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まずは快楽を覚えさせる
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温めたローションを持ってカンナの部屋に戻る。カンナは折りたたんだバスタオルの上に座っており、緊張しているのか俯いていた。
「……カンナ」
名前を呼ぶだけでビクンと体を跳ねさせる。
「寝転がって……足、開いて」
仰向けに寝てもらい、膝を立てて開脚してもらう。
「みぃくん……」
「大丈夫、痛くしないよ。でも嫌だと思ったらすぐ言ってくれ、すぐやめるから」
カンナは首を横に振る、途中でやめる気はないということか? 印象とは違って度胸のある子だ。
「……冷たくないか?」
「ぅん……」
指先に垂らしたローションをカンナの後孔の縁に塗り付ける。
「力抜いてくれ、出来るか? まずは小指入れてみるからな」
ローションをたっぷりとまぶした小指を後孔に慎重に挿入していく。
「……っ、ん……!」
「痛いか?」
「うぅん……へん、だけど……痛く、な……」
狭い穴に小指を挿入し終えたら一切曲げずに抜き、またローションをまぶして挿入。それを何度か繰り返して後孔の中を濡らしていく。リュウに使った注射器型のローション注入具を使った方が楽なのだが、今回はカンナの心を慣れさせる狙いもあって指を選んだ。
「小指はだいぶスムーズに入るようになってきたな。じゃあカンナ、次は中指を入れるから……いきんでみてくれ、分かるか? 俺の指を押し出すイメージで……」
「……ぅん」
こわばっていた腸壁がとうとう動く、指をぎゅうぎゅうと押し出そうとしている。
「んっ……! ふ、ぅ…………んんっ……!」
美少年のいきむ姿を間近で見られるというのは、何ともインモラルだ。赤くなっていく顔も、唇を真一文字にしたまま漏れる声も、鼻息も、全てを体感出来ている。特等席だ。
「んっ、んん……ぅ、あっ……?」
押し出される感覚に従って中指を抜いた。ぷぴゅっ……とローションも垂れてきて、空気混じりの音が恥ずかしかったのかカンナは顔を腕で覆った。
「カンナ、どうだった? 中に入ってたのがなくなった瞬間、気持ちよくなかったか? スッキリしただろ?」
後孔の開発はまず排泄の快感から膨らませていくそうなので、今回は少し意識してみた。
「……み、し……った。みぃくん……から……」
「寂しかった? 俺だから? そ、そうか……爽快感じゃなくて喪失感か」
「ぼく…………だ、め?」
「いや! むしろレベルが高いぞ。抜いた時の快感が欲しくて入れるってのが初心者で、そこから入れてる時も気持ちいいって方向に広げていくんだが、カンナは入れていて欲しかったんだろ? 初心者の一歩先を言ってるよ、才能あるって!」
顔を隠す腕がどけられ、緩んだ口元が見えた。
「さい、の……?」
「そう、俺に抱かれる才能……俺の彼氏の才能」
「その、さいの……欲し、ぃ」
「あるんだってば」
「……うれ、し」
俺の彼氏達の中でカンナはきっと一番俺に惚れている。ただ最初に話しかけただけなのに一目惚れしてくれた彼は、俺にとってもどこか特別な存在だ。
「あぁ、俺も嬉しいよ……これ入れていいか?」
「みぃくんが……ぃ、けど……みぃくんが……う、なら」
俺の指がいいけれど、俺が言うならいい。だって? なんて可愛らしい。もっと大きな声で話して欲しいなんて思っていた最初期の俺はバカだ、カンナはこの声量だからこそだろう。
「しっかり濡らして……入れるぞ」
「んっ……! ん……へん、な……たち……」
「あぁ、変な形だろ。どうだ? 痛くないか?」
「ぅ、ん……だい、じょぶ……」
前立腺にくい込み、常に快感を与える。腹筋などに力を込めると更に強くくい込んで強い快感を与える。挿入して寝転がっているだけで何度でも絶頂出来る。それが前立腺マッサージ器具だ
「……よし、全部入ったな。どうだ? この辺……か?」
「ぅ……? お腹の……ほ、何か……ぐって……」
「お腹の方ぐって押されてる感じするか? うん、それでいいんだ……足伸ばしてごらん。もう閉じてもいいよ」
足を開いているだけで恥ずかしいようなので、余計なことに気が向かないよう伸ばして閉じさせた。前立腺マッサージ器具はその形状上抜けにくいから、ずっと押さえておく必要はない。
「……お腹触るよ」
服の中に手を入れ、手のひらでカンナの下腹を押す。内臓の位置を探るように手を動かし、前立腺マッサージ器具の感覚がカンナの中で大きくなるよう誘導する。
「……っ!? みぃくんっ……なんか、なんかぁっ……変……」
緊張で萎縮していた陰茎が勃ち始めた、カンナの身体は前立腺の快感に気付いたようだ。
「気持ちいいか?」
「わ、かんなっ……変に、なっ……変……」
「大丈夫……」
「ぁ、あ……ここ、やぁっ……同じとこっ、とんとん、てっ……ぃ、やぁっ……」
カクカクと腰が揺れ始めた。初めての快感に戸惑ったカンナは陰茎に手を伸ばす。勃ったものを扱くのは正常な考えだが、今は止めさせてもらおう。
「……っ!? みぃ、くっ……」
「ごめんなカンナ、今は後ろだけに集中してくれ」
カンナの両手首を片手で掴み、もう片方の腕でカンナが安心するよう身体の様々な箇所を愛撫する。もちろん事前に教えられた禁止事項を守りながら。
「ん~……っ! んん、んぅ……ぅう……」
「もどかしいか?」
「こしっ……しびれ、て……るっ、みたいっ……」
「それが気持ちいいってことだ、その感覚を受け入れて欲しいんだ。カンナなら大丈夫、きっとイける……はず」
やはり最初くらいは陰茎と同時に快楽を得させて教えた方がいいかと思い直し、カンナの陰茎を見下げる。そこそこの大きさに勃ったそれの先端からぴゅるっ……と白い液体が迸った。
「……カンナ」
名前を呼ぶだけでビクンと体を跳ねさせる。
「寝転がって……足、開いて」
仰向けに寝てもらい、膝を立てて開脚してもらう。
「みぃくん……」
「大丈夫、痛くしないよ。でも嫌だと思ったらすぐ言ってくれ、すぐやめるから」
カンナは首を横に振る、途中でやめる気はないということか? 印象とは違って度胸のある子だ。
「……冷たくないか?」
「ぅん……」
指先に垂らしたローションをカンナの後孔の縁に塗り付ける。
「力抜いてくれ、出来るか? まずは小指入れてみるからな」
ローションをたっぷりとまぶした小指を後孔に慎重に挿入していく。
「……っ、ん……!」
「痛いか?」
「うぅん……へん、だけど……痛く、な……」
狭い穴に小指を挿入し終えたら一切曲げずに抜き、またローションをまぶして挿入。それを何度か繰り返して後孔の中を濡らしていく。リュウに使った注射器型のローション注入具を使った方が楽なのだが、今回はカンナの心を慣れさせる狙いもあって指を選んだ。
「小指はだいぶスムーズに入るようになってきたな。じゃあカンナ、次は中指を入れるから……いきんでみてくれ、分かるか? 俺の指を押し出すイメージで……」
「……ぅん」
こわばっていた腸壁がとうとう動く、指をぎゅうぎゅうと押し出そうとしている。
「んっ……! ふ、ぅ…………んんっ……!」
美少年のいきむ姿を間近で見られるというのは、何ともインモラルだ。赤くなっていく顔も、唇を真一文字にしたまま漏れる声も、鼻息も、全てを体感出来ている。特等席だ。
「んっ、んん……ぅ、あっ……?」
押し出される感覚に従って中指を抜いた。ぷぴゅっ……とローションも垂れてきて、空気混じりの音が恥ずかしかったのかカンナは顔を腕で覆った。
「カンナ、どうだった? 中に入ってたのがなくなった瞬間、気持ちよくなかったか? スッキリしただろ?」
後孔の開発はまず排泄の快感から膨らませていくそうなので、今回は少し意識してみた。
「……み、し……った。みぃくん……から……」
「寂しかった? 俺だから? そ、そうか……爽快感じゃなくて喪失感か」
「ぼく…………だ、め?」
「いや! むしろレベルが高いぞ。抜いた時の快感が欲しくて入れるってのが初心者で、そこから入れてる時も気持ちいいって方向に広げていくんだが、カンナは入れていて欲しかったんだろ? 初心者の一歩先を言ってるよ、才能あるって!」
顔を隠す腕がどけられ、緩んだ口元が見えた。
「さい、の……?」
「そう、俺に抱かれる才能……俺の彼氏の才能」
「その、さいの……欲し、ぃ」
「あるんだってば」
「……うれ、し」
俺の彼氏達の中でカンナはきっと一番俺に惚れている。ただ最初に話しかけただけなのに一目惚れしてくれた彼は、俺にとってもどこか特別な存在だ。
「あぁ、俺も嬉しいよ……これ入れていいか?」
「みぃくんが……ぃ、けど……みぃくんが……う、なら」
俺の指がいいけれど、俺が言うならいい。だって? なんて可愛らしい。もっと大きな声で話して欲しいなんて思っていた最初期の俺はバカだ、カンナはこの声量だからこそだろう。
「しっかり濡らして……入れるぞ」
「んっ……! ん……へん、な……たち……」
「あぁ、変な形だろ。どうだ? 痛くないか?」
「ぅ、ん……だい、じょぶ……」
前立腺にくい込み、常に快感を与える。腹筋などに力を込めると更に強くくい込んで強い快感を与える。挿入して寝転がっているだけで何度でも絶頂出来る。それが前立腺マッサージ器具だ
「……よし、全部入ったな。どうだ? この辺……か?」
「ぅ……? お腹の……ほ、何か……ぐって……」
「お腹の方ぐって押されてる感じするか? うん、それでいいんだ……足伸ばしてごらん。もう閉じてもいいよ」
足を開いているだけで恥ずかしいようなので、余計なことに気が向かないよう伸ばして閉じさせた。前立腺マッサージ器具はその形状上抜けにくいから、ずっと押さえておく必要はない。
「……お腹触るよ」
服の中に手を入れ、手のひらでカンナの下腹を押す。内臓の位置を探るように手を動かし、前立腺マッサージ器具の感覚がカンナの中で大きくなるよう誘導する。
「……っ!? みぃくんっ……なんか、なんかぁっ……変……」
緊張で萎縮していた陰茎が勃ち始めた、カンナの身体は前立腺の快感に気付いたようだ。
「気持ちいいか?」
「わ、かんなっ……変に、なっ……変……」
「大丈夫……」
「ぁ、あ……ここ、やぁっ……同じとこっ、とんとん、てっ……ぃ、やぁっ……」
カクカクと腰が揺れ始めた。初めての快感に戸惑ったカンナは陰茎に手を伸ばす。勃ったものを扱くのは正常な考えだが、今は止めさせてもらおう。
「……っ!? みぃ、くっ……」
「ごめんなカンナ、今は後ろだけに集中してくれ」
カンナの両手首を片手で掴み、もう片方の腕でカンナが安心するよう身体の様々な箇所を愛撫する。もちろん事前に教えられた禁止事項を守りながら。
「ん~……っ! んん、んぅ……ぅう……」
「もどかしいか?」
「こしっ……しびれ、て……るっ、みたいっ……」
「それが気持ちいいってことだ、その感覚を受け入れて欲しいんだ。カンナなら大丈夫、きっとイける……はず」
やはり最初くらいは陰茎と同時に快楽を得させて教えた方がいいかと思い直し、カンナの陰茎を見下げる。そこそこの大きさに勃ったそれの先端からぴゅるっ……と白い液体が迸った。
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