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フェラのお返し (水月×カンナ)
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三時間目の後の休み時間。俺とカンナはまたトイレに居た。五十分前とは位置が逆だ、カンナが便器に座る側で俺が彼の前に屈む側。
「カンナ、脱がすぞ」
「ぅ、ん……」
以前にもカンナを脱がしたことはあるが、あの時は階段裏という薄暗い場所だった。カンナの性器をまともに見たのは初めてだ。
(可愛いぃ~ですな! イメージぴったりの皮被りな控えめサイズ! カンナきゅんは期待を裏切りませんなぁ)
緊張で萎縮しているのかカンナの陰茎は手の中に隠れるサイズだった。しかも包茎、イメージ通り過ぎてもはや怖い。
「……興奮してきたよ。舐めていいな?」
「ぅ、うん……舐め、てっ……みぃくん」
流石に「可愛い」とか言ったら男としてのプライドを傷付けて嫌われてしまうだろう。なので感想は言わず、先端に唇を触れさせた。俺がカンナにさせた通り、初めはキスだ。
「ぁ……! みぃ、くんがっ……ぼく、のぉ……!」
俺が自分のを舐めていることに興奮しているのか、カンナは可愛いな。
「ん……カンナ、皮剥いたことあるか?」
「え、と……ぉ、ふろ、とかっ……?」
「剥けるんだな、痛かったら言えよ?」
皮を剥いた直後の亀頭はとても敏感らしいから、それを責めてカンナの可愛い声を聞こうと思ったのだが、一つ問題がある。
(わたくし包茎とかそういう知識がつく前からずる剥けだったので剥き方よく分かりませんぞ)
まぁ、人体は特殊なコマンド入力が必要なんて不可思議な代物じゃない。どうにかなるだろう。
「……ぁむっ」
とりあえずカンナの陰茎を根元まで咥えた。喉奥に先端が擦ったが、この程度なら大丈夫。中学時代イジメで様々な異物を突っ込まれた俺の喉は強いのだ。
「ひぁっ……!」
まだ柔らかいので舌で上顎に押し付けてぐりゅぐりゅと弄んでも問題ない。カンナは可愛い声を上げてくれる。
「ひもひぃふぁ?」
「ぁうっ……ん、んん、きも、ちぃ……よ?」
下から覗いても目元が見えないなんて、カンナの前髪は鉄壁過ぎないか。目のチラ見えくらいは期待していたのになと残念に思う気持ちをフェラにぶつける、裏筋を舌の腹で擦る。
「んっ……! ん、ぁっ……みぃくんっ……!」
「ん……おっひふなっふぇひはな」
大きくなってきた。舌も陰茎の硬さを感じる。そろそろ根元まで咥えているのは苦しいな。
「……っ、ふ、ぐっ……!」
カンナ、まさか膨張率があるタイプか。それとも口の感覚だから大きさの変化を強く感じるだけか?
「んゔっ……!?」
喉奥を擦られる苦しさから逃れるため顔を引こうとしたが、カンナが俺の後頭部で手を組んでおり、頭を引こうとすると押さえつけてきた。
「ん、んんっ……みぃ、くんっ……ぁ、んっ、きもちぃ……もっとぉ」
カンナが気に病むかもしれない以上、嗚咽することは出来ない。
(わざとじゃないんでしょうけどクッソ苦しいですぞカンナきゅん! まぁ美少年のおちんちんで窒息死するなら本望みたいなとこありますけど……いえ、一度イラマチオの苦しさは味わっておくべきだったのでそ。どういったものか分かった上で他の男子に……まぁ、多分リュウたそくらいにしかしませんが。とにかく、どのくらいの苦痛か分かった上でやった方がSとして高みに行ける気がするのですぞ)
ごちゃごちゃと考えながらもカンナの陰茎を吸ったり舐めたりするのはやめなかった。そのうち興奮したカンナがおそらく無意識に腰を揺らし始める。
「んっ、んっ……! みぃ、くんっ、みぃくんっ……!」
喉奥を突かれる苦痛はカンナの手を振り払っても許されるだろう程度のものだったが、快感に浮かされたカンナが俺の愛称を呼んでいるのが可愛くて、カンナが射精するまで耐えきってしまった。
「ぁ、あっ……でちゃ、うっ……みぃくんっ、みぃっ、くんっ……!」
喉奥にねばっこい精液が放たれた。咀嚼したりして味を堪能したかったのだが、ほとんど喉を滑り落ちてしまった。
「……っ、けほっ……気持ちよかったか? カンナ」
喉にこびりついているような不快感が残っている。練乳を飲んだ後に似ているかもしれない。
「ぅ、ん……すご……くっ、よか、たっ……」
無意識に吸いながら陰茎を離していたのか、カンナの陰茎に精液の汚れはない。お掃除フェラは出来なさそうだ。
「…………み、くん。喉……だい、じょ……ぶ?」
「あぁ、平気だよ。ありがとうな、心配してくれて」
俺が立ち上がるとカンナも立ち上がり、下着とスラックスを履き直して俺を見上げた。いや、正確な目線は相変わらず分からないままだが。
「出ようか」
「ぅん……」
トイレから出て洗ったばかりの冷たい手を繋ぐ。湿った指を絡め合い、ゆっくりと廊下を歩いた。
「そうだ、カンナ。俺、本屋でのバイトが決まったんだよ、まだシフトは決まってないんだけど、分かったら空いてる日知らせるからさ……学校の外でカンナに会いたいな」
「…………!」
カンナはこくこくと激しく頷く。
「ただカフェやファミレスでお茶するだけでもいいけどさ……ウサギ、見せて欲しいな。家に行きたいって意味だよ、部屋着のカンナが見たい」
「…………! だ、さ……からっ……!」
「部屋着なんかダサくてもいいんだよ、カンナがダサいの着てたらむしろ可愛いよ」
私服がダサい美少年萌えも俺にはある。しかしそんなフェチズムをカンナが理解してくれる訳もなく、きっと家に行ってもしっかりキメたオシャレな服を着ているんだろうなと未来を楽しんだ。
「カンナ、脱がすぞ」
「ぅ、ん……」
以前にもカンナを脱がしたことはあるが、あの時は階段裏という薄暗い場所だった。カンナの性器をまともに見たのは初めてだ。
(可愛いぃ~ですな! イメージぴったりの皮被りな控えめサイズ! カンナきゅんは期待を裏切りませんなぁ)
緊張で萎縮しているのかカンナの陰茎は手の中に隠れるサイズだった。しかも包茎、イメージ通り過ぎてもはや怖い。
「……興奮してきたよ。舐めていいな?」
「ぅ、うん……舐め、てっ……みぃくん」
流石に「可愛い」とか言ったら男としてのプライドを傷付けて嫌われてしまうだろう。なので感想は言わず、先端に唇を触れさせた。俺がカンナにさせた通り、初めはキスだ。
「ぁ……! みぃ、くんがっ……ぼく、のぉ……!」
俺が自分のを舐めていることに興奮しているのか、カンナは可愛いな。
「ん……カンナ、皮剥いたことあるか?」
「え、と……ぉ、ふろ、とかっ……?」
「剥けるんだな、痛かったら言えよ?」
皮を剥いた直後の亀頭はとても敏感らしいから、それを責めてカンナの可愛い声を聞こうと思ったのだが、一つ問題がある。
(わたくし包茎とかそういう知識がつく前からずる剥けだったので剥き方よく分かりませんぞ)
まぁ、人体は特殊なコマンド入力が必要なんて不可思議な代物じゃない。どうにかなるだろう。
「……ぁむっ」
とりあえずカンナの陰茎を根元まで咥えた。喉奥に先端が擦ったが、この程度なら大丈夫。中学時代イジメで様々な異物を突っ込まれた俺の喉は強いのだ。
「ひぁっ……!」
まだ柔らかいので舌で上顎に押し付けてぐりゅぐりゅと弄んでも問題ない。カンナは可愛い声を上げてくれる。
「ひもひぃふぁ?」
「ぁうっ……ん、んん、きも、ちぃ……よ?」
下から覗いても目元が見えないなんて、カンナの前髪は鉄壁過ぎないか。目のチラ見えくらいは期待していたのになと残念に思う気持ちをフェラにぶつける、裏筋を舌の腹で擦る。
「んっ……! ん、ぁっ……みぃくんっ……!」
「ん……おっひふなっふぇひはな」
大きくなってきた。舌も陰茎の硬さを感じる。そろそろ根元まで咥えているのは苦しいな。
「……っ、ふ、ぐっ……!」
カンナ、まさか膨張率があるタイプか。それとも口の感覚だから大きさの変化を強く感じるだけか?
「んゔっ……!?」
喉奥を擦られる苦しさから逃れるため顔を引こうとしたが、カンナが俺の後頭部で手を組んでおり、頭を引こうとすると押さえつけてきた。
「ん、んんっ……みぃ、くんっ……ぁ、んっ、きもちぃ……もっとぉ」
カンナが気に病むかもしれない以上、嗚咽することは出来ない。
(わざとじゃないんでしょうけどクッソ苦しいですぞカンナきゅん! まぁ美少年のおちんちんで窒息死するなら本望みたいなとこありますけど……いえ、一度イラマチオの苦しさは味わっておくべきだったのでそ。どういったものか分かった上で他の男子に……まぁ、多分リュウたそくらいにしかしませんが。とにかく、どのくらいの苦痛か分かった上でやった方がSとして高みに行ける気がするのですぞ)
ごちゃごちゃと考えながらもカンナの陰茎を吸ったり舐めたりするのはやめなかった。そのうち興奮したカンナがおそらく無意識に腰を揺らし始める。
「んっ、んっ……! みぃ、くんっ、みぃくんっ……!」
喉奥を突かれる苦痛はカンナの手を振り払っても許されるだろう程度のものだったが、快感に浮かされたカンナが俺の愛称を呼んでいるのが可愛くて、カンナが射精するまで耐えきってしまった。
「ぁ、あっ……でちゃ、うっ……みぃくんっ、みぃっ、くんっ……!」
喉奥にねばっこい精液が放たれた。咀嚼したりして味を堪能したかったのだが、ほとんど喉を滑り落ちてしまった。
「……っ、けほっ……気持ちよかったか? カンナ」
喉にこびりついているような不快感が残っている。練乳を飲んだ後に似ているかもしれない。
「ぅ、ん……すご……くっ、よか、たっ……」
無意識に吸いながら陰茎を離していたのか、カンナの陰茎に精液の汚れはない。お掃除フェラは出来なさそうだ。
「…………み、くん。喉……だい、じょ……ぶ?」
「あぁ、平気だよ。ありがとうな、心配してくれて」
俺が立ち上がるとカンナも立ち上がり、下着とスラックスを履き直して俺を見上げた。いや、正確な目線は相変わらず分からないままだが。
「出ようか」
「ぅん……」
トイレから出て洗ったばかりの冷たい手を繋ぐ。湿った指を絡め合い、ゆっくりと廊下を歩いた。
「そうだ、カンナ。俺、本屋でのバイトが決まったんだよ、まだシフトは決まってないんだけど、分かったら空いてる日知らせるからさ……学校の外でカンナに会いたいな」
「…………!」
カンナはこくこくと激しく頷く。
「ただカフェやファミレスでお茶するだけでもいいけどさ……ウサギ、見せて欲しいな。家に行きたいって意味だよ、部屋着のカンナが見たい」
「…………! だ、さ……からっ……!」
「部屋着なんかダサくてもいいんだよ、カンナがダサいの着てたらむしろ可愛いよ」
私服がダサい美少年萌えも俺にはある。しかしそんなフェチズムをカンナが理解してくれる訳もなく、きっと家に行ってもしっかりキメたオシャレな服を着ているんだろうなと未来を楽しんだ。
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