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YESメカクレNOタッチ (水月×カンナ)
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慌てて教室に戻った俺は勃起の痛みで歪んだ表情のおかげで、体調が悪くトイレにこもっていたという言い訳が効いて遅刻を咎められなかった。
(クラス委員長の信頼があってこそですな……痛い、抜きたい、シコりたい……)
二時間目は数学だ。これは僥倖、数式を見れば気が滅入って萎えるだろう。
(えーとなになに、円? πを使うんですな。π……パイ、ぱいぱい……雄っぱい)
頭いっぱいに浮かぶムチムチの胸筋。
(パイズリしてぇ……筋肉系はまだ居ないのでそ。シュカどのはムチッではなくバキッとしてますし……ガチムチ系は運動部あたりに居るでしょうか。部活……バイトあるんで入る気はないですな)
思考の飛び火も勃起も治まらない。結局一瞬も集中出来ないまま授業は終わった。確か、リュウは数学が得意だったよな? 今度教えてもらおう。
(トイレで抜きまっそ……勃起隠して歩くのも楽じゃないのですぞ)
トイレに行こうと教室をコソコソ抜け出す。腹が痛いフリをして廊下を歩いていると、シャツをくいっと引っ張られた。
「…………?」
「カンナ……悪い、ちょっとトイレ行きたくて、用事はまた後でな」
こくりと頷き、カンナは俺に並走して俺の腰を撫でる。優しい子だ。
「ありがとうな、カンナ」
にこりと微笑むその口元に俺は欲情した。リュウで勃った陰茎をカンナに処理させるなんて……そうは思ったが、艶やかな唇の魅力には勝てなかった。
「……なぁ、カンナ。俺が痛いの腹じゃないんだ。ムラムラしてどうしようもなくて、痛いくらいに勃っててさ……しゃぶってくれないか?」
「…………!」
少し驚くような反応の後、弱々しく頷いた。半分、いや、三分の一ほど見えている顔は真っ赤だ。
「悪いな、カンナ……よろしく頼む」
男子トイレの個室に入り、便器に座って陰茎を露出させる。先走りの汁に濡れたそれを見てかカンナは躊躇っているようだった。
「ど……れば、か、分か……な」
「どうやればいいか分からない? そうだよな……教えるから覚えてくれるか?」
頷いてくれた。とりあえず俺の前にしゃがんでもらい、足を支えにしていいと言うとカンナは俺の膝に手を置いた。
「……じゃあ、まず……先っぽにキスしてくれ」
突き出された形のいい唇がゆっくりと亀頭に近付き、触れ、ちゅっと一瞬吸って、離れた。
(躊躇なくキスしてくれましたぞ……あぁあカンナたそ萌え萌え~、どうして口元しか見えてないメカクレってこんなにエロ可愛いんでしょう)
礼と褒め言葉を口にしながら頭を撫でようと手を伸ばすと、その手を叩かれた。
「……っ! ご、め……! ゃ、なのっ……髪……ぃゃ……」
「あ、あぁ……気にするな。ごめんな、カンナは髪に触られるの嫌いなんだよな……知ってたのに、ごめんな」
忘れていた訳ではないが、テンションが上がって何も考えていなかった。頬を撫でて改めて褒め、次の指令を出す。
「キス、すごく嬉しかったよ。少しずつ下がって……根元までお願い出来ないかな?」
俺が悪いのに俺の手を叩いた負い目があるからか、カンナはすぐに熱烈なキスを始めた。亀頭からカリへ、カリ首へ、幹部分を下って生え際へ……一切の躊躇なくキスを繰り返す。
「……っ、はぁ……気持ちいいよ、カンナ。ちゅっちゅって吸い付いてくれるの、すごく……イイ」
思わず頭を撫でてしまいそうになるから自身の太腿を掴んだ。
「次は……玉、舐めてくれないかな」
丸くカットされたメカクレのボブヘアを揺らし、小さな舌を突き出して俺の陰嚢を舐める。声も仕草も可愛い美少年に張った陰嚢を舐めさせているという興奮は凄まじく、俺は自分の呼吸が不規則になっていくことに気付きもしなかった。
「……はむって、出来るか? 唇で噛む感じ……あっ、そう、そうっ……! 上手だよ、カンナ」
陰嚢をぱくっと咥え、はむはむと唇で刺激する。カンナの口は小さく、あまり開かない。それがいい。
「ありがとう……カンナ、裏筋分かるか? そこを舐めながら先端の方へ上がってきて欲しいんだ」
「ん……」
カンナは微かに声を漏らし、舌の腹を裏筋に押し付けて舌も口も動かさず、首を動かして先端まで丁寧に舐め上げた。
「はぁ……あぁ、最高だよカンナ、もう出てしまいそうだ……先っぽだけでいいから咥えてくれ、出来るだけ唾液を溜めてな」
「…………ぁー……?」
くちゅくちゅと口を動かして溜めた唾液を俺に見せるため、口を大きく開ける。溜まっているのかいないのか見てもよく分からないが、その仕草が最高だった。
「……っ、あぁ、最高だ、咥えてくれ」
「ぁ、むっ……」
亀頭だけがカンナの口内に収まった。
「カリ首……分かるか? 先っぽちょっと大きいよな、その膨らみが終わるとこ、窪んでるとこ……キノコの、ほら、カサと棒の間みたいなとこ……ぁ、そこ、そう、そこっ……気持ちいい」
舌先でカリ首をくすぐるようになぞられ、快感がゾクゾクと背筋を登る。
「……っ、はぁ……次は、えっと……一番先っぽ、穴空いてるんだ、いや、分からないかもしれないけど……とにかく先っぽ、そこを舐めてくれ」
舌の腹が陰茎の先端を覆うように撫でる。尿道口とその周りを舐め回され、俺は思わず腰を降ってしまいそうになった。
「カンナっ、もう、出るっ……飲んでくれるかっ?」
「ん……」
咥えたまま頷いたカンナの前歯がカリ首に掠った。その刺激で射精を果たし、俺はカンナの口内へ精液を流し込んだ。
(クラス委員長の信頼があってこそですな……痛い、抜きたい、シコりたい……)
二時間目は数学だ。これは僥倖、数式を見れば気が滅入って萎えるだろう。
(えーとなになに、円? πを使うんですな。π……パイ、ぱいぱい……雄っぱい)
頭いっぱいに浮かぶムチムチの胸筋。
(パイズリしてぇ……筋肉系はまだ居ないのでそ。シュカどのはムチッではなくバキッとしてますし……ガチムチ系は運動部あたりに居るでしょうか。部活……バイトあるんで入る気はないですな)
思考の飛び火も勃起も治まらない。結局一瞬も集中出来ないまま授業は終わった。確か、リュウは数学が得意だったよな? 今度教えてもらおう。
(トイレで抜きまっそ……勃起隠して歩くのも楽じゃないのですぞ)
トイレに行こうと教室をコソコソ抜け出す。腹が痛いフリをして廊下を歩いていると、シャツをくいっと引っ張られた。
「…………?」
「カンナ……悪い、ちょっとトイレ行きたくて、用事はまた後でな」
こくりと頷き、カンナは俺に並走して俺の腰を撫でる。優しい子だ。
「ありがとうな、カンナ」
にこりと微笑むその口元に俺は欲情した。リュウで勃った陰茎をカンナに処理させるなんて……そうは思ったが、艶やかな唇の魅力には勝てなかった。
「……なぁ、カンナ。俺が痛いの腹じゃないんだ。ムラムラしてどうしようもなくて、痛いくらいに勃っててさ……しゃぶってくれないか?」
「…………!」
少し驚くような反応の後、弱々しく頷いた。半分、いや、三分の一ほど見えている顔は真っ赤だ。
「悪いな、カンナ……よろしく頼む」
男子トイレの個室に入り、便器に座って陰茎を露出させる。先走りの汁に濡れたそれを見てかカンナは躊躇っているようだった。
「ど……れば、か、分か……な」
「どうやればいいか分からない? そうだよな……教えるから覚えてくれるか?」
頷いてくれた。とりあえず俺の前にしゃがんでもらい、足を支えにしていいと言うとカンナは俺の膝に手を置いた。
「……じゃあ、まず……先っぽにキスしてくれ」
突き出された形のいい唇がゆっくりと亀頭に近付き、触れ、ちゅっと一瞬吸って、離れた。
(躊躇なくキスしてくれましたぞ……あぁあカンナたそ萌え萌え~、どうして口元しか見えてないメカクレってこんなにエロ可愛いんでしょう)
礼と褒め言葉を口にしながら頭を撫でようと手を伸ばすと、その手を叩かれた。
「……っ! ご、め……! ゃ、なのっ……髪……ぃゃ……」
「あ、あぁ……気にするな。ごめんな、カンナは髪に触られるの嫌いなんだよな……知ってたのに、ごめんな」
忘れていた訳ではないが、テンションが上がって何も考えていなかった。頬を撫でて改めて褒め、次の指令を出す。
「キス、すごく嬉しかったよ。少しずつ下がって……根元までお願い出来ないかな?」
俺が悪いのに俺の手を叩いた負い目があるからか、カンナはすぐに熱烈なキスを始めた。亀頭からカリへ、カリ首へ、幹部分を下って生え際へ……一切の躊躇なくキスを繰り返す。
「……っ、はぁ……気持ちいいよ、カンナ。ちゅっちゅって吸い付いてくれるの、すごく……イイ」
思わず頭を撫でてしまいそうになるから自身の太腿を掴んだ。
「次は……玉、舐めてくれないかな」
丸くカットされたメカクレのボブヘアを揺らし、小さな舌を突き出して俺の陰嚢を舐める。声も仕草も可愛い美少年に張った陰嚢を舐めさせているという興奮は凄まじく、俺は自分の呼吸が不規則になっていくことに気付きもしなかった。
「……はむって、出来るか? 唇で噛む感じ……あっ、そう、そうっ……! 上手だよ、カンナ」
陰嚢をぱくっと咥え、はむはむと唇で刺激する。カンナの口は小さく、あまり開かない。それがいい。
「ありがとう……カンナ、裏筋分かるか? そこを舐めながら先端の方へ上がってきて欲しいんだ」
「ん……」
カンナは微かに声を漏らし、舌の腹を裏筋に押し付けて舌も口も動かさず、首を動かして先端まで丁寧に舐め上げた。
「はぁ……あぁ、最高だよカンナ、もう出てしまいそうだ……先っぽだけでいいから咥えてくれ、出来るだけ唾液を溜めてな」
「…………ぁー……?」
くちゅくちゅと口を動かして溜めた唾液を俺に見せるため、口を大きく開ける。溜まっているのかいないのか見てもよく分からないが、その仕草が最高だった。
「……っ、あぁ、最高だ、咥えてくれ」
「ぁ、むっ……」
亀頭だけがカンナの口内に収まった。
「カリ首……分かるか? 先っぽちょっと大きいよな、その膨らみが終わるとこ、窪んでるとこ……キノコの、ほら、カサと棒の間みたいなとこ……ぁ、そこ、そう、そこっ……気持ちいい」
舌先でカリ首をくすぐるようになぞられ、快感がゾクゾクと背筋を登る。
「……っ、はぁ……次は、えっと……一番先っぽ、穴空いてるんだ、いや、分からないかもしれないけど……とにかく先っぽ、そこを舐めてくれ」
舌の腹が陰茎の先端を覆うように撫でる。尿道口とその周りを舐め回され、俺は思わず腰を降ってしまいそうになった。
「カンナっ、もう、出るっ……飲んでくれるかっ?」
「ん……」
咥えたまま頷いたカンナの前歯がカリ首に掠った。その刺激で射精を果たし、俺はカンナの口内へ精液を流し込んだ。
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