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元アイドルの撮影会
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後孔を晒した写真を撮らせてもらった。カメラロールを遡り、皺に入り込んだ精液まで撮れていることに歓喜した。
「……みぃ、くん」
スマホ片手に写真に夢中になっていると、下半身裸のままのカンナが俺の陰茎をきゅっと握った。そういえば俺も下を履くのを忘れていた。
「また……っきく、なっ……る」
「また大きくなってるって? あぁ、そうだな……こんな写真見たら、な。週一って言ってたけど、そんな頻度じゃないかもな……」
「みー……くん」
手の中で俺の陰茎を大きくしながら、カンナは遠慮がちに俺の名前を呼ぶ。
「なんだ? カンナ、俺には何も遠慮なんていらないぞ」
「…………赤、ちゃ……作る、やつ…………しよ」
「えっ……ぁ、ゃ、まさか……セックスしようってことか?」
カンナは震えながら頷く。俯いたままこつんと胸に頭をぶつけてくる。
(あああ! やっぱカンナたそ結構えろえろですな! したい、したいですぞ、ですが、ですが!)
俺はカンナの肩をそっと掴んで自分から離し、彼が顔を上げたら前髪をかき分けて丸っこい瞳を見つめた。
「まだダメだ」
「なん、で……?」
「開発が必要なんだよ。カンナのお尻の穴、俺の指二本くらいがやっとだろ? そこにこんなの入れたら、痛いよ」
腰を突き出してカンナの臍に陰茎を押し当てる。
「少しずつ時間をかけて拡げていくんだ、リュウにもそうしてる」
「何、日……かかる? はや、く……したい」
「分からない。リュウもまだ途中だし、終わらせた経験はないんだ。個人差があるだろうし……」
残念そうに俯くカンナをそっと抱き締める。早く抱かれたいと思ってくれているなんて、俺はもうそれだけで出してしまいそうだ。
「……お風呂入ろうか。お尻の、乾く前に洗わないとな」
俺も腹にかけられたカンナの精液を流さなければならない。ティッシュに拭き取って持ち帰ったり、全て舐めとったりしたいところだが、それはまた今度だ。
「服は汚れてないな……」
がっつりシャワーを浴びるつもりはないし、着替えも持ってきていない。脱いだ服はまた着る、ちゃんと置いておかなければ。
「みぃくん……全部、脱……で…………いい?」
「カンナがか? あぁ、もちろん……カンナがいいなら」
さっきシャワーを浴びた時には顔も上半身も見せてくれなかったカンナが、自分から服を全て脱いでウィッグも外した。
「…………ど、う?」
カンナは俺の前で一回転をする。火傷は背中が特に酷く、腰あたりまで皮膚が爛れていた。身体の前面は胸と腹に一本ずつ太い線状に火傷がある、その線は腕にまで引かれている。
「もう痛みはないんだよな?」
「ぅん……さわ、る? みぃくん……これ、好きな……へんた、さん……だも、ね」
俺が火傷跡に触れるのが好きな変態だって? 否定はしない。
「これは一体どうして……」
背後から硫酸をかけられたのだから、頭と背中が中心なのは分かる。しかし腕と胸と腹の線状のものはどうやってつけられたものなのか、聞いた瞬間に気が付いた。
「……抱きつかれたから、か」
この線状のものは犯人の腕の跡だ。幼いカンナを捕まえた硫酸まみれの腕の醜悪な形が残っているのだ。背後からカンナを捕まえたから、二の腕と胸、腕と腹、それぞれに線が引かれているのだ。そう分かると奇妙な角度にも現実感が湧き出る。
「みぃくん……? ど、したの? これ、好き……じゃ……?」
顔を歪めてしまった俺を見てカンナは綺麗な目を震わせている。
「どんなカンナでも好きだよ……でも、こんなにハッキリ、腕の跡が残ってるなんて……」
犯人への憎しみが強くて欲情できなくなってきた。
「やっぱり……嫌?」
「そんなわけないだろ……ただ、熱かっただろうな、痛かっただろうなって……考えちゃって、興奮する自分も嫌いになってく…………カンナ、カンナっ、俺は……」
「……ぼく、みぃくん、が……気に入っ……くれ、から……これ、やじゃ……な、なった、よ?」
俺が気に入ったから火傷跡が嫌じゃなくなった? あぁ、なんて可愛い、可愛い以外の言葉を使いたくない、可愛い子だ。可愛いんだ。カンナは可愛い。
「そう、か……可愛いよ、カンナ。顔も、身体も、性格も、何もかも……可愛いよ」
嬉しそうに笑ったカンナを抱き寄せ、でこぼことした肌の後頭部に手を添え、同じく爛れた背中を支え、ゆっくりと舌を絡め合った。
互いの身体を汚した互いの精液を流し終えた俺達はカンナの私室に戻った。俺は服を着ていたが、カンナは全裸のままだ。
「じゃあ、ポーズ頼むよ」
「ぅん」
カンナは脱衣所で俺に「裸の写真を撮って欲しい」とねだった。躊躇ったが断れず、俺は彼にスマホを向けた。
「あぁ……いいな、綺麗だ」
これはおそらく、彼が自分の傷を受け入れるための儀式だ。
「目線少し外して、この辺りを見て……あぁっ、いい、いいよ、すごくセクシーだよ、カンナ」
こちらに背を向けて振り返るようなポーズが多いのは、傷を写したいからだ。俺は背負わなければならない。
「じゃあ今度はこっちを見て……あぁ、キュートだ、可愛いよカンナ。次は腕を組もうか、そう……腋を見せて、うん、綺麗だよ。可愛い」
薄い皮膚の下で筋肉や骨が艶めかしく動く様子を観察するのは好きだ。その皮膚が爛れていようが人体の造りの美しさは失われない。
元とはいえ流石はアイドル、人を惹きつける力がある。俺はいつの間にかカンナの傷の凄惨さを忘れ、カンナ自身の美しさに夢中でシャッターを切った。
「……みぃ、くん」
スマホ片手に写真に夢中になっていると、下半身裸のままのカンナが俺の陰茎をきゅっと握った。そういえば俺も下を履くのを忘れていた。
「また……っきく、なっ……る」
「また大きくなってるって? あぁ、そうだな……こんな写真見たら、な。週一って言ってたけど、そんな頻度じゃないかもな……」
「みー……くん」
手の中で俺の陰茎を大きくしながら、カンナは遠慮がちに俺の名前を呼ぶ。
「なんだ? カンナ、俺には何も遠慮なんていらないぞ」
「…………赤、ちゃ……作る、やつ…………しよ」
「えっ……ぁ、ゃ、まさか……セックスしようってことか?」
カンナは震えながら頷く。俯いたままこつんと胸に頭をぶつけてくる。
(あああ! やっぱカンナたそ結構えろえろですな! したい、したいですぞ、ですが、ですが!)
俺はカンナの肩をそっと掴んで自分から離し、彼が顔を上げたら前髪をかき分けて丸っこい瞳を見つめた。
「まだダメだ」
「なん、で……?」
「開発が必要なんだよ。カンナのお尻の穴、俺の指二本くらいがやっとだろ? そこにこんなの入れたら、痛いよ」
腰を突き出してカンナの臍に陰茎を押し当てる。
「少しずつ時間をかけて拡げていくんだ、リュウにもそうしてる」
「何、日……かかる? はや、く……したい」
「分からない。リュウもまだ途中だし、終わらせた経験はないんだ。個人差があるだろうし……」
残念そうに俯くカンナをそっと抱き締める。早く抱かれたいと思ってくれているなんて、俺はもうそれだけで出してしまいそうだ。
「……お風呂入ろうか。お尻の、乾く前に洗わないとな」
俺も腹にかけられたカンナの精液を流さなければならない。ティッシュに拭き取って持ち帰ったり、全て舐めとったりしたいところだが、それはまた今度だ。
「服は汚れてないな……」
がっつりシャワーを浴びるつもりはないし、着替えも持ってきていない。脱いだ服はまた着る、ちゃんと置いておかなければ。
「みぃくん……全部、脱……で…………いい?」
「カンナがか? あぁ、もちろん……カンナがいいなら」
さっきシャワーを浴びた時には顔も上半身も見せてくれなかったカンナが、自分から服を全て脱いでウィッグも外した。
「…………ど、う?」
カンナは俺の前で一回転をする。火傷は背中が特に酷く、腰あたりまで皮膚が爛れていた。身体の前面は胸と腹に一本ずつ太い線状に火傷がある、その線は腕にまで引かれている。
「もう痛みはないんだよな?」
「ぅん……さわ、る? みぃくん……これ、好きな……へんた、さん……だも、ね」
俺が火傷跡に触れるのが好きな変態だって? 否定はしない。
「これは一体どうして……」
背後から硫酸をかけられたのだから、頭と背中が中心なのは分かる。しかし腕と胸と腹の線状のものはどうやってつけられたものなのか、聞いた瞬間に気が付いた。
「……抱きつかれたから、か」
この線状のものは犯人の腕の跡だ。幼いカンナを捕まえた硫酸まみれの腕の醜悪な形が残っているのだ。背後からカンナを捕まえたから、二の腕と胸、腕と腹、それぞれに線が引かれているのだ。そう分かると奇妙な角度にも現実感が湧き出る。
「みぃくん……? ど、したの? これ、好き……じゃ……?」
顔を歪めてしまった俺を見てカンナは綺麗な目を震わせている。
「どんなカンナでも好きだよ……でも、こんなにハッキリ、腕の跡が残ってるなんて……」
犯人への憎しみが強くて欲情できなくなってきた。
「やっぱり……嫌?」
「そんなわけないだろ……ただ、熱かっただろうな、痛かっただろうなって……考えちゃって、興奮する自分も嫌いになってく…………カンナ、カンナっ、俺は……」
「……ぼく、みぃくん、が……気に入っ……くれ、から……これ、やじゃ……な、なった、よ?」
俺が気に入ったから火傷跡が嫌じゃなくなった? あぁ、なんて可愛い、可愛い以外の言葉を使いたくない、可愛い子だ。可愛いんだ。カンナは可愛い。
「そう、か……可愛いよ、カンナ。顔も、身体も、性格も、何もかも……可愛いよ」
嬉しそうに笑ったカンナを抱き寄せ、でこぼことした肌の後頭部に手を添え、同じく爛れた背中を支え、ゆっくりと舌を絡め合った。
互いの身体を汚した互いの精液を流し終えた俺達はカンナの私室に戻った。俺は服を着ていたが、カンナは全裸のままだ。
「じゃあ、ポーズ頼むよ」
「ぅん」
カンナは脱衣所で俺に「裸の写真を撮って欲しい」とねだった。躊躇ったが断れず、俺は彼にスマホを向けた。
「あぁ……いいな、綺麗だ」
これはおそらく、彼が自分の傷を受け入れるための儀式だ。
「目線少し外して、この辺りを見て……あぁっ、いい、いいよ、すごくセクシーだよ、カンナ」
こちらに背を向けて振り返るようなポーズが多いのは、傷を写したいからだ。俺は背負わなければならない。
「じゃあ今度はこっちを見て……あぁ、キュートだ、可愛いよカンナ。次は腕を組もうか、そう……腋を見せて、うん、綺麗だよ。可愛い」
薄い皮膚の下で筋肉や骨が艶めかしく動く様子を観察するのは好きだ。その皮膚が爛れていようが人体の造りの美しさは失われない。
元とはいえ流石はアイドル、人を惹きつける力がある。俺はいつの間にかカンナの傷の凄惨さを忘れ、カンナ自身の美しさに夢中でシャッターを切った。
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