェラについて聞く気がなさそうなのは何故だろう、無意識に下に見ているとかそういうドロッとした理由かな? それともただ単にシュカより慣れていないと思い込んでいるだけ?

「ん……ほんと、おっきい」

ハルは可愛こぶってあまり口を開けずに陰茎を咥えようとしている。しかし当然上手くいかず、亀頭を唇で撫で回すだけに終わる。

「……焦れったいですね、もう頭押さえちゃいましょうよ」

「ダメに決まってるだろ」

「せやせや、水月が虐めてええんは俺だけやで」

なんだその独占欲、独特過ぎるだろ。お前が決めるな、とかSっ気のある発言をした方がいいのか?

「はむ……ぁむっ、ん、んん……!? 何これ、ぅえっ……なんかしょっぱ苦いの溢れてきた!」

「カウパーですかね? 水月が興奮している証拠ですよ、少しは喜んだしたらどうです?」

「不味い……甘かったりしたら舐める気にもなれるけどさぁ」

生クリームや練乳をかけるプレイもしてみたいが、昼食をサラダだけにしているストイックなハルがそんな甘ったるいもの食べてくれるとは思えない。

「贅沢言いなや。カス溜まっとったりくっさかったりせんだけマシや思い。知らんけど」

「いるんですよね、あえて洗わずにしゃぶらせようとするヤツ……去勢してやりました。水月もそういったプレイを私に求めないように」

去勢という言葉に股間がヒュッと縮み上がる思いだが、俺は何より清潔感に力を入れているため心配はない。

「まっず……ぁむ、ん、ぅむ……」

亀頭に唇での愛撫が繰り返される。くすぐったい程度だが不慣れながらに一生懸命なハルの顔を見ていると陰茎がピクピク反応してしまう。

「……全部咥えられないなら手で扱いた方がいいですよ」

「んぅ? んー……ん?」

ハルは陰茎の先端を唇で挟んで弄びながら、両手で陰茎の根元からカリ首までを擦った。親指で裏筋が撫で上げられる度、精液が昇っていく錯覚を覚える。

「んっ、んー……無理! 絶対口入んない!」

しゃぶるのを諦めたハルは亀頭に何度もキスを繰り返した。ちゅうーっと強く吸われて話されると陰茎がぶるんと揺れる、ハルはそれを楽しんでいるらしい。

(吸っては離すなんてなかなかいい手を使いますな! しかし髪綺麗でそ……今度ぜひ髪コキさせて欲しいですな)

赤メッシュ入りの長い黒髪がサラサラと揺れる。授業中でもメイクを始めるハルのことだ、髪の手入れには時間と金をかけているに違いない、陰茎を擦り付ければきっと気持ちいい。

「ハル、ありがとう…先っぽすごく気持ちいいよ」

髪コキについて真面目に考えるうちに、匂いや味に慣れたらしいハルは舌を使うようになった。亀頭をぺろぺろと飴のように舐め回している、正直あまり気持ちよくないが、猫のような仕草は可愛い。

「ん……なんかいっぱい垂れてきた」

快感よりも興奮が強く、先走りの汁がだらだらと溢れていく。

「ハルっ……そろそろ、出そうだ」

「マジ? ちょっと待って」

ハルは片手でポケットを探る、ティッシュを出す気だったのだろう。しかし、残った手で幹部分をぎゅっと握り、ポケットの方を向いたことで亀頭を頬で擦り、俺に射精させてしまった。顔射だ。

「ぇ……?」

「……っ、はぁ……ご、ごめん……我慢出来なくて」

綺麗な顔を白濁液で汚してしまった、征服感がむくむくと膨らんで謝っているのに顔が笑ってしまい、必要以上にハルに怒られた。
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